事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
団体の社会的役割
団体の目的
子どもを取り巻く社会に対して、CAP(子どもの人権を侵害するあらゆる暴力を許さない社会を創ることをめざし、子どもが権利意識をもって、自分を守る力を高めるための人権教育プログラム)を広め、CAP活動を担う個人およびグループなどの支援を行うとともに、社会の根底にある子どもに対する差別の根本的解消を図り、子どもの権利擁護と暴力防止に関わる諸団体との連絡・交流・相互支援を行い、子どもの人権が尊重される社会の形成に寄与する。
団体の概要・活動・業務
「子どもへの暴力防止のための基礎講座」(年数回)や子どもの人権擁護および暴力防止のための啓発事業を実施。また、日本のCAPトレーニングセンターとしてICAP Inc.(米国ニュージャージ州)より認可され、地域でCAP活動を行う実践者養成・育成を担う。HP、Facebook、Twitterで日々情報を発信。団体通信『CAP NEWS』を年2回発行。「体罰をみんなで考えるネットワーク」「子どもの権利条約関西ネットワーク」の団体事務局を担い、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」実行委員会団体でもある。
| 団体の目的 | 子どもを取り巻く社会に対して、CAP(子どもの人権を侵害するあらゆる暴力を許さない社会を創ることをめざし、子どもが権利意識をもって、自分を守る力を高めるための人権教育プログラム)を広め、CAP活動を担う個人お よびグループなどの支援を行うとともに、社会の根底にある子どもに対する差別の根本的解消を図り、子どもの権利擁護と暴力防止に関わる諸団体との連絡・交流・相互支援を行い、子どもの人権が尊重される社会の形成に寄与する。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 「子どもへの暴力防止のための基礎講座」(年数回)や子どもの人権擁護および暴力防止のための啓発事業を実施。また、日本のCAPトレーニングセンターとしてICAP Inc.(米国ニュージャージ州)より認可され、地域でCAP活動を行う実践者養成・育成を担う。HP、Facebook、Twitterで日々情報を発信。団体通信『CAP NEWS』を年2回発行。「体罰をみんなで考えるネットワーク」「子どもの権利条約関西ネットワーク」の団体事務局を担い、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」実行委員会団体でもある。 |
概要
事業概要
(1)知的障がいのある子どもの性暴力に関する実態・なぜ性暴力にあいやすいのかの調査・課題分析
(2)自分のからだはまるごとすべて自分のもので自分のからだのことは自分が決めていいことを子どもが理解するための心とからだの境界線を育む予防教育の提供(まず、日常に変化を及ぼすため、知的障がいのある子どもに日常で関わる保護者・教職員、その後に子どもへのプログラム提供へと進む)
(3)予防教育を提供する人材の養成(おとなと子どもにプログラムを提供し、プログラム提供後のサポートを行う人材)
(4)日常生活において知的障がいのある子どもの心とからだの境界線を育むとともに、人権意識(自分を大切な存在と思う感覚)という自分を守る核を育むための視覚教材(絵本・翻訳)の作成・頒布
資金提供契約締結日
2021年03月31日
事業期間
開始日
2021年03月31日
終了日
2024年01月31日
対象地域
大阪府を中心として兵庫県、京都府を含む地域
| 事業概要 | (1)知的障がいのある子どもの性暴力に関する実態・なぜ性暴力にあいやすいのかの調査・課題分析 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2021年03月31日 | |
| 事業期間 | 開始日 2021年03月31日 | 終了日 2024年01月31日 |
| 対象地域 | 大阪府を中心として兵庫県、京都府を含む地域 | |
直接的対象グループ
1.知的障がいのある子どもの保護者、通学する学校の教職員・支援員や入所施設職員、放課後デイサービス等の民間機
関で子ども支援をする職員やボランティア、学生など。
2.軽度から中程度の知的障がいのある小学生から高校生(特別支援学校高等部を含む)までの子ども
人数
1.5か所以上100人以上(調査)、7か所以上100人以上(オンラインミニ学習会)、15か所500人以上(境界線プログラム受講)
2.15か所90人以上(境界線プログラム受講)
間接的対象グループ
市民
人数
3回以上60人以上
| 直接的対象グループ | 1.知的障がいのある子どもの保護者、通学する学校の教職員・支援員や入所施設職員、放課後デイサービス等の民間機 | |
|---|---|---|
| 人数 | 1.5か所以上100人以上(調査)、7か所以上100人以上(オンラインミニ学習会)、15か所500人以上(境界線プログラム受講) | |
| 間接的対象グループ | 市民 | |
| 人数 | 3回以上60人以上 | |
事業の背景・課題
社会課題
知的障がいのある子どもへの性暴力防止のための予防の取り組みを促進する
課題に対する行政等による既存の取組み状況
障がいのある子どもの暴力被害の実態については、「障がいのある子どもは健常児の4~10倍の割合で虐待を受けると推定される」(初の被害実態調査、2001年)や「子どもの買春・ポルノ被害は、3人に一人が障がいのある子ども」(厚生労働省、2016年)等のデータがあり、障がいのある子どもは健常の子どもより虐待・暴力にあいやすいことが明らかになっている。障がいのある子どもの中でも、人数として最大の知的障がいのある子どもに特化した調査は皆無。データがないから起きていないのではないが、知的障がいのある子どもへの性暴力は社会課題として認識されず、子どもは性暴力被害にあいやすいまま放置されている状況がある。2021年3月16日には 法務省が知的障がいなどがある性犯罪被害者を対象に、検察と警察が連携し、一括して被害状況を聞き取る「代表者聴取」を、4月から試行すると発表したが、性暴力の未然防止・発生防止については対策がほとんど取られてないの現状。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
・当団体がこれまで取り組んできたCAP(キャップ)プログラムはその誕生時(1978年)に、「なぜ子どもは暴力にあいやすいのか」を①知識・情報・スキルの欠如、②社会的に力を持たされていない(無力感から、それを内在化して無力化に至る)、③孤立の3つを要因と分析され、有効な対策として誕生した経緯がある。その考え方を土台に、知的障がいのある子ども対象のCAPプログラムも誕生しており、2006年から本格的に提供してきた。その活動を通じて、年齢の低い段階から求められる「良き障がい者像」に沿った障がいのある子どもになるように育てられてきた知的障がいのある子どもの性暴力被害について話を聞いてきた。知的障がいのある子ども自身が自分の持つ力や基本的人権、ましてや境界線が守られるべき存在だと認識できない環境が家庭・学校・地域にあることを痛感してきた。それは子どもが性暴力の被害にあいやすいままの状況が放置されていることとつながっている。
・障がいがあることで、「お世話される人」と「お世話する人」という関係が発生し、その関係性には圧倒的な力の不均衡が生まれがちで、さらに「お世話される人の保護者」と「お世話する人」の間にも力の不均衡があり、互いに子どもを支え、協力し合うべき社会資源という意識が欠如している。これらは子どもの孤立、あるいは子どもに関わるおとなの孤立につながり、性暴力が見えにくく、隠蔽されやすい構造の一端を担っているものと考える。
| 社会課題 | 知的障がいのある子どもへの性暴力防止のための予防の取り組みを促進する |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 障がいのある子どもの暴力被害の実態については、「障がいのある子どもは健常児の4~10倍の割合で虐待を受けると推定される」(初の被害実態調査、2001年)や「子どもの買春・ポルノ被害は、3人に一人が障がいのある子ども」(厚生労働省、2016年)等のデータがあり、障がいのある子ども は健常の子どもより虐待・暴力にあいやすいことが明らかになっている。障がいのある子どもの中でも、人数として最大の知的障がいのある子どもに特化した調査は皆無。データがないから起きていないのではないが、知的障がいのある子どもへの性暴力は社会課題として認識されず、子どもは性暴力被害にあいやすいまま放置されている状況がある。2021年3月16日には 法務省が知的障がいなどがある性犯罪被害者を対象に、検察と警察が連携し、一括して被害状況を聞き取る「代表者聴取」を、4月から試行すると発表したが、性暴力の未然防止・発生防止については対策がほとんど取られてないの現状。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | ・当団体がこれまで取り組んできたCAP(キャップ)プログラムはその誕生時(1978年)に、「なぜ子どもは暴力にあいやすいのか」を①知識・情報・スキルの欠如、②社会的に力を持たされていない(無力感から、それを内在化して無力化に至る)、③孤立の3つを要因と分析され、有効な対策として誕生した経緯がある。その考え方を土台に、知的障がいのある子ども対象のCAPプログラムも誕生しており、2006年から本格的に提供してきた。その活動を通じて、年齢の低い段階から求められる「良き障がい者像」に沿った障がいのある子どもになるように育てられてきた知的障がいのある子どもの性暴力被害について話を聞いてきた。知的障がいのある子ども自身が自分の持つ力や基本的人権 、ましてや境界線が守られるべき存在だと認識できない環境が家庭・学校・地域にあることを痛感してきた。それは子どもが性暴力の被害にあいやすいままの状況が放置されていることとつながっている。 |
中長期アウトカム
1.知的障がいのある子どもの権利擁護・性暴力防止に関心を寄せる市民が増える。アドボカシー活動によって、予防分野、ケア・支援分野の取り組みに関sる法整備・体制整備の動きが促進する。
2.知的障がいの子どもに関わるおとなが心とからだの境界線を育むプログラムを継続して子どもとの日常に生かそうと思う。
3.知的障がいのある子どもが心とからだの境界線を守るプログラムに参加し、日常生活で学んだ知識やスキルを安心して使うことのできる子どもが増える。
4.相談窓口・担当者が知的障がいのある子どもの関係する施設や機関に常設される。外部の相談機関の紹介を含め、相談していい、話していいことが子どもたち・子どもの身近なおとなに周知される。
短期アウトカム
| 1 | つながりづくり | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ネットワークの構築 | |
| 初期値/初期状態 | ネットワークがない。 | |
| 目標値/目標状態 | ネットワークができる。 | |
| 目標達成時期 | ー | |
| 2 | 日常において知的障がいのある子どもの心とからだの境界線を育む知識とスキルを持つおとなが増える。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 知識とスキルをもって日常生活に活かすおとなの増加 | |
| 初期値/初期状態 | ― | |
| 目標値/目標状態 | 150人以上 | |
| 目標達成時期 | 2023年度 | |
| 3 | 知的障がいのある子どもが心とからだの境界線について日常で学び、実感する機会が増える。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 知識とスキルをもって日常生活に活かす子どもの増加 | |
| 初期値/初期状態 | ー | |
| 目標値/目標状態 | 90人以上 | |
| 目標達成時期 | 2023年度 | |
| 4 | 知的障がいのある子どもの心とからだの境界線を育むプログラム提供のできる実践者が養成される | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 境界線のプログラムを提供できる実践者の増加 | |
| 初期値/初期状態 | 0人 | |
| 目標値/目標状態 | 36人 | |
| 目標達成時期 | 2023年度上半期 | |
| 5 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 6 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 7 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 8 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 9 | ||
| モニタリング | いいえ | |
アウトプット
| 1 | 知的障がいのある子どもの身近なおとながつながり、ネットワークをつくろうとする | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ネットワークの構築への機運が高まる | |
| 初期値/初期状態 | ネットワークがない。 | |
| 目標値/目標状態 | ネットワーク構築への動きが起こる。 | |
| 目標達成時期 | 2023年度 | |
| 活動内容 | フェミニスト分析の実施 | |
| 活動時期 | 2021年10月以降 | |
| 2 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 知的障がい・障がいのる子どもへの性暴力に関するミニ学習会・本事業へのプレゼンテーション(啓発・広報)を10回程度200人以上のおとなに提供する | |
| 活動時期 | 2021年10月以降 | |
| 3 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 活動内容 | 取組に関する情報共有・社会発信、シンポジウムの開催 | |
| 4 | 知的障がいのある子どもの身近なおとなが心とからだの境界線を育み、守る知識とスキルを持つ | |
| モニタリング | ||

