事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
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3. すべての人に健康と福祉を | ||
17. パートナーシップで目標を達成しよう | ||
10. 人や国の不平等をなくそう | ||
2. 飢餓をゼロに |
団体の社会的役割
団体の目的
空家・空地における諸問題解決に関する事業を行い、地域活性化と不安解消に寄与し、また、その活動で見えてきた住宅確保要配慮者支援、特に子どもを含むひとり親家庭の貧困問題を支援する
団体の概要・活動・業務
設立当初から空家問題解決のため活動し住宅確保用配慮者支援に発展。その支援の中で、ひとり親家庭のこどもたちの孤独や孤食の問題に気づき、学校でも家庭でもない「居場所そら」を週3日開所。また、こどもたちの笑顔を継続させるために、ひとり親家庭のための子育て支援館「佐賀コミュニティフリッジ」を24時間365日開所。どちらも今年の春で3年目となりますが、物価高騰を受け年々利用者が増えています。
団体の目的 | 空家・空地における諸問題解決に関する事業を行い、地域活性化と不安解消に寄与し、また、その活動で見えてきた住宅確保要配慮者支援、特に 子どもを含むひとり親家庭の貧困問題を支援する |
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団体の概要・活動・業務 | 設立当初から空家問題解決のため活動し住宅確保用配慮者支援に発展。その支援の中で、ひとり親家庭のこどもたちの孤独や孤食の問題に気づき、学校でも家庭でもない「居場所そら」を週3日開所。また、こどもたちの笑顔を継続させるために、ひとり親家庭のための子育て支援館「佐賀コミュニティフリッジ」を24時間365日開所。どちらも今年の春で3年目となりますが、物価高騰を受け年々利用者が増えています。 |
概要
事業概要
・経験:こどもの居場所での支援、フリッジでの支援を通じ当事者の声から、まずは生活を支えるため食料支援が一番と考えていた。しかし居場所などのこどもたちとフリッジのこどもたちのコメントを通じて、こどもの体験格差があることを感じている。
・背景:当団体が所在している佐賀市内においても、対象となるひとり親家庭世帯の拡大を感じている。(フリッジ登録者である児童扶養手当受給者が、開設当初より減少しない事象より)ひとり親家庭の構造的な収入不足と、物価高騰による生活費の高騰をうけて、こどもの体験機会はより減少
・事業概要:当会の登録ひとり親世帯約200世帯へこれまで通り食支援をしつつ、当会運営の居場所へのこども参加をさらに促す。それを通じて居場所のこども、フリッジへのこどもへ、9ヶ月間毎月の体験機会を提供する。特に、畑や野外観測(山や川含む)などの自然体験を中心(当会の居場所での文化体験等含む)に、支援NPO・市民団体と連携をした提供をする。同時に、本取り組みをPRをし、特に近年SDGsからも支援事例が増えている県内の企業との連携した体験提供をし、事業終了後も企業のプロボノとしての継続機会提供を構築したい。食支援においては、登録ひとり親世帯約200世帯への毎月(週1回提供を予定)提供を実施する。また、居場所そらはフリッジの近くでもあるのでこどもたちの拠り所になるようここでも食支援を実施する。
資金提供契約締結日
2025年05月14日
事業期間
開始日
2025年05月14日
終了日
2026年02月27日
対象地域
佐賀県佐賀市
事業概要 | ・経験:こどもの居場所での支援、フリッジでの支援を通じ当事者の声から、まずは生活を支えるため食料支援が一番と考えていた。しかし居場所などのこどもたちとフリッジのこどもたちのコメントを通じて、こどもの体験格差があることを感じている。 | |
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資金提供契約締結日 | 2025年05月14日 | |
事業期間 | 開始日 2025年05月14日 | 終了日 2026年02月27日 |
対象地域 | 佐賀県佐賀市 |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
・当団体運営のコミュニティフリッジ登録者200世帯のひとり親家庭におけるこどもたち
・当団体運営の居場所そら(こどもの居場所)のこどもたち※週3日開所、平均15人/1日(年間のべ約2,000人)
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
200名+15名
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | ・当団体運営のコミュニティフリッジ登録者200世帯のひとり親家庭におけるこどもたち |
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事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 200名+15名 |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
事業の背景・課題
社会課題
佐賀県は、九州の北西部に位置し、東は福岡県、西は長崎県に接し、北は玄界灘、南は有明海に面しています。東京まで直線距離で約900キロメートル、大阪まで約500キロメートルであるのに対し、朝鮮半島までは約200 キロメートル足らずと近接しており、大陸文化の窓口として歴史的、文化的に重要な役割を果たしてきました。面積は、約2,400平方キロメートル、10市10町で構成され、人口は約83万人となっています。
少子高齢化や若年層の地域外流出により、この20年人口減少がとまらず、今後20年で、約20%が、さらに減少する見込みとなっております。一方で、将来の生産をささえるこども世代については、ここ数十年貧困率が高止まりしている点が大きな課題となっている。
・人口減少
・こども世代の貧困(貧困の連鎖)
この2つにより、県内GDPが将来において不安的な状況であり、地域社会の活力低下にはどめがかからない状況にある。同時に、貧困率についても地域における児童扶養手当受給世帯数は増加の傾向にあり、貧困の状況は拡大している。この数年県内でのこども食堂が数カ所から100箇所以上と拡大しており、その受け皿の一つは実現しつつある。しかしながら学習支援や体験支援という点ではいまだ不足している状況である
社会課題 | 佐賀県は、九州の北西部に位置し、東は福岡県、西は長崎県に接し、北は玄界灘、南は有明海に面しています。東京まで直線距離で約900キロメートル、大阪まで約500キロメートルであるのに対し、朝鮮半島までは約200キロメートル足らずと近接しており、大陸文化の窓口として歴史的、文化的に重要な役割を果たしてきました。 面積は、約2,400平方キロメートル、10市10町で構成され、人口は約83万人となっています。 |
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短期アウトカム
1 | コミュニティフリッジの登録者200世帯(一部重複する居場所のこどもたち)を中心に、佐賀県全体として、ひとり親世帯の子どもの体験格差をうめる体制を、当団体・CSO・企業などの連携により継続的に確保され、それにより、それ以外の家庭との体験格差が大きく発生していない状態 | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 体験活動に対する興味・関心が強くなってと思えた子どもの割合 | |
把握方法 | アンケート | |
目標値/目標状態 | ・体験活動に対する興味・関心が高まったと感じた子どもの割合が7割 | |
目標達成時期 | 2026/2 | |
2 | 企業や支援者からの寄付により、コミュニティフリッジの登録者200世帯が支援品を受け取ることで、登録者の誰もが食料や日用品に困らない状態 | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・企業や支援者の獲得。現在より支援者が増えている。 | |
把握方法 | ・企業や支援者への訪問数と寄付の実績を確認 | |
目標値/目標状態 | ・訪問数の3割が支援者になる | |
目標達成時期 | 2026/2 |
アウトプット
1 | 当団体の施設内外での学習支援で学習環境が向上し、連携した団体の企画を中心とした野外での自然体験で、対象となるこどもたちの視野が広がり、自ら積極的に体験への参加ができるようになる | |
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モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | ・体験企画 9回 | |
把握方法 | ・体験開催 回数のカウント | |
目標値/目標状態 | 体験開催 9回 | |
目標達成時期 | 2026/2 | |
2 | 企業や支援者からの支援品を定期的にコミュニティフリッジ内に棚入れをし、登録者への告知等を通じて、登録者がより多く利用し生活の質の向上に向かっている | |
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 棚入れ 目標 72回 | |
把握方法 | ・棚入れのカウント | |
目標値/目標状態 | 棚入れ 72回 | |
目標達成時期 | 2026/2 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) 体験企画について大まかな年間スケジュールを決定し、 | |
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時期 2025/6 | ||
1 | 活動 (内容) | 体験企画について大まかな年間スケジュールを決定し、 |
時期 | 2025/6 | |
2 | 活動 (内容) 自然体験の講師となる団体との面談、趣旨理解、企画立案等実施 | |
時期 2025/6 | ||
2 | 活動 (内容) | 自然体験の講師となる団体との面談、趣旨理解、企画立案等実施 |
時期 | 2025/6 | |
3 | 活動 (内容) 居場所そらの告知をコミュニティフリッジ登録者に実施し、居場所そらへの参加を呼びかける | |
時期 2025/6 | ||
3 | 活動 (内容) | 居場所そらの告知をコミュニティフリッジ登録者に実施し、居場所そらへの参加を呼びかける |
時期 | 2025/6 | |
4 | 活動 (内容) 自然体験の開催告知を対象者に実施し、体験企画を開催する | |
時期 2025/7 | ||
4 | 活動 (内容) | 自然体験の開催告知を対象者に実施し、体験企画を開催する |
時期 | 2025/7 | |
5 | 活動 (内容) 毎月1回開催レポートを、行政や、CSO、企業を通じて、PRする(HP含む) | |
時期 2025/6-2026/2 | ||
5 | 活動 (内容) | 毎月1回開催レポートを、行政や、CSO、企業を通じて、PRする(HP含む) |
時期 | 2025/6-2026/2 | |
6 | 活動 (内容) 参加者アンケートを事前と、毎回、事後に実施し、参加者の変化をおう | |
時期 2025/6-2026/2 | ||
6 | 活動 (内容) | 参加者アンケートを事前と、毎回、事後に実施し、参加者の変化をおう |
時期 | 2025/6-2026/2 | |
7 | 活動 (内容) CSO、企業と事業終わり後の体験企画継続のための座組を検討する | |
時期 2025/12-2026/2 | ||
7 | 活動 (内容) | CSO、企業と事業終わり後の体験企画継続のための座組を検討する |
時期 | 2025/12-2026/2 |
事業実施体制
事業実施体制、 メンバー構成と各メンバーの役割 | 内川副代表:事業全体のマネジメント。髙山:事業リーダーとして、居場所開催・体験企画開催を取り仕切る。松尾:サブリーダーとして、主に居場所開催の担当。松本:コミュニティフリッジリーダーとして、食品配布やフリッジ登録者とのやりとりを担当。委託先(選定中):自然体験の企画、講師、CSO・企業連携を専門に担当 |
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他団体との連携体制 | 佐賀県、佐賀市、佐賀市社協、こども食堂・フードバンク団体、自然体験CSO、当会へ支援をいただいている企業数百社 |
ガバナンス・コンプライアンス体制 | 通常は代表・副代表のマネジメントのもと、管理部門常勤により、規程や会計の運営を実施(資金管理も2重チェック)定期的な理事会等での確認 |
関連する主な実績
本申請事業について、助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定を含む)
なし
本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。
なし
事業に関連する調査研究、連携の実績
・こどもたちの貧困や健康状態などについては、当団体理事加留部智惠子教授(佐賀大学医学部看護学科)に相談している
・こどもたちへの食糧支援に協力のためフードドライブを、田島株式会社と九州労金佐賀が実施
・継続的な食糧支援のため、相談役が農家や企業回りを担当している
本申請事業について、助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定を含む) | なし |
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本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。 | なし |
事業に関連する調査研究、連携の実績 | ・こどもたちの貧困や健康状態などについては、当団体理事加留部智惠子教授(佐賀大学医学部看護学科)に相談している |