事業詳細
事業名
事業ステータス
終了
事業概要
事業の背景・社会課題としては、困難を抱える女性の住居取得の難しさがある。困難を抱える女性にとって、安心・安全な住居が確保できてはじめて、福祉、就労、教育につながり、心理的回復と安定した生活が望めるからであるが、現実には、当団体のある神戸市とその近郊では、生活保護の扶助の家賃水準の物件はあるものの、働いているが低所得の女性たちが無理なく払える低家賃で、安心して暮らせる環境の物件はまずない。また、公営住宅は場所が偏在し、通勤・通学に便利な地域では入居が非常に難しい。
この問題の解決の為、今回行う活動は、次のとおりである。民間遊休施設を借りうけて女性たちが安心安全に住める場へと改修・整備を行い、困難を抱える女性やその子どもたちを対象とした「六甲ウィメンズハウス」を開設する。そして、住居取得が難しい女性たちに対して住宅として、提供する。同時に、共有スペースを設置することによって就労支援や子どもの保育、相談支援等包括的な支援を提供する。
支援の対象の中心はDV被害女性、特にDV被害を受けたシングルマザー世帯を想定している。母子ともに深く傷ついた中での生活再建は非常に厳しく、「暴力か貧困か」の選択に迫られる母子は決して少なくない。そのような母子に対して、住まいを確保し、スタッフが心のケアや仲間づくり、学びの場を提供し、当事者が自尊感情や他者への信頼を回復し、就労等、次のステージに向かう意欲や勇気が持てるようになることだと考える。
本活動によって、困難を抱える女性やその子どもたちに対して、包括的な支援付き住宅の提供が可能になる。さらに本事業をモデル事業としてノウハウ等を提示することによって、全国に同様の支援付き住宅の提供を可能にする。このことによって、最終的には、本事業の直接的受益者だけでなく、全国の困難を抱える女性に対して貢献することが可能である。
事業名 | |
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採択事業年度 | |
事業ステータス | 終了 |
事業概要 | 事業の背景・社会課題としては、困難を抱える女性の住居取得の難しさがある。困難を抱える女性にとって、安心・安全な住居が確保できてはじめて、福祉、就労、教育につながり、心理的回復と安定した生活が望めるからであるが、現実には、当団体のある神戸市とその近郊では、生活保護の扶助の家賃水準の物件はあるものの、働いているが低所得の女性たちが無理なく払える低家賃で、安心して暮らせる環境の物件はまずない。また、公営住宅は場所が偏在し、通勤・通学に便利な地域では入居が非常に難しい。 |
コンソーシアム構成団体
資金分配団体
資金分配団体名 | 公益財団法人パブリックリソース財団 |
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事業名 | 様々な困難で困窮する女性の経済的自立支援 |