事業詳細
事業名
事業名 (副)
~専門講師がいなくても離島の子どもたちが楽器を奏でる~
事業ステータス
終了
事業概要
新型コロナウイルスの影響や地理的要因により、離島の子供たちは音楽を学ぶ機会を逸している。そこで、NTT西日本沖縄支店の協力のもと、ICTと音楽を活用した4つの活動を行う。この活動は、「専門の指導者が不在でも離島の子供たちが楽器を演奏すること」が重要であり、成果発表としてリモート合同演奏会を行う。
①リモートレッスン
・各楽器の専門講師による、定期的な指導、楽器の手入れ方法、顧問へのアドバイスなどを行う。
・今回は、2つの対照的な中学校で活動を行う。
吹奏楽部はないが、いくつかの楽器を有している渡嘉敷村立渡嘉敷中学校(全校生徒34名)の初心者指導と、コンクール出場や定期公演を行っている吹奏楽部を有する与那国町立久部良中学校(全校生徒16名)のレベルアップを主な目的に、Zoomなどを活用してリモートレッスンを定期的に行う。
※各学校の校長先生には内諾済みで、採択後は学校や講師などの通信環境整備や楽器の状態を確認、整備する。
②リモートによるリアルタイム合奏システムの可能性を探る
・音楽の世界では、1秒間に8~16分割して音を変化させて合わせることが通常行われていますが、Zoomのミュージックモードの遅延レベルでは、双方向で聴き合いながらその音を合わせることは不可能。
・音の遅延の少ないDante(デジタルオーディオネットワークの規格)を活用することで、双方向でお互いの演奏を聴きながら合わせることが可能であることが検証済み。
・ただし、その環境構築には膨大な予算が必要なため、より安価で活用しやすい代替手段の検証を行う。
(情報量の少ないモノクロ映像による遅延状況の確認実験など)
③リモートによる合同演奏会の開催 (有観客&ライブ配信)
・子どもたちの成果発表の場として2月上旬に本島内にて、琉球フィルが運営している那覇ジュニアオーケストラと琉球フィル指揮者 後藤正樹氏(デジタル庁の非常勤国家公務員も務める)を迎え合同演奏会を行う。
・離島の子どもたちはリモートで映像を繋ぎ参加。
・演奏会は有観客(150名を想定)、また離島の方たちも鑑賞できるようにライブ配信も合わせて行う。(協力/NTT西日本沖縄支店 等)
・各団体の個別演奏等を交え2~3曲の合同演奏を目指す。
④事業の内容をまとめた冊子を作成し、県内教育機関に配布
・この事業の内容や、リモートレッスンや合同演奏会の様子、ICTと音楽の融合についてまとめた冊子を作成し、県内の教育機関や文化振興機関に配布、より多くの人々に情報を提供する。
以上4つの活動を通して、離島の子どもたちに音楽の楽しさやICTの可能性を体験してもらい、新しい学びの機会を提供する。また、その成果を県内に広く発信し、教育や文化活動の分野においても新たな可能性を拓くことを目指しています。
事業名 | |
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事業名 (副) | ~専門講師がいなくても離島の子どもたちが楽器を奏でる~ |
採択事業年度 | |
事業ステータス | 終了 |
事業概要 | 新型コロナウイルスの影響や地理的要因により、離島の子供たちは音楽を学ぶ機会を逸している。そこで、NTT西日本沖縄支店の協力のもと、ICTと音楽を活用した4つの活動を行う。この活動は、「専門の指導者が不在でも離島の子供たちが楽器を演奏すること」が重要であり、成果発表としてリモート合同演奏会を行う。 ②リモートによるリアルタイム合奏システムの可能性を探る ③リモートによる合同演奏会の開催 (有観客&ライブ配信) ④事業の内容をまとめた冊子を作成し、県内教育機関に配布 以上4つの活動を通して、離島の子どもたちに音楽の楽しさやICTの可能性を体験してもらい、新しい学びの機会を提供する。また、その成果を県内に広く発信し、教育や文化活動の分野においても新たな可能性を拓くことを目指しています。 |
コンソーシアム構成団体
実行団体名
実行団体名 | 一般社団法人琉球フィルハーモニック |
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資金分配団体
資金分配団体名 | 公益財団法人みらいファンド沖縄 |
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事業名 | みんなの配信と交流プラットフォーム |