事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | ||
| 5. ジェンダー平等を実現しよう | ||
| 11. 住み続けられる街づくりを | ||
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう |
団体の社会的役割
団体の目的
シングルマザーを中心とした生活困窮者に対して、生活の基本である住まいを提供し、さらに地域の様々な主体が経済的に回る形で知恵・リソース・スキルを提供する場所・機会をコーディネートする。それにより、社会と多様なつながりを持つ、安定した環境を子どもに提供し、貧困の連鎖を断つ。そしてこのモデルを幅広い地域へ広げる。
団体の概要・活動・業務
①居住前支援事業
DVや失業などにより住まいを失い、安定した住まいの獲得に困難を抱えている母子家庭の住まい探しをサポートする。
入居先を探し、入居後も保育園の申請など社会的サービスにアクセスできる状態になるまでサポートし、安心して生活を始められる基盤を整える。
②居住後支援事業
コレクティブインパクトのアプローチを軸とし、居住者への見守りおよび個別の支援機関/支援団体をつなぎ、さらに支援機関/支援団体の間での情報交換を促進する。
③広域展開
本モデルを広く発信し、他の地域の協力団体と繋がり、他地域での展開をサポートする。
| 団体の目的 | シングルマザーを中心とした生活困窮者に対して、生活の基本である住まいを提供し、さらに地域の様々な主体が経済的に回る形で知恵・リソース・スキルを提供する場所・機会をコーディネートする。それにより、社会と多様なつながりを持つ、安定した環境を子どもに提供し、貧困の連鎖を断つ。そしてこのモデルを幅広い地域へ広げる。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | ①居住前支援事業 |
概要
事業概要
住まい探しに困難を抱えた母子に、住まいを提供し、その後地域資源に繋がれるよう見守り支援をすることで、自立を後押しする。そのための支援機関同士のネットワーク・コミュニティを醸成する。
資金提供契約締結日
2022年05月30日
事業期間
開始日
2022年03月31日
終了日
2025年02月27日
対象地域
愛知県名古屋市及びその周辺地域
| 事業概要 | 住まい探しに困難を抱えた母子に、住まいを提供し、その後地域資源に繋がれるよう見守り支援をすることで、自立を後押しする。そのための支援機関同士のネットワーク・コミュニティを醸成する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2022年05月30日 | |
| 事業期間 | 開始日 2022年03月31日 | 終了日 2025年02月27日 |
| 対象地域 | 愛知県名古屋市及びその周辺地域 | |
直接的対象グループ
名古屋市で住まい探しに困難を抱える母子家庭
人数
約1300世帯
最終受益者
名古屋市で住まい探しに困難を抱える母子家庭
人数
約1300世帯
| 直接的対象グループ | 名古屋市で住まい探しに困難を抱える母子家庭 | |
|---|---|---|
| 人数 | 約1300世帯 | |
| 最終受益者 | 名古屋市で住まい探しに困難を抱える母子家庭 | |
| 人数 | 約1300世帯 | |
事業の背景・課題
社会課題
(特活)しんぐるまざあずふぉーらむが21年4-9月にかけて行ったアンケート調査によると、シングルマザー家庭のうち20年1月と比較し収入が減少した世帯は約6割、失業等で収入がなくなった世帯は1割確認された。そのような収入の減少により住まいを失う人も増えており、住宅確保給付金の申請数は20年4月から21年7月までの累計で約17万9千件に達している。
さらに深刻なのは「見えない貧困」状態にある家庭の存在だ。例えばDV被害等により避難した世帯の中には、ネット喫茶やビジネスホテル、知人の家などに滞在する世帯が一定数存在する。彼らは有効な住所を持たず、居住地域の行政からのサポートを受けられない。また、仕事と育児の両立等により時間がなく、支援団体を見つける機会も限定される。さらに、仮に支援団体を見つけても複合的な課題を有しており、1つの団体では解決できない。こうした、実数の捕捉の困難な生活困窮世帯が存在し、弊団体に問合せが来ている。
上記のような不安定な住宅環境は、親だけでなく、子どもにも悪い影響を与える。親のストレスによるDVの増加、引っ越しに伴う転校によるストレスや学習環境の一時的喪失、家に学習スペースが確保できないことによる教育格差の発生など、様々な 影響を受け、それが貧困の連鎖を生む原因となってしまう。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
公営住宅の提供等の施策を実施しているが、供給数は不足しており、十分な取り組みがなされているとは言えない状況にある。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
2021年、千年建設株式会社ではLivEQuality事業を立ち上げ、賃貸物件を31部屋取得し、母子家庭をはじめとした生活困窮世帯8世帯へ住まいを提供した。LivEQuality事業を通じて、住まいに関する課題を解決するためには、ただ物件を提供するだけでなく、居住者と定期的に接点を持つこと、さらに、接点を持ち発見した課題を解決するためには、地域の様々な専門団体と連携してサービスを提供する必要があるという考えに至った。その考えに基づき、居住家庭への継続的な支援および地域の自治体やNPOなどとの連携を強化するためのハブとなる組織「LivEQuality HUB」を設立した。当法人は多団体連携を要としている。地域資源の把握と発掘、居住家庭の課題や近況の把握、ニーズに応じた地域の団体の紹介、および支援の効果を検証し、次の支援に活かしてくサイクルを回す調整を担う。連携を通して、緊急避難だけでなく、居住から自立/就労まで一気通貫でサポートできる体制を構築し、家庭の孤立を防ぎ、生活困窮状態にある親子の生活の質を高める。そして、極度の貧困状態に陥る前に地域で支えることのできるつながりを 形成する。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
シングルマザーを中心とした生活困窮者に対して、生活の基本である住まいを提供し、さらに地域の様々な主体が経済的に回る形で知恵・リソース・スキルを提供する場所・機会をコーディネートするという事業は社会に求められている一方で事例や仕組みが不足している。休眠預金等交付金を活用し、新しい事例/モデルを作ることにより、幅広い地域へ広げる起点となる。
| 社会課題 | (特活)しんぐるまざあずふぉーらむが21年4-9月にかけて行ったアンケート調査によると、シングルマザー家庭のうち20年1月と比較し収入が減少した世帯は約6割、失業等で収入がなくなった世帯は1割確認された。そのような収入の減少により住まいを失う人も増えており、住宅確保給付金の申請数は20年4月から21年7月までの累計で約17万9千件に達している。 上記のような不安定な住宅環境は、親だけでなく、子どもにも悪い影響を与える。親のストレスによるDVの増加、引っ越しに伴う転校によるストレスや学習環境の一時的喪失、家に学習スペースが確保できないことによる教育格差の発生など、様々な影響を受け、それが貧困の連鎖を生む原因となってしまう。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 公営住宅の提供等の施策を実施しているが、供給数は不足しており、十分な取り組みがなされているとは言えない状況にある。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 2021年、千年建設株式会社ではLivEQuality事業を立ち上げ、賃貸物件を31部屋取得し、母子家庭をはじめとした生活困窮世帯8世帯へ住まいを提供した。LivEQuality事業を通じて、住まいに関する課題を解決するためには、ただ物件を提供するだけでなく、居住者と定期的に接点を持つこと、さらに、接点を持ち発見した課題を解決するためには、地域の様々な専門団体と連携してサービスを提供する必要があるという考えに至った。その考えに基づき、居住家庭への継続的な支援および地域の自治体やNPOなどとの連携を強化するためのハブとなる組織「LivEQuality HUB」を設立した。当法人は多団体連携を要としている。地域資源の把握と発掘、居住家庭の課題や近況の把握、ニーズに応じた地域の団体の紹介、および支援の効果を検証し、次の支援に活かしてくサイクルを回す調整を担う。連携を通して、緊急避難だけでなく、居住から自立/就労まで一気通貫でサポートできる体制を構築し、家庭の孤立を防ぎ、生活困窮状態にある親子の生活の質を高める。そして、極度の貧困状態に陥る前に地域で支えることのできるつながりを形成する。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | シングルマザーを中心とした生活困窮者に対して、生活の基本である住まいを提供し、さらに地域の様々な主体が経済的に回る形で知恵・リソース・スキルを提供する場所・機会をコーディネートするという事業は社会に求められている一方で事例や仕組みが不足している。休眠預金等交付金を活用し、新しい事例/モデルを作ることにより、幅広い地域へ広げる起点となる。 |
中長期アウトカム
①事業終了後5年後に中部地域及びその他の地域において、連携を通じた居住支援のモデルのノウハウが広がり、類似のコンソーシアムの事例が生まれている社会になる。②事業終了後5年後に中部地域及びその他の地域において、連携を通じた居住支援のモデルを弊団体が展開し、各地域にてそれぞれの地域特性に合ったコンソーシアムを作り、地域に貢献している状態になる。本事業で取り組む地域連携の独自性は、以下の部分である。・【地域資源課題の把握】ひとつの団体が、その地域の地域資源を把握し、不足しているサポートを特定し、その領域を補完する仕組みを構築する。・【組織間の連続性】それぞれの支援団体の情報交換を強化し、いわゆる「たらいまわし」にならない連続的な支援を実現する。・【時間の連続性】受益者と継続的に接点を持ち、一つの課題の解決で支援を終了せず、その情報を次の支援につなげる・【予防】専門職/非専門職が日常的に見守ることで、極度の貧困状態に陥る前に発見/解決するこの地域連携の形はその地域にて活動する団体や行政機関の特徴に依存し、短期間で他地域に横展開することは難しい。まずは3年間(短期アウトカムに記載)で、弊団体の主要メンバーが様々なつながりを持ち、また、中部地域有数の人口集積地域であり地域資源も一定量存在する名古屋にて、成功モデルをつくる。その後、「弊団体の啓発活動や情報発信により類似の事業を立ち上げる団体の発生」「弊団体の積極的にサポートのもと外部の団体が他地域で展開(フランチャイズ型)」「弊団体が他地域に展開(直営型)」を組み合わせながら他の地域でも居住支援モデルをつくり、社会的インパクトを最大化させていく。
短期アウトカム
| 1 | 支援サービスと繋がっている母子の増加 | |
|---|---|---|
| モニ タリング | いいえ | |
| 指標 | マッチング件数(支援実行件数) | |
| 初期値/初期状態 | 1件 | |
| 中間評価時の値/状態 | 20件 | |
| 事後評価時の値/状態 | 60件 | |
| 2 | 安心できる住まいを獲得した母子の増加 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 入居件数 | |
| 初期値/初期状態 | 延べ3世帯 | |
| 中間評価時の値/状態 | 延べ15世帯 | |
| 事後評価時の値/状態 | 延べ30世帯 | |
| 3 | 最低限の生活を維持できている母子の増加 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 団体内で規定している最低限の生活状態を達成する母子世帯の数 | |
| 初期値/初期状態 | 1世帯 | |
| 中間評価時の値/状態 | 13世帯 | |
| 事後評価時の値/状態 | 26世帯 | |
アウトプット
| 1 | 食材供給を通じた継続的な居住者接点の創出 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 居住者への食材提供回数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 15世帯×月1回 | |
| 事後評価時の値/状態 | 30世帯×月1回 | |
| 2 | 名古屋地域内での連携ノウハウの共有 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | コレクティブインパクト勉強会(連携モデルの勉強会)の開催回数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 延べ12回 | |
| 事後評価時の値/状態 | 24回(3年間、1.5か月に1回) | |
| 3 | 名古屋地域内での居住者支援連絡会の開催 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 居住者連絡会の開催回数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 延べ9回 | |
| 事後評価時の値/状態 | 18回(3年間、2か月に1回) | |
事業活動
活動
| 1 | 活動 (内容) Instagram等SNSやウェブメディアを通じた'生活困窮世帯向けの情報発信 | |
|---|---|---|
時期 2022年4月~ | ||
| 1 | 活動 (内容) | Instagram等SNSやウェブメディアを通じた'生活困窮世帯向けの情報発信 |
| 時期 | 2022年4月~ | |
| 2 | 活動 (内容) 居住支援窓口の運営(生活困窮世帯からの問合せ受付) | |
時期 2022年1月~ | ||
| 2 | 活動 (内容) | 居住支援窓口の運営(生活困窮世帯からの問合せ受付) |
| 時期 | 2022年1月~ | |
| 3 | 活動 (内容) 食材提供プログラム、LINEによる情報発信による接点づくりの企画、実行 | |
時期 2022年4月~ | ||
| 3 | 活動 (内容) | 食材提供プログラム、LINEによる情報発信による接点づくりの企画、実行 |
| 時期 | 2022年4月~ | |
| 4 | 活動 (内容) 居住者支援連絡会の企画、運営 | |
時期 2022年4月~ | ||
| 4 | 活動 (内容) | 居住者支援連絡会の企画、運営 |
| 時期 | 2022年4月~ | |
| 5 | 活動 (内容) コレクティブインパクト勉強会の企画、集客、開催 | |
時期 2022年4月~ | ||
| 5 | 活動 (内容) | コレクティブインパクト勉強会の企画、集客、開催 |
| 時期 | 2022年4 月~ | |
| 6 | 活動 (内容) シングルマザー向けアンケートの実施 | |
時期 2022年4月~ | ||
| 6 | 活動 (内容) | シングルマザー向けアンケートの実施 |
| 時期 | 2022年4月~ | |
| 7 | 活動 (内容) ウェブマーケティングを活用したファンドレイジングの実行 | |
時期 2022年7月~ | ||
| 7 | 活動 (内容) | ウェブマーケティングを活用したファンドレイジングの実行 |
| 時期 | 2022年7月~ |
インプット
総事業費
32,503,000円
| 総事業費 | 32,503,000円 |
|---|
出口戦略・持続可能性について
実行団体
本事業期間は、中長期のアウトカムの実現に向けた、成功モデル構築期間ととらえている。このハードである物件とソフトである支援を組み合わせた連携モデルを名古屋市、中部地域、そして全国に広げていくために、様々な事例を経験し、成功体験を積み重ね、運営基盤/収益基盤を確立させるのが、事業期間中の目標である。
運営基盤については、コレクティブインパクトを軸とした連携モデルを構築するため、団体間連携のコーディネーションノウハウ/ファシリテーションノウハウを蓄積し、形式知に昇華させる。そのためにはロジックモデルやセ オリーオブチェンジといったソーシャルイノベーションのフレームワークを実践し、関係団体に啓発していくことが重要であると考えている。
収益基盤については、積極的なマーケティング活動を行い、社会課題の認知度を高め、中部地域、そして全国から寄付金を獲得する。また、宅建業取得や居住支援法人認定取得などにより事業収入や民間収入を獲得できる組織にし、ハイブリットな資金により運営することで安定性を確保する。
| 実行団体 | 本事業期間は、中長期のアウトカムの実現に向けた、成功モデル構築期間ととらえている。このハードである物件とソフトである支援を組み合わせた連携モデルを名古屋市、中部地域、そして全国に広げていくために、様々な事例を経験し、成功体験を積み重ね、運営基盤/収益基盤を確立させるのが、事業期間中の目標である。 |
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関連する主な実績

