事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
その他の解決すべき社会の課題
食品企業からの未利用食品等の寄付の促進と全国への寄付食品の安心、効率的かつ安定的な供給
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 2. 飢餓をゼロに | 2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。 | 企業が提供する未利用食品を全国に配分するために「ミールズ・オン・ホイールズロジシステム」の取り組みを推進している。各地では食のある居場所づくり団体を通じて、子供から高齢者まで「食」を通じたコミュニティの醸成に寄与している。詳細は https://www.mow.jp/mow-ls/index.html をご参照ください。 |
| 9. 産業、技術革新と基盤をつくろう | 9.1 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 | 誰もが食品にアクセスできるインフラを整備するに際して、所得格差や公共交通(移動)整備の状況、地域経済の格差等によって誰もが等しく食品を入手することは難しい現状がある。こうした状況に対して、地域課題や地域内外のアセット(地域資産)を集約する機能を「食のある居場所」は有する。「食のある居場所」づくり活動団体が持続可能な支援拠点になるために助成情報や活動ノウハウの提供、また全国的な食料配分システムにて活動のバックアップを推進している。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 | 企業の所有する未利用食品を全国に配分する「ミールズ・オン・ホイールズロジシステム」に取り組んでいる。活動を開始からこれまでの寄贈実績は約1757t以上。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | 行政・市民・企業等が持つ資源を協働して居場所づくり推進のために投入し、多様な経験やスキルを持つ人々の参画を促す。これにより、持続可能な居場所づくりに向けた協働のプラットフォームが育まれる。 |
団体の社会的役割
団体の目的
・子どもから高齢者まで住民参加による食事サービスや在宅福祉サービス活動の発 展を願い、全国で活動する団体や個人がつくる連絡組織として活動の普及とサービスの質向上を図る。
・子どもから高齢者まで地域住民が安心して通える地域の居場所を充足させ、社会的孤立を軽減する。
・子どもを含む多様な世代の食生活をめぐる問題の軽減、改善を目指す。
・自立した食習慣を身につけることができるよう、子どもの成長を支援する。
団体の概要・活動・業務
住民主体で取り組む食支援活動団体の中間支援組織として活動。
(1)ネットワーク形成支援(連絡会議の開催、多機関の協働を推進する「食でつながるフェスタ」開催支援)/企業等支援団体とのマッチング等
(2)啓発・研修・情報発信(運営・教本の作成、研修開催・講師派遣)等
(3)相談窓口の設置・助成制度や関連機関の紹介等
(4)食を通じた居場所の重層的支援として、全国・地域レベルの中間支援組織の連携
| 団体の目的 | ・子どもから高齢者まで住民参加による食事サービスや在宅福祉サービス活動の発展を願い、全国で活動する団体や個人がつくる連絡組織として活動の普及とサービスの質向上を図る。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 住民主体で取り組む食支援活動団体の中間支援組織として活動。 |
概要
事業概要
本事業は、企業の未利用食品や寄贈食品が安定的に食支援団体に流通するために、食品提供企業・物流企業等複数の企業と中間支援組織とが協働して物流の効率化を推進する「集約型物流支援システム」を開発する。
1.集約型物流支援システムの推進に向けた検討会の開催
物流企業、倉庫等複数の事業社間連携による広義の流通提供者、食品製造企業他食品提供企業、フードバンクや社協等の中間支援組織等で構成される検討会を設置し、下記の体制について協議する
【検討事項】※想定案
・寄贈食品を受け入れるための物流倉庫の確保
・寄贈食品を広域で受け入れる一時拠点(中核ロジ)の創出
・圏域における物流ルートの確立
・商品特性(常温・冷蔵)に応じた食品寄贈ルートの開発
・WEBシステムの改修
・社会広報の推進・そのための広報ツール作成
2.寄贈食品の効率的な配送モデルの試行
全国企業から寄贈食品を送付し、実行団体の対象地域において配送するルートの確立を前提にした物流システムの検証を図る。本実証の結果をもとに、未利用食品の供給体制構築と物流コストを示すことで社会インフラを各地に推進する際の基礎的な資料を作成する。
3.研修会、説明会の開催
企業からの食品寄付を安全に実施するために、食支援団体・行政・社協他関係者等を対象に研修会の開催を予定。
・安全な食品寄贈を進めるために~食品寄贈ガイドライン等の理解
・寄贈食品のトレーサビリティとロジシステムについての基礎的な理解、他
資金提供契約締結日
2026年01月19日
事業期間
開始日
2026年01月19日
終了日
2029年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 本事業は、企業の未利用食品や寄贈食品が安定的に食支援団体に流通するために、食品提供企業・物流企業等複数の企業と中間支援組織とが協働して物流の効率化を推進する「集約型物流支援システム」を開発する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2026年01月19日 | |
| 事業期間 | 開始日 2026年01月19日 | 終了日 2029年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
食支援活動を支援する圏域で活動する中間支援組織(NPO・こども食堂ネットワーク・社会福祉協議会・公益法人・フードバンク・社会福祉施設等)を通じて、食支援活動を行う団体
人数
当会と連携する食支援のコーディネーターは全国37都道府県で80地域。こちらに登録している食支援団体は約3000団体。
1コーディネータが活動する圏域(3000÷80地域)の食支援団体は約37団体×対象地域4地域(4実行団体※予)=148団体
最終受益者
食支援活動団体の被支援者
人数
1団体の利用者を50~100名と想定すると、50(100)名×148団体=7,400名~(14,800名)が対象と考えられる。
| 直接的対象グループ | 食支援活動を支援する圏域で活動する中間支援組織(NPO・こども食堂ネットワーク・社会福祉協議会・公益法人・フードバンク・社会福祉施設等)を通じて、食支援活動を行う団体 | |
|---|---|---|
| 人数 | 当会と連携する食支援のコーディネーターは全国37都道府県で80地域。こちらに登録している食支援団体は約3000団体。 | |
| 最終受益者 | 食支援活動団体の被支援者 | |
| 人数 | 1団体の利用者を50~100名と想定すると、50(100)名×148団体=7,400名~(14,800名)が対象と考えられる。 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号)は、企業に対して食品ロスの削減に向けた取り組みを促すことを目的に、食品ロスの把握と測定、食品ロスの削減計画の策定、従業員の教育・訓練、協力体制の構築等の対策を講じることが求められた。合わせて、「まだ食べることができる食品(未利用食品)については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人々に提供することを含め、できるだけ食品として活用するようにしていくことが重要」とされるなど、環境保護や社会的責任の実現にも寄与することを目指している。企業が有する未利用食品の寄付が促進されないボトルネックとなっているのは配送コストと寄贈先とのマッチング等の課題がある。
全国規模の食品企業が未利用食品の供給を行う際、フードバンクやこども食堂等活動団体が集中する大都市(関東・中部・関西・福岡)では送料負担が少ないことから寄贈(供給)が進む一方で、その他の地域(北海道・中四国・沖縄含む九州南部)では配送コストや団体との交渉等調整における負担感が大きいことから寄贈対象地域としては消極的に捉えられている。また昨年12月に消費者庁より、「食品寄贈ガイドライン」が公表された。ガイドラインでは安全な食品寄贈を推進するためには、企業・中間支援組織・フードバンク・こども食堂等食支援活動団体に寄贈食品に関するトレーサビリティの共有化が求められている。しかしながら既存のフードバンクへの公的支援は、各自治体、都道府県毎に推進していた影響があり、システム(API)の互換性が進んでいない。本事業への提案は、前段の物流の集約化と全国一律の食品寄贈の調整を念頭にしたWEBシステム活用による、企業からの寄贈を全国に安定的に配分するための物流支援に着目したシステムの開発である。
〇現状の課題について
企業・・・全国的に食品寄付を行うための社内体制が不十分であり、集約化によるメリットが社内で共有(認知)されていない。
中間支援組織・社協・・・行政エリアを超えた寄贈のシステム連携ができていない。また食品を取り扱う際の情報・仕様の共有化ができていない。
倉庫他物流事業者の参加協力の推進・・・自社のインフラを用した具体的な参加方法と社会貢献活動への理解と参加を促すしくみづくりが望まれる
課題に対する行政等による既存の取組み状況
●物流の効率化
国土交通省では担い手不足と物流の効率化に注力し、物流拠点の集約化や無人配送の実験なども行われている。
●未利用食品の削減に向けた取り組みについて
農林水産省や他省庁は、賞味期限の適正表示や「てまえどり」等の啓蒙活動やフードバンク支援、また消費者庁では食品寄贈のガイドラインを策定している。
●ひとり親等食事支援事業
こども家庭庁では、こども食堂を通じた助成支援を実施している。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
コロナ禍からスタートした「ミールズ・オン・ホイールズ・ロジシステム(MOWLS)」という企業からの食糧寄付を団体につなげる(配分)ための仕組みづくりを推進している。2020年度通常枠「食の物流ネットワーク整備プロジェクト」以降、現在は全国80か所のロジ拠点、その下にあたる全国310か所のハブ拠点を構え、全国36都道府県で3,000か所程度の食支援団体に寄贈食品を届けられるシステムを推進している。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
2020年の通常枠の事業では、域内の食品の分配機能に着目してきたが、現在は企業からの多種大量な未利用食品の供給ができる全国域の物流システムの体制の整備が求められる。そ のためには食品企業や各種団体が安全、かつ負担の少ない形で配送できる物流システムの整備とトレース機能を有するWEBシステムを活用することで、①物流モデルの全国規模への拡大、②企業協働の促進、③継続的な社会インフラ改善と拡張の試行となる。
| 社会課題 | 「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号)は、企業に対して食品ロスの削減に向けた取り組みを促すことを目的に、食品ロスの把握と測定、食品ロスの削減計画の策定、従業員の教育・訓練、協力体制の構築等の対策を講じることが求められた。合わせて、「まだ食べることができる食品(未利用食品)については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人々に提供することを含め、できるだけ食品として活用するようにしていくことが重要」とされるなど、環境保護や社会的責任の実現にも寄与することを目指している。企業が有する未利用食品の寄付が促進されないボトルネックとなっているのは配送コストと寄贈先とのマッチング等の課題がある。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | ●物流の効率化 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | コロナ禍からスタートした「ミールズ・オン・ホイールズ・ロジシステム(MOWLS)」という企業からの食糧寄付を団体につなげる(配分)ための仕組みづくりを推進している。2020年度通常枠「食の物流ネットワーク整備プロジェクト」以降、現在は全国80か所のロジ拠点、その下にあたる全国310か所のハブ拠点を構え、全国36都道府県で3,000か所程度の食支援団体に寄贈食品を届けられるシステムを推進している。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 2020年の通常枠の事業では、域内の食品の分配機能 に着目してきたが、現在は企業からの多種大量な未利用食品の供給ができる全国域の物流システムの体制の整備が求められる。そのためには食品企業や各種団体が安全、かつ負担の少ない形で配送できる物流システムの整備とトレース機能を有するWEBシステムを活用することで、①物流モデルの全国規模への拡大、②企業協働の促進、③継続的な社会インフラ改善と拡張の試行となる。 |
中長期アウトカム
全国の企業からの寄贈食品が地域内外か ら持続可能かつ効率的に届けられるような仕組みが事業終了後も継続的に運用されている
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 全国レベルの企業・行政など多様なセクターが食品寄付に資するロジシステムの理解を促進し、重要性を認識している | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | WEBシステムの導入状況 | |
| 初期値/初期状態 | はじめはなし | |
| 事後評価時の値/状態 | 実施対象地域における食支援活動団体まですべてWEBシステムを導入しており、寄贈主から寄贈先のトレースが可能となっている状態 | |
| 2 | 実行団体の実施対象地域に企業などからの寄贈品を持続可能かつ効率的に届けられるような仕組みができている | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 食品寄贈の物流システムが機能しているのか | |
| 初期値/初期状態 | はじめはなし | |
| 事後評価時の値/状態 | 実施対象地域で域外から域内への物流(倉庫・配送)が確保され継続的に食品寄付を行うことができる体制 | |
短期アウトカム (非資金支援)
| 1 | 実行団体が安全で効率的な寄贈の受入体制を構築できている | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 食品寄贈の取扱量 | |
| 初期値/初期状態 | はじめはなし。もし実績がある地域ならばそこからカウントする | |
| 事後評価時の値/状態 | 実行団体のコーディネーションにより域内に安全かつ効率的に食支援活動団体へ食品が寄贈され、初期より寄贈の取扱量が増加している状態 | |
事業活動
活動(資金支援)
| 1 | 活動 (内容) 地域内外からの寄贈の受入れの実証 | |
|---|---|---|
時期 検討会での議論を通じて年4回以上の実施 | ||
| 1 | 活動 (内容) | 地域内外からの寄贈の受入れの実証 |
| 時期 | 検討会での議論を通じて年4回以上の実施 | |
| 2 | 活動 (内容) 企業へロジハブ活動における寄贈・一時保管・物流支援を呼び掛けることを目的とした説明会の開催 | |
時期 年2回 | ||
| 2 | 活動 (内容) | 企業へロジハブ活動における寄贈・一時保管・物流支援を呼び掛けることを目的とした説明会の開催 |

