事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
女性の経済的自立への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
---|---|---|
1. 貧困をなくそう | 1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。 | 生活困窮リスクを抱える低所得のシングルマザーを対象に、デジタルスキル研修と起業・就労支援を提供することで、彼女らの貧困からの脱却を目指す。 |
5. ジェンダー平等を実現しよう | 5.b 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。 | 生活困窮リスクを抱える低所得のシングルマザーを対象に、デジタルスキル研修と起業・就労支援を提供することで、彼女らの貧困からの脱却を目指す。デジタルスキル研修の内容は多岐にわたるが、オンラインを活用した在宅勤務が可能となる基礎スキルと専門スキルの習得を目指す。 |
8. 働きがいも経済成長も | 8.5 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。 | 生活困窮リスクを抱える低所得のシングルマザーを対象に、デジタルスキル研修と起業・就労支援を提供することで、彼女らの貧困からの脱却を目指す。これにより、男性に比べて平均所得が低く、雇用形態も非正規雇用が中心で経済的に不安定な状況にあるシングルマザーの状況を改善する。 |
4. 質の高い教育をみんなに | 4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 | 生活困窮リスクを抱える低所得のシングルマザーを対象に、デジタルスキル研修と起業・就労支援を提供することで、彼女らの貧困からの脱却を目指す。シングルマザーの多くは、所得が低く、非正規雇用のため、デジタル分野におけるリスキリング研修を受ける機会が限られているが、本事業を通じてデジタル分野でのリスキリング機会を提供する。 |
10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 生活困窮リスクを抱える低所得のシングルマザーを対象に、デジタルスキル研修と起業・就労支援を提供することで、彼女らの貧困からの脱却を目指す。これにより、シングルマザー本人だけでなく、彼女らの子どもたちのウェルビーイングを向上させるだけでなく、貧困に起因する教育やキャリア追求の格差解消を図る。 |
団体の社会的役割
団体の目的
シングルマザーを中心とした貧困その他生活に困窮する者を対象に、少額の貸付けその他の金融サービス(=マイクロファイナンス)と、独自に開発した金融教育、ライフ・スキル研修、コーチング、カウンセリングなどの伴走支援を提供することを通じて、日本における格差・貧困の解消に貢献することを目的とする。利益最大化ではなく社会課題解決を目的とするユヌス・ソーシャルビジネス7原則に基づき運営されている。
団体の概要・活動・業務
ノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス博士が設立したグラミン・ネットワークの日本法人として2017年に設立された。主要業務は、シングルマザーを中心とした生活困窮リスク層を対象としたマイクロファイナンス、伴走支援、スキル研修、起業・就労支援と、こうした支援手法の普及・啓発活動である。2022年5月にはでじたる女子活躍推進コンソーシアムを結成し地方在住女性の自立を支援する活動を開始した。
団体の目的 | シングルマザーを中心とした貧困その他生活に困窮する者を対象に、少額の貸付けその他の金融サービス(=マイクロファイナンス)と、独自に開発した金融教育、ライフ・スキル研修、コーチング、カウンセリングなどの伴走支援を提供することを通じて、日本における格差・貧困の解消に貢献することを目的とする。利益最大化ではなく社会課題解決を目的とするユヌス・ソーシャルビジネス7原則に基づき運営されている。 |
---|---|
団体の概要・活動・業務 | ノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス博士が設立したグラミン・ネットワークの日本法人として2017年に設立された。主要業務は、シングルマザーを中心とした生活困窮リスク層を対象としたマイクロファイナンス、伴走支援、スキル研修、起業・就労支援と、こうした支援手法の普及・啓発活動である。2022年5月にはでじたる女子活躍推進コンソーシアムを結成し地方在住女性の自立を支援する活動を開始した。 |
概要
事業概要
■全体像
北海道、東北、中部・北陸、中国の4つの地方を重点領域として、デジタルスキル研修と起業・就労支援等を通じたシングルマザーの経済的自立支援に関心を持つ実行団体を支援する。支援に当たっては、グラミン日本がこれまで蓄積してきたデジタルスキル研修と起業・就労支援のノウハウをの共有を通じて、実行団体が地域の経済・社会状況を踏まえた独自の支援プログラムを構築・発展させることを後押しする。
■資金支援を通じて実行団体に期待する活動
①家計管理などのライフスキル研修、②社会人基礎力を高めるソフトスキル研修、③デジタル分野での起業・就労に必要なデジタルスキル研修、④キャリア・コンサルティングやキャリア・マッチングなどの起業・就労支援、⑤コミュニティ形成を通じた孤独・孤立解消と モチベーション向上、等の包括的支援
■事業の新規性
(1)RPA、SAPなどの最新のデジタル技術の活用、(2)シングルマザーの自立に向けた包括的支援モデル、(3)雇用とアウトソーシングを通じてシングルマザーの経済的自立を支援する「インパクト雇用&ソーシング」と呼ばれる新たな企業CSVモデル、(4)自治体PFS/SIBや企業版ふるさと納税制度を活用した出口戦略、(5)地域におけるコレクティブ・インパクトの展開、等を提案し、「母子家庭等就業・自立支援センター」社会実装を目指している点。
資金提供契約締結日
2025年03月10日
事業期間
開始日
2025年03月10日
終了日
2028年03月30日
対象地域
全国(但し、北海道、東 北、中部・北陸、中国地方を重点地域として積極的に案件発掘を行う)
事業概要 | ■全体像 | |
---|---|---|
資金提供契約締結日 | 2025年03月10日 | |
事業期間 | 開始日 2025年03月10日 | 終了日 2028年03月30日 |
対象地域 | 全国(但し、北海道、東北、中部・北陸、中国地方を重点地域として積極的に案件発掘を行う) |
直接的対象グループ
生活困窮リスクを抱えるシングルマザー
人数
100名〜200名
最終受益者
上記シングルマザー本人とその家族
人数
200〜500名