事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
団体の社会的役割
団体の目的
この法人は、佐賀県民に対して、まちなかの老朽化した空家・空地において発生する諸問題解決に関する事業を行い、地域活性化と不安解消に寄与することを目的とする。
団体の概要・活動・業務
この法人は、目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
①空家・空地に関する相談受付・助言事業
②空家・空地に関する調査及び提案事業
③空家・空地に関する情報提供事業
④空家・空地に関する維持管理事業
⑤空家・空地に関する借上げ及び活用事業
| 団体の目的 | この法人は、佐賀県民に対して、まちなかの老朽化した空家・空地において発生する諸問題解決に関する事業を行い、地域活性化と不安解消に寄与することを目的とする。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | この法人は、目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。 ①空家・空地に関する相談受付・助言事業 |
概要
事業概要
空き家を再活用した貧困家庭への安価でかつ良質な住居の提供と、新たな仕事の創出及び貧困家庭において最も不足する食事支援を強化するためのエコシステムの再構築。
1.佐賀市・佐賀市周辺市町における食事支援体制の構築:
佐賀市の街中に、空き家を活用した貧困家庭向けのコミュニティフリッジを設立・運営する(岡山県の一般社団法人北長瀬エリアマネジメントが実施しているコミュニティフリッジ事業のフランチャイズとして、ノウハウを活用し運営)。コミュニティフリッジの運営にあたっては、佐賀県内の食支援団体・自立支援・子供支援団体などと連携する。また、コミュニティフリッジの利用者を数名雇用し、運営に参画してもらう。
2. 佐賀市における居住・就労支援システムの構築:
ひとり親世帯向けの賃貸住宅を設け、入居者には生活相談・就労支援を行い、自立に向けた支援を行う。
3. 自立可能な財政・組織基盤の確立戦略の策定:
助成終了後の運営体制の確立、自立して仕組みが回るだけの寄付・事業収益の獲得を目指して、財政・組織基盤の確立戦略を策定する。
資金提供契約締結日
2021年05月26日
事業期間
開始日
2021年04月30日
終了日
2024年02月29日
対象地域
佐賀市・佐賀市周辺地域
| 事業概要 | 空き家を再活用した貧困家庭への安価でかつ良質な住居の提供と、新たな仕事の創出及び貧困家庭において最も不足する食事支援を強化するためのエコシステムの再構築。 1.佐賀市・佐賀市周辺市町における食事支援体制の構築: | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2021年05月26日 | |
| 事業期間 | 開始日 2021年04月30日 | 終了日 2024年02月29日 |
| 対象地域 | 佐賀市・佐賀市周辺地域 | |
直接的対象グループ
佐賀市・佐賀市周辺の貧困層
人数
約150世帯
間接的対象グループ
行政、関係NPO、企業等
人数
4団体程度
| 直接的対象グループ | 佐賀市・佐賀市周辺の貧困層 | |
|---|---|---|
| 人数 | 約150世帯 | |
| 間接的対象グループ | 行政、関係NPO、企 業等 | |
| 人数 | 4団体程度 | |
事業の背景・課題
社会課題
現時点で佐賀県の人口は約83万人であり、この20年人口減少がとまらず、今後20年で約20%がさらに減少する見込みとなっている。また、2015年13.9%であったこどもの貧困率も、2018年に13.5%と高止まりしており、7人に1人のこどもが貧困であるという状態も改善が見られていない。佐賀県も、「佐賀県子どもの貧困対策推進計画」を2016年に設定し、生活保護世帯や児童養護施設のこどもの進学率、就職率などの指標につき進捗を毎年検証しているが、劇的に改善しているとはいえない状況である 。更に、空き家問題は、防災面(倒壊のおそれ等)、景観上の支障(雑草の繁茂等)、衛生上の問題(ゴミの不法投棄等)、防犯上の問題(不審者の居住等)といった複合的な地域課題の元凶となりうる、個人所有であることから行政が積極的に介入することが困難な構造となっている。いずれの問題も全国の地域に共通の社会問題となっている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
子供の貧困対策は、長年「見えない課題」とされてきたが、近年、社会課題としての重要性・深刻さが社会の間でも注目されるようになり、平成26年1月に施行された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき、平成26年8月に「子供の貧困対策に関する大綱」が閣議決定され、政府として総合的に取組を進めることが定められており、内閣府、文部科学省、厚生労働省などの関係省庁が連携して推進している。佐賀県も、「佐賀県子どもの貧困対策推進計画」を2016年に設定し、生活保護世帯や児童養護施設のこどもの進学率、就職率などの指標につき進捗を毎年検証しているが、劇的に改善しているとはいえない状況である 。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
特に地方部における空き家問題は地域の治安・景観等にも影響を与える大きな社会問題であるものの私有物であることから行政が介入しづらい行政の「はざま」に落ちる課題であり、休眠預金として取り組むのに妥当性が高い。また、空き家を活用し、多様な企業、各種NPO、地域等のステークホルダーを繋ぎ合わせ、主に子どもの貧困を解消するための食糧支援、小規模ながら貧困家庭の雇用創出を行うのは、担当業務が明確に定義されている行政では対応できない領域でもあり、また、今後、財政のひっ迫の観点から「共助」による課題解決が求められる分野であり、休眠預金により取り組む意義は高い。
| 社会課題 | 現時点で佐賀県の人口は約83万人であり、この20年人口減少がとまらず、今後20年で約20%がさらに減少する見込みとなっている。また、2015年13.9%であったこどもの貧困率も、2018年に13.5%と高止まりしており、7人に1人のこどもが貧困であるという状態も改善が見られていない。佐賀県も、「佐賀県子どもの貧困対策推進計画」を2016年に設定し、生活保護世帯や児童養護施設のこどもの進学率、就職率などの指標につき進捗を毎年検証しているが、劇的に改善しているとはいえない状況である 。更に、空き家問題は、防災面(倒壊のおそれ等)、景観上の支障(雑草の繁茂等)、衛生上の問題(ゴミの不法投棄等)、防犯上の問題(不審者の居住等)といった複合的な地域課題の元凶となりうる、個人所有であることから行政が積極的に介入することが困難な構造となっている。いずれの問題も全国の地域に共通の社会問題となっている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 子供の貧困対策は、長年「見えない課題」とされてきたが、近年、社会課題としての重要性・深刻さが社会の間でも注目されるようになり、平成26年1月に施行された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき、平成26年8月に「子供の貧困対策に関する大綱」が閣議決定され、政府として総合的に取組を進める ことが定められており、内閣府、文部科学省、厚生労働省などの関係省庁が連携して推進している。佐賀県も、「佐賀県子どもの貧困対策推進計画」を2016年に設定し、生活保護世帯や児童養護施設のこどもの進学率、就職率などの指標につき進捗を毎年検証しているが、劇的に改善しているとはいえない状況である 。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 特に地方部における空き家問題は地域の治安・景観等にも影響を与える大きな社会問題であるものの私有物であることから行政が介入しづらい行政の「はざま」に落ちる課題であり、休眠預金として取り組むのに妥当性が高い。また、空き家を活用し、多様な企業、各種NPO、地域等のステークホルダーを繋ぎ合わせ、主に子どもの貧困を解消するための食糧支援、小規模ながら貧困家庭の雇用創出を行うのは、担当業務が明確に定義されている行政では対応できない領域でもあり、また、今後、財政のひっ迫の観点から「共助」による課題解決が求められる分野であり、休眠預金により取り組む意義は高い。 |
中長期アウトカム
佐賀市・佐賀市周辺市町の貧困世帯の貧困状況が改善し、貧困世帯の親・こどもの生活の質が向上する。
短期アウトカム
| 1 | 佐賀市内の貧困世帯(2500世帯)のうち約6%に当たる150世帯の食事内容が充実する。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | コミュニティフリッジの利用世帯数 | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 150世帯 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 2 | 食事に関する心理的ストレスが減少し、親・子供の不安感が低減している。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 生活満足度の向上 | |
| 初期値/初期状態 | 定性調査 | |
| 目標値/目標状態 | 定性調査 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 3 | コミュニティフリッジでの就労経験を得るとともに、収入の向上により、生活の質が向上する。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 収入が向上した雇用者数 | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 2名 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 4 | 経済的なストレスが減少し、親・子供の不安感が低減している。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 生活満足度の向上 | |
| 初期値/初期状態 | 定性調査 | |
| 目標値/目標状態 | 定性調査 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 5 | 他団体と連携して取り組むことにより、支援を必要としている人により効果的・効率的に支援を届けることが出来ている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 連携前に比べ、支援をより多くの人に届けることが出来ている。 | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 4団体 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 6 | 住環境の安定、就労機会の獲得により生活基盤が安定しはじめ、将来的な自立の意思が確認できている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 収入が向上した入居者数 | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 2名 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 7 | 住環境の安定、就労機会の獲得により生活基盤が安定しはじめ、将来的な自立の意思が確認できている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 入居者が、自立支援サービスに積極的な参加をしている | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 定性調査 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 8 | 住環境の安定、就労機会の獲得により生活基盤が安定しはじめ、将来的な自立の意思が確認できている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・自立支援サービス側から、自立準備が進んでいると評価されている | |
| 初期値/初期状態 | ゼロ | |
| 目標値/目標状態 | 定性調査 | |
| 目標達成時期 | 2024年3月 | |
| 9 | ||
| モニタリング | いいえ | |
アウトプット
| 1 | 佐賀市・佐賀市周辺市町における食事支援体制の構築 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | インフラの有無 | |
| 初期値/初期状態 | なし | |
| 目標値/目標状態 | 寄附食材の収集・配送ハードインフラの構築されている状態 | |
| 目標達成時期 | 2024年2月 | |
| 活動内容 | 商店街空き店舗を利用した食材の受け渡し場所設置 | |
| 活動時期 | 2022年5月 | |
| 2 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 設置食材の在庫状況管理システム導入 | |
| 活動時期 | 2022年5月 | |
| 3 | 佐賀市における居住・就労支援システムの体制の構築 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | インフラの有無 | |
| 初期値/初期状態 | なし | |
| 目標値/目標状態 | 住居の供給がされている状態 | |
| 目標達成時期 | 2024年2月 | |
| 活動内容 | ひとり親世帯向け賃貸住宅(2戸)事業の開始 | |
| 活動時期 | 2023年5月 | |
| 4 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 入居者向け生活支援・就労支援の開始 | |
| 活動時期 | 2023年6月 | |
| 5 | 自立可能な財政基盤の確立戦略の策定 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 戦略の有無 | |
| 初期値/初期状態 | なし | |
| 目標値/目標状態 | 戦略が策定されている | |
| 目標達成時期 | 2024年2月 | |
| 活動内容 | 必要運営資金計画の策定 | |
| 活動時期 | 2024年2月 | |
| 6 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 事業収益モデルの策定と実施 | |
| 活動時期 | 2024年2月 | |
| 7 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 寄附獲得施策の策定と実施 | |
| 活動時期 | 2024年2月 | |
| 8 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 9 | ||
| モニタリング | いいえ | |
事業活動
インプット
人材
代表塚原:空家調達ノウハウを生かし、空家選定交渉、リノベを担当 副代表内川:県内NPO・行政との人脈を生かし、県内連携を担当 事務局杉本:全体PJT管理や、他団体連携の窓口。システム担当。 他団体:主に貧困家庭と従前より接点あるNPOを通じてアプローチ 企業・生産者と従前より接点あるNPOを通じて、寄付食材対応 (一般社団法人北長瀬エリアマネジメントとは業務提携)
資機材、その他
冷蔵・冷凍施設、在庫管理システム他
| 人材 | 代表塚原:空家調達ノウハウを生かし、空家選定交渉、リノベを担当 副代表内川:県内NPO・行政との人脈を生かし、県内連携を担当 事務局杉本:全体PJT管理や、他団体連携の窓口。システム担当。 他団体:主に貧困家庭と従前より接点あるNPOを通じてアプローチ 企業・生産者と従前より接点あるNPOを通じて、寄付食材対応 (一般社団法人北長瀬エリアマネジメントとは業務提携) |
|---|---|
| 資機材、その他 | 冷蔵・冷凍施設、在庫管理システム他 |
広報戦略および連携・対話戦略
広報戦略
主にオウンドメディア及び新聞、ウェブ媒体等のマスメディアの積極的な取材誘致を通じ、行政、企業、社会的企業/NPO、その他国民一般を含むステークホルダーに対し、休眠預金事業とその成果を発信することで、①休眠預金を民間公益活動に活用することに対しての国民の理解と支持を獲得、②民間資金や専門性の高い人材の同業界への流入、③行政のみならず民間・市民セクターによる社会課題解決の土壌の醸成、を目指す。
連携・対話戦略
本申請事業コレクティブインパクトグループ(以下、「CIG」)の重要機能の資金提供に関しては、弊財団が持つ企業・行政・市民セクターとも連携・建設的な対話を通じし、当該CIGの機能強化を図る。
| 広報戦略 | 主にオウンドメディア及び新聞、ウェブ媒体等のマスメディアの積極的な取材誘致を通じ、行政、企業、社会的企業/NPO、その他国民一般を含むステークホルダーに対し、休眠預金事業とその成果を発信することで、①休眠預金を民間公益活動に活用することに対しての国民の理解と支持を獲得、②民間資金や専門性の高い人材の同業界への流入、③行政のみならず民間・市民セクターによる社会課題解決の土壌の醸成、を目指す。 |
|---|---|
| 連携・対話戦略 | 本申請事業コレクティブインパクトグループ(以下、「CIG」)の重要機能の資金提供に関しては、弊財団が持つ企業・行政・市民セクターとも連携・建設的な対話を通じし、当該CIGの機能強化を図る。 |
出口戦略・持続可能性について
持続可能性1
本事業では、コレクティブ・インパクトの手法を用いて地域コミュニティの維持に重要な社会的役割を担う事業への支援モデルの確立を目指す。併せて、実行団体たるコレクティブインパクトグループ(以下、「CIG」)を本事業後も持続可能な体制とすることも企図している。双方が実現すれば、CIG組成に係る3年間の運営の初期投資とその運営知見のみで、地域経済・社会の維持発展のための仕組みを導入できることが証明される。本助成期間後、類 似の事業導入を希望する地方公共団体等には、CIG立ち上げと当財団の知見提供のための資金拠出を求め対象地域での仕組みづくりを支援する。日本中での類似CIG組成が期待された場合には、ナレッジの共有化等のための団体を立ち上げ、政府の施策としての制度化を目指す。
| 持続可能性1 | 本事業では、コレクティブ・インパクトの手法を用いて地域コミュニティの維持に重要な社会的役割を担う事業への支援モデルの確立を目指す。併せて、実行団体たるコレクティブインパクトグループ(以下、「CIG」)を本事業後も持続可能な体制とすることも企図している。双方が実現すれば、CIG組成に係る3年間の運営の初期投資とその運営知見のみで、地域経済・社会の維持発展のための仕組みを導入できることが証明される。本助成期間後、類似の事業導入を希望する地方公共団体等には、CIG立ち上げと当財団の知見提供のための資金拠出を求め対象地域での仕組みづくりを支援する。日本中での類似CIG組成が期待された場合には、ナレッジの共有化等のための団体を立ち上げ、政府の施策としての制度化を目指す。 |
|---|
関連する主な実績

