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中間評価報告

2025/03/03更新

評価計画事業進捗の評価事業の改善結果広報に関する報告

評価計画

中間評価の目的:事業中間時点でみえてきた事業上の課題とそれを改善するために中間評価で確認したいこと

事業中間時点でみえてきた事業上の課題

1、プログラムのブラッシュアップ 当初事業計画からファイナンシャルプランナーによるファイナンシャルプランニングを導入し、現在はキャリアコンサルタントによる面談も導入を進めている。
2、プログラムに参加する運営者数の伸びが弱い。
3、プログラム終了した方の事前事後アンケートの結果について

事業上の課題を改善するために中間評価で確認したいこと

1、プログラムを進めていくなかで必要となるものが何か、他にはあるのかの確認。
2、運営者が躊躇する理由とそれを乗り越えるための施策。
3、プログラム終了した方の事前事後アンケートの結果について

実施体制

1内部/外部内部
評価担当分野全般
氏名秋山怜史
団体・役職NPO法人全国ひとり親居住支援機構 代表理事
2内部/外部内部
評価担当分野全般
氏名冨田春奈
団体・役職NPO法人全国ひとり親居住支援機構 理事
3内部/外部内部
評価担当分野データの整理
氏名福田亜貴子
団体・役職株式会社秋山立花
4内部/外部外部
評価担当分野データのとりまとめと分析
氏名大岡由佳
団体・役職武庫川女子大学准教授

実施状況を把握・検証するために実施する調査

調査方法

プログラム事前事後アンケートの整理と分析、満足度調査の整理と分析、運営者へのヒアリング

調査実施時期

2025.2〜3

調査結果の検証方法

事前事後アンケートの変化の動向を確認し成果がでているかを検証。満足度調査、運営者ヒアリングによって定性的なエピソード整理。

事業設計図の検証方法

検証方法

プログラムのブラッシュアップの成果と資金計画の見直し

実施時期

2025.2

事業計画書や資金計画書への反映実施時期

2025.3

事業進捗の評価

アウトプットの実績

1アウトプット1-1,母子の現状把握 プログラム開始時点に行う、母子の現状把握のための資料をつくる。
指標状況把握シートの作成
中間評価時の値・状態完成
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況完成
進捗状況2計画どおり進んでいる
2アウトプット1-2,プログラム説明資料 プログラム開始時点に使用する説明資料をつくる。
指標プログラム説明資料の作成
中間評価時の値・状態完成
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況完成
進捗状況2計画どおり進んでいる
3アウトプット1-3,コーチング 母子家庭に提供するコーチングプログラムと実施体制を確立する。
指標コーチング体制の確立
中間評価時の値・状態完成
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況完成
進捗状況2計画どおり進んでいる
4アウトプット1-4,ファイナンシャルプラン 自身の資金計画を明確にするプログラムと実施体制を確立する。
指標ファイナンシャルプランニングの確立
中間評価時の値・状態完成
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況完成
進捗状況2計画どおり進んでいる
5アウトプット1-5,プログラム横展開 全ての母子ハウス運営者がプログラムを推進できるための資料が揃い、教育プログラムができている。
指標プログラム参加運営団体数
中間評価時の値・状態3団体
事後評価時の値・状態15団体以上
現在の指標の達成状況8団体
進捗状況3計画より遅れている
6アウトプット1-6,ネットワーク 母子ハウス運営者と支援団体とのネットワークが広がっている。
指標プログラム参加運営団体の支援体制をヒアリング
中間評価時の値・状態ヒアリング未実施
事後評価時の値・状態15団体からヒアリング完了、支援体制の変化が見られている
現在の指標の達成状況未実施
進捗状況2計画どおり進んでいる
7アウトプット2-1,母子世帯の入居 プログラムに該当する母子が、母子ハウスに入居している。
指標プログラム参加状況
中間評価時の値・状態20世帯
事後評価時の値・状態50世帯
現在の指標の達成状況21世帯
進捗状況2計画どおり進んでいる
8アウトプット2-2,プログラム状況 プログラムに参加した母子家庭がプログラムを完走している。
指標プログラム完了状況
中間評価時の値・状態15世帯
事後評価時の値・状態50世帯
現在の指標の達成状況5世帯
進捗状況3計画より遅れている
9アウトプット2-3,状況変化 プログラム開始前、開始後で行う調査等の指標が改善している。
指標事前、事後のアンケートによってその変化を計測し、まとめる。
中間評価時の値・状態計測中
事後評価時の値・状態参加者中8割の変化が改善されている
現在の指標の達成状況計測中
進捗状況4その他
10アウトプット3-1,調査評価の指標をつくる アンケート調査等の内容が決まる。
指標事前、事後のアンケート調査の項目確定
中間評価時の値・状態完成
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況完成
進捗状況2計画どおり進んでいる
11アウトプット3-2,報告書の完成 プログラムの報告書が完成している
指標報告書の作成
中間評価時の値・状態未実施
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況未実施
進捗状況2計画どおり進んでいる
12アウトプット3-3,報告会の開催 報告書を元にした報告会の実施。
指標報告会を開催
中間評価時の値・状態未実施
事後評価時の値・状態2026年1月に実施
現在の指標の達成状況未実施
進捗状況2計画どおり進んでいる
13アウトプット3-4,論文の発表 プログラムを主題とした論文の発表
指標プログラムで得られたデータを元に論文にして発表
中間評価時の値・状態評価、効果測定のためのアンケート実施中
事後評価時の値・状態論文の完成
現在の指標の達成状況アンケート実施中
進捗状況2計画どおり進んでいる
14アウトプット4-1,政策提言をまとめる 政策提言をまとめる。
指標プログラムで得られたデータに基づいて政策提言書を作成
中間評価時の値・状態未実施
事後評価時の値・状態完成
現在の指標の達成状況こども家庭庁にて12月に補正予算策定
進捗状況1計画より進んでいる
15アウトプット4-2,ロビー こども家庭庁に情報を共有する。
指標順次、進捗状況を子ども家庭庁に共有
中間評価時の値・状態情報共有を1回実施している
事後評価時の値・状態情報共有を5回実施している
現在の指標の達成状況こども家庭庁、豊島区と協議中
進捗状況1計画より進んでいる
16アウトプット4-3,企業へのセールス 企業へ情報提供し、プログラムの説明を行っている。
指標プログラムの成果を興味をもってもらった企業にプレゼンし、寄付を募り事業の拡張を目指す
中間評価時の値・状態0社
事後評価時の値・状態2社
現在の指標の達成状況未実施
進捗状況2計画どおり進んでいる

短期アウトカムにつながりそうな、活動直後にみられた受益者、対象者、関係団体等の変化(言動)があれば記載してください。

コーチ、ハウス運営者とミーティングを重ねるなかで、キャリアコンサルの必要性が議論され、導入の方向で動いている。

短期アウトカムの進捗状況

1アウトカムで捉える変化の主体母子ハウス運営者
指標1-1 プログラムを実施できる母子ハウス運営団体数
中間評価時の値・状態3団体
事後評価時の値・状態12団体以上
これまでの活動をとおして把握している変化・改善状況現在、ハウス運営者4団体が実施中。3団体が実施準備中。2団体が対象者があれば実施する。という状況。運営者のプログラム推進マニュアルは整理されてきているが、よりわかりやすさが必要。
2アウトカムで捉える変化の主体プログラム参加者(入居者)
指標事前事後のアンケート調査の変化 プログラム参加者数
中間評価時の値・状態 20世帯
事後評価時の値・状態 50世帯
これまでの活動をとおして把握している変化・改善状況21世帯がプログラム開始
3アウトカムで捉える変化の主体プログラム参加者(入居者)
指標論文の作成(2026年2月予定) 報告会の開催(2026年1月予定)
中間評価時の値・状態論文:評価、効果測定のためのアンケート実施中 報告会:未開催
事後評価時の値・状態論文:完成 報告会:2026年1月に開催済み 会場50名 オンライン50名
これまでの活動をとおして把握している変化・改善状況未実施
4アウトカムで捉える変化の主体行政
指標ロビー活動のための資料 こども家庭庁との情報共有 企業へのアプローチ
中間評価時の値・状態ロビー活動のための資料:未作成 こども家庭庁との情報共有:2回 企業へのアプローチ:1社
事後評価時の値・状態ロビー活動のための資料:完成 こども家庭庁との情報共有:5回 企業へのアプローチ:2社
これまでの活動をとおして把握している変化・改善状況未実施

短期アウトカムの状態の変化・改善に貢献した要因や事例

プログラムについて。
プログラム参加者は予定通り確保されている。
すでにプログラムを修了している5名の満足度調査からは、5名中4名が収入が増えており、自身が望む生活を送ることができている。と回答している。
プログラムの感想としては「自分の強みなど普段知り得ないことを学べた」「関わりを持てなかった人達と関わりを持てた」など、プログラムを受けて自身の世界が広がったことや、「お金の見通しがもてたり、自分について見つめ直すことが出来た」「自分にプラスになることを多く学べて受ける前の自分とは違う自分になれてきた気がする」など、プログラムを通じてプログラムの目標である「将来の不安を感じることなく子育てと仕事に向き合える」状態になることに成功している。今後、件数が増えるとネガティブな要因もでてくると予想されるが、そうした意見も踏まえてプログラムを改善させていく。


プログラム推進体制について。
プログラムを推進するハウス運営者の数が現状7団体であり、目標としていた数値に届いていない。
これはプログラムを推進するにあたり初月の業務量が多く、全体像がわかりづらい。既存の業務で手一杯で余裕がない。現在の入居者でプログラムを受ける条件の人がいない。
などの理由による。改善点としては、進め方を理解できる資料が不足していることから、わかりやすく理解しやすい資料等の整理が必要だと考える。
また、今後クラウドファウンディング等も準備をしているので、プログラム自体の認知を進め、参画してもらえる団体、入居者を増やしていくことが必要だと考えている。

事前評価時には想定していなかった変化・影響

キャリアコンサルティングの追加について。
事前評価時にはプログラムのなかの就労支援は外部リソースを前提にしており、キャリアコンサルタントが入っていなかった。
しかし、コーチ、ハウス運営者との話し合いの中で、コーチング、プログラムの効果を高めるためには、初期にキャリアの話を入居者ができる環境が望ましい。ということになった。
柔軟な動きをするためには外部リソースに頼るのでは不十分のため、プログラム内にキャリアコンサルタントに入ってもらうことが必要であると判断し、追加でキャリアコンサルティングのプログラムを構築している。現在、キャリアコンサルタントとの契約を終え、プログラムを構築中。

事業進捗の評価

評価の視点自己評価(価値判断)結果
アウトカムが発現するための活動が適切に実施され、アウトプットは想定どおり積み上げられているか

アウトプットは順当に積み上がっているが、プログラム推進に向けた運営者側の整理がより必要となる。

アウトカム発現への貢献要因や阻害要因を把握し、事業改善につなげられているか

キャリアコンサルや、その他プログラムの進め方について、ステークホルダーと意見交換しながら改善をすることができる環境にはなっている。

組織基盤強化や、事業活動が円滑に進むための環境づくりができているか。また事業終了後を見据え、活動が継続するための取り組みが進んでいるか

こども家庭庁が2024年12月に補正予算にて母子家庭の就労継続等における「一体的支援事業」を予算化してくれた。本プログラムがそのまま継続することができる予算であり、現在東京都豊島区と協議中。その他の自治体や議員にも情報提供をしている。

事業の改善結果

事業の改善結果

項目内容
事業設計(ロジックモデル)の改善ポイント

キャリアプランニングを追加
満足度調査を追加

事業計画書の改善ポイント

上記を事業計画に組み込む

その他

事業で最も重視する指標・変化

プログラム参加者に行う事前事後アンケートにおける数字の改善。満足度調査の内容。

広報に関する報告

シンボルマークの活用状況

広報制作物に表示

広報

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

プログラムの説明パンフレット作成配布

報告書等なし
イベント開催等(シンポジウム、フォーラム等)なし