事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
団体の社会的役割
団体の目的
大阪府及び茨木市における同和問題解決のための施策をはじめ人権施策に協力し、差別のない人権尊重のコミュニティの実現に寄与することを目的とする。
団体の概要・活動・業務
茨木市の同和行政の協力機関として活動してきた茨木市同和事業促進総持寺地区協議会を引き継ぎ、現代社会が抱える矛盾や今日的な様々な人権課題の解決を目指すため2002年8月に発展改組し、人権啓発・交流・自立支援の取り組みを進めてきました。
団体の目的 | 大阪府及び茨木市における同和問題解決のための施策をはじめ人権施策に協力し、差別のない人権尊重のコミュニティの実現に寄与することを目的とする。 |
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団体の概要・活動・業務 | 茨木市の同和行政の協力機関として活動してきた茨木市同和事業促進総持寺地区協議会を引き継ぎ、現代社会が抱える矛盾や今日的な様々な人権課題の解決を目指すため2002年8月に発展改組し、人権啓発・交流・自立支援の取り組みを進めてきました。 |
概要
事業概要
地域密着型人権FM放送局「pixie dust(ピクシーダスト「魔法の粉」)」の開局
➀毎週2回程度に地域ミニFM局を開設し、これまで取り組んできた共生のまちづくりの一環として、人権の表現と発表の場所として、地域のイベントや生活情報とあわせて、「人権ちょっといい話」といった番組の作成を行います。
例えば、「つながりづくり」意識しつつ、地域のイベント情報や生活情報を取材し、また、様々な詐欺被害等を防ぐ呼びかけや校区内の子ども達の「人権作文・人権標語」、地域の歴史・まち探検などの番組(コンテンツ)を作成し、紹介・発信を行います。
②大阪北部地震の経験を踏まえ、FMラジオを活用した災害時の情報提供や避難・支援情報を(訓練)発信しま す。
➂一人暮らしや、高齢者世帯に「簡易型ラジオ」を無償貸付し、フィジカル・ディスタンス時代における「つながる事業」として展開します。
資金提供契約締結日
2021年03月31日
事業期間
開始日
2021年03月31日
終了日
2024年02月28日
対象地域
茨木市東部(三島中学校校区)
事業概要 | 地域密着型人権FM放送局「pixie dust(ピクシーダスト「魔法の粉」)」の開局 | |
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資金提供契約締結日 | 2021年03月31日 | |
事業期間 | 開始日 2021年03月31日 | 終了日 2024年02月28日 |
対象地域 | 茨木市東部(三島中学校校区) |
直接的対象グループ
事業対象エリアに居住する地域住民、特に高齢者や障害者、ひとり親家庭、外国籍住民など社会的マイノリティの家族、関係者など
人数
300人
間接的対象グループ
福祉員、民生児童委員、福祉施設、小中学校関係者、地域活動グループ・団体など
人数
1500人
直接的対象グループ | 事業対象エリアに居住する地域住民、特に高齢者や障害者、ひとり親家庭、外国籍住民など社会的マイノリティの家族、関係者など | |
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人数 | 300人 | |
間接的対象グループ | 福祉員、民生児童委員、福祉施設、小中学校関係者、地域活動グループ・団体など | |
人数 | 1500人 |
事業の背景・課題
社会課題
茨木市東部では、府営・市営住宅、文化アパートなどが数多く立ち並び、現在のコロナ禍において、参加・集合型の取り組みが自粛される中で、また、支援や地域活動の場面でも訪問や対面での関わりに不安を持たれる住民が多い中で、ますます独居高齢者や障害者、生きづらさを抱える若者など、「疎外感」や「孤独感」が高まっています。新たな手法での「つながり」を意識しつつ社会的孤立の防止やコミュニティづくりをはかります。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
隣保館事業(総合相談事業、啓発交流事業など)、ユースプラザ事業(生きづらさを抱える若者の居場所支援など)、コミュニティソーシャルワーカー配置事業(制度や対象、家族単位などサービスの隙間や狭間にある課題への対応など)、
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
コロナ禍の中で、既存のつながり手法や対象者へのアプローチが取 りにくい状況の中で、ミニFM電波を使っての発信を行うことで新たな情報提供となり、震災時にもそのノウハウを活用できる。また、地域の話題提供において積極的な対象者の発見の機会をつくり、新たな関係づくりにつながる。地域い活動団体、施設等との一層の連携を図ることができる。
社会課題 | 茨木市東部では、府営・市営住宅、文化アパートなどが数多く立ち並び、現在のコロナ禍において、参加・集合型の取り組みが自粛される中で、また、支援や地域活動の場面でも訪問や対面での関わりに不安を持たれる住民が多い中で、ますます独居高齢者や障害者、生きづらさを抱える若者など、「疎外感」や「孤独感」が高まっています。新たな手法での「つながり」を意識しつつ社会的孤立の防止やコミュニティづくりをはかります。 |
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課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 隣保館事業(総合相談事業、啓発交流事業など)、ユースプラザ事業(生きづらさを抱える若者の居場所支援など)、コミュニティソーシャルワーカー配置事業(制度や対象、家族単位などサービスの隙間や狭間にある課題への対応など)、 |
休眠預金等交付金に 係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | コロナ禍の中で、既存のつながり手法や対象者へのアプローチが取りにくい状況の中で、ミニFM電波を使っての発信を行うことで新たな情報提供となり、震災時にもそのノウハウを活用できる。また、地域の話題提供において積極的な対象者の発見の機会をつくり、新たな関係づくりにつながる。地域い活動団体、施設等との一層の連携を図ることができる。 |
中長期アウトカム
地域住民、特に被差別社会的マイノリティ住民をはじめ高齢者や障がい者、ひとり親家庭、外国籍住民などが、「安心できる・住み続けたい」と思う人が増える。
地域の人権のまちづくりを継承して取り組もうとする地域活動の担い手や継承する人材が増える。
短期アウトカム
1 | 地域課題や被差別・社会的マイノリティ当事者の声を聴いたり、認識する人が増える | |
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モニタリング | いいえ | |
指標 | ①携帯型ラジオの配布数 | |
初期値/初期状態 | ①未実施 | |
目標値/目標状態 | ①60世帯 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
2 | 住んでいる地域を「誇りに思う」「自慢できる」「安心できる」人が増える。 | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①住民の意識変化 | |
初期値/初期状態 | ①未実施 | |
目標値/目標状態 | ①アンケート調査で地域の自慢感を感じる人の割合が向上 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
3 | 生活の困りごとの解決や不安や怖れが軽減され、安心感を持つ人が増える。 | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①地域相談機関への相談者数 | |
初期値/初期状態 | ①未実施 | |
目標値/目標状態 | ①地域相談機関への相談数600人 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
4 | 地域の「活動に参加したい」「何か貢献したい」「還元したい」という人が増える | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①地域へのイベント参加数 | |
初期値/初期状態 | ①未実施 | |
目標値/目標状態 | ①イベント参加数600人 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
5 | ||
モニタリング | いいえ | |
6 | ||
モニタリング | いいえ | |
7 | ||
モニタリング | いいえ | |
8 | ||
モニタリング | いいえ | |
9 | ||
モニタリング | いいえ |
アウトプット
1 | 地域に住む住民・当事者との関係づくりができる | |
---|---|---|
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①地域で当事者参加のイベント数 | |
初期値/初期状態 | ①既存イベント3回 | |
目標値/目標状態 | ①9回 | |
目標達成時 期 | 2024年2月 | |
活動内容 | ミニFM放送の番組づくりをおこない、情報発信する | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
2 | ||
モニタリング | いいえ | |
活動内容 | 一人暮らし高齢者やひとり親世帯など当事者へのインタビューの実施 | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
3 | ||
モニタリング | いいえ | |
活動内容 | 地域のイベント・つながりづくり活動(参加の促しなど)の実施 | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
4 | 地域住民の人権課題を認識する機会が増えるとともにつながりが深まる | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①地域での人権をテーマにしたイベント数 | |
初期値/初期状態 | ①既存イベント6回 | |
目標値/目標状態 | ①12回 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
活動内容 | 地域に根ざしたテーマ(人や地域活動・歴史など)の学習教材づくりを行う | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
5 | ||
モニタリング | いいえ | |
活動内容 | 地域の関係機関団体と連携したイベント(地域交流事業・卓球大会・人権作品展など)の取材の実施 | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
6 | ||
モニタリング | いいえ | |
活動内容 | 小学校や中学校と連携して学習教材の活用しての取り組み実施 | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
7 | 情報が届きにくい人の発見・キャッチができる | |
モニタリング | いいえ | |
指標 | ①相談支援件数 | |
初期値/初期状態 | ①20人 | |
目標値/目標状態 | ①60人 | |
目標達成時期 | 2024年2月 | |
活動内容 | 地域の相談機関や民生委員やボランティアなどと連携した地域住民・当事者への周知活動の実施 | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 | |
8 | ||
モニタリング | いいえ | |
活動内容 | つながりづくりの結果・発見された当事者や関係者からの課題把握や相談活動を行う | |
活動時期 | 2021年5月~2024年2月 |
事業活動
インプット
人材
(内部)活動スタッフ5名、(外部)評価アドバイザー1名、専門アドバイザー1名
資機材
FM電波発信機、編集発信用パソコン、受信用携帯ラジオ
人材 | (内部)活動スタッフ5名、(外部)評価アドバイザー1名、専門アドバイザー1名 |
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資機材 | FM電波発信機、編集発信用パソコン、受信用携帯ラジオ |
広報戦略および連携・対話戦略
広報戦略
広報についは、人権FM放送局で発信することはもちろんもこと、情報誌をはじめ、ホームページ、SNS、インターネットラジオ等を利用して情報の発信を行います。
連携・対話戦略
ステークホルダーとは、地域内各種会議(セーフティネット会議、「地域合同企画会議」、隣保館「支援方策検討会」など)において、連携・対話を進めます。事業の準備・進捗状況の確認は、毎月実施している地域の「合同企画会議」等で議論・検討を進めていきます。
広報戦略 | 広報についは、人権FM放送局で発信することはもちろんもこと、情報誌をはじめ、ホームページ、SNS、インターネットラジオ等を利用して情報の発信を行います。 |
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連携・対話戦略 | ステークホルダーとは、地域内各種会議(セーフティネット会議、「地域合同企画会議」、隣保館「支援方策検討会」など)において、連携・対話を進めます。事業の準備・進捗状況の確認は、毎月実施している地域の「合同企画会議」等で議論・検討を進めていきます。 |
出口戦略・持続可能性について
持続可能性1
連合自治会、福祉委員会、PTA活動、地区内関係施設 等での取り組みへの働きかけを行い、つながりを目的としたイベントや取り組みを継続して実施するに、継続して実施できるよう協力を求める。
持続可能性2
地域内事業者やボランティアスタッフ、「おたがいさま」と思える人が増えることで地域活動が継続して実施できる。
持続可能性1 | 連合自治会、福祉委員会、PTA活動、地区内関係施設等での取り組みへの働きかけを行い、つながりを目的としたイベントや取り組みを継続して実施するに、継続して実施できるよう協力を求める。 |
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持続可能性2 | 地域内事業者やボランティアスタッフ、「おたがいさま」と思える人が増えることで地域活動が継続して実施できる。 |
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