事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/02/01 | 終了日 2024/01/31 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 全国 ☑(長野県東信地域への移住または二拠点生活希望者)特定地域 ☑(長野県東信地域) 実施地は長野県小諸市 | |
| 事業対象者 | ・コロナ渦でリモートワークや在宅勤務など働き方の変化が強いられたことにより生きづらさを感じ、新たなライフスタイルとして、自伐型林業就労を目指す方 | |
| 事業対象者人数 | 15人 | |
| 事業概要 | 本事業では、自伐型林業就労支援プログラムとして、技術指導や資格取得、就業希望者の地域・行政コミュニティ参画補助等の支援と参入障壁低下のための重機貸出支援を行い、就業定着を目指す。また、当団体の支援基盤を強化し、持続的な就労支援で林業振興をすることにより、新たな地域産業創出や移住者創出等、地域活性化に貢献する。団体設立以来、担い手不足解消のため単発的に講習やフォーラムを実施してきたが就労に踏み出せない方も多く、就労定着には講習に加え継続的に就労しやすい環境づくりをする必要があることが明確となった。当団体も地域や行政との関り合いから山林や販路を確保し、重機購入がきっかけで就労定着に至った。 | |
事業の総括およびその価値
本事業実施により12名の参加者全員が各資格取得、技術習得をし、最終プログラムで実施した相談会で、今後の林業参入や森林整備の実現可能性を伺ったところ、10名が意欲的な思いを持っていた。参加者の中には、既に森林整備を始めた方もいるため、事業期間中に当団体も個別フォローを開始した。さらに、参加者が所有する山林を当団体も連携して整備を行い、自治体や企業も巻き込んだ林業振興による地域活性化を目指す計画も進行している。本事業を通じて、当団体の就労支援基盤が大幅に強化され、自伐型林業就労支援プログラム「MORIBITO CAMP」が確立され、多方面に認知されたことで、研修依頼や事業連携等、様々な問合せがあり、事業終了後も継続的な活動実施が 可能な見込みであるため、柔軟な就労支援と林業振興による地域活性化を実践していく。
課題設定、事業設計に関する振返り
団体設立以来、林業就労支援として単発的に講習やフォーラムを実施してきたが、就労に踏み出せない方も多く、就労定着のためには、柔軟かつ継続的支援の必要があることが明確となった経緯と、重機の問題で研修依頼に対応できなかった経緯があり、その課題を解決するために本事業設計を行った。本事業を通じて、当団体の支援基盤が強化されたことで、新規参入者へスタートアップ支援として重機貸出が可能となったり、これまで対応できなかった研修依頼に対応が可能となったりと、本事業対象者を始めとする、コロナ渦に変化した多種多様な働き方に対する支援を求める方に、柔軟な支援をすることができるようになった。当団体が抱える課題解決と本事業対象者が抱える課題解決を両輪で進めることができるようになったため、両者にとって価値のある事業設計ができたと考えられる。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | ①長野県東信地域において、自伐型林業を組み合わせた多様な生き方を目指す方や生きづらさを感じていた方が、森林と共生する新たなライフスタイルに希望を持てるようになる。 | |
|---|---|---|
| 指標 | 参加者の意欲・心境の変化 | |
| 目標値・目標状態 | 参加者の就労の道筋がつき、参加者にポジティブな変化が生じる状態 | |
| アウトカム:結果 | 参入意欲がある方が生まれ、全員が森林と共生する新たなライフスタイルに希望を持っている。 | |
| アウトカム:考察 | 最終プログラムで実施した相談会で、今後の林業参入や森林整備の実現可能性を伺ったところ、10名が意欲的な思いを持っていた。また、森林と共生するライフスタイルについて、ポジティブな変化が生まれたか伺ったところ、全員が希望を持っていた。 | |
| 2 | ②長野県東信地域において、自伐型林業を組合わせた新たな地域産業創出や移住者創出など、林業振興による地域活性化が進む。 | |
| 指標 | 新たな地域産業創出数と移住者創出数の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 自伐型林業を地域活性化の取り組みとして自治体が推奨する状態 | |
| アウトカム:結果 | 林業振興による地域活性化は進み、自治体が推奨する状態に近づいている。 | |
| アウトカム:考察 | 長野県東信地域で、新たな地域産業として、自伐型林業による森林整備で森林空間を活用した森林サービス産業が生まれた。それに伴い、東信地域に二拠点生活を始めた方が2名生まれた。 また、長野県東信地域で、新規参入者が、2名の山林所有者から、民有林の管理を委託され、森林空間を活用した事業を進める計画が生まれた。 このことより、長野県東信地域で林業振興による地域活性化が進んでいると考えられる。 さらには、当団体の要望により、同市で小規模林業に適用する補助金が新たに設けられたため、自治体が推奨する状態に近づいていると考えられる。 | |
| 3 | ③長野県東信地域において、自伐型林業を組み合わせた多様な生き方を多方面から興味を持ってもらい、様々な業種との連携がとれるようになる。 | |
| 指標 | 出演・掲載メディア数と問合せ、連携実績 | |
| 目標値・目標状態 | 複数のメディア等で取り上げられ、多方面か ら協力・連携についての相談や提案が寄せられている | |
| アウトカム:結果 | 多方面から興味を持ってもらい、様々な業種と連携がとれるようになった。 | |
| アウトカム:考察 | 複数のメディアで活動が取り上げられ、多方面から興味をもってもらい、協力・連携についての相談や依頼が多数あった。企業との森づくりプロジェクトや企業研修、地域活動など、本事業を通じて、長野県東信地域で、これまでになかった連携が生まれた。 | |
| 4 | ④長野県東信地域において、自伐型林業事業者が自治体から森林整備の管理委託を任されるようになり、自伐型林業事就労希望者が就労しやすくなる。 | |
| 指標 | 自治体の意向、管理委託の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 森林整備の管理委託などの仕事が増え、安定した職と収入の見込みが立っている | |
| アウトカム:結果 | 自治体からの管理委託実績は当団体のみだが、新たに小規模林業に適用する補助金が設けられ、就労希望者が就労しやすくなっている。 | |
| アウトカム:考察 | 今後、手入れの行き届いていない森林において、森林管理経営制度で所有者から市町村が森林管理の委託を受けることとなるため、自治体から林業事業体に管理方法についてアンケートをとり始め、所 有者の意向にあわせて、自伐型林業の事業体に管理委託する場合もあると市担当者から伺っている。支援制度として、新たに小規模林業による環境保全型林業に適用する作業道開設の補助金制度が設けられた。これまでなかった制度を設けられたのは大きな変化だと考える。来年度は、間伐の補助金の予算も追加されることとなり、自伐型林業就労希望者が就労しやすい環境づくりに貢献できていると考える。 | |
| 5 | ⑤長野県東信地域において、当団体が自治体と連携した自伐型林業就労支援を継続的に実施できるようになる。 | |
| 指標 | 自治体の意向、資金確保の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 自治体から担い手育成資金が確保され、自伐型林業就労支援を継続的に実施できるようになる状態 | |
| アウトカム:結果 | 自治体と連携した就労支援を継続的に行う道筋がついている。担い手育成に活用可能な資金の確保の道筋もついている。 | |
| アウトカム:考察 | 本事業の最終プログラムの相談会に県担当者、自治体担当者に参加いただき、参入希望者の就労相談に対応してもらった。今後も連携をとりながら就労支援を行っていく。担い手育成資金に関しては、県の補助金で活用できるものがあると、県担当者からアドバイスをもらったため、連携をとりながら計画を立てていき、継続的に実施する予定。 | |
アウトプット
| 1 | ①本事業の活動として、プログラムに参加した自伐型林業就労希望者が技術の習得と自伐型林業に必要な資格を取得する。 | |
|---|---|---|
| 指標 | 講習開催数・参加者数の実績、自伐型林業就労者数、就労予定者数の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 参加者全員が技術の習得と自伐型林業に必要な資格を取得 ・8項目の就労支援講習の開催・15名の参加 | |
| アウトプット:結果 | プログラム参加者全員が技術の習得と自伐型林業に必要な資格を取得した。 | |
| アウトプット:考察 | 講習開催数:全8プログラム 参加者数:12名 就労者数:3名 就労予定者数:7名 森林経営講習(オリエンテーション) 4/22実施済 チェーンソーによる伐木等特別講習 5/5~7実施済、資格取得済 小型車両系建設機械特別講習 7/1~2実施済、資格取得済 実践講習(選木・伐倒・造材・集材・搬出)8/5実施済 作業道講習 8/6実施済 簡易製材機実践講習 10/28実施済 木材活用実践講習 10/28実施済 就業個別相談会 10/28実施済 | |
| 2 | ②本事業の活動として、自伐型林業就労希望者及び移住者希望者に向けて、自伐型林業を組合わせた働き方の個別相談会の開催やアフターフォロー を自治体を巻き込んで行い、移住促進、就労促進の窓口的な役割を担う。 | |
| 指標 | 個別相談会開催やアフターフォローの実績、移住促進、就労促進の実績。 | |
| 目標値・目標状態 | 自治体と協力した移住促進、就労促進を行い、窓口的な役割を担う ・10通りの多様な半林半Xモデルができ、8割の参加者にポジティブな変化が生じる | |
| アウトプット:結果 | 就労支援を自治体を巻き込んで行い、移住促進、就労促進の窓口的な役割を担っている。 | |
| アウトプット:考察 | 参加者12名中10名が参入に意欲的で、個別相談会及びアフターフォローは希望のあった4名に対して実施し、4通りの半林半Xモデルが生まれている。 活動が多方面に認知されたことで、企業、個人から多数問合せがあった。学生をインターンで受入れ、市の移住関係担当者、地域おこし協力隊等に紹介したり、企業から森林管理における連携の相談があり、自治体と企業を繋げたりなど、実績もできてきている。 また、東信地域での新規参入により、二拠点生活者も生まれた。 | |
| 3 | ③本事業の活動として、イベントを実施する際、行政への案内、メディアへのプレスリリース、関連企業の方への周知をし、視察、見学を促し、多方面の方に当団体の活動を実際に見てもらい、自伐型林業を組み合わせた多様な生き方の認知を拡げる。 | |
| 指標 | イベントの視察、見学者の人数の実績、問合せ数の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 自伐型林業を組み合わせた多様な生き方の認知を拡げる ・10メディアへ出演・掲載される、10件の自伐型林業就労希望者や行政・地域からの問合せ数の実績 | |
| アウトプット:結果 | 多方面の方に当団体の活動と自伐型林業を組み合わせた多様な生き方の認知を拡げられた。 | |
| アウトプット:考察 | 発信:16媒体(テレビ、雑誌、Youtube、ラジオ、Webメディア) イベント視察:20名(自治体、企業、自伐型林業就労希望者) 見学者数:30名(自治体、企業、自伐型林業就労希望者、議員) 問合せ数:15件(自治体、企業、自伐型林業就労希望者) MORIBITO CAMPが多方面に認知されたことにより、多方面の方に当団体の活動と自伐型林業を組み合わせた多様な生き方の認知を拡げられた。 | |
| 4 | ④本事業の活動として、自治体へプログラムに参加した自伐型林業事就労希望者の声や希望を伝え、事業終了後の就労支援の協力を促す。 | |
| 指標 | 自治体・事業体等への伝達実績 | |
| 目標値・目標状態 | 参加者全員の声や希望を自治体へ伝え、事業終了後の就労支援の協力を促す ・10名の就労の道筋がつく | |
| アウトプット:結果 | 最終プログラムの相談会で自治体担当者へプログラム参加者全員の声や希望を伝え、事業終了後の就労支援の協力を促した。 | |
| アウトプット:考察 | 自治体への伝達実績:12名(県担当者、市担当者) 本事業は、長野県東信地域近隣の方を参加対象として募集したが、連携がとれたのは、県と同市の自治体のみだったため、就労支援の幅を拡げるために、今後は近隣の自治体とも連携がとれるようアプローチしていくことが新たな課題となった。 | |
| 5 | ⑤本事業の活動として、継続的な自伐型林業就労支援に必要な重機を確保する。現在整備中の森林フィールドにコミュニティセンターと簡易製材機置き場を建設し、当団体の自伐型林業就労支援基盤が強化される。 | |
| 指標 | 機材確保の実績、コニュニティーセンターと簡易製材機置き場の建設の実績 | |
| 目標値・目標状態 | バックホー、林内作業車、簡易製材機が確保される、コニュニティーセンターと簡易製材機置き場が建設される | |
| アウトプット:結果 | 継続的な自伐型林業就労支援に必要な重機を確保済み。 森林フィールドにコミュニティセンターと簡易製材機置き場が建設され、当団体の自伐型林業就労支援基盤が強化された。 | |
| アウトプット:考察 | バック ホー:確保済み 林内作業車:確保済み 簡易製材機:確保済み コニュニティーセンター兼簡易製材機置き場:造成済み 本事業実施以前は、重機の問題で研修依頼に対応できなかったこともあったが、就労支援基盤を強化したことで、受け入れが可能となった。 事業期間中から、新たな就労支援の依頼を多方面からいただいているため、事業終了後は様々な就労支援を実施する計画が進んでいる。 | |
活動
| 1 | 【講習・貸出用重機確保】継続的な自伐型林就労支援に必要な重機の確保。 ※重機購入理由:これまで森林施業で使用している重機を講習用として兼用しながら担い手育成を行ってきたが、講習期間中は森林施業の現場が止まってしまうことが懸念事項だった。担い手育成の継続のためにも、講習期間中も森林施業を続け、収入確保と就業メンバーの活動の継続を同時に行う必要があるため、講習用・貸出用として重機を購入し、継続的な自伐型林業就労支援基盤を強化する。 | |
|---|---|---|
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 講習・貸出用重機として、2022年度内に就労支援に必要な重機である、バックホーを確保済み。また、希少な製品で中古市場に良い製品がなかなか出回らないことと、ウクライナの影響による世界的な品不足で、確保が遅れていた林内作業車も確保済み。支援基盤が強化されたため、計画通り 、事業終了後の継続的な就労支援を行っていく。 | |
| 2 | 【開催準備】自伐型林業就労支援プログラム募集要項の作成、講師依頼、カリキュラムの確定、自伐型林業就労に対して意欲的な人を募集するための告知用動画製作、協力団体等とのスケジュール調整、関係構築ができているメディアへのアプローチ・プレスリリース。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 各準備事項を計画通り実施し、全プログラム実施済み。 映像製作は、活動計画では告知用映像の製作を予定していたが、SNS告知と自伐協のイベント案内で、予想を超える応募があったため、告知用映像ではなく、就労支援継続実施の集客に活用するためのダイジェスト映像を製作。当団体が開催する講習情報はSNSを見て、応募してくれる方が多いため、就労支援基盤の強化に重要だと考えるためである。 | |
| 3 | 【コミュニティセンター兼講習・貸出用簡易製材機置き場建設】自伐型林業就労支援基盤強化のために現在整備中の森林フィールド内に建設。フォーラム・ワークショップ開催や就労相談窓口など地域コミュニティ形成の場として活用したり、チェンソー練習や製材練習などの技術習得の場として活用し、さらなる支援基盤の強化を行う。林業関係者はもちろん、大工や木工職人など積極的に林業に関わりたい地域の方々も活用可能。 | |
| 活動結 果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | コミュニティフィールド兼講習・簡易製材機置き場を、森林フィールド内に造成済み。 フォーラム・ワークショップ開催や就労相談窓口など地域コミュニティ形成の場として既に活用しており、実績としては企業と連携し、地域住民を巻き込んだ林業体験や製材体験を実施済み。 事業期間中から、多方面から新たな就労支援依頼がきているため、事業終了後も多くの関係人口を創出しながら、就労支援を実施する計画が進んでいる。 | |
| 4 | 【告知開始】自伐型林業就労支援プログラムの参加者を募集。告知用動画も同時に配信。参加希望者多数の場合は、オンライン面談により参加者を決定。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 開催告知開始後、応募人数は20名あり、12名の参加者を決定。オンライン面談を実施し、参加者の決定をする予定でいたが、募集の際に詳細な応募動機を頂いたため、応募動機を考慮し、参加者を決定した。また、告知用動画ではなくダイジェスト動画を製作し、既に当団体公式Youtubeにて配信済み。ホームページでも配信予定。 | |
| 5 | 【森林経営講習(オリエンテーション)】これまで実施した担い手育成は技術講習が中心となり、収入確保の仕組みや自伐型林業家の働き方が伝わりきらず、就労のイメージ がしにくかったと考えられる。より就労をイメージをしながらプログラムに参加するために、地域の森林を保全しながら持続的な収入を得られる自伐型林業の森林経営スタイルを知るために、ファシリテーターを交えた参加型の座談会を実施。情報共有、意見交換をすることで、森林と共生するライフスタイルの魅力も共有する。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 4月22日実施 就労をイメージをしながらプログラムに参加してもらうために、参加者、関係者、ゲストで参加型のトークセッションを実施。情報交換を通じて、地域の森林を保全しながら、持続的な収入を得られる自伐型林業の森林経営スタイルを、参加者それぞれのライフスタイルに紐づけるイメージをしてもらった。 メイン講師:天野、髙橋(ディバースライン) ゲスト:上垣喜寛(自伐協) | |
| 6 | 【有料技術講習】チェーンソー作業従事者特別教育を開催。 ※有料開催理由:これまで無料開催をしてきたが、資格取得のみを目的とした方の参加も見られた。資格取得講習の有料開催は参加者募集段階で告知をし、意欲的な参加者の募集をする。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 5月5日~7日実施(全18時間) 林業における様々な事例を交えた内容で、参加者がイメージしやすいように工夫して講習を進めた。実技の際は、チェーンソーに触れる時間が少ないと、操作に慣れることができないため、講師補助もつけ、2名体制で実践したため、全員が十分な時間、伐木の体験を行うことができた。 メイン講師:高橋(ディバースライン) 補助講師:岩間(ディバースライン) | |
| 7 | 【伐倒実践講習】チェーンソー作業従事者特別教育は、座学による安全講習とチェーンソーの取扱い方の講習が中心となり、全員が十分な伐倒実践を行うことができないため、2グループに分けて一人一人に丁寧な技術指導を行い伐倒を実践する。 | |
| 概要 | 8月5日開催 伐倒実践講習だけではなく、選木・伐倒・造材・集材・搬出の自伐型林業の一連の流れの講習を行ったほうが良いと関係者会議で判断したため、小型特殊車両系建設機械特別講習を修了してから実施した。 チェーンソーと小型特殊車両系建設機械の特別教育で習得した知識と技術を自伐型林業の実践に生かしていた。 メイン講師:高橋(ディバースライン) 補助講師:岩間(ディバースライン) | |
| 8 | 【有料技術講習】小型特殊車両系建設機械特別教育を開催。 ※有料開催理由:これまで無料開催をしてきたが、資格取得のみを目的とした方の参加も見られた。資格取得講習の有料開催は参加者募集段階で告知をし、意欲的な参加者の募集をする。 | |
| 概要 | 7月1日~2日実施(全13時間) 実技の際は、重機を二台使ったため、操作する時間を多 くとることができ、全員が十分な時間、実践を行うことができた。 メイン講師:ヤンマー建機 | |
| 9 | 【作業道建設実践講習・踏査実践講習】小型特殊車両系建設機械特別教育は、座学による安全講習と小型車両の取扱い方の講習が中心となり、全員が十分な作業道建設実践を行うことができないため、一人一人に丁寧な技術指導を行い作業道建設を実践をする。また、踏査の実践も行い、山を見る力も同時に養う。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 8月6、7日実施 地形図を見ながら実際に山を歩き、斜度や地形を見極めながら、作業道開設ルートを決定し、壊れにくい作業道づくりを実践。参加者からは、知識が深まった、これまでの講習で学んだことが繋がってきたという声が多かった。 また、個別相談のある参加者に対して、講師を交えた個別相談会も実施。講師と共に所有山林に出向き、山林調査も実施し、参入への道筋が立ってきた。 メイン講師:野村正夫 | |
| 10 | 【簡易製材機実践講習・木材活用実践講習】伐倒実践で伐倒した原木を販路に応じた様々なサイズへ製材。原木が木材として活用できる形になることで販路が拡大すること、消費者と繋がることで地域コミュニティが形成されることを体感してもらう。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 10月28日実施 木材活用のひとつとして、チェンソー技術の復習も兼ねたベンチ製作を実施。木材が形を変え、地域に活用してもらうことで価値を生まれるという、小さな林業だからこそできる活用の仕方を伝えた。製作したベンチは実際に地域の公園に設置された。小さな林業の可能性、木材、森林の可能性を最大限伝えたことで、自伐型林業参入に対して、ポジティブな変化が生まれた。 メイン講師:髙橋 | |
| 11 | 【自伐型林業就業個別相談会】持続的な森林経営を行うために必要な森林関連法令や補助金・交付金等の知識・申請スキル等の指導、山林確保・木材販路等において地域・自治体から協力が得られる関係づくりの支援を行う。当団体と小諸市が、小諸市都市公園内森林において自伐型林業による持続可能な森林管理協定を結んだことがきっかけとなり、自伐型林業のメリットが行政から認知され、自伐型林業による管理推進に前向きな姿勢を示している。小諸市は、荒れた未整備林が多いが、持続可能な山林管理が可能な自伐型林業事業者がおらず、行政は委託先に困窮しているため、自伐型林業新規就労者への山林管理委託も可能となるようアフターフォローを行う。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 10月28日実施 参加者は多種多様なライフスタイルのため、相談内容も多岐に渡った。自伐型林業を組合わせた多様な働き方をする場合、行政では対応しきれない相談内容もあるため、当 団体のような民間団体の柔軟性を生かしたフォローが求められていることが分かった。今後も自治体の連携を促しながら、当団体も継続的な支援を実施する。 相談員:県担当者、市担当者、上垣喜寛(自伐協)、天野(ディバースライン) | |
| 12 | 【プログラム終了後/参加者】 ・当団体への就労を希望する方は、条件が合えば、就労可能。 ・独立を希望する方は、条件が合えば、参入障壁を低くするためのスタートアップ支援として重機(バックホー・林内作業車・簡易製材機)の貸出可能。 ・成果を踏まえ、自治体との事業終了後の連携として、地域おこし協力隊への推薦等を提案。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 参加者、関係者の中から、当団体への就労した方が3名。 また、既に森林整備を始めた参加者もいるため、事業期間中に個別フォローを開始。山林調査にも同行した。スタートアップ支援として重機(バックホー・林内作業車・簡易製材機)を必要に応じて貸出予定。 さらには、自治体との連携として、林業、森林、自然に関わる活動をする地域おこし協力隊の募集の提案を現隊員と共に計画している。 | |
| 13 | 【プログラム終了後/当団体】事業終了後も自伐型林業就労希望者を受入れ、担い手育成を継続し、支援基盤の強化を続ける。地域の森林管理における担い手育成の必要性に関して、自治体との共通理解があるた め、就労定着による地域林業振興で新たな地域産業創出や働く場の創出、移住者創出等、地域活性化の事例を作ることで、持続的な担い手育成に必要な予算が自治体の財源から充当されることを目指す。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | プログラム終了後、事業期間内から参加者以外の自伐型林業就労希望者受入れを開始し、新たに当団体の活動に1名が加わり、移住を視野に入れた二拠点生活者が生まれた。林業振興による地域活性化の事例をつくることができたと考えられるため、自治体に対して、持続的な担い手育成の予算化をアプローチする。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
「自伐型林業就労希望者が就労しやすい状態」を目指すため、「自伐型林業事業者が自治体から森林整備の管理委託を任されるようになる」という、短期アウトカムを設定したが、小規模林業を実践する場合、国や県の既存の支援制度が適用されないケースが多いため、管理委託を任されるためには、 小規模林業に適用する支援制度が設けられる必要があることが、当団体が受託管理を実践する中で明確になった。そこで、前年度、市長との対談で、放置山林管理の重要性と、当団体の活動を波及し、今年度より、新たに小規模林業による環境保全型林業に適用する作業道開設の支援制度が設けられ、来年度は、間伐の予算も追加されることとなった。これにより、小規模林業事業者が実践しやすくなったため、「自伐型林業就労希望者が就労しやすい状態」に近づいたと考えられる。今後、支援制度を活用し、新規参入者が自治体から森林整備の管理委託を任される事例が生まれことを目指す。
当団体の活動の波及により、これまでなかった支援制度を設けられたのは大きな効果だと考える。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | 本事業を通じて、「自治体に長野県東信地域で新規参入を目指す参加者の就労支援の協力を促す」ことをアウトプットとして設定したが、連携がとれた自治体は、県と同市のみだったため、今後は東信地域近隣の自治体とも連携がとれるようアプローチしていくことが新たな課題となった。参加者が参入する近隣の自治体に対して、何らかのアプローチをする際、必要に応じて、同市の管理委託の事例や支援制度の事例を共有し、参加者と一体となって協力を促す活動を行っていく。近隣地域に同じ活動に取り組む仲間が増え、持続可能な森が増えることで、自治体や地域住民、山主な どの理解が進み、自伐型林業就労希望者が就労しやすい状態にさらに近づくと考える。 |
|---|---|
| 本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点 | 【参加者Aさんの事例】所有山林の森林資源、森林空間の活用を目的に整備を始めた。 |
外部との連携実績
| 1 | 活動 | 就労支援プログラム「MORIBI CAMP」就労相談会の自治体担当者参加 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 就労支援プログラムの就労相談会に自治体担当者(県、市)に相談員として、参加してもらった。 | |
| 結果・成果・影響等 | 参加者は多種多様なライフスタイルのため、相談内容も多岐に渡り、コロナ後に変化した多種多様な働き方に対する支援が求められているということを伝えられた。また、多種多様に対応できる当団体のような民間団体の柔軟性を生かしたフォローが求められていることも知ってもらえたため、就労支援の予算化の必要性も伝えられた。 | |
| 2 | 活動 | 写真撮影、映像製作の依頼 |
| 実施内容 | 就労支援プログラム「MORIBITO CAMP」の写真撮影とダイジェスト映像製作を外部に依頼。完成した映像は当団体公式Youtubeにて公開。ホームページでも公開予定。 | |
| 結果・成果・影響等 | 映像を見た企業、個人からの問合せが3件あり。近隣地域での研修開催依頼や企業研修の開催依頼を受け、事業終了後も継続的な就労支援が可能な状況となっている。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | 【新聞、雑誌、Web等の掲載】 2023年2月10日掲載「ファインプレイミー」アクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディア 2023年2月10日掲載「Yahoo!ニュース」 2023年2月15日掲載「noru journal」オンラインメディア 2023年3月15日掲載「OCEANS」国内最大規模の男性向けライフスタイルメディア 2023年8月2日掲載「Backside snowboarding」スノーボード・ウェブマガジン 2023年12月掲載「FREERUN」スノーボード専門誌 他媒体にもいくつか掲載。 【映像メディア出演】 2023年3月5日放送「FM軽井沢 田中幸のHaappy Radio supported by SATO」 2024年1月「リハック」ビジネスパーソンに向けたYoutube番組【チャンネル登録者62万人以上】 他メディアにもいくつか出演。 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | ・事業終了後の継続的な就労支援のために、就労支援プログラム「MORIBITO CAMP」の写真撮影とダイジェスト映像を製作し、完成した映像は当団体公式Youtubeにて公開。当団体公式ホームページでも公開予定。 | |
| 報告書等 | あり | |
| 内容 | ・本事業で連携してもらった自治体に向けた報告書を作成予定。 | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 未公開 | |
| 内容 | ホームページを大幅にリニューアル予定のため、リニューアルが完了する、2024年4月に公開予定。 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部に窓口を設置、休眠預金事業における窓口はJANPIAの窓口を利用 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しまし たか(実施予定の場合含む) | 外部監査 | |
| 内容 | 当団体の契約顧問税理士が実施。取引が正当な証拠書類により事実に基づいて処理され、帳票が法令及び諸規程に従い適正に記録されているか否かを検証するとともに、財産の管理状況を監査した。 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
シンボルマークの活用状況
・当団体公式ホームページ内の、就労支援プログラム「MORIBITO CAMP」の参加者募集、概要WEBページに掲載 |

