事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
その他の解決すべき社会の課題
全国レベルで300万人を超えた在日外国人労働者とその家族の生活環境の改善。
外国人生活困窮者への食品支援。
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
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1. 貧困をなくそう | ||
12. つくる生活、つかう生産を |
団体の社会的役割
団体の目的
社会的に疎外されやすい外国人労働者とその家族のための食品支援。
外国人社会の中でも急増している所得が少ない高齢者と働けない障がい者など取り残されている人達の支援。
長期的に支援が続けられる体制の整備。
団体の概要・活動・業務
2020年から群馬県大泉町で活動を始める。2022年4月からNPO法人として活動。群馬県大泉町、太田市、伊勢崎市が主な活動地域。対象は現在13か国600世帯が登録されている。2022年度の扱い量は約180トン。毎週末 土曜日(月4回)一人1回25キロ程度の食品を渡している。活動地域の外国人生活困窮者はほぼカバーしている。働いている人は全員ボランティアで15名。食品提供元は、フートバンクかながわと報徳食品支援センター。運営資金は多少の寄付金と売店の売上と理事長の個人負担。こども家庭庁の助成金で食品を購入している。
団体の目的 | 社会的に疎外されやすい外国人労働者とその家族のための食品支援。 |
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団体の概要・活動・業務 | 2020年から群馬県大泉町で活動を始める。2022年4月からNPO法人として活動。群馬県大泉町、太田市、伊勢崎市が主な活動地域。対象は現在13か国600世帯が登録されている。2022年度の扱い量は約180トン。毎週末土曜日(月4回)一人1回25キロ程度の食品を渡している。活動地域の外国人生活困窮者はほぼカバーしている。働いている人は全員ボランティアで15名。食品提供元は、フートバンクかながわと報徳食品支援センター。運営資金は多少の寄付金と売店の売上と理事長の個人負担。こども家庭 庁の助成金で食品を購入している。 |
概要
事業概要
外国人労働者が集中して居住しているこの地域において、食品支援のセーフティーネットを構築する事業を展開する。
太田市、伊勢崎市、大泉町合計で34,000の外国人が住む(令和4年度)。
1.長期的な発展の基礎となる設備投資をこの助成金を活用して行う。
①大型冷凍庫の整備(40フィートの冷凍トレーラーコンテナ)+ソーラーパネルの設置、②現在すでに保有している冷凍トラックへの外部電源導入設備、③フォークリフト(中古1台)、④ノートパソコン2台
2.2023年度の冷凍食品実績11.5トンを2024年度は25トンに増やす。
3.40フィートの冷凍コンテナの収容能力を生かして、首都圏の他の外国人団体への食品と冷凍食品の供給機能を高める。目標は10トン。
4.経済的な自立できる運営体制を作るために、会の運営組織を整える。会員と寄付の募集。
そのために広報・PR活動強化。とりわけ日本に暮らす在日外国人向けのPR活動積極的に行う。
5.食品の購入。配布食品の品揃えのために必要に応じて食品を購入する。(食用油、小麦粉、米、砂糖)年間270万円。
6.人件費は、経理を担当する理事は本業での副業禁止規定のため報酬なし。管理業務を統括する理事に対しての報酬は準備する。
資金提供契約締結日
2024年04月22日
事業期間
開始日
2024年04月22日
終了日
2025年02月28日
対象地域
群馬県大泉町、太田市伊勢崎市及び周辺の県の特定地域
事業概要 | 外国人労働者が集中して居住しているこの地域において、食品支援のセーフティーネットを構築する事業を展開する。 | |
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資金提供契約締結日 | 2024年04月22日 | |
事業期間 | 開始日 2024年04月22日 | 終了日 2025年02月28日 |
対象地域 | 群馬県大泉町、太田市伊勢崎市及び周辺の県の特定地域 |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
困窮している外国人とその家族。特に高齢者と働けない障がい者。
毎週土曜日に配布しているが、第4週土曜日だけは特に困っている世帯に絞り込んで配布している。
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
700世帯、2,800人/月間、年間延べ33,600人
第4週に配布する特に困っている100世帯、170人
事業対象者人数2,800人は、外国人居住社数の8.2%
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | 困窮している外国人とその家族。特に高齢者と働けない障がい者。 |
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事業対象者(事業で直接介入する対象者と 、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 700世帯、2,800人/月間、年間延べ33,600人 |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
事業の背景・課題
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題
1,2024年3月現在ではコロナ禍が収束して1年以上が経ち、非正規雇用労働者の雇用状況は改善されつつある。しかし、物価上昇の影響は大きく、低額の年金や生活保護費で暮らしている人にとって、食品価格が10%上がれば買える食品の量は10%が確実に減る。子どもがいる家庭では、購入する食品の量を減らすのが難しい。この2年間で生活実感としては食品価格が2割上がったと実感する。配布対象としている外国人世帯が受け取る食品も毎回25キロ程に増えている。様々な理由により生活保護を受けられない無年金の外国人高齢者も多く、必要としている食べ物の大半をフードバンクに頼っている人も増えている。最貧困層の世帯数は90世帯。増える傾向にある。
2,相次ぐ食品の値上げが続く中で、食品メーカーは製造と販売のバランスを細かくとることによって利益を確保しようとしており、製造販売の過程で発生する余剰食品の量は激減している。従って2023年度後半では前年度に比べ受領する量が半減しているフードバンクも多い。フードドライブで集まる食品もこれまで提供していたが個人の懐が厳しくなり、同じく提供の量が激減している。
2024年度の4月以降の配布する食品確保が難しくなっており、これまで関心が向けられていなかった冷凍食品が注目されている。
3,国内で販売される冷凍食品のうちかなりの量が海外生産品で輸入されている。輸送途中の破損品や港での検疫での抜き取り品のロスが多く定期的に発生するので、フードバンクとしての新しい提供食品として期待される。冷凍食品は、肉類や野菜類も含まれるために栄養バランスもよく提供食品としての価値が高い。
4,最終受領者までの流通システムを整えることによって、フードバンクの主要な提供アイテムに育つ可能性は高い。これまでの経験が証明している。
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題 | 1,2024年3月現在ではコロナ禍が収束して1年以上が経ち、非正規雇用労働者の雇用状況は改善されつつある。しかし、物価上昇の影響は大きく、低額の年金や生活保護費で暮らしている人にとって、食品価格が10%上がれば買える食品の量は10%が確実に減る。子どもがいる家庭では、購入する食品の量を減らすのが難しい。この2年間で生活実感としては食品価格が2割上がったと実感する。配布対象としている外国人世帯が受け取る食品も毎回25キロ程に増えている。様々な理由により生活保護を受けられない無年金の外国人高齢者も多く、必要としている食べ物の大半をフードバンクに頼っている人も増えている。最貧困層の世帯数は90世帯。増える傾向にある。 |
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短期アウトカム
1 | 困窮する外国人支援 実施している場所は、、群馬県大泉町、太田市、伊勢崎市。定期的に食品配布活動を実施。 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 配布会の開催回数と食品を受領した人数、及び配布した食品の量 | |
把握方法 | 食品配布会実施の記録を取る。食品受領者数、 配布した食品の種類と量 | |
目標値/目標状態 | 目標値:期間中の配布対象者が700世帯(2,800人) 目標状態:受領者の食生活に役立ち、定期的な支援ができている。 | |
目標達成時期 | 2025年2月 | |
2 | 入荷する冷凍食品の量 年間36トン、毎月3トンの冷凍食品が入荷している状況になる。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 定期的に毎月提供を受けられるメーカー/商社はマルハニチロとCGCジャパン。提供企業の提供量を把握する。 | |
把握方法 | 提供ごとに受領 した量を記録する。 | |
目標値/目標状態 | 期間中の受領量は36トン。 | |
目標達成時期 | 2025年2月 | |
3 | 大泉町の拠点から配送する他の外国人支援団体が増えている。2025年2月までに4団体に増える。栃木県小山市、埼玉県本庄市、神奈川県川崎市、他1カ所。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 各拠点への配送実績。 | |
把握方法 | 配送実績を記録する。 | |
目標値/目標状態 | 期間中の提供量は、合計10㌧。 | |
目標達成時期 | 2025年2月 |
アウトプット
1 | 定期的に大泉町で受領している人の生活が安定している。仮に仕事が一時的に無くなっても、落ち着いて仕事を探す事ができる。 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 毎回受領する冷凍食品の量が3.5キロに増える。 | |
把握方法 | 受領する際の計量する。 | |
目標値/目標状態 | 毎回3.5キロ | |
目標達成時期 | 2025年2月 | |
2 | 外国人のために配布する団体が増えている。神奈川県、埼玉県、栃木県に各1か所。 | |
モニタリング | いいえ | |
目標値/目標状態 | 1か所、年間5トンから10トンを扱う。 | |
目標達成時期 | 2025年2月 | |
3 | HPの刷新、PR誌を発行等、PR活動の成果が表れて会員数が増加し、寄付件数も増えている。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 会員数が増え寄付金額も増えている。 | |
把握方法 | 入金の記録。 | |
目標値/目標状態 | 寄付金額50万円。 | |
目標達成時期 | 2025年3月 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) スマイルネットありがとう(大泉町)での定期的食品配布活動 | |
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時期 2024年4月~2025年2月 | ||
1 | 活動 (内容) | スマイルネットありがとう(大泉町)での定期的食品配布活動 |
時期 | 2024年4月~2025年2月 | |
2 | 活動 (内容) 他の外国人支援団体への食品提供活動 | |
時期 2024年4月~2025年2月 | ||
2 | 活動 (内容) | 他の外国人支援団体への食品提供活動 |
時期 | 2024年4月~2025年2月 | |
3 | 活動 (内容) 広報・PR活動の強化 | |
時期 2024年4月~2025年2月 | ||
3 | 活動 (内容) | 広報・PR活動の強化 |
時期 | 2024年4月~2025年2月 | |
4 | 活動 (内容) 設備投資 | |
時期 2024年4月~2025年2月 | ||
4 | 活動 (内容) | 設備投資 |
時期 | 2024年4月~2025年2月 | |
5 | 活動 (内容) 内部管理体制の充実 | |
時期 2024年4月~2025年2月 | ||
5 | 活動 (内容) | 内部管理体制の充実 |
時期 | 2024年4月~2025年2月 |
事業実施体制
メンバー構成と各メンバーの役割 | 理事(4名)、ボランティア(15名)計19名。担当の内訳:総括/理事長(1名)、副理事長(1名)、経理/内部管理担当理事(1名)、監事(1名)、事務所内諸作業(15名)※2024年4月の総会で新しい理事を選出する。 |
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他団体との連携体制 | フードバンクかながわ、報徳食品支援センター、フードバンク愛知と協力して食品の開拓に務める。 |
想定されるリスクと管理体制 | コロナ感染者が発生した時は、活動を一 旦停止する。受領者からの品質クレームに対応する体制。 |
関連する主な実績
本事業について、コロナウイルス感染症に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む)
なし
本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けて いない。
なし
事業に関連する調査研究、連携の実績
特にありません。
本事業について、コロナウイルス感染症に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む) | なし |
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本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。 | なし |
事業に関連する調査研究、連携の実績 | 特にありません。 |