シンボル

休眠預金活用事業
情報公開サイト

ホーム検索結果

サムネイル

終了

事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/08/01終了日 2024/02/29
対象地域全国
事業対象者

親元を離れ私立大学に通うひとり親の困窮家庭出身の19歳男子で現在2年生。両親は離婚し、自分の下に高校生の弟と中学生の妹がいる。離婚まで専業主婦だった母親は、パートを3件かけもちで家計を担う。年収は200万円台。離婚当初得ていた養育費も最近は滞っており、預金を取り崩しながら何とかやっている。本人も、経済的理由で大学進学を諦めていたが、奨学金を得て何とか進学することができた。しかし、受験にかけられるお金も限られていたため、本当に志望する大学ではなく合格が確実な大学を選択せざるをえなかった。このことからも世の中の不公平さを強く感じている。 給付型奨学金を受けているが、親からの仕送りはなく、常に生活費や学費の工面に苦労している。アルバイトを複数こなすことで収入を得ているが、学業との両立は厳しい。アルバイト時間が長くなると勉強時間がしわ寄せを受け、成績不良に陥りひいては奨学金の受給条件を満たせなくなり退学になることを恐れている。最近の物価高により、生活費を一層切り詰めなければならなくなった。冬場には暖房は使えず、食事も1日3回は食べられず、1回の日も多い。常に、学業を継続できるだろうかという不安を抱え、加えて弟や妹が自分と同じように大学までいけるかどうかも心配している。多忙のため部活や友人との交流も限られるため、友人と呼べる人や相談できる人はいない。最近スマホに「受け子」のアルバイトの誘いが来るようになった。体調はなんとなくすぐれず、気分も滅入っており鬱っぽくなっている。親には心配をかけたくないので、困っていることは伝えていない。

事業対象者人数

①延べ支援件数14,550回(情報支援1,500人×7回=10,500回、物資支援1,500人×2回=3,000回、相談支援150人×7か月=1,050回) ②まず、2022年度に弊団体より支援を行った困窮家庭におり直接連絡が可能な、高校卒業後に進学や就職(正規・非正規)している若者1,200名のうち半数の600名が本事業に登録すると見込む(<内訳>弊団体の困窮子育て家庭の保護者への支援事業に登録している世帯のうち高校3年生が300人、奨学金受給生(高校3年生もしくは浪人生)が600人、学習会に通う高校3年生が300人(いずれも2023/3時点)計1,200人。)。それ以外にネットマーケティングにより新たにリーチした大学生・専門学校生、フリーターやアルバイト等の新規登録者900人を見込む。 ③本事業の登録者はすべて新規登録者であるが、弊団体と既に繋がっていた人と、デジタルマーケティングで繋がった人は分けて認識する。 ④該当なし

事業概要

困窮家庭の出身で経済的に苦しく、孤独・孤立を感じている学生(大学・専門学校等)等の若者の支援事業を行う。彼らは親からの仕送りを期待できず、給付や貸与の奨学金のみでは足りないため常に学費や生活費の工面に追われている。無事に卒業できないのではないかという不安を常に抱えている。複数のアルバイトに従事し多忙のため、相談できる友人がいないケースも多い。親も経済的に困窮しているため相談もできず、孤立や孤独感を抱えている。生活の苦しさから、悪質なアルバイトに誘われ違法なビジネスに携わり、結果学業を継続できない事例もある。
当事業では、このような困窮する若者に繋がり、必要な物資を支援し適切な情報を伝え相談に応じることで、大学中退や心身の健康を損なうことを防ぐ。具体的には、必要な食料や物資の他、奨学金情報・アルバイト情報の提供、専用の相談窓口を通じて支援が受けられること、一人ではないことを伝え精神面のサポートもする。
困窮する学生等の若者にリーチするために、弊団体HPへの掲載の他、各種SNSに広告を掲載しサポート体制があることを知らせる。事前のリサーチからは、若者の利用メディアに偏りがないことが確認できており、TikTok、YouTube、Twitter、SmartNews等各種ツールを活用する。
助成期間中に、HP作成やネット広告の仕組み作り、態勢構築等の当事業のインフラ整備を行う。同時に支援のノウハウを積み上げ、当事業の認知度を上げ、助成期間終了後も一般寄付を財源に事業を継続できる体制作りを目指す。またこの期間に得た成果は、報告会や記者会見等を通じて広く社会に当事業の必要性を訴える。サポートを受けた大学生が、同じくサポートを必要とする大学生に、当事業を口コミで広めることも期待する。将来にわたって支援対象者数を増やし、貧困から大学中退する若者、孤独・孤立に悩む若者を減らす。

事業の総括およびその価値

2023年10月から開始した「ヤングサポート事業」には、2024年2月までの5か月間に2,700名超の困窮する若者からの登録があった。登録者に実施したアンケート調査から、孤独/孤立に悩む若者が多いこと、また日本では18歳になると大人として扱われ、支援は不要と思われがちであることが課題として改めて認識された。
アンケート(回答数約1,500件)には、
・奨学金や就労で収入はあるが十分でない
・強いストレスは孤独感
という回答は多く、また、
・支援や給付が18歳を超えると外される
・大学生になった途端もう支援がないというのが怖かった
という声も散見された。定量・定性調査を通じて、困窮する18~29歳の若者という課題認識ができた意義は大きい。今後、支援を継続していくとともに、「ヤングサポート事業」の中で得られた知見を社会課題として発信し、支援の手の拡大や制度化の呼びかけを行っていきたい。

課題設定、事業設計に関する振返り

経済的な苦しさや孤独/孤立を抱える若者が、健康問題やアルバイトを失う等の些細なトラブルから、大学中退や借金等の大きなトラブルにも発展するような事態を防ぐための予防的な支援を中心に実施した。具体的には、①情報支援、②相談支援、③物資支援を三本柱としてオンラインでの支援を展開した。結果、「自分が取りに行けない情報を貰える」「真剣に向き合ってくれる場所が1つでもある」「食べ物が届いただけのことが一番心の安定につながった」という感想が寄せられ、実施した支援の有効性が確認できた。これら困窮する若者層へのリーチには、Instagram、Google等を用いたデジタルマーケティングを活用し、助成期間に2,700名に繋がることができた。また、事業に組み込んだアドボカシー活動においても、助成期間終盤に実施した報告会にメディアを含む多くの参加者を集めることができ、社会課題の認知度向上にも寄与することができた。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1(1)事業終了後に目標とする状態(短期アウトカム)
指標実施・到達状況の目安とする指標
目標値・目標状態目標値/目標状態
アウトカム:結果
アウトカム:考察
2助成期間終了後、本事業への社会の関心を高めることができ、公的支援の必要性を広く訴えることができる。結果として、他団体や行政との連携等により事業の拡張の可能性も期待できる。
指標・登録ユーザ数 ・外部メディアの掲載数
目標値・目標状態・助成期間終了時点で継続して登録者が増加している状態 ・3以上のメディアで取り上げられている
アウトカム:結果2/29時点の登録者数:2764人 メディア掲載: 3メディア(計7回) ・11月25日(土)、12月2日(土)19:30-20:00 TBSラジオ「スナックSDGs」 ・12月7日(木)、12月14日(木)、12月21日(木)、12月28日(木) 23:30-23:40 文化放送「大空幸星のレコメン!リアルボイス」 ・2月27日(火) 週刊福祉新聞「若者の困窮支援に2735人が登録」
アウトカム:考察登録者数は目標の1,500人に対して183%を達成し大きく上回ることができた。12月末で登録インセンティブであった食品支援の「応援BOX」配布を終了してからは新規登録数が減少したが、その後も毎週約20人程度の新規登録者を獲得している。 メディア掲載としてはラジオ番組2番組(回数は合計6回)と新聞1誌にて取り上げられた。ラジオで取り上げてもらった成果のひとつとして、ヤングサポート登録者にも出演していただき、受益者のリアルボイスを紹介することができた。
3孤立・孤独に悩む若者が、その状況を脱する手段を得て、助けを求められるようになっている
指標・登録者に対して行ったアンケートの満足度、受援力
目標値・目標状態・登録者の受援力が高まったという回答が得られている状態
アウトカム:結果1,507名に対し実施したアンケートにて「公的機関やNPOの支援を受けてもいいと思うようになったか」という設問に対し、10段階評価のうち最高評価の「10(受けてもいい)」が約4割、評価「6」以上が約8割という回答が得られた。
アウトカム:考察併せて確認した「ヤングサポートを今後も継続して利用したいか」という設問への回答も9割超(「とてもそう思う」(61%)と「そう思う」(33%)の合計)となり、支援を求める受益者へアプローチができていることが分かった。一方で、今回のアンケートは希望者に物資支援を行うとしていたため、もともと受援力の高い受益者による回答が多かった可能性も考えられる。

アウトプット

11:食べるものがない、必要な生活物資がないという若者にリーチし、必要な物資を届ける。
指標物資支援件数、支援を受けた若者からの評価
目標値・目標状態3,000回(1,500人×2回)
アウトカム:結果約20食分の食料が入った応援BOXを配布。目標数である3,000回の配布を完了。
アウトカム:考察「先着で応援BOXを受け取ることができる」というキャンペーンとして提示することで、ヤングサポート登録のきっかけとすることができた。また、アンケート回答のインセンティヴにもなった。 送付後の反応では、95%以上が「とても満足」または「満足」と回答。簡単に調理できるものが入っていたこと、物価高騰の中で経済的に助かること等が理由として挙げられた。『種類が豊富にあり精神的に豊かになった』『助けてもらえる環境があるのだと実感した』 『困っていると言えない状態であったが頼っていいんだと思えた』というような記述も見られたことから、物資の送付が精神面の支えとなり、受援力の向上の一助となっていると思われる。
22:孤独や孤立状態にある若者にリーチし相談支援をする。
指標相談件数
目標値・目標状態1,050回(150人/月×7か月)
アウトカム:結果21回のLINE相談の対応を実施。そのうち、3回については弊団体内の心理士との面談またはチャット相談まで実施。目標は未達成。
アウトカム:考察1カ月の受付件数や対応期間など当初の目標数値設定が適切でなかったため、目標を大きく下回る結果となった。登録時のアンケート内の求める支援に関する設問では「窓口などの相談」を選択した受益者は3%以下に留まっており、開始前の想定より相談のニーズは高くなかったことが確認された。 目標には達していないが、相談をした受益者からは、『自分の中で気持ちが楽になった』『自分の悩み等を真剣に向き合ってくれる場所が一つでもあることが心強いと思う』という意見が寄せられており、窓口設置による効果は確認できている。 また、組織内の相談対応の体制やオペレーションを確立させることができ、継続的な支援を行えるようになった。
33:困窮状態にある若者にリーチし、LINEにより有益な情報を届ける
指標情報発信件数、支援を受けた若者からの評価
目標値・目標状態3:10,500回(1,500人/月×7か月) (いずれも、のべ回数)
アウトカム:結果 2月終了時点までにLINE送付した累計メッセージは、32,091通。
アウトカム:考察LINEから送付したメッセージの内容としては、ヤングサポートにより開催されるセミナーの告知や弊団体の心理士によるコラムのほか、年明けには能登半島地震で被災された学生・受験生に向けたアドバイスも送付。 デジタル広告によるアウトリーチの結果として、デジタル広告からランディングページに9万件を超えるアクセスを誘導することができた。登録者数は目標の1,000件を大きく上回る1,596人を獲得できた。トータルCPA (登録獲得単価)は申請時は5,000円を想定したが、最終的に3,310円となり、予算内で目標以上の登録者数を達成できた。
44:孤立・孤独に悩む若者の実情とその施策の有効性が把握できている
指標・登録した若者のプロファイル(基礎情報、課題、要望等) ・実施した施策の効果
目標値・目標状態3,000件(1,500人×2回)
アウトカム:結果アンケートにより合計3,562件の回答を受け付け、目標を達成した。 ・登録後アンケート(回答数:1,508) ・2024年1月期アンケート(回答数:1,507) ・セミナーに関するアンケート(回答数:547)
アウトカム:考察回答者のうち希望者に対し先着順または抽選で物資を送る設計としたことで回答のインセンティヴを与えられた。 現在の暮らしの経済状況に関する設問では、「苦しい」が約半数、「大変苦しい」が約3割であり、ゆとりを感じている回答者はほぼいない。特に勤労者では「苦しい」または「大変苦しい」が約9割を占めることが明らかになり、収入があっても生活が苦しい状況が窺えた。また、気分障害・不安障害相当とされるスコア10点以上が全体の半数を占めるほか、孤独感が「時々ある」が約半数、「常にある」が24%となるなど、内閣府の調査における同年代の結果よりも悪い状態であることが分かっており、深刻な状況が確認された。
55:孤立・孤独に悩む若者への支援必要性がより社会に認知されている
指標・当事業成果の報告会の実施 ・ホームページでの実施報告記事数
目標値・目標状態・報告会:1回 ・実施報告の記事:5件以上
アウトカム:結果以下の通り目標を達成。 ・報告会:オンラインにて、1回開催。 ・実施報告の記事:5件の記事を掲載。
アウトカム:考察報告会には、行政、他の支援団体、メディア等、最大で56名の方に参加いただいた。参加者のうち、希望する20名に、アンケート結果の報告書を配布した。 報告会参加者への事後アンケートでは、登録者の困窮状況や予防的支援の必要性が理解できたというコメントが見られたほか、1件メディアでも紹介をいただくなど、社会課題としての認知を高めるきっかけとすることができた。

活動

1(3)活動
活動結果計画通り
概要
21:物資支援
活動結果計画通り
概要約20食分の食品が入った応援BOXを送付する形で実施。1,501件を登録後のアンケートに回答した受益者に先着順で配布、1,477件を2024年1月期アンケートに回答した受益者に先着順で配布、セミナーに関するアンケート回答者に抽選で30件配布した(一部送付後にキャンセルがあり、合計で3,000件の配布)。送付後アンケートにより受益者からの反応を確認し、送付内容の改善も行った。
32:相談支援
活動結果遅延あり
概要助成期間中に21件の相談を対応した。いずれも、弊団体内の心理士に回答方針を確認の上、適切と思われる相談先を伝える形で対応した。 心理士により、直接受益者とより話を聞いたほうが良いと思われる案件については時間を設定し、Zoomまたはチャットでの相談対応を行った。
43:情報支援
活動結果計画通り
概要LINEやメールにてお役立ち情報を配信。定期的に配信することで孤独感を軽減することを目指した。 若者が陥りやすい危機の予防策を伝えるテーマや生活を豊かにできるテーマを取り扱うオンラインセミナーを全7回開催。 受益者自ら知りたい情報へアクセスできるWebページ「ユースナビ( https://kidsdoor-young-support.jp/youthnavi/index.html )」を開設。
54:効果測定
活動結果計画通り
概要登録後アンケート(回答数:1,508)ではヤングサポート登録時の若者の現状や求める支援、2024年1月期アンケート(回答数:1,507)では支援の効果、セミナーに関するアンケート(回答数:547)では実施したセミナーに対する意見や今後実施してほしいセミナーテーマ等について確認できた。また、4名の受益者に対し、詳しい現状を把握するためのインタビューも実施した。
65:成果発信
活動結果計画通り
概要報告会では、ヤングサポートの実施内容、アンケートやインタビューにて把握された若者の現状、支援の成果等を報告。ギリギリの若者への「予防的支援」や「つながり」の重要性を訴えた。 また、弊団体ホームページ内に報告ページ( https://kidsdoor.net/kidsdoor-young-support.html )を作成の上、各支援の紹介や登録者の現状等に関する報告記事を掲載し、活動を発信した。

資金分配団体としての非資金的支援の取り組み総括

1取り組み

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

・受益者を深堀する調査の実施
当初はアンケートにより定量調査を行うことのみを検討していたが、更に詳しい状況を把握するため、4名の受益者に対してインタビューを行うことで定性的な調査も実施できた。これにより、受益者の1日の生活サイクルや、生活費内訳の詳細、周囲の友人に関すること、私生活の困りごとといった詳細な情報を得た。特に、困窮に至る事情や要因についてのヒアリングでは、想定していないような回答も得られ、アンケートのみではわからない様々なケースが確認できた。
・企業からの協力
オンラインセミナーにてメイク講座を依頼した企業よりメーカーに働きかけを行っていただき、セミナーに参加した受益者に対しメイク用品を送付する機会をいただいた。セミナーで教わった内容を受益者に試してもらうことができた。
・デジタル広告の効果
デジタル広告による宣伝により登録者数を大幅に増加させることができ、当初の目標である1,500を大幅に上回る登録を受けることができた。早いうちに目標登録者を獲得できたことから、新規の媒体を試験的に使用する機会も得られ、媒体毎の性質や効果を把握することができた。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

「公的機関やNPOの支援を受けてもいいと思うようになったか(10段階評価)」という受援力に関する設問では6点以上の回答が78%にのぼり、「誰かに頼る」ことへの抵抗感が減り、安心感を感じる受益者が多く見られた。一方で、「ヤングサポート登録後の環境変化があったか」という設問では回答者の36%が「変化があった」と回答し、その多くは、「体調を崩した」「収入が減った」などのネガティブな変化であった。依然として苦しい状況の若者がいることが窺え、継続的な支援と根本的な悩み解決のための支援の必要性を確認した。
今後も、本事業により構築したリレーションを活かし、支援内容の拡充を行う。具体的には、直近の困窮状態を改善する一時的な支援に加え、将来を見通し生活していく力や受援力を育てるため生活に必要な知識・スキルを培うようなテーマの情報発信に注力していくほか、奨学金情報や就労支援といった長期的な経済的自立に向けたキャリア形成に資する支援の実施も視野に入れる。
また、アンケート等を通し定期的に状況把握を行い、課題や求められる支援を広く世に発信し、困窮する若者への支援実現に向けた提言方法についても模索する。

外部との連携実績

1活動受益者自ら相談先を検索できるWebページのコンテンツ作成
実施内容ヤングサポートの専用Webページ「ユースナビ( https://kidsdoor-young-support.jp/youthnavi/index.html )」では、お困りごとに合わせた相談先を紹介するコンテンツを掲載しており、このコンテンツを弁護士事務所からの協力を得て作成した。
結果・成果・影響等ページ開設時から合計30件以上のコンテンツを掲載することができた。

広報実績

シンボルマークの活用状況 あり
内容

デジタル広告(Instagramバナー、LINEバナー)、ランディングページ、情報支援サイト(ユースナビ)、キッズドアHP内の活動報告ページ、登録向けチラシ(紙)、オンラインセミナー向けチラシ(PDF)、事業報告会の資料(PDF)など。

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

ラジオ番組2番組と新聞1誌にて、計7回紹介を受けた。
・11月25日(土)、12月2日(土)19:30-20:00 TBSラジオ「スナックSDGs」
・12月7日(木)、12月14日(木)、12月21日(木)、12月28日(木) 23:30-23:40 文化放送「大空幸星のレコメン!リアルボイス」
・2月27日(火) 週刊福祉新聞「若者の困窮支援に2735人が登録」

広報制作物等あり
内容

デジタル広告(Instagramバナー、LINEバナー、Googleテキスト)、ランディングページ、情報支援サイト(ユースナビ)、キッズドアHP内の活動報告ページ、登録向けチラシ(紙)、オンラインセミナー向けチラシ(PDF)など。

報告書等あり
内容

2月19日のオンライン報告会の参加者へアンケートの調査報告書を共有。
また、弊団体ホームページ内の報告ページ( https://kidsdoor.net/kidsdoor-young-support.html )にて活動を発信。

イベント開催等

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか整備中
内容

以前認識合わせさせていただいた通り、未整備の以下規程は4/1施行・公開予定です。
・交通費規程
・謝礼金規程
・理事の職務権限に関すること
・組織(事務局)に関すること

整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか一部公開
内容

整備できているものは公開。

変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

制度を整備・周知されています。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

ハラスメント研修やアンケートの実施等を行いました。

報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監事による内部監査を実施予定。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかはい

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

今回の助成によって、デジタルアウトリーチという弊団体初めての手法への経験とノウハウを得ることができ、大変貴重な機会となった。一方、現在のデジタル広告のテクニカルな難しさや複雑さを痛感し、デジタル広告については初歩的な部分の理解に留まった。今回の経験を得て、この分野での専門性を弊団体内にてどのように築いていくか、どのように専門性を持った人材を獲得または育成していくかについては大きな課題と感じている。今後、助成金に加え実施団体向けにデジタル広告をはじめとするデジタルマーケティングについての集中トレーニングなどの支援もいただけると、より効果的にデジタルアウトリーチを活用できるのではないかと考える。