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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/10/21更新

事業概要広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2020/12/01終了日 2024/04/30
対象地域全国各地(特に北陸、山陰、四国地方)
事業対象者

若手リーダーが中心的な役割を担う社会事業の資金支援に取り組む組織。
特に地域の中小企業が地域課題の解決に取り組むソーシャルビジネスに取り組む支援などに取り組む組織。

事業対象者人数

4組織程度

事業概要

全国の地方都市、特に北陸、山陰、四国地方において、地域の課題解決に取り組む社会事業や中小企業の社会事業進出への資金支援に取り組む担い手となる組織を立ち上げる概ね40歳未満の若者(準備会組織)や、若者が中心となる設立間もない組織に対して、組織体制の確立と案件創出や資金調達に必要な人員の人件費や費用に関する助成を行い、3年間で自律的に資金調達と支援が実施できるように育成する。助成期間中に寄付や社会的投資等の募集や仲介において累計2,000万円を超える実績と案件の形成及び支援に関する4件以上の支援実績を目指す。なお、育成された資金支援組織は3年後には寄付や社会的投資等の仲介を主として自立すると共に、休眠預金活用事業の資金分配団体としても活躍することを目指す。

実行団体数4

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

・休眠預金事業助成公募広報
・休眠預金事業成果報告会のイベント広報
2023/1/11:第9回年次大会「地域の未来をつくるコミュニティ財団の可能性」
2024/3/1:第10回年次大会&休眠預金事業成果報告「コミュニティ財団から見る助成財団のPOの展望を語る」

報告書等あり
内容

「コミュニティ財団のつくり方」・・・資金分配団体の伴走実績や実行団体の活動実績等を元に、運動と協働を生み出すコレクティブインパクトの視点からコミュニティ財団を設立するポイントを整理した。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

JANPIAの通報窓口を利用

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

・役員並びに会員組織、実行団体を対象としたコンプライアンス研修を実施
・顧問弁護士による事業実施のリーガル面からのサポート
など

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監事監査を実施した。

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

事後評価報告書のフィードバック後、また経費精算報告書の提出後に実施予定

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本事業では、実行団体の所在する地域において、「地域性」「市民性」を持つ資金仲介組織を育成することに取り組んできた。包括的支援プログラムとして、アドバイザーの配置、プログラムオフィサー研修など様々な活動を行った結果、伴走支援の知見の蓄積によって、以下の2つの組織基盤強化・環境整備が当協会への波及効果として生まれたと考える。


①協会としての伴走支援能力・人材の拡充
アドバイザー本人が所属する財団設立・運営の知見をもとに、実行団体の立ち上げ支援を行い、また、4団体の伴走支援情報を共有することで、アドバイザー含め、協会の構成員による伴走支援能力を有する人材の拡充につなげることができた。今後、同様の支援を行う際に、伴走できる人材が増えた。


②財団設立プロセスの体系化
「運動性」を持ってコミュニティ財団を設立するプロセスがコレクティブインパクト的であり、それが実際に実行団体の所在地域でどのように起こってきたのかを聞き取り、分析することによって、財団設立プロセスを体系化することができた。
その成果は、「コミュニティ財団のつくり方」として冊子となった。


また、認識した課題としては、コミュニティ財団のプログラムオフィサーの役割・ノウハウなどを体系的に整理することの必要性である。形式知化されているノウハウに、実行団体の支援を通じて培ってきた暗黙知を形式知化して、統合していくことで、新たに生まれてきた財団がより地域性、市民性を持った資金仲介組織として活動をしやすくなると考える。

シンボルマークの活用状況

・ウェブサイトでの掲載
・本事業での制作したコンテンツでの活動(ウェブ記事、冊子、イベント広報画像など)