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休眠預金活用事業
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事業計画

優先的に解決すべき社会の諸課題

領域 / 分野

子ども及び若者の支援に係る活動

社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援

日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動

働くことが困難な人への支援

地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動

地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援

安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

SDGsとの関連

ゴールターゲット関連性の説明
12. つくる生活、つかう生産を12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

地域の廃棄される有機物を利用して堆肥を製造。それを大地に返し地力を回復。

13. 気候変動に具体的な対策を13.1 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。

新規就農者が生業となり希望を持って農業に取組む環境は耕作放棄地を防止し、災害時の食糧の確保だけでなく、田んぼは雨水を一時的に貯留し、洪水や土砂崩れを防ぐなど災害防止の機能を持つ

15. 陸の豊かさも守ろう15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。

畑や水田は長い時間をかけ、多様な生態系を育んできた。しかしながら、化学肥料や農薬による汚染により、ほぼ絶滅した生物や絶滅を危惧されている生物も数多くいる。

団体の社会的役割

団体の目的

地域の未利用有機資源を堆肥化し土壌に還元することで、化学肥料や農薬への過度な依存からの脱却を目指し、”資源の循環”や”人と人とのつながり”を生みだす。新規就農者の最初期の営農を土づくり、栽培技術指導や、販路開拓のサポートなどを通して伴走的に支援し、地域に根差した農業者を増やしていくことで、農村が育む生態系や環境を守り、安心安全で健康的な農産物で地域が満たされ、人々が健康的に暮らす社会を実現する。

団体の概要・活動・業務

新規就農者や就農10年以内で農業だけで生計が成り立っていない者を、土壌分析、堆肥による土作り、栽培技術指導、販路指導などを行うことで安定的な営農を行えるよう支援するために、SOFIX土壌診断士の資格を2023年3月に取得した。新規就農者を受け入れ先とした農業体験ツアーや交流イベントの企画、運営。交流人口の増加や、新規就農者の増加を目指す。現在シルバー人材センターの刈草、善徳寺の落ち葉、ブリュワリー2社からのモルト粕、もみ殻などの堆肥化を行っている。

団体の目的

地域の未利用有機資源を堆肥化し土壌に還元することで、化学肥料や農薬への過度な依存からの脱却を目指し、”資源の循環”や”人と人とのつながり”を生みだす。新規就農者の最初期の営農を土づくり、栽培技術指導や、販路開拓のサポートなどを通して伴走的に支援し、地域に根差した農業者を増やしていくことで、農村が育む生態系や環境を守り、安心安全で健康的な農産物で地域が満たされ、人々が健康的に暮らす社会を実現する。

団体の概要・活動・業務

新規就農者や就農10年以内で農業だけで生計が成り立っていない者を、土壌分析、堆肥による土作り、栽培技術指導、販路指導などを行うことで安定的な営農を行えるよう支援するために、SOFIX土壌診断士の資格を2023年3月に取得した。新規就農者を受け入れ先とした農業体験ツアーや交流イベントの企画、運営。交流人口の増加や、新規就農者の増加を目指す。現在シルバー人材センターの刈草、善徳寺の落ち葉、ブリュワリー2社からのモルト粕、もみ殻などの堆肥化を行っている。

概要

事業概要

この事業は南砺市の、①将来の食料安全保障と②森林以外の面積の約半分を占める農地の保全を担う新規就農者の営農を支援するものである。農業従事者が少子高齢化で減り続ける中、新規就農者への営農や生活支援は南砺市の課題解決への取組と捉える。新規就農者に離農が多い原因は営農だけでは生業にならず生活に困窮するためと言われている。南砺市も例外でない可能性があり、今回の事業で10年以内に南砺市に参入した新規就農者の現状と課題をアンケート調査等で確認する。離農の最大の原因である生活困窮への解決には「栽培と経営能力」が必要であるが、新規就農者でもあった実行団体が良質な堆肥の安定自給や販売販路の開拓を学ぶ機会がなかった経験から「栽培と経営の能力開発」を支援する事業を構想した。栽培技術の中では「土づくり」が最も重要であり、実行団体は一時的な研修や指導に終わらず、土壌診断と施肥設計、栽培指導を含めた技術指導と適切な堆肥の提供(販売)を伴走的に行う。経営において最も難易度が高く重要な販路開拓に関して独自の販売ルートなどを利用した販売指導を行い、地域の信頼と関係構築に欠かせない「安定した営農」を実現する。新規就農者には営農だけでなく、共に暮らす住民や営農と暮らしを支える関係者との良好なつながりも支援する。これら一連の取組により「農業を考え、農業を作り、農村に暮らす」地域に根ざした農業者となり、農地を守り、外的環境の変化による食料危機に晒されない南砺市づくりに貢献する。

資金提供契約締結日

2023年07月18日

事業期間

開始日

2023年07月18日

終了日

2026年02月28日

対象地域

富山県南砺市全域

事業概要

この事業は南砺市の、①将来の食料安全保障と②森林以外の面積の約半分を占める農地の保全を担う新規就農者の営農を支援するものである。農業従事者が少子高齢化で減り続ける中、新規就農者への営農や生活支援は南砺市の課題解決への取組と捉える。新規就農者に離農が多い原因は営農だけでは生業にならず生活に困窮するためと言われている。南砺市も例外でない可能性があり、今回の事業で10年以内に南砺市に参入した新規就農者の現状と課題をアンケート調査等で確認する。離農の最大の原因である生活困窮への解決には「栽培と経営能力」が必要であるが、新規就農者でもあった実行団体が良質な堆肥の安定自給や販売販路の開拓を学ぶ機会がなかった経験から「栽培と経営の能力開発」を支援する事業を構想した。栽培技術の中では「土づくり」が最も重要であり、実行団体は一時的な研修や指導に終わらず、土壌診断と施肥設計、栽培指導を含めた技術指導と適切な堆肥の提供(販売)を伴走的に行う。経営において最も難易度が高く重要な販路開拓に関して独自の販売ルートなどを利用した販売指導を行い、地域の信頼と関係構築に欠かせない「安定した営農」を実現する。新規就農者には営農だけでなく、共に暮らす住民や営農と暮らしを支える関係者との良好なつながりも支援する。これら一連の取組により「農業を考え、農業を作り、農村に暮らす」地域に根ざした農業者となり、農地を守り、外的環境の変化による食料危機に晒されない南砺市づくりに貢献する。

資金提供契約締結日2023年07月18日
事業期間開始日 2023年07月18日終了日 2026年02月28日
対象地域富山県南砺市全域

直接的対象グループ

2013年以降に南砺市で農家の後継ぎでなく新規参入した就農者の内、2024年1月継続就農している人のうち有機農法等を目指す人を対象者とする。

人数

9名

最終受益者

南砺市で有機農法等の農業で生活したい新規就農者とその家族及び事業にかかわる農業や行政関係者、地域住民、農作物販売者・購入者や調理人等

人数

400人程度(対象者と家族 9家庭×4人、収穫祭での繋がり(調理人等)30人×3ヵ年、農業体験ツアー10人×3ヵ年、農業・行政関係者10名程度、地域住民9名×5人、農作物販売者10事業者程度、農作物購入者9名×20人)

直接的対象グループ

2013年以降に南砺市で農家の後継ぎでなく新規参入した就農者の内、2024年1月継続就農している人のうち有機農法等を目指す人を対象者とする。

人数

9名

最終受益者

南砺市で有機農法等の農業で生活したい新規就農者とその家族及び事業にかかわる農業や行政関係者、地域住民、農作物販売者・購入者や調理人等

人数

400人程度(対象者と家族 9家庭×4人、収穫祭での繋がり(調理人等)30人×3ヵ年、農業体験ツアー10人×3ヵ年、農業・行政関係者10名程度、地域住民9名×5人、農作物販売者10事業者程度、農作物購入者9名×20人)

事業の背景・課題

社会課題

①化学肥料や農薬の環境への影響と、原料の輸入依存
化学肥料や農薬の河川への流出や、生態系への影響は以前より問題視されている。さらに化学肥料の原料はほぼ100%外国からの輸入に頼っており、昨今の社会情勢の悪化による化学肥料の高騰や供給不安は日に日に深刻になっている。農業の環境に対する負荷の軽減と、化学肥料への過度な依存からの脱却を通して、持続可能な農業の確立が必要である。
②新規就農者の離農と生活困窮
新規就農者のうち新規雇用就農者と新規参入者は微増傾向にあるが、新規雇用就農者は離農率の高さが、又新規参入者は総務省の調査では参入後10年がたっても生計が成り立っていないと答えた人が実に75.5%に及んでいるなど生活困窮が問題になっている。その主たる原因は「栽培管理上の問題」と「経営上の問題」で、栽培に関しては「病害虫被害」、経営上の問題は「経費の増加・原材料の高騰」と回答している。実際に南砺市内の新規参入農業者の中にはアルバイトや副業をしながら営農を続けている者も多い。病害虫の被害はその原因の多くが長年の化学肥料や農薬の使用による土壌の生物性の低下に起因することが様々な研究により明らかになっている。地力の低下が原因で野菜の栄養価が50年前と比べ低くなっているというデータもある。新規就農者の営農継続支援にはいかに地力を改善していくかと、材料費も含めた経費削減と販売販路の開拓が課題である。
③高齢化による農業従事者の減少
南砺市内の農業従事者の数は2015年には1,521名だったが、5年間で約2割も減少し2020年には1,210名になっている。その内の約4割にあたる476名が75歳以上であり、今後急速に減少が予測される。農業がもつ機能は食料の生産だけでなく、環境保全や洪水などの災害を防ぐ防災機能、祭りなどの伝統行事の多くも農業を背景に栄えてきたものがほとんどであり、農業が人と人とをつなげてきた。農業が担ってきたこのような機能をいかに維持・継続していくかが課題である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

・農業次世代投資資金-新規就農者が農業経営を始めてから経営が安定するまでの最大3年間、年間150万円を定額交付。」
・農水省は新規就農定着へ検討会を設置し、2022年7月までに4回の検討会を実施するが、意見交換にとどまっており具体的な施策を講じるには至っていない。
・とやま農業みらいカレッジなど既存の教育機関では、基礎的な技術の習得に留まっており、販路開拓など実質的な経営ノウハウの習得は難しい。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

代表の山崎が創立した有機農業者グループ「なんとのね」では、新規就農者が苦労する販路開拓や、配達の当番制、ロゴ入りのシールやSNSなどでブランディング、カフェやレストラン、パン屋など独自の販路を開拓してきた。さらに2021年からの2年間にグループ内農家で計7名の新規就農者の教育を受け入れ、栽培や販売技術指導を実施した。2019年より堆肥製造を開始し、刈草や落ち葉米ぬかなどを利用した堆肥を年間30t程を製造している。2023年1月からは市内2件のブリュワリーから出るビール粕の堆肥化も開始している。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

既存の新規就農者支援はほぼ資金支援で離農と生活困窮の課題を解決できず、今回休眠預金を活用し南砺市の農業を担う新規就農者、特に有機農法を志す農業者を支援し課題解決に寄与する。営農に重要な土づくりと栽培支援を、土壌診断と適切な施肥設計及び栽培指導等を資金を活用し提供する。化学肥料や農薬等材料費の削減及び土づくりの支援を、資金を活用し土壌改善効果の高い未利用有機物による有機堆肥を製造し、対象者へ適切な価格で提供する。

社会課題

①化学肥料や農薬の環境への影響と、原料の輸入依存
化学肥料や農薬の河川への流出や、生態系への影響は以前より問題視されている。さらに化学肥料の原料はほぼ100%外国からの輸入に頼っており、昨今の社会情勢の悪化による化学肥料の高騰や供給不安は日に日に深刻になっている。農業の環境に対する負荷の軽減と、化学肥料への過度な依存からの脱却を通して、持続可能な農業の確立が必要である。
②新規就農者の離農と生活困窮
新規就農者のうち新規雇用就農者と新規参入者は微増傾向にあるが、新規雇用就農者は離農率の高さが、又新規参入者は総務省の調査では参入後10年がたっても生計が成り立っていないと答えた人が実に75.5%に及んでいるなど生活困窮が問題になっている。その主たる原因は「栽培管理上の問題」と「経営上の問題」で、栽培に関しては「病害虫被害」、経営上の問題は「経費の増加・原材料の高騰」と回答している。実際に南砺市内の新規参入農業者の中にはアルバイトや副業をしながら営農を続けている者も多い。病害虫の被害はその原因の多くが長年の化学肥料や農薬の使用による土壌の生物性の低下に起因することが様々な研究により明らかになっている。地力の低下が原因で野菜の栄養価が50年前と比べ低くなっているというデータもある。新規就農者の営農継続支援にはいかに地力を改善していくかと、材料費も含めた経費削減と販売販路の開拓が課題である。
③高齢化による農業従事者の減少
南砺市内の農業従事者の数は2015年には1,521名だったが、5年間で約2割も減少し2020年には1,210名になっている。その内の約4割にあたる476名が75歳以上であり、今後急速に減少が予測される。農業がもつ機能は食料の生産だけでなく、環境保全や洪水などの災害を防ぐ防災機能、祭りなどの伝統行事の多くも農業を背景に栄えてきたものがほとんどであり、農業が人と人とをつなげてきた。農業が担ってきたこのような機能をいかに維持・継続していくかが課題である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

・農業次世代投資資金-新規就農者が農業経営を始めてから経営が安定するまでの最大3年間、年間150万円を定額交付。」
・農水省は新規就農定着へ検討会を設置し、2022年7月までに4回の検討会を実施するが、意見交換にとどまっており具体的な施策を講じるには至っていない。
・とやま農業みらいカレッジなど既存の教育機関では、基礎的な技術の習得に留まっており、販路開拓など実質的な経営ノウハウの習得は難しい。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

代表の山崎が創立した有機農業者グループ「なんとのね」では、新規就農者が苦労する販路開拓や、配達の当番制、ロゴ入りのシールやSNSなどでブランディング、カフェやレストラン、パン屋など独自の販路を開拓してきた。さらに2021年からの2年間にグループ内農家で計7名の新規就農者の教育を受け入れ、栽培や販売技術指導を実施した。2019年より堆肥製造を開始し、刈草や落ち葉米ぬかなどを利用した堆肥を年間30t程を製造している。2023年1月からは市内2件のブリュワリーから出るビール粕の堆肥化も開始している。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

既存の新規就農者支援はほぼ資金支援で離農と生活困窮の課題を解決できず、今回休眠預金を活用し南砺市の農業を担う新規就農者、特に有機農法を志す農業者を支援し課題解決に寄与する。営農に重要な土づくりと栽培支援を、土壌診断と適切な施肥設計及び栽培指導等を資金を活用し提供する。化学肥料や農薬等材料費の削減及び土づくりの支援を、資金を活用し土壌改善効果の高い未利用有機物による有機堆肥を製造し、対象者へ適切な価格で提供する。

中長期アウトカム

①事業終了5年後には、関係者と協力し様々な未利用有機物を堆肥化し、環境負荷が少なく持続可能な農業の確立と共に、だれもが資源の循環に参加し健康に暮らせるコミュニティが生まれている。
②事業終了7年後には、新規就農者が安心して営農を継続し生業が安定する環境が整い、地域住民と繋がり南砺市各地に根差した農業者に成長している。
③都会に住む人達と収穫祭などの交流や農業体験ツアーを通し地域や農業の魅力を再認識し、農業交流人口の増加と新規就農者の受け入れに貢献している。
 南砺市の新規就農者が増え、後継者のいない高齢農業者が農地を安心して未来ある若者に継承している。
 高齢化と過疎が深刻になっている南砺の農村が次第に活気づき、美しい農景観が守られ、だれもが健康に暮らせる持続可能な社会になっている。

短期アウトカム

モニタリング

はい

指標

⑴アンケート調査等でつながり営農継続している新規就農者(対象者)の人数
⑵対象者に対するネットワーク支援者の連携状態
⑶連携ネットワークで営農や暮らしの相談ができると対象者が認識している度合い

初期値/初期状態

初期値
⑴ 9人
⑵顔見知りやSNSでの繋がり程度
⑶十分に知っていない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴ 9人
⑵SNSでの繋がりを構築し、適切な支援者が紹介されている状態
⑶相談ができると知り始めた状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴ 10人
⑵年1度以上必要な支援者と会っている状態
⑶全員が相談可能な内容を知っている状態

モニタリング

はい

指標

⑴営農や暮らしに関して相談をしている状態
⑵安心して営農(土づくりや栽培、経営や販売・販路等)に取組んでいる状態(アンケートとヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴4人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等での課題が多い状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴ 5人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等の不安が相談や支援の結果課題が改善し始めている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴ 6人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等の課題が相談や支援の結果課題が一つでも改善している状態

モニタリング

はい

指標

⑴対象者の土壌診断・施肥設計における関心度合い
⑵栽培に適した堆肥施用の実施度合い
⑶対象者の農業における収入(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴関心度が低い状態
⑵不十分な状態
⑶施行前の状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴関心度がやや高まった状態
⑵土壌診断等で適した堆肥施用を試みている状態
⑶施行前より改善

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴関心度が高まった状態
⑵栽培に適した堆肥施用を行っている状態
⑶中間期より改善

モニタリング

はい

指標

⑴収穫祭への対象者の期待度合い
⑵対象者と収穫祭参加者との繋がり状態

初期値/初期状態

初期値
⑴期待度が低い状態
⑵繋がりがない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴期待度がやや高まった状態
⑵繋がりがややできている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴期待度が高まった状態
⑵繋がりができている状態

モニタリング

はい

指標

⑴農業体験ツアーの受入れに関する対象者の関心度合い
⑵農業体験ツアーを引受けた対象者の農業再認識の度合い(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴関心度が低い状態
⑵取組む農業の価値を十分認識していない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴関心度がやや高まった状態
⑵取組む農業の価値を再認識している状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴関心度が高まった状態
⑵取組む農業の価値を確認し自信を深めている状態

モニタリング

はい

指標

⑴対象者に農地を継承した農業者と対象者との信頼関係度合い
⑵対象者が地域に根差した農業者になっている状態(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴信頼関係性がうすい状態
⑵繋がりのない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴信頼関係性ができ始めている状態
⑵繋がり始めている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴信頼関係性ができている状態
⑵繋がりが広がっている状態

1

1)対象者はアンケート調査や連携ネットワークシステムでつながり、相談や支援が必要な場合実行団体も含めた適切な支援者につながる環境がある。

モニタリングはい
指標

⑴アンケート調査等でつながり営農継続している新規就農者(対象者)の人数
⑵対象者に対するネットワーク支援者の連携状態
⑶連携ネットワークで営農や暮らしの相談ができると対象者が認識している度合い

初期値/初期状態

初期値
⑴ 9人
⑵顔見知りやSNSでの繋がり程度
⑶十分に知っていない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴ 9人
⑵SNSでの繋がりを構築し、適切な支援者が紹介されている状態
⑶相談ができると知り始めた状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴ 10人
⑵年1度以上必要な支援者と会っている状態
⑶全員が相談可能な内容を知っている状態

2

2)対象者は営農や暮らしの相談ができる場所や支援体制が整備さ
れ、実行団体など適切な支援者から支援を受け安心して営農にはげみ始めている。

モニタリングはい
指標

⑴営農や暮らしに関して相談をしている状態
⑵安心して営農(土づくりや栽培、経営や販売・販路等)に取組んでいる状態(アンケートとヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴4人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等での課題が多い状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴ 5人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等の不安が相談や支援の結果課題が改善し始めている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴ 6人
⑵土づくりや栽培、経営や販売・販路等の課題が相談や支援の結果課題が一つでも改善している状態

3

3)対象者が継続的な土壌診断、施肥設計による堆肥施用を受け、年々栽培作物の生産性が改善し売上向上と堆肥施用量も減少し、農業だけで生計が成り立ち始めている。

モニタリングはい
指標

⑴対象者の土壌診断・施肥設計における関心度合い
⑵栽培に適した堆肥施用の実施度合い
⑶対象者の農業における収入(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴関心度が低い状態
⑵不十分な状態
⑶施行前の状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴関心度がやや高まった状態
⑵土壌診断等で適した堆肥施用を試みている状態
⑶施行前より改善

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴関心度が高まった状態
⑵栽培に適した堆肥施用を行っている状態
⑶中間期より改善

4

4)対象者は実行団体等が企画する収穫祭で地域住民、料理人、消費者、近郊都市の住民、移住・就農希望者など多様な人々と繋がり始めている。

モニタリングはい
指標

⑴収穫祭への対象者の期待度合い
⑵対象者と収穫祭参加者との繋がり状態

初期値/初期状態

初期値
⑴期待度が低い状態
⑵繋がりがない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴期待度がやや高まった状態
⑵繋がりがややできている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴期待度が高まった状態
⑵繋がりができている状態

5

5)対象者は農業体験ツアーの受入れ先になり、南砺市の魅力や新規就農の体験を伝え、自らの農業を再認識し、交流人口や就農希望者の増加に寄与し始めている。

モニタリングはい
指標

⑴農業体験ツアーの受入れに関する対象者の関心度合い
⑵農業体験ツアーを引受けた対象者の農業再認識の度合い(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴関心度が低い状態
⑵取組む農業の価値を十分認識していない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴関心度がやや高まった状態
⑵取組む農業の価値を再認識している状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴関心度が高まった状態
⑵取組む農業の価値を確認し自信を深めている状態

6

6)対象者が、後継者のいない農業従事者から農地などを継承し、お互いの信頼関係を築き、地域に根差した農業者になり始めている。

モニタリングはい
指標

⑴対象者に農地を継承した農業者と対象者との信頼関係度合い
⑵対象者が地域に根差した農業者になっている状態(アンケートやヒアリング)

初期値/初期状態

初期値
⑴信頼関係性がうすい状態
⑵繋がりのない状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴信頼関係性ができ始めている状態
⑵繋がり始めている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴信頼関係性ができている状態
⑵繋がりが広がっている状態

アウトプット

モニタリング

はい

指標

⑴対象者の課題や支援の必要性等を確認するアンケート調査累計数
⑵対象者同士や支援者との連携ネットワークシステムへの参加対象者数
⑶相談や支援を必要とし、必要な支援策と支援者を提案した対象者数

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴2回
⑵7人
⑶5人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴3回
⑵8人
⑶6人

モニタリング

はい

指標

⑴営農や暮らしに必要な相談を受ける体制の整備
⑵営農や暮らしへの支援を確認し、就業状況、栽培作物や農業形態を勘案し、適切な支援者につなげた対象者数

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴相談体制が整備された状態
⑵5人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴相談体制が効果を発揮している状態
⑵6人

モニタリング

はい

指標

⑴土壌診断や適切な施肥設計、栽培指導、販売・販路相談などを行った対象者数
⑵土壌改善、堆肥施用量、生産量や売上高の状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴5人
⑵相談・支援前より改善

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴6人
⑵中間時より改善

モニタリング

はい

指標

⑴収穫祭への対象者の参加者累計数
⑵参加関係者からのアンケート

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴6人
⑵繋がりが広がっている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴8人
⑵繋がりが強く拡大している状態

モニタリング

はい

指標

⑴ツアーで農業体験を伝えた対象者の累計数
⑵外部からの就農希望者累計数
⑶参加者へ農業体験を伝えた対象者からのアンケート

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴3人
⑵1人
⑶南砺市の魅力や農業の可能性に気付き始めている。

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴4人
⑵2人
⑶南砺市の魅力や農業の可能性を認識している。

モニタリング

はい

指標

⑴農地を手放したい農家の情報収集状況
⑵対象者への紹介、マッチングによる支援状況

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴10件
⑵3人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴15件
⑵4人

1

1)対象者の状況により必要なつながりの環境を作り、営農や暮らしに困難を感じている場合、実行団体も含め適切な支援者につなぎ、相談や必要な支援を提供し始めている。

モニタリングはい
指標

⑴対象者の課題や支援の必要性等を確認するアンケート調査累計数
⑵対象者同士や支援者との連携ネットワークシステムへの参加対象者数
⑶相談や支援を必要とし、必要な支援策と支援者を提案した対象者数

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴2回
⑵7人
⑶5人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴3回
⑵8人
⑶6人

2

2)対象者の営農や暮らしの相談ができる場所や支援体制を整備し、対象者の支援の必要性や営農状況等に合わせ、適切な支援策で支援者が継続的なサポートをし始めている。

モニタリングはい
指標

⑴営農や暮らしに必要な相談を受ける体制の整備
⑵営農や暮らしへの支援を確認し、就業状況、栽培作物や農業形態を勘案し、適切な支援者につなげた対象者数

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴相談体制が整備された状態
⑵5人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴相談体制が効果を発揮している状態
⑵6人

3

3)土壌診断に基づく堆肥施用後の生育状況の確認や栽培管理及び販売・販路等の相談に乗り、年々生産性と売上が向上し、土壌改善により堆肥の施用量も減少し、農業だけで生計が成り立ち始めている。

モニタリングはい
指標

⑴土壌診断や適切な施肥設計、栽培指導、販売・販路相談などを行った対象者数
⑵土壌改善、堆肥施用量、生産量や売上高の状態

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴5人
⑵相談・支援前より改善

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴6人
⑵中間時より改善

4

4)連携する武蔵野市との収穫祭をきっかけに、対象者を武蔵野市、南砺市農政課、地域の事業所、地元ブリュワリー、料理人、住民など様々な人々と繋いでいる。

モニタリングはい
指標

⑴収穫祭への対象者の参加者累計数
⑵参加関係者からのアンケート

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴6人
⑵繋がりが広がっている状態

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴8人
⑵繋がりが強く拡大している状態

5

5)農業体験ツアーを企画し、対象者が市外からの農業体験者と繋がり、南砺の魅力と農業の可能性を伝え、交流人口や就農希望者の増加に寄与している。

モニタリングはい
指標

⑴ツアーで農業体験を伝えた対象者の累計数
⑵外部からの就農希望者累計数
⑶参加者へ農業体験を伝えた対象者からのアンケート

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴3人
⑵1人
⑶南砺市の魅力や農業の可能性に気付き始めている。

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴4人
⑵2人
⑶南砺市の魅力や農業の可能性を認識している。

6

6)高齢農業者等の空き農地、手放したい農地、空き家等の情報を農政課や地域の関係者等から集約し、必要とする新規就農者へ紹介し、地域に根差した農業者になる支援をしている。

モニタリングはい
指標

⑴農地を手放したい農家の情報収集状況
⑵対象者への紹介、マッチングによる支援状況

中間評価時の値/状態

2024年10月
⑴10件
⑵3人

事後評価時の値/状態

2025年12月
⑴15件
⑵4人

事業活動

活動

1

活動 (内容)

1)ー1、農政課や県農林振興センター等との連携で10年以内の新規就農者を確認しアクセスを可能にする。

時期

2024年1月

1活動 (内容)

1)ー1、農政課や県農林振興センター等との連携で10年以内の新規就農者を確認しアクセスを可能にする。

時期

2024年1月

2

活動 (内容)

1)-2、アンケート調査等を行い、農業継続の有無と営農における課題や支援の必要性等を確認し、実行団体など関係者とのつながりの切っ掛けをつくる。

時期

2024年1~2月

2活動 (内容)

1)-2、アンケート調査等を行い、農業継続の有無と営農における課題や支援の必要性等を確認し、実行団体など関係者とのつながりの切っ掛けをつくる。

時期

2024年1~2月

3

活動 (内容)

1)ー3、対象者同士や支援者との連携へネットワークシステムへの参加を募り、信頼関係の構築と互いの強みを生かし弱みを改善する農業コミュニティを目指す。

時期

2024年3月以降

3活動 (内容)

1)ー3、対象者同士や支援者との連携へネットワークシステムへの参加を募り、信頼関係の構築と互いの強みを生かし弱みを改善する農業コミュニティを目指す。

時期

2024年3月以降

4

活動 (内容)

1)ー4、対象者が相談や支援を必要とする場合は、実行団体も含め関係者が対象者から困難な状況を聴取し、必要な支援策と支援者を選択し提案する。

時期

2024年3月以降

4活動 (内容)

1)ー4、対象者が相談や支援を必要とする場合は、実行団体も含め関係者が対象者から困難な状況を聴取し、必要な支援策と支援者を選択し提案する。

時期

2024年3月以降

5

活動 (内容)

1)-5、対象者全員に状況把握とつながりを目的に年1回アンケート調査を行う。

時期

2024年9月と2025年10月

5活動 (内容)

1)-5、対象者全員に状況把握とつながりを目的に年1回アンケート調査を行う。

時期

2024年9月と2025年10月

インプット

総事業費

22,838,901円

人材

代表の山﨑が堆肥の製造、土壌診断、施肥設計、栽培・販売指導、イベントの企画・運営
経理担当の山﨑晃子が経理全般業務、農作業、イベントの運営補助
役員の神田清がイベントの運営補助、空き農地の情報収集及びマッチング
社外取締役の小嶋真司が経営の組織基盤強化
河合秀治と業務提携し、堆肥の製造業務及び対象者圃場の土壌改善業務、栽培実験に従事

資機材

堆肥の原料及び堆肥自体の運搬用2tダンプと、堆肥製造に使用するショベルローダー

総事業費22,838,901円
人材

代表の山﨑が堆肥の製造、土壌診断、施肥設計、栽培・販売指導、イベントの企画・運営
経理担当の山﨑晃子が経理全般業務、農作業、イベントの運営補助
役員の神田清がイベントの運営補助、空き農地の情報収集及びマッチング
社外取締役の小嶋真司が経営の組織基盤強化
河合秀治と業務提携し、堆肥の製造業務及び対象者圃場の土壌改善業務、栽培実験に従事

資機材

堆肥の原料及び堆肥自体の運搬用2tダンプと、堆肥製造に使用するショベルローダー

広報戦略および連携・対話戦略

広報戦略

・SOFIX土壌分析に裏打ちされた堆肥の品質と診断士による施肥設計を周知するため、農政課主催の有機農業産地づくり検討会で市内の新規就農者含む農業者へ、SOFIX分析開発者の久保幹立命館大学教授を招いて勉強会を実施する。
・事業内容や新規就農者へのアンケート調査分析等をプレスリリースやSNSを活用し広く発信する。
・土壌診断や堆肥による土づくりや栽培作物の価値上昇等を生産者物語として販売物にリーフレットととして示す。
・若手農業者支援に取組んだ事業を、行政、住民自治組織・集落営農組織や対象者、企業など多様な関係者が参加するシンポジウムを開催し周知する。

連携・対話戦略

・有機農業の普及へ発足した農政課主催の有機農業産地づくり検討会に農協、生産者、地元の加工業者等と共に山崎代表も参加し連携を構築する。
・新規就農者アンケートや対象者の課題や困り事の支援を担う農政課、県農林振興センター、農協、農業専門家、南砺で暮しません課、なんと未来支援センター等との連携を構築する。
・堆肥の材料である未利用有機物の収集へ、南砺市シルバー人材センターや寺社、ビール会社等と連携する。

広報戦略

・SOFIX土壌分析に裏打ちされた堆肥の品質と診断士による施肥設計を周知するため、農政課主催の有機農業産地づくり検討会で市内の新規就農者含む農業者へ、SOFIX分析開発者の久保幹立命館大学教授を招いて勉強会を実施する。
・事業内容や新規就農者へのアンケート調査分析等をプレスリリースやSNSを活用し広く発信する。
・土壌診断や堆肥による土づくりや栽培作物の価値上昇等を生産者物語として販売物にリーフレットととして示す。
・若手農業者支援に取組んだ事業を、行政、住民自治組織・集落営農組織や対象者、企業など多様な関係者が参加するシンポジウムを開催し周知する。

連携・対話戦略

・有機農業の普及へ発足した農政課主催の有機農業産地づくり検討会に農協、生産者、地元の加工業者等と共に山崎代表も参加し連携を構築する。
・新規就農者アンケートや対象者の課題や困り事の支援を担う農政課、県農林振興センター、農協、農業専門家、南砺で暮しません課、なんと未来支援センター等との連携を構築する。
・堆肥の材料である未利用有機物の収集へ、南砺市シルバー人材センターや寺社、ビール会社等と連携する。

出口戦略・持続可能性について

実行団体

・有機農業の普及は今や国是であり、南砺市内でも営農組合や、農業法人が慣行農法からの転換を検討し始めており、中でも2021年度休眠預金事業の採択を受けた大鋸屋営農組合は我々の課題認識とも近く、堆肥を利用した有機農業への転換など、連携して実現する。
・五箇山農業公社も積極的な有機農業への転換を進める法人の一つである。有機農業産地づくり検討会のメンバーでもあり、既に堆肥の使用などの確約が出来ている。
・山﨑が代表を務めるなんとのねメンバー内でも栽培に問題を抱えているものは少なくない。なんとのねと連携し堆肥のメンバー割など、相乗効果を期待。
・南砺市の耕作地6757haの約96%が水田であるが、人口減少と食生活の変化により、米の生産過剰状態が続いている。一方小麦や、大豆、ジャガイモなどは不足し移入に頼っている。今後大規模化できない中山間地の田んぼを畑に転換し、環境負荷の少ない持続可能な方法でそれらの作物を生産することが求められる。今後営農組織などと連携し、土壌診断技術を利用した転換を事業として行う。

実行団体

・有機農業の普及は今や国是であり、南砺市内でも営農組合や、農業法人が慣行農法からの転換を検討し始めており、中でも2021年度休眠預金事業の採択を受けた大鋸屋営農組合は我々の課題認識とも近く、堆肥を利用した有機農業への転換など、連携して実現する。
・五箇山農業公社も積極的な有機農業への転換を進める法人の一つである。有機農業産地づくり検討会のメンバーでもあり、既に堆肥の使用などの確約が出来ている。
・山﨑が代表を務めるなんとのねメンバー内でも栽培に問題を抱えているものは少なくない。なんとのねと連携し堆肥のメンバー割など、相乗効果を期待。
・南砺市の耕作地6757haの約96%が水田であるが、人口減少と食生活の変化により、米の生産過剰状態が続いている。一方小麦や、大豆、ジャガイモなどは不足し移入に頼っている。今後大規模化できない中山間地の田んぼを畑に転換し、環境負荷の少ない持続可能な方法でそれらの作物を生産することが求められる。今後営農組織などと連携し、土壌診断技術を利用した転換を事業として行う。

関連する主な実績

助成事業の実績と成果

当事業の代表の山﨑、役員の神田は、南砺市内で持続可能な農業を志す農家の集まり、「なんとのね」のメンバーである。
「なんとのね」において公益財団法人南砺幸せ未来基金が主催した、令和2年度第1回頑張る人・地域応援事業(1団体30万円)の採択を受け、下記の事業を行った。
・参画農家との協力・連携体制構築と農産物等販売・宣伝力の強化
・南砺の無農薬・無化学肥料の安心・安全で美味しい農産物等のPRとブランド化
・生産力・栽培技術の向上と持続可能な農業の普及

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

代表の山﨑は、2019年より橋本力男氏に指南し堆肥づくりを実践。氏は環境省が選出する農業技術の匠にも選出されている。現在刈草を主原料にした草質堆肥、落ち葉を主体にした落ち葉堆肥の他、数種類の堆肥を年間50トン以上製造している。2023年1月より市内ブリュワリー2店から毎週数百㎏近く廃棄物として焼却処分されていたビール粕を堆肥化。
2022年10月には南砺市有機農業産地づくり検討会と、「なんとのね」の共催で橋本力男氏を招き、南砺市内の農業者を中心に50名以上を集めて勉強会を開催している。
土づくりに関しての専門的な知識を得るためにSOFIX土壌診断士の資格試験を受験。2023年2月19日の試験に合格。

助成事業の実績と成果

当事業の代表の山﨑、役員の神田は、南砺市内で持続可能な農業を志す農家の集まり、「なんとのね」のメンバーである。
「なんとのね」において公益財団法人南砺幸せ未来基金が主催した、令和2年度第1回頑張る人・地域応援事業(1団体30万円)の採択を受け、下記の事業を行った。
・参画農家との協力・連携体制構築と農産物等販売・宣伝力の強化
・南砺の無農薬・無化学肥料の安心・安全で美味しい農産物等のPRとブランド化
・生産力・栽培技術の向上と持続可能な農業の普及

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

代表の山﨑は、2019年より橋本力男氏に指南し堆肥づくりを実践。氏は環境省が選出する農業技術の匠にも選出されている。現在刈草を主原料にした草質堆肥、落ち葉を主体にした落ち葉堆肥の他、数種類の堆肥を年間50トン以上製造している。2023年1月より市内ブリュワリー2店から毎週数百㎏近く廃棄物として焼却処分されていたビール粕を堆肥化。
2022年10月には南砺市有機農業産地づくり検討会と、「なんとのね」の共催で橋本力男氏を招き、南砺市内の農業者を中心に50名以上を集めて勉強会を開催している。
土づくりに関しての専門的な知識を得るためにSOFIX土壌診断士の資格試験を受験。2023年2月19日の試験に合格。