事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
SDGsとの関連
ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
---|---|---|
1. 貧困をなくそう |
団体の社会的役割
団体の目的
地域住民に対して命の大切さを伝えながら、学校では学べない教育を提供し、差別と格差のない社会を実現する為の人材を育成 して、地域の教育・安全・福祉の向上と社会貢献意識の向上に寄与することを目的とする。
団体の概要・活動・業務
①市町村の教育委員会、学校と連携して不登校児童の受け入れを行っている。
②飯田市警察署、飯田広域消防署と連携して交通安全活動、防災活動を行っている。
③命の大切さを伝える「命の授業」を保育園、小学校で行っている。
④シングルマザーへの食料支援を行っている。
⑤DV被害支援を行っている。
団体の目的 | 地域住民に対して命の大切さを伝えながら、学校では学べない教育を提供し、差別と格差のない社会を実現する為の人材を育成して、地域の教育・安全・福祉の向上と社会貢献意識の向上に寄与することを目的とする。 |
---|---|
団体の概要・活動・業務 | ①市町村の教育委員会、学校と連携して不登校児童の受け入れを行っている。 |
概要
事業概要
▼事業の背景
コロナ禍により困難を抱えるグレーゾーンの家庭が増えてきた。
▼どのような活動を行うか
①学用品配布
グレーゾーンを拾い出すために教育機関の協力を得て下伊那地区の保育園、小学校、中学校にチラシを配り希望者にHPから応募してもらい学用品の配布を行う。また、HPには子育てに役立つ情報や、社会福祉協議会などのお知らせを載せて定期的にHPもしくはSNSに訪れてもらい対象者との繋がりを保つ。
②在宅就労支援
社会福祉協議会などの支援団体の協力をいただき、在宅ワークスキルアップキットを配布し、オンライン動画を活用した間接敵指導と、直接的指導でスキルを確かなものにしていく。スキルとしてはレザークラウトで革小物を作るスキルとインターネットで販売するスキルを予定している。さらに専門家からの講習会を開催し、より在宅ワークを可能にする体制を整える。スキルの上達を把握しながらHPで革小物を販売し効果的に仕事に繋げていく。
③食料支援
直接的効果的な物価高騰対策として南信州地域振興局総務管理とほほゆめPJとの連携で食糧支援を実施する。
④生活用品支援
直接的効果的な物価高騰対策として松川町社協、高森町社協、喬木村社協、阿智村社協と連携して生活用品支援を実施する。
▼活動により社会課題にどのように貢献するか
・教育機関を通じて幅広く告知することにより把握できなかったグレーゾーンを拾い上げることができる。
・レザークラフトとネット販売の技術を提供することにより在宅ワークが可能となり、働く選択肢が増え持続的に所得を向上することができる。
資金提供契約締結日
2023年05月31日
事業期間
開始日
2023年05月31日
終了日
2024年02月28日
対象地域
長野県
事業概要 | ▼事業の背景 ▼どのような活動を行うか ②在宅就労支援 ③食料支援 ④生活用品支援 ▼活動により社会課題にどのように貢献するか | |
---|---|---|
資金提供契約締結日 | 2023年05月31日 | |
事業期間 | 開始日 2023年05月31日 | 終了日 2024年02月28日 |
対象地域 | 長野県 |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
はなぶさ学園が直接介入し、この事業で連携する教育関係機関、福祉関係機関、企業が間接的介入し、最終的受益者である長野県南信州地域の①幅広い貧困世帯②不登校児童の母親③何かしらの理由で就職できない若者④家族の自宅介護で働けない世帯⑤ひとり親家庭で貧困を感じている方たちが、在宅ワークのスキルを身につけることによって、自分のペースで働け、持続的に所得を確保し、生きがいと働きがいを感じることができるようになる。
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
学用品の支援ニーズ把握、配送支援 2000世帯
在宅ワークキットの配布、技術指導 100世帯
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | はなぶさ学園が直接介入し、この事業で連携する教育関係機関、福祉関係機関、企業が間接的介入し、最終的受益者である長野県南信州地域の①幅広い貧困世帯②不登校児童の母親③何かしらの理由で就職できない若者④家族の自宅介護で働けない世帯⑤ひとり親家庭で貧困を感じている方たちが、在宅ワークのスキルを身につけることによって、自分のペースで働け、持続的に所得を確保し、生きがいと働きがいを感じることができるようになる。 |
---|---|
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 学用品の支援ニーズ把握、配送支援 2000世帯 在宅ワークキットの配布、技術指導 100世帯 |
事業の背景・課題
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題
R3年度文部科学省の不登校児童数調査では長野県内小中学生の不登校児童生徒は4707人で全国同様、前年度より2割以上増えて過去最多。児童生徒1000人当たりでは29.8人で全国を大きく上回り、都道府県別で全国4位(前年度5位)の高い割合になっています。不登校の定義は年間30日以上学校を欠席したものであり、数字に出てきてない隠れ不登校はさらに存在します。南信州地域全体を通して不登校児童数が増加傾向にあります。特に松川町、高森町は県の数値よりも悪いとされているが、他の地域も同様に県の水準より上がってきていると教育関係者から声があがっています。南信州ではフリースクール等の支援団体の数が少なく、子供が低学年で不登校になった場合に母親は家庭で子供を見るこになるため正規雇用で働けず、パートとして働くので所得が減り、貧困になる傾向になります。若者の就労できない子たちの多くは遡ると過去に不登校児童の経験者であることがわかり、不登校児童の増加と共に若者の就労できない子たちも同時に増えています。また、高齢化が進んでいることから、親の介護で働けない方も増えてきています。ここにきて原油価格・物価高騰が大きく彼らの生活に影響し始めていてます。世界経済の状況から今後しばらく原油価格・物価高騰が続くことからグレーゾーンの貧困世帯とレッドゾーンの貧困世帯がさらに増加すると予想されます。支援する側の行政は制度に当てはまらない場合は支援できず、支援団体はハード面ソフト面で限界があり、専門分野以外との重曹的な繋がりがないため思うように支援ができていない現状です。また阿智村社会福祉協議会とのヒアリングでは社会科福祉協議会の貸し付け制度を利用している利用者さんが貧困から脱出できずに貸付金を返せない方がいるとのことでした。補助金、支援金を活用した物資支給の支援はレッドゾーンの貧困世帯には即効性があり、とても大切な活動ですが物資支給は一過性の側面もあり、予算があるという前提のもとに行われます。今後原価価格・物価高騰で貧困世帯が増えていくと予想される中で、貧困世帯や就労したくてもできない若者、在宅介護者が在宅ワークで稼ぐ力を身につける支援で自立してお金を稼いで貧困世帯からの脱出させるという今までに無い画期的な対策が必要だと感じています。
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題 | R3年度文部科学省の不登校児童数調査では長野県内小中学生の不登校児童生徒は4707人で全国同様、前年度より2割以上増えて過去最多。児童生徒1000人当たりでは29.8人で全国を大きく上回り、都道府県別で全国4位(前年度5位)の高い割合になっています。不登校の定義は年間30日以上学校を欠席したものであり、数字に出てきてない隠れ不登校はさらに存在します。南信州地域全体を通して不登校児童数が増加傾向にあります。特に松川町、高森町は県の数値よりも悪いとされているが、他の地域も同様に県の水準より上がってきていると教育関係者から声があがっています。南信州ではフリースクール等の支援団体の数が少なく、子供が低学年で不登校になった場合に母親は家庭で子供を見るこになるため正規雇用で働けず、パートとして働くので所得が減り、貧困になる傾向になります。若者の就労できない子たちの多くは遡ると過去に不登校児童の経験者であることがわかり、不登校児童の増加と共に若者の就労できない子たちも同時に増えています。また、高齢化が進んでいることから、親の介護で働けない方も増えてきています。ここにきて原油価格・物価高騰が大きく彼らの生活に影響し始めていてます。世界経済の状況から今後しばらく原油価格・物価高騰が続くことからグレーゾーンの貧困世帯とレッドゾーンの貧困世帯がさらに増加すると予想されます。支援する側の行政は制度に当てはまらない場合は支援できず、支援団体はハード面ソフト面で限界があり、専門分野以外との重曹的な繋がりがないため思うように支援ができていない現状です。また阿智村社会福祉協議会とのヒアリングでは社会科福祉協議会の貸し付け制度を利用している利用者さんが貧困から脱出できずに貸付金を返せない方がいるとのことでした。補助金、支援金を活用した物資支給の支援はレッドゾーンの貧困世帯には即効性があり、とても大切な活動ですが物資支給は一過性の側面もあり、予算があるという前提のもとに行われます。今後原価価格・物価高騰で貧困世帯が増えていくと予想される中で、貧困世帯や就労したくてもできない若者、在宅介護者が在宅ワークで稼ぐ力を身につける支援で自立してお金を稼いで貧困世帯からの脱出させるという今までに無い画期的な対策が必要だと感じています。 |
---|
短期アウトカム
1 | 事業終了時の2026年2月には在宅ワークスキルを身につけた対象者が100人になっている。 | |
---|---|---|
モニタリング | いいえ |
アウトプット
1 | 下伊那地域において、貧困+貧困グレーの家庭が、物価高に負けず在宅ワークで働ける地域・社会になる。 子供が不登校になり、子供の面倒を見るために正規雇用が働けないお母さんが、家で子供たちの面倒を見ながら在宅ワークで働けて貧困世帯にさせない地域・社会になる。 不登校の子がいずれ若者になった時、現在社会から孤立して外部で働けない若者、何かしらの発達障害などコミュニケーション能力の欠如から対面での仕事ができない若者が在宅ワークで働けて社会と孤立させない地域・社会になる。 子供や親の在宅介護で働けない方が、在宅ワークで自分の時間で働けてる地域・社会になる。 ひとり親家庭が、所得を上げて貧困にならないように在宅ワークで働けて生きがいも持てる地域・社会になる。 今回の事業で地域資源である鹿革をつかうことにより特に南信州地域の課題である有害獣問題同時に解決し地域産業ソーシャルビジネスを創出して持続可能は支援ができる地域・社会になる。 | |
---|---|---|
モニタリング | いいえ | |
実施・到達状況の目安とする指標 | 事業開始して3年で在宅ワークできている人数 と在宅ワークまでに行かなくても在宅ワークのために継続的にスキルアップに取り組んでいる人数。 | |
把握方法 | 登録制度にして実際に登録した人数。 | |
目標値/目標状態 | 100世帯 | |
目標達成時期 | 2026年2月 |
事業活動
活動
1 | 活動 (内容) 貧困家庭・グレー家庭を把握するためのHPを製作し、下伊那地域の各学校にチラシを配布する | |
---|---|---|
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
1 | 活動 (内容) | 貧困家庭・グレー家庭を把握するためのHPを製作し、下伊那地域の各学校にチラシを配布する |
時期 | 2023年5月~2024年2月 | |
2 | 活動 (内容) HPから募った応募家庭に学用品を配布する | |
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
2 | 活動 (内容) | HPから募った応募家庭に学用品を配布する |
時期 | 2023年5月~2024年2月 | |
3 | 活動 (内容) 連携団体から募った家庭に在宅ワークスキルキットを提供する | |
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
3 | 活動 (内容) | 連携団体から募った家庭に在宅ワークスキルキットを提供する |
時期 | 2023年5月~2024年2月 | |
4 | 活動 (内容) 専門家による勉強会・相談会の実施を行う | |
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
4 | 活動 (内容) | 専門家による勉 強会・相談会の実施を行う |
時期 | 2023年5月~2024年2月 | |
5 | 活動 (内容) 連携団体と食料の支援を実施する | |
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
5 | 活動 (内容) | 連携団体と食料の支援を実施する |
時期 | 2023年5月~2024年2月 | |
6 | 活動 (内容) HPでさらに商品を販売できるようにして在宅ワークスキルを身につけた対象者の仕事にする。 | |
時期 2023年10月~2024年2月 | ||
6 | 活動 (内容) | HPでさらに商品を販売できるようにして在宅ワークスキルを身につけた対象者の仕事にする。 |
時期 | 2023年10月~2024年2月 | |
7 | 活動 (内容) イベントを行い告知をする。 | |
時期 2023年5月~2024年2月 | ||
7 | 活動 (内容) | イベントを行い告知をする。 |
時期 | 2023年5月~2024年2月 |
事業実施体制
メンバー構成と各メンバーの役割 | 木下英幸(運営責任者・技術指導責任者) 下澤綾子(運営補助) 土屋智慧(事務管理責任者) |
---|---|
他団体との連携体制 | 学用品配布 在宅就労支援 食糧支援 イベント |
想定されるリスクと管理体制 | コロナ感染リスクがあるが、県のコロナ対策に従って活動する。 |