事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
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1. 貧困をなくそう | ||
4. 質の高い教育をみんなに |
団体の社会的役割
団体の目的
スマイルベースは、「子どもの貧困を未然に防ぐ」ことをテーマに、生活困窮者(就労の状況、心身の状況、地域社会との関係性等の事情により経済的に困窮し最低限度の生活を維持することができなくなる恐れのあるもの)を最重点の支援対象者としたうえで、子どもたちが安心できる居場所を提供し、地域のつながりを活かした支援の強化を目的とする。
団体の概要・活動・業務
【概要】
子どもたちが学習や食事を通じてコミュニケーションを深め、自己肯定感を高めることを目的としています。
対象は年長~高1。火・木は朝食提供、月~金は学習、土曜は学習・調理体験、家庭教育相談・カウンセリングを実施。
【活動内容】
学習支援:放課後学習室
生活支援:朝食・食事提供、調理体験
登校支援:不登校傾向の子への支援
見守り支援:家庭教育相談、カウンセリング、食支援
団体の目的 | スマイルベースは、「子どもの貧困を未然に防ぐ」ことをテーマに、生活困窮者(就労の状況、心身の状況、地域社会との関係性等の事情により経済的に困窮し最低限度の生活を維持することができなくなる恐れのあるもの)を最重点の支援対象者としたうえで、子どもたちが安心できる居場所を提供し、地域のつながりを活かした支援の強化を目的とする。 |
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団体の概要・活動・業務 | 【概要】 |
概要
事業概要
学習支援:
学習サポート: 学校の宿題・予習復習支援による学習習慣の確立と意欲向上
体験学習: 文化・社会体験を通じた学びの深化と視野の拡大
学習支援の強化: 放課後学習室の環境整備、学習支援ボランティアの育成・拡充
生活支援:
食支援: 食事提供、食育による知識啓蒙、食事を通じた交流機会の創出
生活習慣支援: 規則正しい生活習慣の確立、基本的な生活スキルの習得支援
食を通じた交流促進: 調理体験や食事会等の実施による、子どもたちのコミュニケーション促進
居場所の提供:
安心・安全な居場所: 心理的に安定し、安全に過ごせる環境整備
地域との連携強化: 地域住民・関係機関との連携を密にし、地域全体で子どもを支える体制構築
事業の特徴:
子ども食堂を拠点に地域に根差した支援を実施。個々のニーズに合わせた柔軟なサポートを目的に、教育に関心のある方、学習支援経験者、イベント企画運営が得意な地域人材を募り、活動参加の仕組みを構築する。
学習支援では基礎学力定着を重視し、算数・国語の基礎習得プログラムを定期的に実施する。
ICT教材整備や集中しやすい環境構築を図り、地域住民と子どもの交流機会を創出し、地域全体で見守る体制を構築する。
資金提供契約締結日
2025年04月14日
事業期間
開始日
2025年04月14日
終了日
2026年02月27日
対象地域
糸満市域
事業概要 | 学習支援: 生活支援: 居場所の提供: 事業の特徴: | |
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資金提供契約締結日 | 2025年04月14日 | |
事業期間 | 開始日 2025年04月14日 | 終了日 2026年02月27日 |
対象地域 | 糸満市域 |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
・生活困窮者の世帯の子ども
・就学援助を必要とする世帯の子ども
・貧困に起因する様々な困難を抱えた子ども
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
糸満市内の小中高生を中心に30名
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | ・生活困窮者の世帯の子ども |
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事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 糸満市内の小中高生を中心に30名 |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の 有無 | なし |
事業の背景・課題
社会課題
- 子どもの貧困と格差:
経済的に困難な家庭の子どもは、学習機会や生活環境で不利な状況に置かれやすく、特にひとり親家庭や多子世帯では深刻である。
貧困は学習意欲の低下や社会的孤立を招き、子どもの将来に悪影響を及ぼす可能性が考えられる。
2. 学習支援の不足:
学校の授業についていけない、学習習慣が身についていない子どもへの支援が不足している。
基礎学力の不足(進路選択に影響している。家庭環境によっては保護者が十分な学習支援を提供できていない。)
3. 居場所の不足:
放課後や休日に、子どもが安心して過ごせる居場所が不足しており、特に地域とのつながりが希薄な家庭の子どもは孤立しやすい傾向にある。
安全で安心できる居場所は、子どもの健全な成長に不可欠であるが、不足している。
4. 地域との連携の弱さ:
子どもへの支援には学校、家庭、地域社会の連携が不可欠だが、連携が十分に機能していない。
地域住民の関心が低い、支援体制が未整備などの課題があり、地域全体で子どもを支える体制が求められる。
5. 多様なニーズへの対応:
子どもの課題は多様化しており、個々のニーズに合わせた支援が必要である。
学習支援だけでなく、心理的なケアや生活支援など、包括的な支援体制の構築が必要である。
外国にルーツを持つ子どもへの支援も必要である。
社会課題 |
経済的に困難な家庭の子どもは、学習機会や生活環境で不利な状況に置かれやすく、特にひとり親家庭や多子世帯では深刻である。 |
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短期アウトカム
1 | 事業開始前より社会や将来への関心が高まり、子どもの学習意欲、基礎学力が向上している。 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・ICT学習記録 | |
把握方法 | ・日次及び月次活動記録 | |
目標値/目標状態 | ・学習支援参加者事業期間中1500名(延べ) ・検定受験者が教室利用者の学習意欲向上をリードしており、検定受験を希望するこどもが後続する状態。 | |
目標達成時期 | 2026年2月 | |
2 | 食支援や調理体験によって、子どもの孤食や空腹による学習意欲の低下が減ったり、コミュニケーションの場や挑戦の機会が得られることで学習に前向きになっている。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・1人当たりの学習時間 | |
把握方法 | ・利用者数カウント | |
目標値/目標状態 | ・利用者の事業初期の状態と比べ、学習面において意欲向上等の改善が見られる。 | |
目標達成時期 | 2026年2月 | |
3 | 一般社団法人の設立ができており、地域や教育・支援関係機関との連携が事業開始前より進んだことで子どもたちへの認知が進んでいる。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・連携先機関数 | |
把握方法 | ・関係者エコマップ | |
目標値/目標状態 | ・法人として他団体や企業と連携し、情報・意見交換などの交流会ができている。 | |
目標達成時期 | 2026年2月 |
アウトプット
1 | 【学習支援】 1-2.個々の特性に対応できる学習支援室が整備できている。 1ー3.地域や将来を考えることに繋がる体験学習の機会を定期的に提供できている。 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・活動記録 | |
把握方法 | ・日次及び月次報告記録 | |
目標値/目標状態 | ・事業期間中 ・整備した学習支援室で学習支援を行うことができている。 | |
目標達成時期 | 2026年2月 | |
2 | 【食支援】 2-2.調理体験の実施により、子どもたちが調理や栄養について学ぶ機会や、コミュニケーションの場を提供している。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・居場所での食事提供数 | |
把握方法 | ・食事提供記録 | |
目標値/目標状態 | ・事業期間中 ・食に関する知識啓蒙により食べ残し状況に改善がみられる。 | |
目標達成時期 | 2026年2月 | |
3 | 【組織基盤強化】 3-2.居場所と地域との繋がりが増加し、利用者や支援者の数も事業開始前より増えている。 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・居場所利用者の人数 | |
把握方 法 | ・参加者アンケート | |
目標値/目標状態 | ・事業期間中 | |
目標達成時期 | 2026年2月 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) 【1.学習支援】 | |
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時期 2025年4月~2026年2月 | ||
1 | 活動 (内容) | 【1.学習支援】 |
時期 | 2025年4月~2026年2月 | |
2 | 活動 (内容) 【2.食支援】 | |
時期 2025年4月~2026年2月 | ||
2 | 活動 (内容) | 【2.食支援】 |
時期 | 2025年4月~2026年2月 | |
3 | 活動 (内容) 【3.基盤強化】 | |
時期 2025年4月~2026年2月 | ||
3 | 活動 (内容) | 【3.基盤強化】 |
時期 | 2025年4月~2026年2月 |
事業実施体制
事業実施体制、メンバー構成と各メンバーの役割 | 総責任者1名(坂本喜博)、会計担当者1名(山入端力也)、事業責任者(坂本航)、事業担当者(坂本コンソラシオン) |
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他団体との連携体制 | 糸満市役所こども未来課子供支援サポーター、糸満市教育委員会、スクールソーシャルワーカー、糸満市内小中学校、糸満市社会福祉協議会 |
ガバナンス・コンプライアンス体制 | 一般社団法人化と共に各種規程類を整備予定 |
関連する主な実績
本申請事業について、助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定を含む)
なし
本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。
なし
事業に関連する調査研究、連携の実績
糸満市こども未来課の要請令和7年度沖縄こどもの貧困緊急対策事業に係る事業計画概要の提出
糸満市こども未来課よりのフードパントリー事業の必要世帯への周知協力
糸満市こども未来課よりのランチサポート事業対象家庭の情報提供への解答
糸満市こどもの未来課よりの令和6年度沖縄県こどもの居場所(こども食堂)調査協力依頼への対応
本申請事業について、助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定を含む) | なし |
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本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。 | なし |
事業に関連する調査研究、連携の実績 | 糸満市こども未来課の要請令和7年度沖縄こどもの貧困緊急対策事業に係る事業計画概要の提出 |