事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 3. すべての人に健康と福祉を | ||
| 11. 住み続けられる街づくりを | ||
| 8. 働きがいも経済成長も | ||
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう |
団体の社会的役割
団体の目的
富士見町では移動手段がほぼ車に限られており、免許をもたない子供・生活困窮者・障がい者・高齢者にとって、それぞれの自立や社会参加の機会を阻害し、彼らの社会的フレイル(社会参加の機会損失)をひきおこす大きな要因となり、町全体の活力低下に影響すると考えられる。民間主導でヒト・モノ・コトの地域資源をフル活用した、重層的・包括的 な新しい「誰もが行き(活き)やすいまちづくり」を実際の受益者にモニタリングしてもらいながら目指す。
団体の概要・活動・業務
観光や地域福祉の活動を通して得られる町内外の子どもやお年寄り、障がい者と介助者、観光客といった多様な人たちからの「直接の声」をシーズ・ニーズと考え、それらを富士見町の活力を最大化することにつなげる「地域コーディネータ」として活動。暮らす人・訪れる人の活力につながる、富士見町ならでは連携ネットワーク構築のための調査・実証実験を企画・実行する。
| 団体の目的 | 富士見町では移動手段がほぼ車に限られており、免許をもたない子供・生活困窮者・障がい者・高齢者にとって、それぞれの自立や社会参加の機会を阻害し、彼らの社会的フレイル(社会参加の機会損失)をひきおこす大きな要因となり、町全体の活力低下に影響すると考えられる。民間主導でヒト・モノ・コトの地域資源をフル活用した、重層的・包括的な新しい「誰もが行き(活き)やすいまちづくり」を実際の受益者にモニタリングしてもらいながら目指す。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 観光や地域福祉の活動を通して得られる町内外の子どもやお年寄り、障がい者と介助者、観光客といった多様な人たちからの「直接の声」をシーズ・ニーズと考え、それらを富士見町の活力を最大化することにつなげる「地域コーディネータ」として活動。暮らす人・訪れる人の活力につながる、富士見町ならでは連携ネットワーク構築のための調査・実証実験を企画・実行する。 |
概要
事業概要
本事業では富士見町を拠点に以下事業に取り組み、暮らす人・訪れる人、誰もが行(活)きやすい中山間地域におけるまちづくりを目指す。
1.安心・楽しみ・生きがいを最大化する移動手段・居場所一体型の高齢者・障害者・子供のための社会参加推進プログラムづくり(居場所づくり)
2.町内の空き車両を活用したモビリティ運用の仕組みづくり(モビリティ)
3.屋外アクティビティにおける歩行補助具の最適化のための検証(モビリティ)
4.既存サービスとの連係ネットワーク(ふじみMaaS)構築と事業化検討(モビリティ+居場所)
資金提供契約締結日
2022年06月30日
事業期間
開始日
2022年06月30日
終了日
2025年03月30日
対象地域
長野県諏訪郡富士見町
| 事業概要 | 本事業では富士見町を拠点に以下事業に取り組み、暮らす人・訪れる人、誰もが行(活)きやすい中山間地域におけるまちづくりを目指す。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2022年06月30日 | |
| 事業期間 | 開始日 2022年06月30日 | 終了日 2025年03月30日 |
| 対象地域 | 長野県諏訪郡富士見町 | |
直接的対象グループ
あらゆる理由で運転免許所を持たない町民、観光客、他
人数
約6000人(対象年齢人口×免許未所有率地方平均46.4%の場合)
最終受益者
子ども、高齢者、障がい者、観光客
人数
約200人
| 直接的対象グループ | あらゆる理由で運転免許所を持た ない町民、観光客、他 | |
|---|---|---|
| 人数 | 約6000人(対象年齢人口×免許未所有率地方平均46.4%の場合) | |
| 最終受益者 | 子ども、高齢者、障がい者、観光客 | |
| 人数 | 約200人 | |
事業の背景・課題
社会課題
①車がないと生活・社会参加ができない・多様化する個別ニーズ(暮らす人にとっての課題)
富士見町は八ヶ岳の麓に位置し、釜無・南アルプスなど四方を山で囲まれた自然豊かな地域だが、点在する39集落はどこも過疎化・高齢化が進み、それとともに社会課題の多様化や加速度的な進行が顕著。
町内は「まちなかエリア」とよばれる中心地域内でさえ、病院、役場、スーパーなどの拠点間をつなぐ道の勾配が激しい。中心地から4kmほど離れた「落合河路地区」では集落内でも標高差があり、そこで暮らす高齢者にとってはごみ捨てやアグリモール買い物バスのバス停に行くことさえ困難。また、外出した際にも早く歩けない、トイレが心配、介助者や同行者の負担が増えてしまう、といったを考えて外出を控えてしまうという人も多く、家にこもりがちになる大きな要因となっている。こうした状況は町内に点在する他集落でも同様である。
既存の公共交通サービスは利用者が限定的で、免許をそもそも持たない子供や学生・生活困窮者・障がい者、免許を返納した高齢者(多くの人は返納に不安を感じている)は、結局は家族や行政の送迎に頼らざるを得ず、部活動や趣味、気軽に友人と出掛ける・訪ねるといった「楽しみ」や、場合によっては「学ぶ・働く機会」を制限されてしまう。こうした状況が若年層の自立や高齢者の心身の健康・生きがいなどを阻害し、それぞれの社会的フレイル、生きづらさの多様性・複雑性を助長していると考えられる。
②車がないと観光できない(訪れる人にとっての課題)
電車で訪れた車・免許を持たない都心部在住の観光客は、町内での自由な移動手段がないため行ける場所が限られてしまう。こうしたことが町の魅力を多くの観光客に知ってもらう機会を逃し、地域の経済成長や移住希望者の妨げの要因と考えられる。
③景観や治安の悪化(暮らす人、訪れる人双方にとっての課題)
中山間地域では過疎・少子高齢化を背景に担い手不足が深刻化。移動手段が限られることが、そうした状況をより助長している。町内でも中心地から離れた「里山エリア」では人が手を入れることで自然と暮らしを両立してきたが、担い手不足により耕作放棄地や空き家が増加し景観・治安が損なわれ、そこに暮らす人たちの負担となっている。また、この状況は豊かな自然を求めて訪れる人(観光客、移住希望者、等)にとってもマイナスに映ってしまう。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
・地域安全ネットワーク体制整備(生活支援体制整備事業)
・地域包括ケア会議の月次開催
・福祉に関するリソースが他地域より充実しているといわれているが、介護や高齢者・児童福祉分野における居場所づくり活動の実際の現場では、共通して送迎・見守り・同乗支援ができる人財が不足している
・地域公共交通会議の年次開催
・基幹バスに替わってデマンドバス「すずらん号」が運行されているが、実際の利用者は一部の高齢者がほとんどで、子供・現役世代・観光客の利用はほとんどない状況。利便性などの改善を検討している。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
行政の取り組みは公平性・効率を重視しするため、多重層を対象にした分野横断的・包括的なサービス構築に時間がかかる。
民間主導で官民双方のリソースの最適化を小規模葉PDCAをたくさんまわしながら検証することで、ニーズにあったサービスをスピード感をもって構築できる。
| 社会課題 | ①車がないと生活・社会参加ができない・多様化する個別ニーズ(暮らす人にとっての課題) |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | ・地域安全ネットワーク体制整備(生活支援体制整備事業) |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 行政の取り組みは公平性・効率を重視しするため、多重層を対象にした分野横断的・包括的なサービス構築に時間がかかる。 |
中長期アウトカム
中山間地域である富士見町において、車の運転ができるできないにかわらず暮らす人・訪れる人誰もが、常に安心・楽しみ・生きがいを感じられる地域・社会となる(社会的フレイル解消)。
短期アウトカム
| 1 | 高齢者・障害者・子供の社会参加の機会創出 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 普段利用する移動手段、外出頻度、各プログラムについての認知・満足度、要望、等をアンケート・インタビューにて調査 | |
| 初期値/初期状態 | 移動手段がないことにより外出制限されている、自主的な移動手段の選択肢が少ない、外出の意欲がない、各種居場所の存在を知らない | |
| 中間評価時の値/状態 | サービスを活用することで、自主的な外出の機会が増える | |
| 事後評価時の値/状態 | 外出の意欲・頻度が向上/自己肯定感の向上/高齢者の介護予防、健康寿命が延びる | |
| 2 | 被介護者や子供とその介助者や保護者が自主的に気軽に外出できるようになる | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 参加したプログラムの満足度等をアンケート・インタビューにて調査 | |
| 初期値/初期状態 | (被介護者・子供)遠慮して出かけるのを控えてしまう | |
| 中間評価時の値/状態 | (被介護者・子供)外出に前向きになる、楽しみに感じる | |
| 事後評価時の値/状態 | 外出の意欲・頻度が向上/介助負担が軽減される | |
| 3 | 生活だけでなく楽しみのために既存の公共交通機関や民間サービスを利用することへの抵抗感軽減 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | アンケート・インタビューにて受益者の意識・行動の変容を調査 | |
| 初期値/初期状態 | ・娯楽や楽しみのために民間サービスを使うことに抵抗を感じる | |
| 中間評価時の値/状態 | ・娯楽や楽しみのために民間サービスを使いたいと思うようになる | |
| 事後評価時の値/状態 | ・娯楽や楽しみのために積極的民間サービスを使いたいと思うようになる | |
| 4 | 分野横断的、内発的な協力体制が生まれる | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・ふじみMaaSをきっかけにどれくらい民民・官民等の連携が生まれたかをイベントベースで分析・調査し、参加者の意識・行動の変容を調査する | |
| 初期値/初期状態 | ・参加者が特定層に限られる(高齢者だけ、子供だけ、等) | |
| 中間評価時の値/状態 | ・一つのイベントに複数層のひとたちが参加できる | |
| 事後評価時の値/状態 | ・ほとんどのイベントに複数層の人たちが常時参加できる | |
| 5 | 高齢者の免許自主返納に対する不安軽減 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | アンケート・インタビューにて受益者の意識・行動の変容を調査(個別訪問) | |
| 初期値/初期状態 | 自主返納について考える機会がない | |
| 中間評 価時の値/状態 | 自主返納についての関心が高まる | |
| 事後評価時の値/状態 | 自主返納について積極的に考えるようになる | |
アウトプット
| 1 | 高齢者・障害者・子供のための安心・楽しみ・生きがいを最大化する、移動手段・居場所一体型のイベント・個別外出支援の企画・運営と事業化 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・移動手段・見守り一体型のイベントの数・種類 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・富士見HRやつくえラボ主催イベントや個別支援サービスをベースに移動手段・見守り一体型のイベントや個別支援サービスの要件整理がされている | |
| 事後評価時の値/状態 | ・イベント数月に5回以上開催できる | |
| 2 | 移動手段・居場所一体型のイベント・個別外出支援の企画運営のためガイドラインづくりと運用 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・イベント・個別外出支援にかかる情報のデータベースの件数(開催概要・スタッフの人数・参加者の満足度、等) | |
| 中間評価時の値/状態 | ・データベース50件 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・データベース150件 | |
| 3 | ボランティア(送迎・見守り・同乗支援)人材の発掘とシェアリングの仕組み | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・ボランティアの確保 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・送迎・見守りボランティア20名 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・送迎・見守りボランティア50名 | |
| 4 | 居場所となる拠点に関する情報の見える化 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 拠点ごとの設備・環境、イベント、アクセス方法、等の情報へのリーチ状況 | |
| 中間評価時の値/状態 | 拠点ごとの設備・環境、イベント、アクセス方法、等の情報がリスト化されている | |
| 事後評価時の値/状態 | 拠点ごとの設備・環境、イベント、アクセス方法、等の情報に誰もがリーチできる | |
| 5 | 空き車両のシェアリングの仕組み | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・シェアできる空き車両の種類・数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・社協車1台、高原リゾート車両1台、民間人の車両1台 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・社協車5台(各事業所1台)、高原リゾート車両1台、民間人の車両5台、他 | |
| 6 | 介助者の負担減を目的とした、屋外アクティビティにおける移動補助具の実用化 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・イベントや外出支援の際にPMやその他必要な補助具の利用状況 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・車椅子電動アシスト装置(外付型)の試作・試用ができている | |
| 事後評価時の値/状態 | ・屋外アクティビティに利用できるPMの実用化に向けて... | |
| 7 | 居場所・移動手段・見守りスタッフのマッチングの仕組み | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・居場所・移動手段・見守りスタッフのマッチングの簡便さ | |
| 中間評価時の値/状態 | アナログでそれぞれを割り当てている | |
| 事後評価時の値/状態 | それぞれを効率よく割り当てられるシステム構築のための要件定義が完了 | |
| 8 | 既存サービスとの連携ネットワーク構築 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・既存サービス事業者との定期的な意見交換の機会創出 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・役場の人材育成プログラムにオブザーバーとして参加 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・デマンド交通運行委員会への出席(年2回) | |
事業活動
活動
| 1 | 活動 (内容) A.居場所づくり | |
|---|---|---|
時期 2022年7月~2024年3月 | ||
| 1 | 活動 (内容) | A.居場所づくり |
| 時期 | 2022年7月~2024年3月 | |
| 2 | 活動 (内容) B.モビリティ | |
時期 2022年7月~2025年3月 | ||
| 2 | 活動 (内容) | B.モビリティ |
| 時期 | 2022年7月~2025年3月 | |
| 3 | 活動 (内容) C.ふじみMaaSの事業化検討(モビリティ+居場所) | |
時期 2024年4月~2025年3月 | ||
| 3 | 活動 (内容) | C.ふじみMaaSの事業化検討(モビリティ+居場所) |
| 時期 | 2024年4月~2025年3月 | |
| 4 | 活動 (内容) D.評価にかかわる活動 | |
時期 2022年7月~2025年3月 | ||
| 4 | 活動 (内容) | D.評価にかかわる活動 |
| 時期 | 2022年7月~2025年3月 |
インプット
総事業費
28,226,400円
人材
事業責任者1名、居場所づくり企画運営2名、モビリティ企画・運営1名、機器改造・システム開発1名、経理担当者1名
資機材、その他
PC、モニター、電動車いす(パラモーション、他1台)、ノーパンク車いす、モバイルX(折り畳み式セニアカー)、他
| 総事業費 | 28,226,400円 |
|---|---|
| 人材 | 事業責任者1名、居場所づくり企画運営2名、モビリティ企画・運営1名、機器改造・システム開発1名、経理担当者1名 |
| 資機材、その他 | PC、モニター、電動車いす(パラモーション、他1台)、ノーパンク車いす、モバイルX(折り畳み式セニアカー)、他 |
出口戦略・持続可能性について
実行団体
①ふじみMaaSを企画・運営する共同事業体の設立。共同事業者からの出資金、クラウドファンディング、寄付金(企業版ふるさと納税等)、特許技術のライセンス契約、徴収した利用料(町民<観光客)で運営。
②町内のあらゆる既存サービスと連携した運営体制
②八ヶ岳観光圏と連携し、全国からの観光客誘致やインバンド拡大→収益性向上、移住希望者増
③人材発掘、育成、シェア・マッチング→持続可能性・再現性向上
④学校・企業・自治体の研修・視察や学生インターンを受け入れる→収益・継続性向上、ふじみMaaSの横展開
| 実行団体 | ①ふじみMaaSを企画・運営する共同事業体の設立。共同事業者からの出資金、クラウドファンディング、寄付金(企業版ふるさと納税等)、特許技術のライセンス契約、徴収した利用料(町民<観光客)で運営。 |
|---|
関連する主な実績

