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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2021/06/01終了日 2024/03/31
対象地域全国
事業対象者

・避難所の運営支援等に関わる支援団体
・避難所運営の中核を担う基礎自治体

事業対象者人数

・都道府県域中間支援組織数:37団体
・JVOAD会員数:68団体+44人
・JPF:45会員
・全国の自治体数:1,741市区町村

事業概要

避難生活の環境を整備していくための知識や経験のある人材、支援の調整を行う人材が不足しているため、中長期的な避難所の運営体制が整っていない。こうした状況を改善し、被災者が尊厳をもった健康的な避難生活を送ることができる体制を構築するため、以下の活動を行う。


(1)避難所・避難生活における被災者・運営者の課題整理と分析
避難所で繰り返し発生している課題やそれに対する支援内容、また事前の避難所運営計画における課題やニーズについて、全体像の把握と整理を行う。住民・自治体職員・地元運営者、NPO等へヒアリングし、抽出された課題の分析を行い、各関係機関や団体等へ共有する。


(2)避難所運営の人材育成につながるツール開発
被災者対応と避難生活の質を担保した避難所運営ができる人材育成につながるツール(研修、映像、書籍・冊子、ガイドライン、ポスター、ワークショップ教材等)の検討と作成を行う。


(3)避難所の支援調整のための連携・ネットワーク形成
被災地域における避難所のコーディネーションおよび支援調整のための連携・ネットワーク形成につながるツールの検討と作成を行い、支援の調整機能と相互応援の体制を構築する。

広報実績

シンボルマークの活用状況 あり
内容

・2021年度活動報告書に掲載
・2022年度活動報告書に掲載
・2023年度活動報告書に掲載予定
・PBV公式WEBサイトの「協力企業団体」ページに掲載
・自治体へのアンケート調査にて掲載
・研修・報告会等の資料
・災害支援現場でのビジビリティ等

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

・2023年2月 消防防災科学センター(書籍)
「地域防災データ総覧 コロナ禍と防災減災対策に関する実務資料集編」で、コロナ禍の避難所運営について掲載
・2023年3月 上田ケーブルビジョン(テレビ)
「避難所運営を考える 避難生活支援モデル研修」の様子を紹介
・2023年9月 徳島新聞「避難所運営のこつ学ぶ 徳島県で自治体職員らが研修」に掲載 等

広報制作物等あり
内容

・事業概要資料
・「2023年度版 防災・減災教育プログラム 研修案内パンフレット」を作成。避難所の運営研修について掲載

報告書等あり
内容

・ピースボート災害支援センター「2021年度活動報告書」および「2022年度活動報告書」を作成し活動報告として掲載
・2023年9月「ぼうさいこくたい2023」において、「被災地支援経験を活かした多セクター(自治体・NPO・民間企業)連携による被災者支援の機能強化と社会実装への取組について」と題し、取り組み内容とこれまでの成果について報告資料を作成

イベント開催等

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部通報制度に関する規定を整備し、公開・実施している。
https://pbv.or.jp/download/regulations/07_naibutsuho.pdf

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

各種規程類を整備し公開した。また、理事を新たに選任しガバナンス強化に取り組んでいる。

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

弊法人では、監事監査規程に基づき、監事による監査のほか、公認会計士今西浩之事務所による外部監査を受け監査情報を公開している。2023年度についても同様の手続きを進めており2024年6月に開催する総会を経て次のページにて公開する。https://pbv.or.jp/about_pbv/about_pbv_03

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

◆本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題
・本助成を契機に、内規として定めていたルールや制度を明文化し規程として公開することができた。
・本事業を実施することで「災害支援には平時の備え」が重要であると事業関係者に広く認知された。本事業にて作成された研修やネットワークを活用して継続して災害支援の文化の創造を進めていく。
・一方で、想定よりも多くの災害が発生すると、経験のあるスタッフが現場の災害対応に追われてしまうため、本事業を推進するための時間や人材の確保に課題が残った。
◆今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など
・年度末で事業を終了した際の事業報告や会計の清算処理においては、事業を終了してから1か月~2か月後の報告と清算の期間を設けることをご検討いただきたい。
・事業を通じて認識された課題への対応や成果物を展開するための事業を継続するために、継続して助成を受けられる枠組みをご検討いただきたい。