事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
団体の社会的役割
団体の目的
挑戦者(起業家や市民活動団体)の育成及び生態系を育むことで、様々な変化に対応できるようなまちをつくる(=まちの持続可能性を高める)
団体の概要・活動・業務
起業支援事業、コワーキングスペース運営(2軒)
イベント・セミナーの企画・運営 等
団体の目的 | 挑戦者(起業家や市民活動団体)の育成及び生態系を育むことで、様々な変化に対応できるようなまちをつくる(=まちの持続可能性を高める) |
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団体の概要・活動・業務 | 起業支援事業 、コワーキングスペース運営(2軒) |
概要
事業概要
社会事業化支援特化型のコミュニティ財団を設立して、資金仲介や経営支援を通じて、市内の多くのNPOや市民活動団体が社会的インパクト評価を元にした事業を展開し、地域課題を解決していく様子が可視化されていくように働きかける。
資金提供契約締結日
2021年04月01日
事業期間
開始日
2021年04月01日
終了日
2024年03月31日
対象地域
愛媛県西条市
事業概要 | 社会事業化支援特化型のコミュニティ財団を設立して、資金仲介や経営支援を通じて、市内の多くのNPOや市民活動団体が社会的インパクト評価を元にした事業を展開し、地域課題を解決していく様子が可視化されていくように働きかける。 | |
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資金提供契約締結日 | 2021年04月01日 | |
事業期間 | 開始日 2021年04月01日 | 終了日 2024年03月31日 |
対象地域 | 愛媛県西条市 |
直接的対象グループ
①地域資源である「うちぬき」や農業用水の汚染等の水に関わる団体や事業者
②外国人や障がい者などマイノリティの暮らしやすさを支援する団体や事業者
③地域の環境整備や清掃活動などを行う団体や事業者
④女性の働き方や子育て環境の充実などに取り組む団体や事業者
⑤こど もの貧困問題や教育の多様化などに取り組む団体や事業者
⑥第一次産業に関係する諸課題に取り組む団体や事業者
その他、随時社会情勢などによりテーマは多様に取り扱う
人数
未定
間接的対象グループ
①うちぬきが自噴するエリアの住民、観光業者、移住希望者農林業に携わる人たち
②技能実習生や障がい者、障害福祉施設、企業
③自治会やその地域に住む住民
④シングルマザーなどのひとり親、産後ママやその家族、企業
⑤生活困窮世帯のこどもたち、ひきこもりのこども
⑥第一次産業従事者、消費者
人数
未定
直接的対象グループ | ①地域資源である「うちぬき」や農業用水の汚染等の水に関わる団体や事業者 | |
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人数 | 未定 | |
間接的対象グループ | ①うちぬきが自噴するエリアの住民、観光業者、移住希望者農林業に携わる人たち | |
人数 | 未定 |
事業の背景・課題
社会課題
西条市は霊峰石鎚山から生まれる伏流水「うちぬき」が名水100選に選ばれるなど水の都と呼ばれている。しかし山林を放置し続けた結果、地下水量が低下し、河川の生態系も壊れ、流域では土砂崩れなどのリスクが高まっている。郷土愛の対象になっているものが危機に陥っている現状だが、課題が大きすぎて有効な打ち手がない状況が課題である。
他にも産後ケアをはじめとする子育て支援が不十分であり女性の社会進出が遅れているという課題や、四国最大の経営面積を誇る農業の担い手が少ないという課題、ゴミの分別などの意識が低く愛媛県で最もゴミを出している市であることも課題である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
「うちぬき」に関しては、市報による現状報告と水資源を大切にするようにする啓蒙活動を行っている。水資源を守るための森林整備に関してはほとんど手が付けられていない。
産後ケア分野においては産前産後ヘルパー制度を実施しているが、ユーザー目線での制度設計がされておらず使いづらいという声が市民から出ている。農業の担い手不足に関しては市としては市内の農業の特色を記載したパンフレットの作成をしているがその他の独自の施策はない。
ゴミ問題もうちぬき同様で市報による問題提起のみで、特段何かを行っているわけではない。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
西条市は住民自治を標榜し市民自らが地域課題に取り組む方向であり、行政主導でローカルファンド(以下LF)の取り組み(SIB:ソーシャルインパクトボンド)を3年間行ってきた。市民の意識が醸成されていく中で、LF研究会ではコミュニティ財団の設立にむけた議論が行われてきたが、実行するプレイヤーがおらず議論は堂々巡りになり、モチベーションが下がり頓挫しかけていた。しかし当事業の支援に当社が手を上げたところ、LF研究会のメンバーからは「具体的な話になるなら取り組めるだろう」「誰かがやらなければ進まない」とコミュニティ財団設立に向けて前向きな反応が多数であった。地域特性としては西条まつりを中心に結束が強く、理解されれば協力者は集まりやすい。
社会課題 | 西条市は霊峰石鎚山から生まれる伏流水「うちぬき」が名水100選に選ばれるなど水の都と呼ばれている。しかし山林を放置し続けた結果、地下水量が低下し、河川の生態系も壊れ、流域では土砂崩れなどのリスクが高まっている。郷土愛の対象になっているものが危機に陥っている現状だが、課題が大きすぎて有効な打ち手がない状況が課題である。 |
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課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 「うちぬき」に関しては、市報による現状報告と水資源を大切にするようにする啓蒙活動を行っている。水資源を守るための森林整備に関してはほとんど手が付けられていない。 |
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 西条市は住民自治を標榜し市民自らが地域課題に取り組む方向であり、行政主導でローカルファンド(以下LF)の取り組み(SIB:ソーシャルインパクトボンド)を3年間行ってきた。市民の意識が醸成されていく中で、LF研究会ではコミュニティ財団の設立にむけた議論が行われてきたが、実行するプレイヤーがおらず議論は堂々巡りになり、モチベーションが下がり頓挫しかけていた。しかし当事業の支援に当社が手を上げたところ、LF研究会のメンバーからは「具体的な話になるなら取り組めるだろう」「誰かがやらなければ進まない」とコミュニティ財団設立に向けて前向きな反応が多数であった。地域特性としては西条まつりを中心に結束が強く、理解されれば協力者は集まりやすい。 |
中長期アウトカム
・財団の資金仲介額及び運営費が安定的に調達できており、市民 から信頼されている。
・財団職員の待遇が市内の一般企業の平均水準以上となっており、若者が就職したい職場になっている。
・多くのNPOや市民団体が社会的インパクト評価を基に活動を行っており、少しずつ社会課題が解決していく様子が可視化されている。
・身近な課題は自分で解決しようとする市民が増え、市民団体やNPOの数が増加している。
・寄付行為を行う人が増え、より町に興味関心を持つようになる。
短期アウトカム
1 | コミュニティ財団が継続的に運営できる体制になっている。 | |
---|---|---|
モニタリング | いいえ | |
指標 | フルタイム従業員数 | |
初期値/初期状態 | 0人 | |
目標値/目標状態 | 1人 | |
目標達成時期 | 2024年3月末 | |
2 | 市民が西条の地域課題に関心を持ち、コミュニティ財団を寄付や行動で支えてくれるようになっている。 | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | 寄付金受領額 | |
初期値/初期状態 | 0円 | |
目標値/目標状態 | 1500万円 | |
目標達成時期 | 2024年3月末 | |
3 | 支援先の団体が今後の活動の見通しが立てられている。 | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①伴走支援を通じて今後の見通しが立っている助成先の割合 | |
初期値/初期状態 | ①0団体 | |
目標値/目標状態 | ①50% | |
目標達成時期 | 2024年3月末 | |
4 | 当事者以外の人が当事者的な活動をし始めている。 | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①財団の活動に参加したボランティアが、参加前よりまちに対して想いを強めている割合。 | |
初期値/初期状態 | ①なし | |
目標値/目標状態 | ①90% | |
目標達成時期 | 2024年3月末 |
アウトプット
1 | 西条市内の個人・法人からの寄付金を集める仕組みができている | |
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