事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
女性の経済的自立への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | ||
| 3. すべての人に健康と福祉を | ||
| 8. 働きがいも経済成長も | ||
| 10. 人や国の不平等をなくそう | ||
| 11. 住み続けられる街づくりを |
団体の社会的役割
団体の目的
自己責任論が根強い日本では、一度ホームレス状態に陥ると、路上から脱出できる手段は限られています。ホームレス状態のまま生涯を終える人も後を絶たず、大阪市では、年間200人以上が路上で凍死や餓死をされた年もありました。Homedoorは、社会課題の集積とも言えるホームレス問題を解決すべく、2010年に活動を開始しました。ホームレス状態になったとしても、もう一度やり直せる、そんな社会を目指して活動しています。
団体の概要・活動・業務
Homedoorでは、困窮状態からの脱出に向けての高い壁を乗り越えられるよう「6つのチャレンジ」を提供しています。夜回り活動やSNS等でのアウトリーチから、寄付で運営する18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」、カフェ「おかえりキッチン」での無料の食事提供、自主事業であるシェアサイクル「HUBchari」における就労支援等幅広い支援を展開し、のべ4300名以上に支援を行ってきました。
| 団体の目的 | 自己責任論が根強い日本では、一度ホームレス状態に陥ると、路上から脱出できる手段は限られています。ホームレス状態のまま生涯を 終える人も後を絶たず、大阪市では、年間200人以上が路上で凍死や餓死をされた年もありました。Homedoorは、社会課題の集積とも言えるホームレス問題を解決すべく、2010年に活動を開始しました。ホームレス状態になったとしても、もう一度やり直せる、そんな社会を目指して活動しています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | Homedoorでは、困窮状態からの脱出に向けての高い壁を乗り越えられるよう「6つのチャレンジ」を提供しています。夜回り活動やSNS等でのアウトリーチから、寄付で運営する18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」、カフェ「おかえりキッチン」での無料の食事提供、自主事業であるシェアサイクル「HUBchari」における就労支援等幅広い支援を展開し、のべ4300名以上に支援を行ってきました。 |
概要
事業概要
元ホテルの物件を約5億円で購入し、就労支援付き住宅の新しいモデルを目指した施設「アンドベース」を創ります。
主な対象とするのは上記3タイプで、対象者①の場合、生育環境が不安定だったために、自分に向き合う機会や他者に相談する機会を失ってきた人が多い傾向にあります。学校や就職先においても選択肢が少なく、自分の希望を考える時間がない生活を送ってきています。「最低限の生活費稼げれば良い」という発想で非正規雇用を転々としてきた結果、困窮状態に陥っているという悪循環があります。そこで、就労支援・カウンセリングを受けながら人生設計を模索できる期間「キャンパスタイム」を対象者に提供します。ずっとお金に悩まされる生活・仕事をしてきた人にとって、一度立ち止まって、自分自身を見つめ、将来を考え直す時間が大切だと考えています。宿泊費や生活費について気を揉まなくて済むように、「アンドベース」を拠点にHomedoorが紹介する仕事等で生計を立てながら、その仕事をする中で見えてくる就労阻害要因を元に、専門相談員との二人三脚での就労自立を目指していく長期間のプログラムを提供します。
対象者②と③については、不安定な生活が長く、どこが自分の居場所なのか、心休まる場がないと感じている人も少なくありません。まずはリラックスできる居住環境を提供し、心身の健康を取り戻せるように急がず焦らず支援を展開していきます。また本人の希望に応じ、近隣の連携している医療機関での受診や障害者手帳の取得サポート等も行い、介護福祉サービスを受けられるように調整します。さらに、施設内で内職等の簡易な就労体験や、おかえりキッチンでのイベント運営体験を積んでいただきながら、生きがい就労の場や地域との関係性構築の機会も提供していきます。
資金提供契約締結日
2023年04月06日
事業期間
開始日
2023年02月28日
終了日
2024年02月27日
対象地域
大阪市
| 事業概要 | 元ホテルの物件を約5億円で購入し、就労支援付き住宅の新しいモデルを目指した施設「アンドベース」を創ります。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2023年04月06日 | |
| 事業期間 | 開始日 2023年02月28日 | 終了日 2024年02月27日 |
| 対象地域 | 大阪市 | |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
対象者①:非正規雇用を転々とし、キャリアの描き方に課題を抱えている若年者
対象者②:DV被害者や母子世帯
対象者③:一般就労は難しく、ひとり暮らしも困難な高齢者や障害ボーダー層
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
2023年度:30世帯(24部屋中、稼働率6割強と想定)
2024年度以降:毎年40世帯(24部屋中、稼働率8割強と想定)
| 事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | 対象者①:非正規雇用を転々とし、キャリアの描き方に課題を抱えている若年者 |
|---|---|
| 事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 2023年度:30世帯(24部屋中、稼働率6割強と想定) |
事業の背景・課題
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題
2018年から18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始しました。大阪市の公設シェルターは相部屋が基本ですが、「しんどい時こそ、最高のおもてなし」をしたいという思いから当法人では個室でリラックスできることにこだわった支援を展開してきました。しかし新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により、個室で宿泊できる緊急シェルターのニーズが高まってきました。増床の必要性が高く、マンションやホテルを数部屋借りることも検討・実践してきましたが、職員の巡回負担が多いこと、携帯を持たない相談者の場合は連絡ができないこと、宿泊スペース以外での共用部の用意がないため関係性構築に課題があることがわかりました。
また、コロナの影響による飲食店や接客業などの廃業や休業が相次ぎ、「相談者」の対象となる人の裾野が広がったことを日々感じています。もともと不安定な就労、生活状況だったけれど、なんとか自分の力で踏ん張っていた人たちの困窮状態が顕在化したと見ています。さらに、相談者全体の約半数が30代未満と若年層の相談者が増える中で、今後の人生設計を踏まえた長期的な視点での就労支援の必要性を感じ、本来であればゆっくり時間をかけて関わった方が良いケースも増え、個室で長期滞在できる宿泊施設のニーズの高さを感じてきました。
上記の課題を解消するために施設を新たに作ろうと決意しました。アンドセンターを緊急的な施設としてまずは相談者を受け入れ、そこで方針を固めた上で、長期的(6ヶ月〜2年)スパンで関わった方が良いと判断された人たちを受け入れる長期滞在型の施設という2段階構成で支援体制を構築します。これにより、多くの方、多様な層からの相談を受け入れられ、断らない支援を提供できると考えます。
| 新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題 | 2018年から18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始しました。大阪市の公設シェルターは相部屋が基本ですが、「しんどい時こそ、最高のおもてなし」をしたいという思いから当法人では個室でリラックスできることにこだわった支援を展開してきました。しかし新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により、個室で宿泊できる緊急シェルターのニーズが高まってきました。増床の必要性が高く、マンションやホテルを数部屋借りることも検討・実践してきましたが、職員の巡回負担が多いこと、携帯を持たない相談者の場合は連絡ができないこと、宿泊スペース以外での共用部の用意がないため関係性構築に課題があることがわかりました。 |
|---|
短期アウトカム
| 1 | アンドベースの運営を開始し、対象者の受け入れを開始している状態 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 2023年度は設立初年度ということもあり、24部屋中60%強の稼働を目指す | |
| 把握方法 | 宿泊者管理シート | |
| 目標値/目標状態 | 30世帯 | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 2 | <対象者①/若年者>への就労支援プログラムをモデル的に組み立て、実際に運用しながらPDCAを回している状態 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・プログラム素案が完成している | |
| 把握方法 | ・管理シートでの把握 | |
| 目標値/目標状態 | 最低5名に実施 | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 3 | <対象者②/DV被害者や母子世帯>を受け入れるための、警備体制やリスク管理が整い、実際に受け入れている状態 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・リスク管理マニュアルが制定されている | |
| 把握方法 | ・管理シートでの把握 | |
| 目標値/目標状態 | 最低2世帯を受け入れ | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 4 | <対象者③/高齢者・障害ボーダー層>を受け入れ、その状況別に関係支援機関との連携が固まりつつある状態 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・対象者の状況別で、どのような対応をすればいいのか、支援期間と繋いでいくのが良いのかが定まっている | |
| 把握方法 | ・管理シートでの把握 | |
| 目標値/目標状態 | ・最低3名を受け入れ | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
アウトプット
| 1 | 支援付き住宅を24室確保します | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・24部屋に受け入れのための家具や家電の導入 | |
| 把握方法 | ・管理シートでの把握 | |
| 目標値/目標状態 | 24部屋の稼働 | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 2 | 満足度80%以上の良質な滞在を提供します | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 宿泊者に月初めに「宿泊アンケート」を実施します。10段階評価での満足度と、宿泊における不満や不安を回収し、早期解決を図ります。 | |
| 把握方法 | 宿泊者に記入いただく毎月のアンケート | |
| 目標値/目標状態 | 80% | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 3 | 対象者①②の就職率 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 就労支援プログラム修了者が就職できている割合で測定します。 | |
| 把握方法 | 宿泊者管理シート | |
| 目標値/目標状態 | 50% | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 4 | 対象者③の生きがい就労先での定着率 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 生きがい就労先を発見し、継続的に参加できている割合で測定します。 | |
| 把握方法 | 宿泊者管理シート | |
| 目標値/目標状態 | 30% | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 5 | 各種プログラム(就労体験プログラム、生きがい就労発見プログラム、社会関係資本構築支援プログラム)、就労支援講座の構築します | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 今まで自分のキャリアと向き合うことが少なかった人たちが受講してよかったと思えるプログラムかどうかを検証するためにアンケートをとり、満足度80%以上を目指します。 | |
| 把握方法 | プログラム利用者アンケート | |
| 目標値/目標状態 | 満足度80% | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 6 | 15世帯への居宅移行支援を実施 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 30世帯の受け入れを目指し、その半分となる15世帯に居宅移行支援を実施します。 | |
| 把握方法 | 管理シート | |
| 目標値/目標状態 | 最低15世帯に実施 | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
| 7 | DV被害者や母子世帯へのアウトリーチ | |
| モニタリング | いいえ | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 特設サイトを見て、年間20件以上の相談がある状況を目標とします。 | |
| 把握方法 | 管理シート | |
| 目標値/目標状態 | 特設サイトが完成している | |
| 目標達成時期 | 2024/2 | |
事業活動
活動
| 1 | 活動 (内 容) <長期滞在施設の運営> | |
|---|---|---|
時期 2023年5月〜 | ||
| 1 | 活動 (内容) | <長期滞在施設の運営> |
| 時期 | 2023年5月〜 | |
| 2 | 活動 (内容) <生活支援メニューの提供> | |
時期 2023年5月〜 | ||
| 2 | 活動 (内容) | <生活支援メニューの提供> |
| 時期 | 2023年5月〜 | |
| 3 | 活動 (内容) <対象者①②への就労体験プログラム> | |
時期 2023年10月〜 | ||
| 3 | 活動 (内容) | <対象者①②への就労体験プログラム> |
| 時期 | 2023年10月〜 | |
| 4 | 活動 (内容) <対象者①②への就労支援講座の開催> | |
時期 2023年12月〜 | ||
| 4 | 活動 (内容) | <対象者①②への就労支援講座の開催> |
| 時期 | 2023年12月〜 | |
| 5 | 活動 (内容) <対象者③への「生きがい就労」発見プログラム> | |
時期 2023年11月〜 | ||
| 5 | 活動 (内容) | <対象者③への「生きがい就労」発見プログラム> |
| 時期 | 2023年11月〜 | |
| 6 | 活動 (内容) <社会関係資本構築支援プログラム①SSTプログラム> | |
時期 2023年8月〜 | ||
| 6 | 活動 (内容) | <社会関係資本構築支援プログラム①SSTプログラム> |
| 時期 | 2023年8月〜 | |
| 7 | 活動 (内容) <社会関係資本構築支援プログラム②カウンセリング> | |
時期 2023年10月〜 | ||
| 7 | 活動 (内容) | <社会関係資本構築支援プログラム②カウンセリング> |
| 時期 | 2023年10月〜 | |
| 8 | 活動 (内容) <居宅移行支援> | |
時期 2023年8月〜 | ||
| 8 | 活動 (内容) | <居宅移行支援> |
| 時期 | 2023年8月〜 | |
| 9 | 活動 (内容) <アウトリーチ> | |
時期 2023年3月〜 | ||
| 9 | 活動 (内容) | <アウトリーチ> |
| 時期 | 2023年3月〜 |
事業実施体制
| メンバー構成と 各メンバーの役割 | Homedoor主体となって行う事業だが、仕事の提供では複数の会社からの業務委託で、当事者らへの仕事提供を実施。 | ||
|---|---|---|---|
| 他団体との連携体制 | 相談者からの相談内容に応じて、複数の団体と連携しながら実施します。 | ||
| 想定されるリスクと管理体制 | 施設管理責任者を配置し、リスク管理を徹底する。また以下の対策を講じる。 | ||
関連する主な実績
本事業について、コロナウイルス感染症に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む)
なし
本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。
なし
事業に関連する調査研究、連携の実績
Homedoorでは、「ホムドゼミ」と称した現状の公的制度の課題を明らかにし新たな政策提案を行うための調査事業を推進しています。もちろん、本プロジェクトにおいて得られた成果についても調査研究する予定です。
参考:貧困研究会・第15回研究大会(2022年10月)での報告「ホームレス当事者の生活歴と今後の展望―NPO法人Homedoorの調査事例から―」(http://hinkonken.org/conference2022/)
| 本事業について、コロナウイルス感染症に係る助成金や寄付等を受け助成金等を分配している(予定も含む) | なし |
|---|---|
| 本事業について、国又は地方公共団体から補助金又は貸付金(ふるさと納税を財源とする資金提供を含む)を受けていない。 | なし |
| 事業に関連する調査研究、連携の実績 | Homedoorでは、「ホムドゼミ」と称した現状の公的制度の課題を明らかにし新たな政策提案を行うための調査事業を推進しています。もちろん、本プロジェクトにおいて得られた成果についても調査研究する予定です。 |

