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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2022/12/16終了日 2023/12/15
対象地域全国
事業対象者

20歳以上〜60代の男女

事業対象者人数

20名

事業概要

エネルギー高騰、物価高騰、更に新型コロナで苦しむ失業者・生活困窮者等に対して、中山間地域にて森林資源を活用しながら自立する技術、知識を育むプログラムを実施する。
経済環境が不安定な中で、自ら中山間地域の森林等の資源を最大限活用した生業を創造し、自活していくことを目指す。
具体的には、里地里山への移住を含めた支援、山林を活かした自伐型林業のノウハウや技術、製材やバイオマス技術研修、そして安全管理、経営管理の研修をOJTも含めて実施する。森づくりの継承と新たな仕事をプロデュースを通じ、単なる過疎地の担い手でなく、地域に貢献する人材としての活躍を期待する事業を展開していく。

事業の総括およびその価値

 中山間地域にて森林資源を活用しながら自立するための技術研修と、ポストコロナの時代に求められる生きる力を育むプログラムとして福井、石川の2拠点にて実施しました。研修生には、自伐型林業の技術スキルだけでなく、自立経営の基礎的なことも学んでいただき、団体の設立や行政との連携など自立する為の学びを深めていただきました。
 技術面では、特に安全を優先させる為のノウハウと技術を学び、山林内での実践を繰り返していただきました。また、丸太原木の販売だけでなく、薪などに加工することで収益をあげられることや、他の業種との組み合わせる魅力、新たな仕組みを創造できることなども学んでいただきました。個々に事業化のプレゼンテーション制作から発表まで実践を意識した取り組みにを行ったことで、参加者の20名中15名が期間内に団体設立する事ができ、内4名は、実際に地域の山での展開をスタートすることができました。

課題設定、事業設計に関する振返り

今回のプログラムの実施にあたり、20名の研修生を自立させる目的にてスタートし、実践までの流れをクリアしたと思われますが、1年で完遂出来る内容ではないために、次のステージへの支援含めた動きが大きな課題かもしれません。技術面含め安全を第一にしていく為にも定期的なスキルチェックなども必要であろうと考えます。また、経営面でも資金繰りや行政との連携など数年掛けて築き上げる必要もあるため、当団体では、研修生からの質問やスキルアップの小坊など今後連携できるようにしていければと思っています。概ね、いい事業に出来たのではないかと感じています。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

11.自伐型林業への従事者拡大
指標1.自伐型林業への従事者20名の展開
目標値・目標状態1.フォーラム参加者 50名 研修参加者数20名
アウトカム:結果金沢でのフォーラム170名参加 研修生20名参加
アウトカム:考察スタッフの積極的な広報活動により、フォーラムでは目標を大幅に上回る参加を得ることができた。これにより、研修生20名の確保につながっただけでなく自治体や地域の自伐型林業への理解度が向上した。
22.行政(自治体)連携スタート
指標2,研修の実績、施業地のモデル林化により  金沢市、輪島市など行政との連携の話し合いがスタート  福井市は、より高度な連携(自伐型林業大学校など)
目標値・目標状態2.行政のフォーラム参加、研修視察回数 3回
アウトカム:結果参加者の自治体など11の行政視察、前総理や国会議員、県議会議員など会場への視察
アウトカム:考察フォーラムを北陸各地から参加しやすい金沢市で行い、トータル50日間の研修を福井、金沢の2か所で行なったことで、自治体関係者が参加・視察しやすい状況を作ることができた。そのことが福井県・福井市では自伐型林業大学校支援に入り休眠預金事業とは別に34名が休眠預金受講者との連携や同時合同研修などで輪を広げた。
33.企業連携のスタート
指標3.自伐型林業(従事者)を支援する企業交渉スタート
目標値・目標状態3.企業のフォーラム参加、モデル林視察回数 3回
アウトカム:結果5社の視察
アウトカム:考察フォーラムや研修の参加者が地域での企業への声かけなどを行い、会場に視察に5社来られるなど関心を持っていただくことができました。今後の連携に期待したい。

アウトプット

11,フォーラム実施   自伐型林業から地域の山守りの意義、必要性を理解できる
指標1. フォーラム参加者数
目標値・目標状態1. フォーラム50名の参加者
アウトプット:結果170名参加
アウトプット:考察目標を大幅に上回る200名の申込がありましたが、悪天候(強風・吹雪)の為、参加できない方が多数出てしまいました。残念でしたが、それでも会場は満席に近い状況で、多くの方に自伐型林業の魅力を感じていただけました。研修の募集や、新規事業立ち上げにつながりました。
22.研修実施   自伐型林業を通して、知識、技術の向上にて担い手不足を解消し、山林の担い手、就業につながる
指標2. 研修参加者数、チェーンソー・刈払機・小型車両系安全講習修了者数
目標値・目標状態2. チェーンソー・刈払機・小型車両系安全講習修了証発行数各20名
アウトプット:結果19名の修了証発行
アウトプット:考察自己都合により、1名離脱はあったものの、それ以外の19名が最後まで研修に参加し、技術習得だけでなく、団体立ち上げや参加者同士でのネットワーク構築など、継続して自伐型林業に関わる体制ができました。事業後も引き続きフォローアップを行なっていく予定です。
33.山林   放置林をモデル林化する事で持続可能な森林管理が可能になる
指標3. 放置林の施業面積と作業道敷設距離
目標値・目標状態3. 放置林の施業面積と作業道敷設距離GPSシステムによる数値化 3ha 500m
アウトプット:結果3ha、550mの作業道整備
アウトプット:考察研修生の技術習得を行いながら目標値であった500mを上回る整備ができ、今後の森林管理の基盤整備ができました。除伐、作業道の踏査、敷設、支障木の伐採、間伐等を行い、放置林をモデル林へと生まれ変わらせることができました。モデル林として視察等に活用することで、更なる自伐型林業普及に繋げたい。

活動

1自伐型林業従事者研修制度確立の為の重機・資機材の購入、研修プランの準備 (研修:各会場25日程度)
活動結果計画通り
概要予定通りに行え、円滑な研修実施に繋げられた。今回初めて準備から行うスタッフもいたため、スタッフの運営スキル向上にも役立った。 3月研修スタート、9月卒業イベント(合同発表会)実施
2フォーラム開催・広報活動(SNS・ホームページなど情報発信)
活動結果計画通り
概要フォーラム開催 2022/12/18 ホームページ https://zibatsu.com/ Facebookの宮田アカウントでの情報発信に加え、研修生が自主的に研修風景を動画でアップしてくれた。
3オンラインもしくは、研修フィールドでの説明会
活動結果ほぼ計画通り
概要オンラインでの実施予定が全て研修フィールドでの実施となりました。
4受講生の受入・研修、資格習得講習会開催(チェーンソー・刈払機安全講習・小型車両系建設機械特別教育)
活動結果ほぼ計画通り
概要開始時20名から1名の離脱が出たのは残念ですが、新たな就業によるものでやむを得ないケースだと感じています。19名については研修、資格習得を全員行うことができました。
5山林技術継承・技術向上研修(山林内作業道づくり・除伐・選木・伐採・造材・搬出など)
活動結果ほぼ計画通り
概要今期は、例年にない天候不順でもあり、現地研修が出来ないケースもあり、日程調整したが、座学になる日も増えました。その分については、自主練や個別指導などでフォローを行なっています。
6木質バイオエネルギー活用研修(薪利用)・製材
活動結果計画通り
概要研修日程内で実施
7新規団体設立支援準備・設立(経営の学び)
活動結果計画通り
概要「自立」に主軸を置き、経営や山林所有者との協定方法などの指導を行い、12名が新規団体立ち上げるに至った。
8研修成果・活動発表会
活動結果計画通り
概要研修50日目となった9/16に合同発表会を開催。その様子はZIBATSUニュースで配信された。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

研修を実践し、フェースブックなどでの研修風景などの発信をしていく中で、研修への参加希望者の問合せも多くなり、また、視察希望も増える中で、スタッフの不足を感じました。他の講習も並行していたことで、移住に繋がるなど自伐型林業を通した、里山の魅力が広がる実感が膨らんできています。そのことで、福井県・福井市でも自伐型林業大学校を開校の支援に入り、短期、長期を含め多くの方に自伐型林業の魅力を発信できるようになってきました。休眠預金事業で受け入れできなかった希望者を、同様の講習を自伐型林業大学校で追加で3クール(34名)実施しました。
研修生が自主的に研修の様子を動画で発信したり、研修生同士で協力しあいながらスキルアップに努めるなど、自主性を育てることができた。地域を超えた仲間づくりができたことは、困難があっても乗り越えて持続していく上で大きな力になると思われる。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

事業の終了に伴い、研修生同士の繋がりや連携も活発となり、相互の各地域の往き来が行われ、研修後の実践の場も増えました。また、研修生同士が刺激し、高め合う動きになったことも嬉しく感じます。そこに行政との連携にも繋がり、研修会を開催できるなど動き出しがでたこと。来年度に向けた動きを感じることができています。
本事業と直接関係はありませんが、研修生の数名が元日の震災で被災しました。津波で機材や家財一式を流された研修生もおり、また、施業地となる近隣の山も大きな被害があり、林業そのものの再開にも相当な時間を要するものと思われます。宮田自身も現在頻繁に輪島に通いながら復旧支援と研修生のサポートを行なっていますが、他県の一般レベルのボランティアの受け入れが進まないため、人海戦術が取れず、長期化を懸念しています。一方で、本研修で習得した技術が、被災地支援にも役立っています(倒木等の処理やバックホーによる瓦礫等の除去)。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

単なる研修にしないこと。自伐型林業を生業とするためには、経営者になることでもあり、技術研修だけではダメだと実感しています。そのために今回の研修では、実際に全員が団体を設立することを意識いただき、個人とは別のお財布(団体通帳)をつくることがスタートだとしたこと、更に発信していくこと、プレゼン資料をつくり人に伝える訓練なども入れたことで、参加者がやる!と決断した方が多く出たことが大きな成果だったと感じています。今後、フォローしていくことも大切にしていきますが、そこまでの期間と資金も必要となると感じてもいます。

外部との連携実績

1活動自伐型林業大学校(ふくい自伐型林業協会主催)
実施内容予定研修日以外での合同研修の実施
結果・成果・影響等休眠預金事業の研修生以外で同様の研修を受ける仲間が、50名を超えることで全国の繋がりが広がったと感じます。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

参加研修生の山が取り上げられました。FBC福井(TV)

広報制作物等あり
内容

ホームページhttps://zibatsu.com/

報告書等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかいいえ
利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)実施予定はない
事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

2024/3/31

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

シンボルマークの活用状況

購入重機に貼り付け、各参加者への配布など