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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2020/12/11終了日 2024/03/01
対象地域主に九州地域(九州・沖縄・山口)
事業対象者

ソ―シャルビジネスを実施または支援する実行団体

事業対象者人数

5団体

事業概要

本事業は、ソーシャルビジネスに関心が高く、先進的取り組みの多い九州地域を対象に、社会課題解決に取り組む組織の自立的・持続可能な事業の成長やパートナーの開拓・拡大を支援するとともに、ソーシャルビジネスによる新規起業の掘り起こしを狙う。また、実行団体間のみならず、多様なセクター(公共機関・経済団体・教育研究機関等)との連携・協働を促し、九州・沖縄地方のソーシャルビジネス・ネットワーク組織の構築を図るものである。これによりソーシャルビジネスに関する事例や手法の集積、地域伴走支援のノウハウ等の確立、ソーシャルインパクトの価値を地域全体で共有・活用することにより、点在する取り組みを面として繋げ、ソーシャルビジネスの先進モデル地域の形成をめざす。

実行団体数5

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

・広報PR支援(175件)
・KSBC Facebookページ
 https://www.facebook.com/Socialbusiness.Kyushu/
・日本外国特派員協会報告・プレス支援(メディア掲載多数)
・Global Social Business Summit 報告
・SOCIAL TECH SUMMIT 2021 報告
・Social Business Day 2021 報告
・九州大学ソーシャル・アントレプレナーシップ講座 報告
・ラジオ:FM77.7トリプルウィン出演
・雑誌:福岡県NPO・ボランティアセンター情報誌「Conte No.62 2021春」 など

広報制作物等あり
内容

・KSBCソーシャルビジネスケース集(2024.2)
 https://www.yunusjapan.jp/cases2023.html

報告書等あり
内容

・九州経済調査月報2024年4月号(2024.3)
 ソーシャルビジネス特集
 https://www.kerc.or.jp/ksbc/image/20240402.pdf

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

公益財団法人 九州経済調査協会 内部通報(ヘルプライン)に関する規程のとおり整備済。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査
内容

監事ならびに会計事務所による外部監査を実施。

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

九経調の会計事務所と連携しつつKSBCにより監査を実施予定。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本事業を通じて、ソーシャルビジネス支援や社会的インパクト評価に関するスキルが高まり、人材育成に大きく寄与した。同時に、ソーシャルビジネスやインパクトファンド・PIF等に関連したプロジェクトの組成や事業受託などにも繋がり、事業形成にも寄与した。また、3種のアンケート調査(全国ソーシャルビジネス意識調査、九州地域のソーシャルビジネス実態調査、ソーシャルビジネスに関する民間企業の意識調査)や、多くの企業・機関との接点を通じて、九州地域でのソーシャルビジネスの関心の高まりを把握でき、またその高まりを後押しする活動を展開できた。ソーシャルビジネスケース集や月報ソーシャルビジネス特集等の今後活用できるストックもでき、九州地域での産学官一体でのソーシャルビジネスを推進する足場が固まった。実行団体の取り組みまで総合すると、社会起業家コミュニティ(リエートス、ボーダレスソーシャルバンク)、社会起業家育成機関(ボーダレスアカデミー、島ラブアカデミー)、ファンディング(Forgood、ふるさと納税Forgood)、無利子融資制度なども確立でき、「課題解決をソーシャルビジネスで」という流れを加速する様々なしくみが整えられた。
なお、休眠預金制度のよい点としては、①中長期アウトカムの実現(事業目標)に沿った柔軟な計画変更への対応、②3年間の通年予算、③研修(PO、ファンドレイジング、休眠預金制度)などのサポート、④コンソーシアムの制度の存在(化学反応の創発)などがある。資金分配団体や実行団体をパートナーとして捉え、伴走いただける姿勢も非常にありがたく、事業推進に集中できた。一方、休眠預金制度で改善をご検討いただきたい点としては、①新規事業者(スタートアップ)が関われないこと、②評価を計測しづらいチャレンジングな社会実験的事業への取り組みにくさ、③事業区分・区分経理の複雑さと評価の困難さ(インパクトの範囲と事業間相乗効果の評価の見方)、④会計ルールの複雑さ・返金処理ルールの不平等さ(資金計画=支出計画に縛られた返金ルール)、⑤事業計画・資金計画などの記載様式のビジネス的視点の薄さ、⑥事業途中でのルール変更・追加(助成金を担保とした融資、不動産取得ルールなど)、⑦システム更新による不具合ならびに過去データ消去・再レクチャーコスト・報告書様式とシステム様式の不一致(特に資金関連)等の問題などがあった。特に使いやすいシステム・事業運営の生産性向上に資するシステムになるよう改編を期待したい。

シンボルマークの活用状況

・九経調WEBサイト:休眠預金事業ページ
・ユヌス・ジャパンWEBサイト:休眠預金事業ページ
・KSBC Facebookページ
・主催セミナー:案内サイト・チラシ、配布資料、会場掲示
・KSBC ソーシャルビジネスケース集 など