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事業完了報告

2025/04/04更新

事業概要

事業期間開始日 2024/05/10終了日 2025/02/28
対象地域京都市上京区近隣エリア
事業対象者

ひとり親家庭の保護者および子ども

事業対象者人数

約2000世帯(京都市上京区のひとり親家庭の想定世帯数)のうち40〜50世帯

事業概要

この事業は、ひとり親家庭の保護者および子どもが安心して過ごせる場所をつくり、困った時に気軽に相談できる先、支援を求めるだけではなく支える側になれる場となることで、社会的孤立を防ぐ。さらに、相談窓口や他団体活動につながるよう情報を整理し、まとめるプロセスを体系化することで、他の地域でのひとり親家庭の社会的孤立を防ぐ居場所づくりに貢献する。knocks! horikawa運営委員会は、これまでの活動に加え、1.本のある拠点を起点にした支援ネットワーク事業、2.包摂的なコミュニティの仲間づくり事業に取り組む。具体的には、次の活動を実施する。
1.-①本のある拠点の整備:ひとり親家庭にすすめたい(ひとり親家庭の保護者や子どもが読みたい)書籍の充実、ハード面の整備をする
1.-②ひとり親家庭の保護者や子ども向けイベント:主に長期休暇中に子どもが過ごせる場としてイベント・ワークショップを開催する
1.-③広報強化:相談窓口や他団体とひとり親家庭がつながるため、双方への広報を行う(上京区を中心とした地域イベントへの参加と広報活動)
2.-①相談・連携のための支援者育成講習会:安心して相談できる先として、スキルや知識を磨くための研修を受講し、他団体と連携することで相談支援体制を強化する
2.-②ガイドライン等の作成・配布:民営の図書館が居心地がよく安心して過ごせる場となるようガイドラインを作成し、ひとり親家庭を支援したい民営の図書館などの団体向けにガイドラインを配布する
2.-③他団体への活動成果報告:動画サイトのアップや学会などで発表する
これらの活動により、困った時に頼れる、支援をお願いできるボランティア団体や行政サービスとつながる機会、地域ネットワークをつくり、さらに支援されるだけではなく支える側にもなることで、社会的孤立を感じるひとり親家庭を減らす。

事業の総括およびその価値

長期休暇中だけではなく継続して述べ138名のひとり親家庭の子どもたちが来館し、継続利用率は100%。保護者向け相談窓口の利用は述べ22名、4割近いリピート率で保護者の頼れる先の一つのなれた。
研修を企画・受講し、子どもや保護者に関わるコアスタッフのスキル向上に努めた。スタッフ向け研修を7回実施し、述べ38名が参加。成果物として、「子どもとたちへのやくそく」ポスターを作成。ひとり親家庭が孤立を感じることがなく、地域と結びつきながら未来に可能性を感じられる社会の実現のため、京都市内、上京区内を中心に18の地域団体とのネットワーク形成の土台ができた。
対象者層へのアプローチをするため、SNSやホームページでの発信、地域団体への広報の協力依頼、自治体の広報誌への掲載を行い、結果約50世帯の方に来館や相談いただくことができた一方で、ひとり親家庭に広く認知するためにはさらに工夫が必要。

課題設定、事業設計に関する振返り

<対象者層へのアプローチ>
事業設計通り、対象者層へのアプローチを行なったが、期間内に目標値に達する来館までは至らなかった。一方で、継続利用をする方がほとんどであり、困っていてもいなくてもふらっと気軽に立ち寄れる場になれるとの手応えがあった。
<人材育成と組織体制>
研修、振り返りミーティングの実施を行なったことで、スタッフ共通理解として必要なスキル、業務、役割分担の把握ができた。一方で、①スタッフ間の情報共有不足、②一部の人への業務の偏り、③スキルや知識不足による自信喪失や違和感もあった。今後は継続して、①スタッフ全体での日報の運用、②業務の見直しと分担、③継続して研修や勉強会を実施していくことをスタッフ間で確認。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1整備した民営図書館の活用(利用者の増加)
指標2024年6月から2025年2月までの利用者数
目標値・目標状態上京区近隣エリアのひとり親家庭のリピート利用が20世帯ある状態
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察リピート利用が9世帯、事業をきっかけに約50世帯の方に来館や相談利用いただくことができた。子どもにおいては、長期間中にほぼ毎日来館する様子もあり、6名が継続して来館している。目標値よりも人数は少ないが、子どもにおいてはリピート率が100%である。 また来たくなる場として、書籍の充実や空間の整備を行なった。その際には、来館者にアンケートを行い、また建築デザインなどの専門家の意見を取り入れた。
2ひとり親支援団体との連携が実現
指標ひとり親支援団体への訪問数、他団体からの来訪数
目標値・目標状態支援団体の訪問者(利用者)のうち20%(50世帯)が図書館に来館している
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察支援団体の訪問者(利用者)のうち推定1%(2世帯)が図書館に来館している。遠方の(上京区外)支援団体の利用者だったことが、他団体からの来訪者数増加につながらなかった要因だと考えられる。 一方で、ひとり親支援団体との連携として、京都市ひとり親家庭支援センターゆめあす協力のもと、奨学金セミナーを保護者向けに開催。25名参加、うち13名の相談利用。 2024年6月以降、京都市内でひとり親を支援を行う民間団体、行政を含む「ひとり親おうえんし隊」ネットワークを設立。12団体が参加(2025年3月現在 参照:VIII外部との連携で詳述)。 その他、訪問先リストを組織内でつくり、支援団体への訪問を行なった。
3スタッフの支援団体やサービスに対する知識の増加及び、安心して過ごすことができる場を運営するコミュニケーションスキルの向上
指標研修参加者数と参加者アンケート
目標値・目標状態研修後のアンケートにて、知識量の増加やコミュニケーション力の向上に関する指標「良い」の割合が全体の8割になり、ガイドラインが完成している
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察研修後のアンケートでは、知識量の増加やコミュニケーション力の向上に関する指標「良い」の割合が全体100%となった。また、スタッフ(ボランティア含む)向けの対応マニュアル、「子どもたちへのやくそく」などのガイドラインが完成した。 ボランティアスタッフとの情報共有を円滑にするため、日報フォーマットを工夫。7月から合計7回研修を企画・受講し、述べ38名が参加。特にメタファシリテーション研修は、コアスタッフが毎回参加、共通意識を持てた。また、スタッフ会議では「事実」と「感情や考え」を分けてスタッフ同士で共通理解を得られるよう実践中。

アウトプット

1ひとり親家庭支援者養成研修参加と研修後の振り返り
指標ひとり親家庭支援支援者養成研修への参加者名簿、振り返りミーティング開催の有無
目標値・目標状態活動に携わるスタッフ・ボランティア10人の研修参加と研修後の振り返りミーティングの開催
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察スタッフ・ボランティア8人の研修参加と研修後の振り返りミーティングを実施。想定していたよりも2人減だが、定期的に居場所の運営に関わる全メンバーは参加。研修受講者からは「これまでぼんやりとしか知らなかった、ひとり親家庭の現状を解像度高く理解することができてよかった」などポジティブな反応があった。また、Do &DOnotとして「相手の話をよく聞き、ジャッジしない」について、居場所に関わるスタッフ全員共有認識を持てた。参加できなかったボランティアスタッフには研修内容を共有した。研修後の振り返りミーティングでは具体的に「ひとり親を傷つけてしまう」言葉も共有でき、ガイドラインに反映させた。
2子どもの権利を尊重した本のある拠点でのガイドライン作成(大人が守る子どもとの約束)
指標子どもの権利を学ぶ講座の開催、講座への参加者数
目標値・目標状態子どものの権利を学ぶ講座2回、スタッフ・ボランティア参加延べ20人、ガイドラインの作成・完成
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察子どものの権利を学ぶ講座2回(7/27,12/5)、スタッフ・ボランティア参加延べ24人、ガイドライン完成(1月)。最初に子どもの権利の研修(7/27に4名参加)し、長瀬正子先生(佛教大学)から居場所へのガイドラインにつながる子どもの権利条約に関連する研修。研修参加者でガイドライン素案作成後、子どもの意見聞き「子どもたちへのやくそく」を最終化した。参加できなかったボランティアスタッフや子どもにも後日共有。館内のわかりやすいところに掲示。スタッフ会議でも「子どもたちへのやくそく」を参照しながら運用ができているかを定期的に確認している。
3コミュニティ・オーガナイジング(CO)を活かした、ひとり親支援の入り口機能の仕掛けづくり
指標CO研修参加者名簿、振り返りミーティング開催の有無、ひとり親家庭のリピート利用
目標値・目標状態活動に携わるスタッフ・ボランティア3人の研修参加と研修後の振り返りミーティング開催(約2回)、ひとり親家庭のリピート利用が約20世帯
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察コミュニティ・オーガナイジング研修(8/24と25の2日間)にスタッフが参加、研修後の振り返りミーティング2回開催。その後の振り返りミーティング(8/28、9/23)では3名が参加。日程調整で不参加となったスタッフ1名にも共有。研修で学んだひとり親支援の入り口機能の仕掛けとして、団体のストーリーづくり、共通の価値観の言語化を行い、10月の堀川まつりにて1周年の展示会を開催することとなった。ひとり親家庭のリピート利用に関しては短期アウトカム参照。
4長期休暇中(夏休み・冬休み)の子ども向けイベント・ワークショップの開催
指標イベントとワークショップの開催数
目標値・目標状態夏休み(約20日間)、冬休み(約10日間)、約5時間/日の開館
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察夏休みは17日間(延べ197名参加)、冬休みは8日間(延べ115名参加)、1日あたり6時間開館した。参加者の中には10時から19時までほぼ毎日参加していたひとり親家庭の子どもも含まれ、間違いなくその子の居場所となることができた。また、連続して水分も昼ご飯も持参せず「朝ごはんをたくさん食べたし、胃もたれしているから」と話す子どもには、メタファシリテーション研修で学んだスキルを活かし現状を把握を把握した上で、おにぎり2個を渡すことができたイベント・ワークショップとして、自由研究、読書感想文、工作ワークショップなどを行う。一部、材料費がかかるワークショップには、ひとり親家庭の子どもは無料参加とした。

活動

11.-②-2【保護者向け相談窓口の設置】保護者が生活のこと、仕事のこと、子どものことについて相談できる窓口を設置する。民営の図書館は気軽に相談できる入り口的な役割となり、その相談内容や状況に応じてじっくりと時間をかけて相談できる窓口を案内する。その際は相談窓口をまとめたマップや団体チラシをまとめたファイルを使用する。
活動結果計画通り
概要保護者向け相談窓口を設置(オンラインがメイン)、延べ22名が利用。相談窓口をまとめたマップなどの資料は行政が作成しているものを活用したため作成はしなかった。相談内容や状況に応じて、京都市ひとり親家庭支援センターゆめあす、奨学金紹介団体などを案内。相談内容は「子どもの療育・教育・進路」が一番多く19件、「経済的なこと」、「パートナーとの関係」、「住まいや暮らし、家事」等。
21.-②-3・1.-③【他団体への参加・地域イベントへの参加】ひとり親家庭の保護者や子どもに民営の図書館に来てもらうだけではなく、ひとり親家庭を支援している団体の活動に参加、地域イベントへ出向く。子ども食堂や学習支援をしている地域団体が行なっている活動に参加する。
活動結果計画通り
概要他団体・地域イベントへの参加をした。例えば、ひとり親家庭への配食サービス、子ども食堂、子どもの居場所フェス、ひとり親おうえんし隊(京都市ひとり親家庭支援センターや京都府社会福祉協議会などがメンバー)に参加。上京区の子ども食堂へのチラシ配布依頼(50世帯)、生活困窮者世帯向けの宅食サービスでのチラシ同封(450世帯+250世帯)を行なった。配食サービスでは50世帯向けの弁当配布を一緒に行なった。
32.-①-1【支援者育成講習会】安心して相談できる先として、スキルや知識を磨くための研修を受講する(子どもの権利、ひとり親支援者養成、コミュニティ・オーガナイジング)なお、研修内容を報告書としてまとめ、ガイドラインに反映させる。
活動結果計画通り
概要支援者育成講習として7月から合計7回研修を企画・受講、述べ38名が参加。研修は子どもの権利、ひとり親支援者養成、コミュニティ・オーガナイジングなど。研修内容は振り返りミーティングで共有し、スタッフ・ボランティアマニュアルや「子どもとのやくそく」に反映させた。研修以外にも、個別ケースへの対応方針を検討する会議を3回実施した。
42.-①-2【資金分配団体による伴走支援】当事者の声を聴く技術(メタファシリテーション)講座の受講。
活動結果計画通り
概要資金分配団体(ムラのミライ)による伴走支援として、当事者の声を聴く技術(メタファシリテーション)講座を合計4回研修を受講、延べ27名が参加した。コアスタッフが毎回参加をし、共通意識を持つことができた。スタッフ各自が来館者との日常会話、ひとり親とその子どもからとの対話、スタッフ会議、各自の家族との対話などに活用中。
52.-③【他団体への活動成果報告】ガイドライン作成のプロセスも含めた動画を制作する。学会や民営図書館ネットワークなどで発表することで、広く多くの人に活動成果報告を行うことを目指す。
活動結果計画通り
概要他団体への活動成果報告を3回実施(オンライン・埼玉・京都)。うち、子どもの権利条約フォーラムへは動画報告。 埼玉ではフリースクールや無料塾を運営する団体と、京都では休眠預金事業採択団体と合同で報告会を実施。埼玉は対面とオンライン併用で20名参加、京都は38名参加。
61.-①-1【書籍の充実】ひとり親家庭の保護者や子どもが読みたい書籍へアンケートを実施し、それらの結果をもとにした書籍の購入・配架をする。参考書、図鑑、絵本、雑誌、漫画などさまざまなジャンルを可能とし、100冊ほど購入する。なお、ヒアリングやアンケート結果については記録として残す。
活動結果計画通り
概要書籍の充実が可能になった。書籍購入前のアンケートを2回実施。特に子どもから出た意見を反映し書籍(合計112冊)を購入。子どもがおすすめした本を本棚に置くと、喜んで本を手に取り読んでいる様子が見られた。ヒアリングやアンケート結果については記録として保管。
71.-①-2【居心地の良い空間づくり】居心地のよい空間となるため、ハード面において必要なものをひとり親家庭の保護者や子どもをヒアリング、また専門家(建築デザインや空間デザイン)へヒアリングし、それらの結果をもとに必要な整備を整える。なお、ヒアリング結果については記録として残す。
活動結果計画通り
概要居心地の良い空間づくりのため、ハード面を整備。来館者へのヒアリングを通して、必要な設備を整えた。子どもたちが人目から隠れて過ごせるティピ、座りやすい椅子、カーペットなどを購入。空間が狭いので、常設しているのは「座りやすい椅子」のみで、その他は必要なときに設置するようにしている。設備では、旧式(10年以上)の6畳用だったエアコンを10畳用に買い替えた。ヒアリング結果については記録として保管。
81.-②-1【長期期間中の子ども向け企画】夏休み(7月下旬〜8月下旬)、冬休み(12月下旬〜1月上旬)に子どもが過ごせる場としてイベント・ワークショップを開催、また自学自習できる場として開放する。子どもが安心して過ごせるよう、見守りサポートをするスタッフを配置する。
活動結果計画通り
概要長期休暇中の子ども向け企画として夏休みは17日間、冬休みは8日間オープンデーを実施。夏休み以降、木曜日も無料開放しており、継続して子どもたちが利用できるように運営している。夏休み以外でも、1/9にペットボトル三味線ワークショップ(10名/うちひとり親家庭1名)、2/2に絵本読み聞かせ会(21名/うちひとり親家庭1名)参加している。見守りサポートをするスタッフは2〜3名配置することができた。

資金分配団体としての非資金的支援の取り組み総括

1取り組み

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

<子どもへの食事提供>
長期休暇中の子どもの居場所、給食がない期間中の食事の問題が顕在化されているがライブラリーも例外ではなかった。昼食や飲み物を提供する場合の資金は休眠預金事業終了後も確保しておく必要がある。
<相談までの接点づくり>
相談への心理的・機能的ハードルが想定以上に高いことがわかった。困っているものの何を相談していいかわからない、課題が複雑すぎて解決の糸口がつかめない、忙しくて時間的にも心理的にも余裕がない(目先の生活で精一杯)ため、想定よりも相談数は少なかった。一方で、奨学金セミナーといった具体的なテーマであれば申込み開始してすぐに定員がいっぱいになった。奨学金セミナー後は継続した相談がある。相談までの接点づくりの工夫が必要だ。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

<支えられるだけではなく、関わりしろのある組織へ>
継続して通っているひとり親家庭の子どもは、本を読んだり、音楽イベントに参加したり、地域のお祭りにスタッフとして参加するようになった。地域のお祭りでは積極的に手伝っており、「次は〇〇したい」と笑顔で話していた。ただ来て遊ぶという過ごし方だけではない、その子の主体性を大切にできるよう組織として体制を整えたい。
<地域全体の人材育成>
「ひとり親おうえんし隊」では、貸付制度などについて勉強会をしたが、対象者や必要な書類準備など複雑である。制度があることを知らない、手続き途中で諦めてしまうことを防ぐためにも、地域団体が「こんな制度がある」「これについては〇〇に聞いてみると良い」といったことを知っておく必要がある。引き続き地域団体と関係継続するとともに、子ども食堂などと一緒に勉強会を実施する。

外部との連携実績

1活動2/9フリースクールや無料塾を運営してる団体と合同報告会
実施内容各団体での取り組み内容の報告、子どもの権利を守る地域ネットワークの必要性についてパネルディスカッションを行う。
結果・成果・影響等対面とオンライン合わせて20名ほどの方に参加いただいた。 オンラインでは再生数が200回に増えており、報告会後も取り組みについて認知を広げられている。
2活動2/22休眠預金事業団体との合同報告会・パネル展示会
実施内容各団体での取り組み内容の報告、パネルディスカッションを行う。 2/19〜2/22にゼスト御池にてパネル展示会を実施。
結果・成果・影響等合同報告会には38名の方に参加いただけた。また、NHK放送、毎日新聞、京都新聞が取材。 パネル展示会では、京都市役所近くの人通りが多い地下街で実施。合同報告会に参加できない人、通勤や買い物途中の人にも広く活動を知ってもらう機会となった。
3活動10/6奨学金セミナー実施
実施内容京都市ひとり親家庭支援センターゆめあす協力のもと、(株)みらぴか講師で奨学金セミナーを実施。
結果・成果・影響等奨学金セミナーの告知をゆめあす公式LINEで実施。 申込み開始当日で定員がいっぱいになった。申し込みは35名、参加は25名で、個別相談申し込みにつながった。2025年4月にも奨学金セミナーを実施し、knocks! horikawaはサテライト会場として継続協力予定。
4活動生活困窮者向けの宅食サービスでのチラシ同封
実施内容夏に450世帯、冬に250世帯向けにチラシ同封をしてもらう。
結果・成果・影響等生活困窮世帯向けの宅食サービスを行う団体からは「子どもの体験の場の情報発信は今後も協力したい」といっていただけている。 休眠預金事業終了後も継続して連携したい。
5活動ひとり親おうえんし隊フラッグの作成
実施内容ひとり親家庭が頼れる先の可視化の取り組みとして、フラッグやチラシを作成。
結果・成果・影響等休眠預金事業終了後も継続してつながり、ひとり親家庭が孤立しない地域づくりの土台が形成された。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

<取材>
7/2読売新聞(子どもの体験格差についての問題と取り組みについて)、7/2J:COM、2/22NHK放送(合同報告会について)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250222/2000091918.html
※7/2新聞記事については添付資料あり

広報制作物等あり
内容

<団体サイト、SNS>
https://sites.google.com/view/knockshorikawa/knocks-horikawaについて/2024休眠預金活用事業?authuser=0
<団体動画>
https://www.youtube.com/watch?v=3rsRqOFPuQk
<チラシ>
団体チラシ、書籍アンケートチラシ、夏休み・冬休み企画チラシ、ひとり親家庭オンラインサービスチラシ、奨学金セミナーチラシ、合同報告会チラシ
※報告書に貼付あり

報告書等あり
内容

「子どもとの7つのやくそく」「報告書」
報告書は100部印刷し、子ども食堂やひとり親支援団体に配布。
※データは添付あり

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
内容

次の規程を制定・公開している。


・コンプライアンス規程
・会計規程
・人件費水準
・職員の給与等に関する規程
・役員の報酬等に関する規程
・倫理規程・利益相反防止・公益通報者保護に関する規程
・リスク管理規程
・組織規程
・文書管理規程
・情報公開規程
・定款

整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内容

実施されている。

内部通報制度は整備されていますかはい
内容

JANPIAの窓口を案内

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

4月にコンプライアンス委員会設置され、8月に利益相反について主に検討をした。

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査
内容

2/6に2024年度の中間外部監査を行なっている。会計科目と証票の確認を行なった。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

<人材育成や組織体制の強化>
本助成金を通じて、資金分配団体からメタファシリテーション研修や伴走支援を受け、コミュニケーションスキルの向上、共通方針を持つことができた。一方で、課題も顕在化したため継続した研修機会、役割の見える化と仕組み化が必要。
<地域ネットワークの強化>
自団体だけでできることは限られているため、本助成期間中に地域団体へ訪問、協働する機会を積極的に作った。一方で、なかなか協力体制が持てない、利用者がたらい回しになる課題も見えた。地域団体と協力するには時間がかかり、これからも継続して意見交換をする機会、また協働する機会を持っていく。