事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
その他
社会的に孤立している家庭支援
団体の社会的役割
団体の目的
高齢者、障がい児及び障がい者ならびに不登校、問題行動、引きこもりなど心の悩みを抱える青少年等の地域における生活の支援を充実させるために福祉サービスに関する事業を提供するとともに、障がいの有無や世代を超えた総合理解を中心として地域の連携を図り、すべての人々が健やかに暮らせる地域社会づくりと福祉の推進に寄与することを目的とする。
団体の概要・活動・業務
教育関係者と福祉専門職7人の役員と、10人の社員で構成された特定非営利活動法人である。福祉のエキスパートと言われる社会福祉士が福祉全般にわたる相談を無料で受けて、環境調整をして関係機関へと繋ぎ、必要に応じて直接支援も行っている。設立当初は、介護保険外のサービスや制度に無い児童預かり等の支援を行っていたが、自己負担金が発生してしまう為、国の制度を利用して自己負担金が軽減できるような事業へと転換した。現在は、障害児の通所施設運営が主な事業であるが、利用児個々の環境調整の必要性から、保護者、教育機関、医療機関、行政機関へのアプローチも重要な業務となっ ている。また、地域住民との交流を図るために、施設を開放しての行事を行っている。未来を担う子ども達が、少しでも生き易くするために子ども達自身を支援し、そして社会に対しては啓発活動を行っている。
| 団体の目的 | 高齢者、障がい児及び障がい者ならびに不登校、問題行動、引きこもりなど心の悩みを抱える青少年等の地域における生活の支援を充実させるために福祉サービスに関する事業を提供するとともに、障がいの有無や世代を超えた総合理解を中心として地域の連携を図り、すべての人々が健やかに暮らせる地域社会づくりと福祉の推進に寄与することを目的とする。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 教育関係者と福祉専門職7人の役員と、10人の社員で構成された特定非営利活動法人である。福祉のエキスパートと言われる社会福祉士が福祉全般にわたる相談を無料で受けて、環境調整をして関係機関へと繋ぎ、必要に応じて直接支援も行っている。設立当初は、介護保険外のサービスや制度に無い児童預かり等の支援を行っていたが、自己負担金が発生してしまう為、国の制度を利用して自己負担金が軽減できるような事業へと転換した。現在は、障害児の通所施設運営が 主な事業であるが、利用児個々の環境調整の必要性から、保護者、教育機関、医療機関、行政機関へのアプローチも重要な業務となっている。また、地域住民との交流を図るために、施設を開放しての行事を行っている。未来を担う子ども達が、少しでも生き易くするために子ども達自身を支援し、そして社会に対しては啓発活動を行っている。 |
概要
事業概要
山口県岩国市では、子どもに対して知能検査や発達検査(以下、「検査」)を行う公的医療機関が2か所しかなく、心理職も少ないため、早期療育や就学選択など必要な時に円滑に検査を受けられない実態がある。検査に至るまでかなりの時間を要することで、希望した就学先につながることができないケースも少なくない。そこで、障害児通所支援事業所や障害児相談支援事業などを運営している当法人が、既存施設の一部に防音工事を施してより円滑で精度の高い検査が受けられる環境整備等に取り組むことで、適切な時期に検査を受けられ早期療養や適切な就学、就労支援がより図れる子どもたちが増えることを目指す。
資金提供契約締結日
2021年10月13日
事業期間
開始日
2021年09月29日
終了日
2024年01月30日
対象地域
山口県岩国市及びその近郊
| 事業概要 | 山口県岩国市では、子どもに対して知能検査や発達検査(以下、「検査」)を行う公的医療機関が2か所しかなく、心理職も少ないため、早期療育や就学選択など必要な時に円滑に検査を受けられない実態がある。検査に至るまでかなりの時間を要することで、希望した就学先につながることができないケースも少なくない。そこで、障害児通所支援事業所や障害児相談支援事業などを運営している当法人が、既存施設の一部に防音工事を施してより円滑で精度の高い検査が受けられる環境整備等に取り組むことで、適切な時期に検査を受けられ早期療養や適切な就学、就労支援がより図れる子どもたちが増えるこ とを目指す。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2021年10月13日 | |
| 事業期間 | 開始日 2021年09月29日 | 終了日 2024年01月30日 |
| 対象地域 | 山口県岩国市及びその近郊 | |
直接的対象グループ
・発達の遅れが気になる子
・学業不振やコミュニケーションの難しさが気になる人
人数
約130名(令和2年岩国市0~17歳人口数18,752人から推計)
間接的対象グループ
・我が子の育て難さを感じている保護者など
・こどもの問題行動の支援方法を模索する教育関係者
・発達検査をする人材が不足している医療関係者
人数
約400人
| 直接的対象グループ | ・発達の遅れが気になる子 | |
|---|---|---|
| 人数 | 約130名(令和2年岩国市0~17歳人口数18,752人から推計) | |
| 間接的対象グループ | ・我が子の育て難さを感じている保護者など | |
| 人数 | 約400人 | |
事業の背景・課題
社会課題
発達障害傾向のある子ども達は、同年齢の子ども達と比べてコミュニケーションに難しさを抱え たり、学業不振を訴えることがあり学校生活に馴染むことが難しい。適切な就学支援のためには円滑な発達検査が必要になるが、診断がともなう医療機関は保護者にとって敷居が高く、予約できても実施まで半年以上かかる現状もあり、その間に適切な支援が行われず問題行動の増加や精神状態の悪化が生じることもある。また、低年齢の子どもたちは、3歳児健診で発語がないことで発達検査へつながることが多いが、児童相談所で療育手帳を取得するために行われる検査がほとんどで、検査を受けずに小学校へ入学するケースもあり、学校生活を送る中で発達障害が疑われ、適切な支援開始が遅れてしまう現状もある。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
現状では、岩国市には知能検査ならびに発達検査ができる公的医療機関が2カ所ある。しかし、昨今の検査ニーズに対して、検査の実践が追いついていない状況といえる。
教育現場では、早期の検査の必要性を感じており、教育委員会も検査ができるところを探して市役所の障害者支援課へ相談している状況もあったが、未だ検査機関は新設されていない。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
総務庁が国内27カ所の医療機関に対して行ったアンケート統計によると、各機関における発達障がいに係る「初診待機期間」はおよそ3分の2の機関で「1か月以上または3か月以上、または半年以上 」という状況にある。山口県岩国市ではさらに、検査が可能な機関が限られているため、時宜に応じた検査や支援を受けられないという状況にある。一方、当法人では保護者の希望があれば心理士が知能検査や発達検査を行ってきており、また事業所に通所している行動障害があり指定医療機関で検査ができなかった子ども達の検査も行っている。法人には専門家も専門用具も一定程度あるため、施設に対して検査環境を整備することができれば、検査待ちのため適切な就学・就労の機会を逸する子どもたちを減らすことに寄与できる。
| 社会課題 | 発達障害傾向のある子ども達は、同年齢の子ども達と比べてコミュニケーションに難しさを抱えたり、学業不振を訴えることがあり学校生活に馴染むことが難しい。適切な就学支援のためには円滑な発達検査が必要になるが、診断がともなう医療機関は保護者にとって敷居が高く、予約できても実施まで半年以上かかる現状もあり、その間に適切な支援が行われず問題行動の増加や精神状態の悪化が生じることもある。また、低年齢の子どもたちは、3歳児健診で発語がないことで発達検査へつながることが多いが、児童相談所で療育手帳を取得するために行われる検査がほとんどで、検査を受けずに小学校へ入学するケースもあり、学校生活を送る中で発達障害が疑われ、適切な支援開始が遅れてしまう現状もある。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 現状では、岩国市には知能検査ならびに発達検査ができる公的医療機関が2カ所ある。しかし、昨今の検査ニーズに対して、検査の実践が追いついていない状況といえる。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 総務庁が国内27カ所の医療機関に対して行ったアンケート統計によると、各機関における発達障がいに係る「初診待機期間」はおよそ3分の2の機関で「1か月以上または3か月以上、または半年以上」という状況にある。山口県岩国市ではさらに、検査が可能な機関が限られているため、時宜に応じた検査や支援を受けられないという状況にある。一方、当法人では保護者の希望があれば心理士が知能検査や発達検査を行ってきており、また事業所に通所している行動障害があり指定医療機関で検査ができなかった子ども達の検査も行っている。法人には専門家も専門用具も一定程度あるため、施設に対して検査環境を整備することができれば、検査待ちのため適切な就学・就労の機会を逸する子どもたちを減らすことに寄与できる。 |
中長期アウトカム
必要とする人が自ら望むタイミングで検査を受けることができるため、スムーズな早期 療育や就学・就労支援につながる環境が整備されている。また、クライアントを中心とした医療・教育・福祉などの関連各機関が情報交換やケーススタディ等を通じて支援に関する情報を共有する等の連携が強化され、障害をもつ子どもや若者の就学・就労の支援体制が地域で機能することで、養育者の負担も軽減されて養育者による障害児虐待防止へとつながる。
短期アウトカム
| 1 | 【直接対象グループ】 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 小学校入学後の支援学級、支援学校への措置替え数 | |
| 初期値/初期状態 | 平均0人/月 | |
| 目標値/目標状態 | 平均3人/月 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度末時点 | |
| 2 | 【直接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 検査後の進路選択についてのアンケートにおいて「より適切な進路選択ができた」と回答した件数 | |
| 初期値/初期状態 | 平均0人/年 | |
| 目標値/目標状態 | 平均3人/年 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度末時点 | |
| 3 | 【間接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①HPの閲覧数 | |
| 初期値/初期状態 | ①HP閲覧数 400セッション/年 | |
| 目標値/目標状態 | ①HP閲覧数 600セッション/年 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度末時点 | |
| 4 | 【間接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 関連機関の連携により事態が改善した相談案件の件数、または関係者が集う情報交換・ケーススタディなどで共有された知識・情報の件数 | |
| 初期値/初期状態 | 医療、福祉、教育の三者が連携するのは難しい | |
| 目標値/目標状態 | 医療、福祉、教育の連携のつなぎ役ができる | |
| 目標達成時期 | 各事業年度末時点 | |
| 5 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 6 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 7 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 8 | ||
| モニタリング | いいえ | |
| 9 | ||
| モニタリング | いいえ | |
アウトプット
| 1 | 【直接対象グループ】 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 整備できた施設の機能・状態 | |
| 初期値/初期状態 | 生活音がなるべくしない状態で検査をしている | |
| 目標値/目標状態 | 検査環境の中で落ち着いて検査ができる | |
| 目標達成時期 | 初年度終了時点 | |
| 活動内容 | 業者との協議を重ねた上での、施設内での防音工事など | |
| 活動時期 | 事業開始時~21年10月まで | |
| 2 | 【直接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 検査の実施件数 | |
| 初期値/初期状態 | 整備前の施設で検査を実施する件数 | |
| 目標値/目標状態 | 整備した施設で検査を実施する件数 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度終了時点 | |
| 活動内容 | ①検査の実施 | |
| 活動時期 | ①21年11月以降、事業期間終了まで随時 | |
| 3 | 【直接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 検査前後の養育者への相談者数 | |
| 初期値/初期状態 | 延べ20名程度/年 | |
| 目標値/目標状態 | 延べ60名程度/年 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度終了時点 | |
| 活動内容 | ①保護者や療育者などからの個別相談に対応 | |
| 活動時期 | 事業開始時以降、事業期間終了まで随時 | |
| 4 | 【間接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①HPによる継続的な情報発信 | |
| 初期値/初期状態 | ①発信記事件数0件/年 | |
| 目標値/目標状態 | ①発信記事件数1件/年 | |
| 目標達成時期 | ①②各事業年度終了時点 | |
| 活動内容 | ①ホームページまたはSNSなどで施設の整備途中から整備後の動きを情報発信 | |
| 活動時期 | ①②事業開始時以降、事業期間終了まで随時 | |
| 5 | 【間接対象グループ】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 関連機関からの問い合わせ回数、または各機関と情報交換や意見交換する機会を設けた回数 | |
| 初期値/初期状態 | これまで検査実施、関係機関と連携をとった回数 4件 | |
| 目標値/目標状態 | 1回/月程度 | |
| 目標達成時期 | 各事業年度終了時点 | |
| 活動内容 | ①療育・保健・教育関連機関との連携づくり、アプローチ | |
| 活動時期 | 事業開始時以降、事業期間終了まで随時 | |
事業活動
インプット
人材
<内部>検査実施者:1名、相談窓口:1名、事務局:1名
<外部>評価専門家:1名
資機材、その他
施設の防音関連設備、空調機器、検査にかかる用具等
| 人材 | <内部>検査実施者:1名、相談窓口:1名、事務局:1名 |
|---|---|
| 資機材、その他 | 施設の防音関連設備、空調機器、検査にかかる用具等 |
広報戦略および連携・対話戦略
広報戦略
〇本事業内容の広報冊子を作成して、山口県東部にある岩国市と和木町の教育委員会・障害者支援課・保健センター・こども支援課に配布、事業説明を行い連携の働きかけを行う。
〇また、行政の各担当課からは、下記のようなイメージで同冊子の配布の協力を養成する。
・教育委員会→各学校 ・障害者支援課→市民相談支援事業所 ・子ども支援課→各保育所や幼稚園
〇加えて、岩国市内で行われる臨床心理士の勉強会にも配布・事業説明を行い、スクールカウンセラーに対しても周知を図る。
連携・対話戦略
〇療育センターならびに医療センターの医師に対して、検査結果を報告しつつ、その後の連携を働きかけていく。
〇学校・幼稚園・保育所に事業実施の説明を行い、検査機関と相談窓口として検査対象者の状況を含めて相互連携を図る。
| 広報戦略 | 〇本事業内容の広報冊子を作成して、山口県東部にある岩国市と和木町の教育委員会・障害者支援課・保健センター・こども支援課に配布、事業説明を行い連携の働きかけを行う。 |
|---|---|
| 連携・対話戦略 | 〇 療育センターならびに医療センターの医師に対して、検査結果を報告しつつ、その後の連携を働きかけていく。 |
出口戦略・持続可能性について
持続可能性1
・助成金で検査室の防音設備が整備できたことによって、そのままの形態で事業を継続的に行う。
事業継続にあたってかかってくる心理士の人件費や検査用具等の経費は、別の事業収益や法人への寄付金等で充当することとする。
持続可能性2
・施設の整備やそこでの検査実施に加えて、地域における関連機関とのネットワーク構築を積極的に図り、発達障がいをめぐる就学就労を促す支援体制を整備する
| 持続可能性1 | ・助成金で検査室の防音設備が整備できたことによって、そのままの形態で事業を継続的に行う。 |
|---|---|
| 持続可能性2 | ・施設の整備やそこでの検査実施に加えて、地域における関連機関とのネットワーク構築を積極的に図り、発達障がいをめぐる就学就労を促す支援体制を整備する |
関連する主な実績

