事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
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1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 心の貧困を抱える層に対して居場所づくりをおこない、子どもから高齢者まで孤独や孤立を予防する。 |
16. 平和と公正をすべての人に | 16.7 あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。 | あらゆる世代が地域課題等に対して意識を持ち、解決への意思決定に参加する |
17. パートナーシップで目標を 達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | 行政や社会福祉協議会、地域自治組織、各種専門家など様々な連携を図り、地域コミュニティづくりを推進する |
団体の社会的役割
団体の目的
SDGs未来都市北九州を目指すため、「ひとづくり」「ものづくり」「まちづくり」「にぎわいづくり」の4つのテーマを軸に、地域の資源や特性を活かした活動や若者が社会に出るための学習の場や実践の場として活動できる環境を作り行い、産官学民が連携して地域づくりを行う。
団体の概要・活動・業務
2010年1月に、「ひとづくり」「ものづくり」「まちづくり」=「にぎわいづくり」を軸に北九州を元気にしたいとの思いから設立された。これまでに地域のカルテづくりや地域協働型買い物支援活動、地域防災計画の策定などをおこなってきた。平成29年度より子ども食堂ネットワーク北九州の事務局兼コーディネーターとして、子ども食堂の各種支援や寄付物品分配の仕組みづくりや実践活動など行っている。
団体の目的 | SDGs未来都市北九州を目指すため、「ひとづくり」「ものづくり」「まちづくり」「にぎわいづくり」の4つのテーマを軸に、地域の資源や特性を活かした活動や若者が社会に出るための学習の場や実践の場として活動できる環境を作り行い、産官学民が連携して地域づくりを行う。 |
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団体の概要・活動・業務 | 2010年1月に、「ひとづくり」「ものづくり」「まちづくり」=「にぎわいづくり」を軸に北九州を元気にしたいとの思いから設立された。これまでに地域のカルテづくりや地域協働型買い物支援活動、地域防災計画の策定などをおこなってきた。平成29年度より子ども食堂ネットワーク北九州の事務局兼コーディネーターとして、子ども食堂の各種支援や寄付物品分配の仕組みづくりや実践活動など行っている。 |
概要
事業概要
これまで北九州市や周辺地域の子ども食堂を通じた寄付食材の流通ノウハウを活かし、資金分 配団体や九州圏域の実行団体と連携し協力企業や団体等の協力者を集め、寄付食材等の広域物流網の形成を図る。
また、資金分配団体や九州圏域の実行団体と連携し全国及び九州圏域のコミュニティづくりに関わる団体や組織等から「多世代が食でつながるコミュニティづくり」のヒントとなる地域資源や課題、活動、ノウハウを収集した情報を蓄積するとともに、蓄積された情報を各種研修会や講座に活用しに解決手法について意見交換などをおこなうなど地域課題解決に向けたコミュニティづくりのノウハウを広く情報発信する。
北九州市内及び周辺地域での活動においては、行政関係部局や市・区・校区(地)区社会福祉協議会や地域支援コーディネーター、学生団体や各種地域づくりなど活動実績や専門的な知識を有する組織・との連携を図り、地域と地域をつなぐ人材を発掘・育成(地域内で地域をコーディネートできる人材づくり)するとともに、その人材とともにコミュニティカフェや地域食堂など食を通じた居場所であり情報プラットホームを作り、その場で地域課題の収集などをおこない実践(地域内における孤独・孤立対策、住民が安心して生活できるための地域住民が主体となるセーブティネットづくりや住民が楽しくコミュニティづくりに参加できる手法開発等)をおこない、その成果を市内の他地域に情報発信し活用できるようにする。
資金提供契約締結日
2023年05月23日
事業期間
開始日
2023年05月23日
終了日
2026年02月28日
対象地域
九州複数県域・北九州市及び周辺地域
事業概要 | これまで北九州市や周辺地域の子ども食堂を通じた寄付食材の流通ノウハウを活かし、資金分配団体や九州圏域の実行団体と連携し協力企業や団体等の協力者を集め、寄付食材等の広域物流網の形成を図る。 | |
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資金提供契約締結日 | 2023年05月23日 | |
事業期間 | 開始日 2023年05月23日 | 終了日 2026年02月28日 |
対象地域 | 九州複数県域・北九州市及び周辺地域 |
直接的対象グループ
物流事業者、倉庫事業者、子ども食堂、ふれあい昼食交流会、地域自治組織(まちづくり協議会や自治会)、社会福祉協議会、社会福祉法人、学生及び地域に関心を持つ若者、物流事業者、母子生活支援施設、児童養護施設、老人福祉施設 等
人数
物流プロジェクト参加企業(輸送・保管)20社、1,100人
九州複数県域でコミュニティづくりをおこなう団体・地域
1,000団体、30,000人程度
北九州市内のコミュニティづくりに関わる団体
200団体、6,000人程度
最終受益者
食を通じた地域コミュニティづくりに参加あるいは参考にする地域の住民
人数
九州複数県域のコミュニティづくりに参加あるいは参考にする地域の住民 100地域、600,000人
北九州市内のコミュニティづくりに関わる地域の住民
10地域、60,000人程度
直接的対象グループ | 物流事業者、倉庫事業者、子ども食堂、ふれあい昼食交流会、地域自治組織(まちづくり協議会や自治会)、社会福祉協議会、社会福祉法人、学生及び地域に関心を持つ若者、物流事業者、母子生活支援施設、児童養護施設、老人福祉施設 等 | |
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人数 | 物流プロジェクト参加企業(輸送・保管)20社、1,100人 | |
最終受益者 | 食を通じた地域コミュニティづくりに参加あるいは参考にする地域の住民 | |
人数 | 九州複数県域のコミュニティづくりに参加あるいは参考にする地域の住民 100地域、600,000人 |
事業の背景・課題
社会課題
現在、地域住民や各種団体主体によるコミュニティカフェや子ども食堂など「食をキーワード」とした活動が広がりを見せている。特に子ども食堂では、食事を提供するための食材を企業や団体、商店、農家などに寄付をしてもらうことが多い現状にある。
食材の寄付について多くの企業や団体が活動に興味を持ち、大量の食材を各県に配送したいとの要望もあるが、三温度帯の保存や物流が未整備の部分もあり、モノの受け渡しがスムーズにできない状況もあり、県域を越えた物流やロジ拠点整備などが課題となっている。
地域社会においては、地域コミュニティの担い手不足、自治組織加入率の低下、地域コミュニティの希薄化により地域活動の持続可能性が低下している。その一方で、高齢者・子どもの見守り、居場所づくり、地域での防災対応、交通機関の減少への対応、新たな地域人材の発掘・登用など変化する地域社会のニーズに十分対応できていない状況にある。さらに、新型コロナ感染症の拡大により地域活動がすべて休止し、活動を再開できずコミュニティが失われている地域も多く、その回復が急務である。その一方で、上記で示したコミュニティカフェや子ども食堂は地域のコミュニティづくりに有効な手段と捉える地域も増加しており、今後、多世代交流の場として地域の居場所として期待されている。
これまで地域のコミュニティに関わってきた行政の様々な部局や社会福祉協議会、専門職や専門家等もポストコロナに向けたコミュニティづくりに向けて動き出そうとしている状況である。