事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/02/10 | 終了日 2024/02/09 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 東京都、千葉、埼玉、神奈川 | |
| 事業対象者 | 直接受益者:親が在日外国人であり、幼少期から日本で育ったイスラムにルーツを持つ子ども・若者
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| 事業対象者人数 | 直接受益者:親が在日外国人であり、幼少期から日本で育ったイスラムにルーツを持つ子ども・若者 200名
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| 事業概要 | 本事業は、脆弱性の高い外国にルーツを持つ若者の社会定着促進事業と題し、イスラム教にルーツを持つ若者に焦点を置いた取り組みを行う。具体的には、親が在日外国人であり、幼少期から日本で育ったイスラムにルーツを持つ子ども・若者を直接受益者とし、彼らを取り巻く地域社会を巻き込んだ包括的支援を実施する(B型)。また在日外国人人口割合が高い一方でイスラム対応の支援が未熟なエリア(首都圏)を対象地域として活動する。直接受益者の抱える課題として、日本で生活する中で生じる悩みを周りに共有できずに、家庭やモスクといった身近なコミュニティから孤立することで脆弱性が高まる事が挙げられる。本課題はコロナ禍によって引き起こされた移動制限を始めとする社会の分断により、さらに深刻化している。さらに直接的受益者を取り巻く社会側が本課題に対する認知が未熟であり、彼らの社会定着の阻害要因となっている。本事業では、①直接受益者が安心して自己表現できる第3の居場所で、複合的なアイデンティティを形成しながら周囲の人々と関わることに前向きな気持ちを持っている状態、②教育機関や他の支援団体等の日本社会を含む多様なステークホルダーが直接対象者の課題を理解し、コミュニティ全体で問題解決に向けた機運を高めている状態になる事を目指し、社会から取り残されてきた外国にルーツを持つ子ども・若者が日本社会で将来活躍できる体制構築へ寄与する。そのための活動として、直接受益者が自由に自己表現できる環境を整備し、さらに相談支援やコミュニティ形成の促進、社会定着に必要な知識の学習を行い、社会定着に向けた意欲を高める。加えてイスラムコミュニティや日本社会側に啓発イベントを実施し、問題の認知を広めることで、直接対象者が社会定着を実現するための基盤を醸成する。 | |
事業の総括およびその価値
事業開始当初は、アウトリーチに課題もありましたが、自治会の方々と繋がった事をきっかけに地域の社会福祉協議会や支援者(団体)と繋がりました。地域には、外国人の方を支援するグループが複数あるものの、月に数回の活動ゆえ継続的な支援ができず問題の解決に至らないという事でした。赤羽ベースの活動が口コミで広がり小学生から高校相当の子まで利用者が増え、自己表現が活発になったり就労が決まるなど赤羽ベースでの継続支援を経て社会定着が進みました。また、遠隔地を含む保護者や自治体からの相談もあり、ムスリムの方たちの支援経験がある窓口がほとんどないことがわかり、宗教習慣から行動制限がある女性は情報格差、コミュニケーション格差が生じ、より課題解決が困難になっていることがわかりました。本事業はムスリムの方、そしてムスリム支援の経験がない地域社会にも貢献できる価値ある場所となりました。
課題設定、事業設計に関する振返り
【課題設定】
・外国ルーツの中でもイスラムルーツの子どもや若者に特化した 居場所はモスク以外にほとんどなく、宗教観に違和感がある場合モスクが居場所にはならないため自己表現ができる場所の設置は改めて需要があると確認できました。その中でも、保護者も子どもとの間に宗教習慣の問題が発生することで相談窓口が必要であるという事もわかりました。
【事業設計】
物件の確保が二転三転し居場所開所が遅れる結果となり、物件の契約手順については今一度の確認が必要であったというところは反省点です。連携団体のなかった地域での開所となり、私たちにとってゼロからの関係構築そしてアウトリーチとなりました。しかし、新規団体との関係構築のノウハウは心得ていたため自治体と自治会、そしてムスリムコミュニティへの声かけやアウトリーチを丁寧に繰り返したことで事業中盤以降、問い合わせや利用者が増加していきました。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 直接受益者が安心して自己表現できる第3の居場所で、複合的なアイデンティティを形成しながら周囲の人々と関わることに前向きな気持ちを持っている状態 | |
|---|---|---|
| 指標 | ・直接受益者の継続的に共有スペース利用している人数 ・社会定着に向けた意欲の変化 | |
| 目標値・目標状態 | ・共有スペースを利用した直接受益者の60%以上に継続性が見られる ・共有スペースを利用した直接受益者の80%以上に社会定着に向けた意欲向上が見られる | |
| アウトカム:結果 | ・直接受益者の64%が継続した利用者 ・直接受益者の90%が社会定着に向けた意欲向上が見られた | |
| アウトカム:考察 | 利用開始当初は他者とのコミュニケーションに問題があった利用者が多かったが、利用を継続した結果他者とのコミュニケーションが少しずつ可能になったり、自身の将来に関心を持ったり、また進学や就労に向けて知識を身に着けたいという意欲が増した。利用者のニーズを考慮し家庭環境や特性、言語レベルなどを考慮して、カスタマイズした支援を提供できた結果だと考えます。特に、毎日開所している場所ということでいつでも駆け込める、そして常駐スタッフを利用者に合わせて臨機応変に配置できたことは、社会定着への意識や自身の将来に関心を持てるよう になった大きな要因と考えます。 | |
| 2 | 教育機関や他の支援団体等の日本社会を含む多様なステークホルダーが直接対象者の課題を理解し、コミュニティ全体で問題解決に向けた機運を高めている状態 | |
| 指標 | 討論会・啓発事業の参加者数 討論会/啓発イベントで出された解決策に関する成果物 | |
| 目標値・目標状態 | ・討論会/啓発イベントにのべ80名以上が参加している ・討論会/啓発イベントの参加者の90%以上が課題解決に向けたアイデアを検討している | |
| アウトカム:結果 | 支援者の集まりやモスク関係者との連絡会議において、課題を共有し問題解決に向けた機運を高めた。 | |
| アウトカム:考察 | 地域住民、民生委員、支援者団体、教育機関の関係者などが赤羽ベースに集まり、それぞれが抱える外国人支援の問題点や改善点などを共有し支援体制の確認をしました。特に毎日開所している赤羽ベースへの期待と関心は大きく、支援のプラットホームの役割としても機能しました。また、モスクコミュニティの関係者との連絡会議においては、モスクごとに抱える問題点が概ね共通していることを確認し、赤羽ベースを拠点とした支援体制について確認しました。 | |
アウトプット
| 1 | 直接受益者が母語によるコミュニケーションなど自身のルーツを活かし自尊感情を保持できている状態 | |
|---|---|---|
| 指標 | 自尊感情に関する心理的変化 | |
| 目標値・目標状態 | 直接受益者の70%以上が自尊感情を評価するカウンセリングやアンケート指標においてスコアが改善されている | |
| アウトプット:結果 | 80% | |
| アウトプット:考察 | 日本で育った子ども達は、日本人と変わらない生活を送り日本語がネイティブになるため、自身のルーツを活かすというよりは、宗教習慣を遵守する生活に周囲との違いを感じ、戸惑うケースが散見された。自身のルーツとなる国や宗教の文化を自身のルーツとして捉えるには10代、特に前半から中ごろまでの年齢では難しいのではと思われるケースが複数見られた。10代後半以上の場合は母国語を使った自己表現に躊躇はなく、むしろ日本語以外の言葉ができることに満足し自尊心が向上する傾向にあった。 | |
| 2 | 直接受益者が日本人スタッフやや他の対象者との交流を深め新たな人間関係を築いている状態 | |
| 指標 | 自身の居場所や帰属感についての認識の変化 | |
| 目標値・目標状態 | 直接受益者の70%以上が事業を通じて新たなコミュニティへの所属を自覚している | |
| アウトプット:結果 | 80% | |
| アウトプット:考察 | 継続利用と単発もしくは利用頻度の低い利用者の間では、当然ながら結果に差が出た。毎週居場所を利用した継続利用者については、スタッフや他の利用者とのコミュニケーションが円滑になり信頼関係が構築された。利用者のニーズに合わせた細かな支援計画が効果的であったと考えれます。例えば、学習指導においては年齢の近い現役大学生を教科や利用者の性別によって配臨機応に配置、面談においては社会福祉士、日本語指導には日本語教育相談員など寄り添った支援を提供したことで、支援者への信頼が増し、自身の受け入れてくれる場所としての認知も高まった。 | |
| 3 | 複雑な課題を抱えた直接受益者が福祉・法律家を始めとする適切な支援に繋がっている状態 | |
| 指標 | 相談実施前と相談実施後の課題状況の変化 | |
| 目標値・目標状態 | 直接受益者の60%以上が専門家の支援を通じ、課題が完了/改善されている | |
| アウトプット:結果 | 90% | |
| アウトプット:考察 | 利用者のニーズに合わせて、社会福祉士や心理士との面談を設定。日本語くらぶは、初学者のため教室だったため中級以上や読み 書きに特化した日本語教室へのアクセスと問い合わせがあった際は連携先の日本語学校の専門家や自治体が主催する日本語教室に繋ぐなどした。利用者それぞれが持つ課題が概ね改善した。また、在留資格の更新や変更については、顧問弁護士からの情報を提供したり、地域の無料法律相談を案内した。 | |
| 4 | マイノリティであることによる不利な状況への対処やストレスマネジメントを習得している状態 | |
| 指標 | ロールプレイングの理解/習熟度 | |
| 目標値・目標状態 | プログラムに参加した直接受益者全員が合格点を取っている | |
| アウトプット:考察 | 10代前半の子ども達においては不利な状況への対処などのストレスに対応できるほど精神的に成熟はしておらず、ストレスの大きな原因が日本語力の欠如や日本文化を知らない事に起因することが多い事から、日本語力をあげることが不利な状況を回避することの解決策のひとつとなった。また、日本文化の知識を増やすために季節ごとのイベント(七夕、お正月、おせち料理など)について写真や実技を交えながらアクティビティを行った。 | |
| 5 | 地域社会におけるイスラムに理解のあるモスク、コミュニティ、家族側の子ども・若者が抱える特有問題について認知が向上している状態 | |
| 指標 | プログラム事前事後の認知の変化 | |
| 目標値・目標状態 | プログラムに参加した対象者の80%以上が課題の解像度を高め、解決に向けた意思表示をしている | |
| アウトプット:結果 | 90% | |
| アウトプット:考察 | 事業期間を通して、近隣住民や支援団体などを中心に地域の日本人がおよそ110名が赤羽べースを訪れ、外国とイスラムルーツの子ども・若者達のもつ問題について認知を得た。外国ルーツの子とイスラムルーツの子の差などを話し合い、言葉や文化背景の相違に加え、宗教習慣の相違が絡むことで複合的な問題がさらに複雑化することを認知した人が非常に多かった。身近にイスラム教徒が生活していることを知らない人も相当数いましたが、外国ルーツの子ども同様、地域で問題解決可能であることを共有しました。 | |
| 6 | 日本のその他の支援団体や教育機関など市民社会側でイスラームに関する知識が向上し、支援のニーズを理解している状態 | |
| 指標 | プログラム事前事後の認知の変化 | |
| 目標値・目標状態 | プログラムに参加した対象者の80%以上が課題の解像度を高め、解決に向けた意思表示をしている | |
| アウトプット:結果 | 100% | |
| アウトプ ット:考察 | 支援団体や教育機関、児童福祉施設、保護司や民生委員の方々など、外国人支援の経験者が多かったものの、イスラムルーツの子どもをや若者を支援した経験が皆無という方が非常に多く、イスラム教に対する偏見や思い込み(怖い、食べられるものが少ないなど)が独り歩きしている状況でもありました。そういった方々に、日常生活から生じるイスラム教徒ならではの問題を例にあげて(ハラール食で食べられないものは、アレルギー食が必要な子どもと同じような捉え方など)イメージしやすくしたことでネガティブだったイスラム教への印象がポジティブに変化し、知識がインプットされたことで問題解決が取り立てて難しいことではない事が理解された。 | |
活動
| 1 | 直接受益者が自由な自己表現ができる第三の居場所となる共有スペース ●対象:直接受益者 ●実施場所:東京都内のモスクに近い物件を借り上げ、事業期間中の共有スペース拠点とする ●実施頻度:毎週日曜日から木曜日(状況によっては金土も開放する) ●概要:インドネシア語、アラビア語、ウルドゥ語の書籍や映像資料を始めとする娯楽を提供する *現在物件候補を不動産と本用途で使用可能か協議中 | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 東京都北区の赤羽に古民家を借り日曜日から木曜日ま で週5日、10時から17時まで「赤羽ベース」を開所。地域には赤羽モスクやハラールショップがありムスリムの方たちが集住している場所にて開所。近隣に集住するイスラムルーツの子ども達や保護者、イスラム教徒の支援経験がない支援者や自治体からの相談などに対応しました。利用者への学習指導やイベント等を開催し、延べ151人の方々に利用して頂きました。 | |
| 2 | 対象者へのアウトリーチ拡大とコミュニティ形成を目指すハラル対応食料配会 ●対象:直接受益者、保護者、生活に困窮するイスラム教徒を含む在日外国人 ●実施場所:共有スペース及び八王子モスク(ニーズがあれば対象者に直接配送) ●実施頻度:毎月第4土曜日 ●概要:他の対象者との交流促進によって周囲と関係構築を行うきっかけを作る。また保護者を受け入れることで更なる直接受益者にリーチを広げる。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 困窮している外国人、主にムスリム世帯を中心にしたハラールフードの食料配布会を行いました。食料配布会では、来訪した利用者同士が母国語で会話をしたり情報を共有する場となり孤立しがしちなイスラム教徒特に女性にとっては、他者との交流の場が増えました。また、食料配布会に訪れた際に生活相談に対応し居場所に繋がったケースもありました。 | |
| 3 | 自身の悩みを共有できる相談窓口 ●対象:直接受益 者、直接受益者の保護者を含む対象地域に居住するイスラム教徒、生活に課題を抱えるイスラム教徒を含む在日外国人 ●実施場所:共有スペース、対象者の居住地 ●実施頻度:毎週日曜日から木曜日 ●概要:直接受益者や保護者等が抱える課題解決に向け、適切な専門家に繋げる支援コーディネートを行う。またwebサイト上で情報提供や電話対応、同行支援など柔軟に対応する。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 共有スペースは日曜日から木曜日で開所したので、予約なしで利用者の予定にあわせた訪問が可能となり相談窓口として臨機応変に対応しました。また、電話やウェブサイトでの相談にも対応して必要に応じて同行支援をしました。 | |
| 4 | 直接受益者を対象とした社会で生きていく上で必要になる対人関係に特化したロールプレイング ●対象:直接受益者 ●実施場所:共有スペース ●実施頻度:毎月1回 ●概要:日本人や他のルーツを持つ人々との関わりの中で想定される対人関係について具体的なケースを扱い対処法を学習する。さらに生活が困窮し仕事を探す若者の経済的自立を支援するために、面接練習や履歴書などの添削会も行う。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 就労がなかなか決まらない若者に、履歴書の書き方を指導し、面接のロールプレイを繰り返し行い採用が決まりました。また 、日本人と接する、就労を希望する利用者には具体的な状況を想定しロールプレイングを行いました。就労が決まった利用者や、少しずつですが日本人コミュニティに参加することが可能になりました。 | |
| 5 | 直接対象者を取り巻くイスラムコミュニティを対象とした討論会 ●対象:直接受益者の保護者を含む対象地域に居住するイスラム教徒、対象地域内のモスクに所属するイマームと管理者、国籍コミュニティの代表者 ●実施場所:オンライン、モスク ●実施頻度:毎月1回 ●概要:課題解決に向け、要因と解決策に関する議論を行う。代表者が管理するSNSグループで議論内容を発信しコミュニティ全体の認知向上を目指す | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 関東圏に点在する複数のモスクを訪問し、モスクの代表者や関係者と生活上の課題や子どもの教育問題などの共有、さらにイスラム教徒全体にかかる課題例えば土葬問題や難民として移住してきた方の支援の課題などを共有、課題解決に向けて協働を継続中。 | |
| 6 | その他の支援団体や教育機関に向けたイスラム教徒が抱える課題解決のための啓発イベント ●対象:・在日外国人支援を行う市民社会 (支援団体や教育機関従事者) ●実施場所:共有スペース、オンライン ●実施頻度:毎月1回 ●概要:直接受益者が生活の中で直面している課題や上記ディスカッションプログ ラムで挙げられた事例を共有し、日本社会側の問題の解像度を高める。また解決策のアイデアを議論する。 | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 地域の支援団体や教育機関関係者と、生きづらさを抱える外国ルーツの子どもや若者の包括支援について連携を確認。共通する相談者の状況変化や家庭環境について共有し、支援方法の変更などを話し合い必要に応じてケースの引継ぎを行いました。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
イスラムルーツの子ども・若者が生きづらさとは単に国籍の違いや文化的背景が異なるというだけではなく宗教の教えが介在しているため、”一般の”外国ルーツの若者と比較して複合的でほどきづらい問題を抱えていることが多いという前提で開始した本事業ですが、親側もまた同様の問題を抱えていることがわかりました。子育てのほとんどを担う母親は、宗教上の制限があることから積極的に地域コミュニティに参加することは難しく、また就労する女性が少ないため日本語力が伸びず、親子間での言語格差・社会の中での情報格差が顕著であることがわかりました。その状況を理解している母親は実は多くおり、日本語の習得や教義を逸脱しない程度の日本文化習得の場を必要としているという事がわかりました。外国ルーツの子どもの支援はそれなりにあるものの、その母親たちを中心にした支援の窓口はほとんどなく、特にイスラムルーツの母親への支援はないように思います。今後、イスラムルーツの子どもたちを支援していくうえでは母親への包摂支援を検討することが重要になると考えます。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | 【課題を取り巻く環境の変化】 |
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外部との連携実績
| 1 | 活動 | 地元での外国人相談会、自治会イベントなどへの参加 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 月一回、地域の社会福祉法人が開催する外国人相談会にボランティアとして参加。支援が必要な方に赤羽ベースを案内。 | |
| 結果・成果・影響等 | 外国人相談会に来訪した地域の外国ルーツの子どもや保護者が赤羽ベースを利用し、活動が口コミで広がり利用者数の増加につながりました。 | |
| 2 | 活動 | 社会福祉協議会との連携 |
| 実施内容 | 地域のソーシャルワーカーと打ち合わせをし、外国ルーツの相談者情報を共有。 | |
| 結果・成果・影響等 | 地域の支援団体等が支援をしている外国ルーツの子どもたちや保護者がいるものの、継続的な支援に繋がらないため、毎日開所している赤羽ベースにおいて支援を受けることになった。 | |
| 3 | 活動 | 複数のモスクとの連携 |
| 実施内容 | 赤羽ベースでの活動をモスクの代表者や幹部関係者に直接説明し、言葉の壁により自分で相談ができない人たちに代わり、モスク関係者から直接相談が入るようにしました。 | |
| 結果・成果・影響等 | 自宅から赤羽ベースの距離があり、居場所の利用に直接つながらなあったものの、潜在的に宗教や言葉が原因で親子間に問題が生じている事例が複数あることがわかりました。これらのケースは今後の居場所事業拡大において非常に参考となりました。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | なし | |
|---|---|---|
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | 赤羽ベースオリジナルのチラシを地域の支援者、学校関係者、社会福祉法人、モスク、日本語学校、自治体、飲食店などを中心に約10,000枚配布しました。夏休み宿題お助け会は地域の学校関係者や自治会、外国人相談会、モスクなどを中心に約1,000枚を配布。日本語くらぶのチラシは保護者が集まるコミュニティや社会福祉協議会を中心に約3,000枚を配布しました。また、赤羽ベースのHPを作成しました | |
| 報告書等 | あり | |
| 内容 | 更新情報の共有を複数のボランティアスタッフと同時かつ迅速に行うため通話やスラックを用い、申し送りはスプレットシートにて記録。 | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部に窓口を設定し、内部通報や相談など専用のアドレスを作り、特定の者数名が閲覧できる状態にしている。 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 内部監査 | |
| 内容 | 監事により会計監査を実施済み | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | もともと閉塞的なイスラム教は日本では馴染みの薄い宗教であることも手伝い、彼らが抱える問題が見えづらく、かつイスラム教徒の方を支援できるリソースが社会にほとんどないことが改めて確認できました。日本で成長する子どもと本国で育った親世帯が抱える問題について迅速な支援のニーズが増えていることも把握できました。また、本事業を通じて当団体がイスラムルーツに特化した支援窓口を開設しているということがモスクコミュニティに認知され連携ができたことは組織として強化された事項です。 |
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シンボルマークの活用状況
赤羽ベースの室内や看板、玄関などにシンボルマークを貼付し、団体オリジナルのウェブサイトと赤羽ベース独自のウェブサイトに貼付しました。 |

