事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
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1. 貧困をなくそう | ||
3. すべての人に健康と福祉を | ||
8. 働きがいも経済成長も | ||
11. 住み続けられる街づくりを |
団体の社会的役割
団体の目的
2020年当時、高校での養護教諭経験のある菊池の元に、コロナ禍で経済的困窮や家庭での虐待に悩む若者からの相談が急増した。
彼らをサポートをしていく中で、家庭を頼ることができない18歳以降の若者が利用できる支援制度の少なさを目の当たりにして当団体を設立。
制度の狭間で孤立・困窮する若者へサポートを届け、すべての若者が自分で自分の生き方を選び、望む未来に向けて踏み出せるように伴走活動をする。
団体の概要・活動・業務
1若年女性専用サポート付きシェアハウス(定員3人) 2021年2月から のべ24人利用
2アパート型ステップハウス(性別問わず母子父子で利用可能)(定員1世帯) 2023年8月から 1人利用
3ビジネスホテル活用等による一時保護 2021年1月から 7人9泊保護
4相談・同行支援 2020年12月から 相談者112人、約4100件の対応を実施
5居住支援 2020年12月から 24人が住居決定
団体の目的 | 2020年当時、高校での養護教諭経験のある菊池の元に、コロナ禍で経済的困窮や家庭での虐待に悩む若者からの相談が急増した。 |
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団体の概要・活動・業務 | 1若年女性専用サポート付きシェアハウス(定員3人) 2021年2月から のべ24人利用 |
概要
事業概要
概ね18歳〜29歳までの孤立・困窮する若者を対象に、下記2つの事業を行うことで危機的な状況を回避し、自身の生き方を選び望む未来への第一歩を踏み出すことをサポートする。
社会背景:18歳を迎えると成人となるため児童福祉法の対象外となるが、実際この年代はまだ学生の場合も多く、サポートが必要な時期である。家庭を頼ることができない若者はさまざまな課題を一人で抱え込み、適切な相談先や行政サービスと繋がることができない場合が多い。
1)相談サポート事業
家庭からの虐待や経済的困窮、精神疾患など複雑で多様な課題を抱えている若者に対し、丁寧に話を聞きながら課題を整理し、選択肢を提案する。メール・電話・オンライン・対面を組み合わせ相談を実施し、深刻で危機的な状況解決に向けて対応し、継続したつながりを続けることで心理的に安定したサポートを行う。必要に応じて当団体や他団体の同行支援チームとも連携していく。
複雑な課題を抱え孤立している若者の孤立を防止し、さらに課題解決に向けた具体的な行動のためのサポートする。
2)エンパワメントプログラム開発事業
当団体はこれまでの活動を通し、若者の回復へのステップや変化の過程、その際に必要となる知識やスキルについて、相談員の経験値として蓄積されてきた。若者達が徐々に自信と力をつけ、一歩踏みだすことに貢献するため、本事業では専門家のアドバイスを受けながら、性教育・コミュニケーション・ネットリテラシー・権利・マネーリテラシー等に関するプログラムを開発し提供することで個々の状況に応じたプログラムを提供し、若者をエンパワメントしていく。また、相談者増加に伴い相談員の増員を予定しているが、プログラムの開発は複数のスタッフ間での支援の質の均一化と向上を図ることにもつながる。展望として、他団体への波及も念頭におき、広く活用できるプログラムを開発予定である。
資金提供契約締結日
2024年04月06日
事業期間
開始日
2024年04月06日
終了日
2025年02月28日
対象地域
神奈川県
事業概要 | 概ね18歳〜29歳までの孤立・困窮する若者を対象に、下記2つの事業を行うことで危機的な状況を回避し、自身の生き方を選び望む未来への第一歩を踏み出すことをサポートする。 社会背景:18歳を迎えると成人となるため児童福祉法の対象外となるが、実際この年代はまだ学生の場合も多く、サポートが必要な時期である。家庭を頼ることができない若者はさまざまな課題を一人で抱え込み、適切な相談先や行政サービスと繋がることができない場合が多い。 1)相談サポート事業 2)エンパワメントプログラム開発事業 | |
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資金提供契約締結日 | 2024年04月06日 | |
事業期間 | 開始日 2024年04月06日 | 終了日 2025年02月28日 |
対象地域 | 神奈川県 |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
概ね18歳〜29歳の孤立困窮している若者
(神奈川県を中心に全国対象)
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
50人
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | 概ね18歳〜29歳の孤立困窮している若者 |
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事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 50人 |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
事業の背景・課題
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題
18歳以上の家庭を頼ることができない若者が相談できる場所は皆無に等しい。
児童相談所は対象外、生活保護も昼間部の大学生であると対象外、DVシェルターは通学就労も不可であり実際利用するためには大きな障壁となる。
そうした社会背景の中で新型コロナウイルス感染症がきっかけとなり、家庭内での虐待が悪化したり、家庭外とのつながりが希薄となり孤立する若者が急増した。
2020年当時、高校での養護教諭経験のある代表菊池の元へ、若者からの相談が増えたのもコロナ禍だった。
家庭を頼ることができない若者の多くは経済的にも困窮しており、昨今の物価高の影響を強く受けている。
支援の狭間で孤立した若者たちが、家庭に居場所を失い、暴力から逃れるため、家出をしたり、夜の街に居場所を求めた結果、犯罪や性暴力に巻き込まれていることは大きな社会課題にもなっている。
令和6年度4月に施行になる「改正児童福祉法」では、18歳以上の若者への支援の拡充も想定されている。
しかし、制度の拡充が決定した後、実際に若者へ支援が行き届くまでには時間がかかる。
また、長引くコロナ禍の影響で、通学を含む対面での人間関係が激減したことにより、成長過程の若者のコミュニケーション力育成に多大な支障が起きている。
内閣府の調査による「こども・若者の意識と生活に関する調査(2023年度)」によると、「社会生活や日常生活を円滑に送ることが出来なかった経験」をもつ若者は調査全体の内45.1%と約半数近い数値となっている。
また、同調査において「社会生活や日常生活を円滑に送ることができなかった経験をした理由」に関しては「人づきあいが苦手だから」(47.7%)いった調査結果が出ている。
安心できる大人と関わる経験、自身のことを話す経験、コミュニケーションを学ぶ経験が不足していることはコロナ禍における社会課題であると言える。
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題 | 18歳以上の家庭を頼ることができない若者が相談できる場所は皆無に等しい。 |
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短期アウトカム
1 | 孤立困窮した若者が相談先と繋がることができ、社会的孤立・経済的困窮等危機的状況回避できている状態 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 相談者のうち継続相談に繋がった人数 | |
把握方法 | 新規相談者のうち継続相談に繋がった人数をカウント | |
目標値/目標状態 | 実人数25人以上 | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 | |
2 | 孤立困窮した若者がそれぞれのステップに応じてエンパワメントされている状態 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 受講者へのアンケートによる受講後の変化 | |
把握方法 | アンケート結果を分析 | |
目標値/目標状態 | 7割以上の若者にポジティブな変化が生じた | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 |
アウトプット
1 | 1 アマヤドリが相談先として 若者に認知される施策を実施する | |
---|---|---|
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | SNSでターゲティング広告を出すこと | |
把握方法 | SNS広告を実施しインプレッション数をSNSの管理者ページから確認する | |
目標値/目標状態 | 9月頃から開始。予算上限金額に達するまでの期間実施する。 | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 | |
2 | 2 孤立困窮した若者に対し、個別の相談サポートを実施する | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 新規相談者数の人数 | |
把握方法 | 当団体への相談者を記録するkintoneで専用アプリを活用しカウント | |
目標値/目標状態 | 実人数50名以上 | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 | |
3 | 3 プログラムを開発する | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | プログラム開発本数 | |
把握方法 | 開発プログラム数をカウント | |
目標値/目標状態 | 5本以上 | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 | |
4 | 4 若者にステップに応じ必要なプログラムを提供する | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | プログラム提供のべ人数 | |
把握方法 | 開発プログラム提供のべ数をカウント | |
目標値/目標状態 | のべ人数10人以上 | |
目標達成時期 | 2025年2月28日 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) 1-1 団体の雰囲気がわかる、若者世代の相談先として当団体の存在が伝わる、若者自身にとって相談先が必要な状態であるかどうかを認識することできるショート動画を作成する。 | |
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時期 2024年4月1日から2025年2月28日 | ||
1 | 活動 (内容) | 1-1 団体の雰囲気がわかる、若者世代の相談先として当団体の存在が伝わる、若者自身にとって相談先が必要な状態であるかどうかを認識することできるショート動画を作成する。 |
時期 | 2024年4月1日から2025年2月28日 | |
2 | 活動 (内容) 1-2 SNSでターゲティング広告を出す | |
時期 2024年9月から目標に達するまで | ||
2 | 活動 (内容) | 1-2 SNSでターゲティング広告を出す |
時期 | 2024年9月から目標に達するまで | |
3 | 活動 (内容) 2-1 家庭からの虐待や経済的困窮、精神疾患など複雑で多様な課題を抱えている若者に対し、丁寧に話を聞き、課題を整理し、選択肢を提案する。 | |
時期 2024年4月1日から2025年2月28日 | ||
3 | 活動 (内容) | 2-1 家庭からの虐待や経済的困窮、精神疾患など複雑で多様な課題を抱えている若者に対し、丁寧に話を聞き、課題を整理し、選択肢を提案する。 |
時期 | 2024年4月1日から2025年2月28日 | |
4 | 活動 (内容) 3 -1 若者達が徐々に自信と力をつけ、一歩踏みだすことに貢献するため、本事業では専門家のアドバイスを受けながら、性教育・コミュニケーション・ネットリテラシー・権利・マネーリテラシー等に関するプログラムを開発する。 | |
時期 2024年4月1日から2025年2月28日 | ||
4 | 活動 (内容) | 3 -1 若者達が徐々に自信と力をつけ、一歩踏みだすことに貢献するため、本事業では専門家のアドバイスを受けながら、性教育・コミュニケーション・ネットリテラシー・権利・マネーリテラシー等に関するプログラムを開発する。 |
時期 | 2024年4月1日から2025年2月28日 | |
5 | 活動 (内容) 4-1 開発したプログラムを個々の状況やステップに応じて提供していく。 | |
時期 2024年4月1日から2025年2月28日 | ||
5 | 活動 (内容) | 4-1 開発したプログラムを個々の状況やステップに応じて提供していく。 |
時期 | 2024年4月1日から2025年2月28日 |
事業実施体制
メンバー構成と各メンバーの役割 | ◯総括・代表理事:菊池操(フルタイム職員) |
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他団体との連携体制 | <相談・課題整理、解決について> <シェアハウス入居者の物資等の支援について> <住居提供について> <就労支援について> <障害や疾患が重篤な相談者について> <既婚者や子どもがいる相談者について> |
想定されるリスクと管理体制 | 【想定されるリスク①】 【想定されるリスク②】 |
関連する主な実績
本事業について、コロナウイルス感染症に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む)
なし
本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。
なし
事業に関連する調査研究、連携の実績
入力
本事業について、コロナウイルス感染症 に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む) | なし |
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本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。 | なし |
事業に関連する調査研究、連携の実績 | 入力 |