事業詳細
事業名
事業ステータス
終了
事業概要
2020年以降、若者からの失業相談が相次いだ。コロナ禍で雇い先も人件費を削減せざるを得ない中、学生や非正規雇用者が勤務日数を減らすよう雇い主から言われ、職を失うケースが多く見受けられた。当法人は主に子ども若者が過ごせる居場所の提供をこれまで行なってきたが、仕事という「役割」や「ポジション」、「居場所」を失った若者たちが望んだのは多くが「役割取得」であった。居場所利用で来た若者の多くが「何か手伝えることがあればやりたい。そのほうが安心する」と言い、ただその場にいられる安心感よりも、自分がここにいてもいい存在の承認を求めていた。そして「誰かの役に立てる」ことが「この場所にいてもいいんだ」という安心感につながり、自己肯定感にもつながっていった。「ごはんが食べられない」理由が経済的問題だけでなく、メンタルが影響している若者がジェンダー関係なく増加した。「誰かと一緒だと食べられるけど、コロナ禍で誰かとご飯を食べることも制限されて、しんどい」というニーズを受けて、コロナ以前に行なっていた若者のご飯会を再開。人と人との接触の機会の減少が、上記にあげた「役割喪失」や「孤立」に直結していると痛感した。
そこで、学校生活や職場等における人間関係に不安を抱える若者、職や居場所を失い、焦燥感が強く出ている若者を対象に、9時~22時までいつでも自由に利用できるフリースペースの開放を行う。無料でカレーを食べられる仕組みを作り、孤食や食の貧困にもアプローチしていく。当法人の既存事業において居場所の提供だけでなく、食のサポートや就労サポート、必要に応じて住居の提供・サポートを行う。居場所や対人交流を通じて、「誰かとつながる」ことへの精神的ハードルを下げ、孤独・孤立感の減少と存在承認による自己肯定感の増加を目指し、若者の自立の促進につなげていくことを目的とする。
事業名 | |
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採択事業年度 | |
事業ステータス | 終了 |
事業概要 | 2020年以降、若者からの失業相談が相次いだ。コロナ禍で雇い先も人件費を削減せざるを得ない中、学生や非正規雇用者が勤務日数を減らすよう雇い主から言われ、職を失うケースが多く見受けられた。当法人は主に子ども若者が過ごせる居場所の提供をこれまで行なってきたが、仕事という「役割」や「ポジション」、「居場所」を失った若者たちが望んだのは多くが「役割取得」であった。居場所利用で来た若者の多くが「何か手伝えることがあればやりたい。そのほうが安心する」と言い、ただその場にいられる安心感よりも、自分がここにいてもいい存在の承認を求めていた。そして「誰かの役に立てる」ことが「この場所にいてもいいんだ」という安心感につながり、自己肯定感にもつながっていった。「ごはんが食べられない」理由が経済的問題だけでなく、メンタルが影響している若者がジェンダー関係なく増加した。「誰かと一緒だと食べられるけど、コロナ禍で誰かとご飯を食べることも制限されて、しんどい」というニーズを受けて、コロナ以前に行なっていた若者のご飯会を再開。人と人との接触の機会の減少が、上記にあげた「役割喪失」や「孤立」に直結していると痛感した。 |
コンソーシアム構成団体
資金分配団体
資金分配団体名 | 有限責任事業組合まちとしごと総合研究所 |
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事業名 | 京都の若者へ寄り添うアプローチによる生きる基盤支援事業 |