事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
---|---|---|
3. すべての人に健康と福祉を | ||
11. 住み続けられる街づくりを |
団体の社会的役割
団体の目的
ヘルスケア領域の技術やアイデアを育て、明日の人類の健康を守る核心的な製品やサービスを生み出すことを目的に設立。未だ日の目を浴びていない核心的なビジネスの”種”(=あなたの情熱)を、 豊富な経験と確かな実行力でたくましい”樹木”(=世界が注目する価値)に育てていくベンチャーキャピタル。
団体の概要・活動・業務
ヘルスケア領域に知見の深いベンチャーキャピタル。シード・アーリー期のスタートアップに対して、事業成長及び競争優位性の担保=アウトカム創造(インパク ト)を基本的な投資方針として運営。2018年に組成したヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドは着実にパフォーマンスを出しており、また投資先16社のロジックモデルを掲載したインパクトレポートを過去3ヵ年に亘って継続的に発刊している。
団体の目的 | ヘルスケア領域の技術やアイデアを育て、明日の人類の健康を守る核心的な製品やサービスを生み出すことを目的に設立。未だ日の目を浴びていない核心的なビジネスの”種”(=あなたの情熱)を、 豊富な経験と確かな実行力でたくましい”樹木”(=世界が注目する価値)に育てていくベンチャーキャピタル。 |
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団体の概要・活動・業務 | ヘルスケア領域に知見の深いベンチャーキャピタル。シード・アーリー期のスタートアップに対して、事業成長及び競争優位性の担保=アウトカム創造(インパクト)を基本的な投資方針として運営。2018年に組成したヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドは着実にパフォーマンスを出しており、また投資先16社のロジックモデルを掲載したインパクトレポートを過去3ヵ年に亘って継続的に発刊している。 |
概要
事業概要
奈良及びその周辺地域の課題解決を目的としたインパクトファンドを組成する。規模は10億円以上を想定しており、地域課題解決の実践者を30名生み出すことを社会的リターンとして設定している。また、IMMを通じた起業家の育成・支援に重点を置き、本ファンドのキャピタリスト自身が起業家の伴走者として練達し、社会課題解決の実践者となることを目標とする。このIMMの実践によって、ファンド出資総額の2-3倍の経済的リターンを目指す。
資金提供契約締結日
2022年09月06日
事業期間
開始日
2022年09月06日
終了日
2025年03月30日
対象地域
奈良及びその周辺地域
事業概要 | 奈良及びその周辺地域の課題解決を目的としたインパクトファンドを組成する。規模は10億円以上を想定しており、地域課題解決の実践者を30名生み出すことを社会的リターンとして設定している。また、IMMを通じた起業家の育成・支援に重点を置き、本ファンドのキャピタリスト自身が起業家の伴走者として練達し、社会課題解決の実践者となることを目標とする。このIMMの実践によって、ファンド出資総額の2-3倍の経済的リターンを目指す。 | |
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資金提供契約締結日 | 2022年09月06日 | |
事業期間 | 開始日 2022年09月06日 | 終了日 2025年03月30日 |
対象地域 | 奈良及びその周辺地域 |
直接的対象グループ
地域課題の実践者
人数
30名(ファンド終了時:2032年頃)
最終受益者
やまと地域(奈良県中心)
人数
累計3,000名(2025年3月)
直接的対象グループ | 地域課題の実践者 | |
---|---|---|
人数 | 30名(ファンド終了時:2032年頃) | |
最終受益者 | やまと地域(奈良県中心) | |
人数 | 累計3,000名(2025年3月) |
事業の背景・課題
社会課題
奈良県及びその周辺地域(以下、やまと地域)では、労働者の不足と高齢化が進んでおり、特にヘルスケア領域の課題が多くを占めている。次いで休耕地問題、後継者問題、地域文化財の再活用、林業に関する課題の深度が深い状況である。しかし、自らの意思を持って、地域の問題を顕在化させ、解決するべき課題として取り組む人材は不足しており、課題解決型人材を育成することが求められている。また、やまと地域における課題の深度と優先順位は外内部環境の圧力によって変化するため、“変化する課題”に向き合い続ける”多様な課題解決人材”の育成が喫緊の課題である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
奈良県では、同県商工会連合会と連携し、地域課題解決に資する社会的事業や県内経済好循環の促進、観光の促進などの起業に対して補助や伴走支援を行っている。奈良市でも「NARA STAR PROJECT」の名のもと、将来にわたる同市の産業創出や雇用創出、地域経済の活性化を図ることを目的とした起業家及び経営者育成プログラムを実施している。両者とも起業の機運醸成に繋がっているものの、依然として奈良県内における起業は少なく、起業に必要な経営リソースの提供も十分とは言い難い。
課題に対する申請団体の 既存の取組状況
キャピタルメディカ・ベンチャーズは、ウェルネス・ヘルスケア領域を中心としたインパクト志向のVC投資によって社会課題を解決している。社会課題の解決に挑むインパクトスタートアップが多く生まれ、その多様な着眼点からあらゆる社会問題の解決に希望が持てる社会を創ることを最終ゴールとしている。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
本事業は、長年ヘルスケア領域のスタートアップを支援し続け、起業家を創出する取り組みを行ってきたベンチャーキャピタルと、奈良県下に基盤を持ち、その細やかなネットワークを有する南都銀行及び南都キャピタルパートナーズが協業するインパクト投資ファンドである。やまと地域の課題解決のためのインパクトファンドの組成・運用を通じ、地域課題解決の実践者を多数生み出しつつ、金融面では多様な投資の回収手法を実現することを目的とするものである。3年間で迅速な成果が求められる休眠預金事業と投資事業の親和性は高く、行政の起業家支援と比較しても質量ともに課題解決の実効性は高い。また、本事業では地域金融機関を含めたキャピタリストも課題解決の実践者と定義し、育成対象に含まれていることから、将来的には、地域金融機関が独自に地域インパクト・ファンドに関わっていくことが期待できる。
社会課題 | 奈良県及びその周辺地域(以下、やまと地域)では、労働者の不足と高齢化が進んでおり、特にヘルスケア領域の課題が多くを占めている。次いで休耕地問題、後継者問題、地域文化財の再活用、林業に関する課題の深度が深い状況である。しかし、自らの意思を持って、地域の問題を顕在化させ、解決するべき課題として取り組む人材は不足しており、課題解決型人材を育成することが求められている。また、やまと地域における課題の深度と優先順位は外内部環境の圧力によって変化するため、“変化する課題”に向き合い続ける”多様な課題解決人材”の育成が喫緊の課題である。 |
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課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 奈良県では、同県商工会連合会と連携し、地域課題解決に資する社会的事業や県内経済好循環の促進、観光の促進などの起業に対して補助や伴走支援を行っている。奈良市でも「NARA STAR PROJECT」の名のもと、将来にわたる同市の産業創出や雇用創出、地域経済の活性化を図ることを目的とした起業家及び経営者育成プログラムを実施している。両者とも起業の機運醸成に繋がっているものの、依然として奈良県内における起業は少なく、起業に必要な経営リソースの提供も十分とは言い難い。 |
課題に対する申請団体の既存の取組状況 | キャピタルメディカ・ベンチャーズは、ウェルネス・ヘルスケア領域を中心としたインパクト志向のVC投資によって社会課題を解決している。社会課題の解決に挑むインパクトスタートアップが多く生まれ、その多様な着眼点からあらゆる社会問題の解決に希望が持てる社会を創ることを最終ゴールとしている。 |
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 本事業は、長年ヘルスケア領域のスタートアップを支援し続け、起業家を創出する取り組みを行ってきたベンチャーキャピタルと、奈良県下に基盤を持ち、その細やかなネットワークを有する南都銀行及び南都キャピタルパートナーズが協業するインパクト投資ファンドである。やまと地域の課題解決のためのインパクトファンドの組成・運用を通じ、地域課題解決の実践者を多数生み出しつつ、金融面では多様な投資の回収手法を実現することを目的とするものである。3年間で迅速な成果が求められる休眠預金事業と投資事業の親和性は高く、行政の起業家支援と比較しても質量ともに課題解決の実効性は高い。また、本事業では地域金融機関を含めたキャピタリストも課題解決の実践者と定義し、育成対象に含まれていることから、将来的には、地域金融機関が独自に地域インパクト・ファンドに関わっていくことが期待できる。 |
中長期アウトカム
やまと社会的インパクトファンドを通してやまと地域の課題解決すること
短期アウトカム
1 | やまと社会的インパクトファンドを通してやまと地域の課題解決すること | |
---|---|---|
モニタリング | はい | |
指標 | ・財務と社会KPIが合致したロジックモデルの数/投資先数 | |
初期値/初期状態 | ・0 | |
中間評価時の値/状態 | 100% | |
事後評価時の値/状態 | 100% | |
2 | IMMの概念をNCP及び南都銀行が学び続けている | |
モニタリング | はい | |
指標 | ・行内勉強会の実施数(南都銀行)
| |
初期値/初期状態 | ・0回 | |
中間評価時の値/状態 | ・2回 | |
事後評価時の値/状態 | ・4回 | |
3 | NCPが起業家と南都銀行との協業のKPIを達成・支援している | |
モニタリング | はい | |
指標 | ・支援KPI達成率 | |
初期値/初期状態 | ・0% | |
中間評価時の値/状態 | ・45% | |
事後評価時の値/状態 | ・45% |
アウトプット
1 | 起業家それぞれが解決したいと思う地域課題に取り組む | |
---|---|---|
モニタリング | はい | |
指標 | ・アクセラレーションプログラムの実施数 | |
中間評価時の値/状態 | ・1 | |
事後評価時の値/状態 | ・2 | |
2 | インパクトキャピタリストとして起業家支援に取り組む | |
モニタリング | はい | |
指標 | ・インパクトキャピタリストの数 | |
中間評価時の値/状態 | ・2 | |
事後評価時の値/状態 | ・2 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) 【アウトプット1に対する活動 => 起業家それぞれが解決したいと思う地域課題に取り組む】 | |
---|---|---|
時期 2023年3月時点で | ||
1 | 活動 (内容) | 【アウトプット1に対する活動 => 起業家それぞれが解決したいと思う地域課題に取り組む】 |
時期 | 2023年3月時点で | |
2 | 活動 (内容) 【アウトプット2に対する活動 => インパクトキャピタリストとして起業家支援に取り組む】 | |
時期 2023年3月時点で | ||
2 | 活動 (内容) | 【アウトプット2に対する活動 => インパクトキャピタリストとして起業家支援に取り組む】 |
時期 | 2023年3月時点で |
インプット
総事業費
78,300,000円