事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/04/10 | 終了日 2024/02/29 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 千葉県東葛地域 | |
| 事業対象者 | ・千葉県東葛地域に在住する小学校5年生〜高校3年生ぐらいまでの外国にルーツを持つ子ども・および若者 | |
| 事業対象者人数 | ・千葉県東葛地域に在住する小学校5年生〜高校3年生ぐらいまでの外国にルーツを持つ子ども・および若者 100名 | |
| 事業概要 | 外国にルーツを持つ子ども・若者は、日本語教育の環境や制度等の問題から、日本語力を伸ばしたり自己効力感/肯定感を醸成したりする機会が不足し、本来持っている力を発揮できず、地域社会から孤立していしまうケースが少なくない。実際、低い高校進学率(40%〜60%と推定)や高校卒業後の進路選択の課題も(進学率51.8%、非正規就職率39%等)明るみになっている。一方、子どもたちの保護者は、日本社会に対する知識や言葉の壁などから子どもたちの進路選択をサポートしたくても難しい状況である。このような状況に対し、東葛地域では、日本語教室はあっても特に10代以降の若い世代に向けたキャリア教育等を実施する場や将来のキャリア選択とつながる日本語学習の場がほとんどない。 | |
事業の総括およびその価値
東葛地区で外国にルーツを持つ子ども・若者のための日本語を学習しながら進路を探求するという新しいコンセプトの教室をたちあげた。
あらゆるルーツをもつ小中高生・大学生・若者のための進路探求教室 MIRAI GLOBAL 「ミラグロ」を実施した。その他、小中高生向けの「親子向け進路フェア」を4回行い、外国にルーツの親子が参加し、日本の教育システム、進路相談、奨学金、在留資格に関する情報提供・ワークショップ・個別相談を行った。外国にルーツを持つ社会人、地域の社会人、現役大学生・高校生を常駐して対応した結果、日本語学習や進路サポートだけではなく、外国ルーツと地域社会が交わる居場所としての必要生が判明しましたので、他世代・多国籍・多言語によるアクティビティ、フリートーク、カードゲームなど実施し、居場所の役割を果たした。
課題設定、事業設計に関する振返り
・課題設定の振返り
外国にルーツを持つ若い世代のための「将来のキャリア選択とつながる日本語学習の場がほとんどない」という課題設定について活動の中で再確認できた。特に、事業の対象者である外国にルーツを持つという子ども・若者は、自分の意思ではなく、親の都合によって来日し、地域社会で孤立の傾向にあり、進路に関する情報が得られない、経済的に困難を抱えるなどさまざまな課題を再認識する結果となった。
・事業設計の振返り
新規日本語教室1つを開設することができ、事業設計のとおり:①地域知る、②社会人との対話、③自己探求、④将来を考えるという4つのテーマのワークショップで実施したが、参加者が意見や相談をアウトプットする場面はワークショップ以外の通常の教室の中で多くあったことから、参加者が相談しやすい環境づくり・信頼関係づくりは最優先であった。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 1)日本語教室を開催し、日本語の能力を身に着けて、キャリア教育プログラムを理解できる状態。 | |
|---|---|---|
| 指標 | 参加者のプログラムの理解度 | |
| 目標値・目標状態 | 7割の参加者が日本語を理解し、キャリアプログラムによってアクションを実行する | |
| アウトカム:結果 | 7割の参加者が日本語を理解し、キャリアプログラムによってアクションを実行する | |
| アウトカム:考察 | 期間中の全プログラムの参加者82名中、アンケート回収は47名(57%)にとどまった。プログラムの参加直後に各生徒が理解度を自己判断するのことが難しい様子が見られ、結果としてアンケートの回収率の低さにつながったものと思われる。 回答した47名中34名(72%)の参加者は目標値を達成できた。 7割の参加者が日本語を理解し、キャリアプログラムによって、保護者や先生と進路について相談したり、進路に必要な情報を調べたり、試験・面接に必要な準備を行うなどのアクションを実行し、目標状態に達することができた。 | |
| 2 | 2)保護者と子供が多言語で相談でき、進路に必要な情報を入手できる場が作られている状態 | |
| 指標 | 保護者と子供が、多言語相談において進路選択に必要な情報を入手できるようになる | |
| 目標値・目標状態 | 7割の参加者が多言語相談を利用して、保護者が子ども・若者への進路選択のサポートに必要な情報を得られた | |
| アウトカム:結果 | 7割の参加者が多言語相談を利用して、保護者が子ども・若者への進路選択のサポートに必要な情報を得られた | |
| アウトカム:考察 | 期間中の全プログラムに参加した41名中、アンケート回収は22名(53%)にとどまった。回収率が低い理由として、プログラム参加直後に理解度の自己判断が難しかったことや、アンケートの多言語翻訳(日本語・英語)が不十分だったことが考えられる。 回答した22名中、16名(72%)の参加者は目標値を達成できた。7割の参加者から、進路フェア、相談会やワークショップに参加することで日本語の進路システム、学校の種類、奨学金・在留資格など進路サポートに必要な情報が得られたと話があった。情報を得ることで子どもの日本語レベルに合わせて日本語学習や科目の学習塾で学ばせるなど具体的な行動を取った参加者もいた。 | |
| 3 | 3)本プロジェクトの継続的な活動に向けて、基盤を整備されている状態 | |
| 指標 | プロジェクト内の各団体の役割分担を明確にし、進捗状況・情報共有ができている | |
| 目標値・目標状態 | 月2回以上のミーティング実施 | |
| アウトカム:結果 | 月2回以上のミーティング実施した | |
| アウトカム:考察 | ほぼ毎週の教室で顔合わせし、役割分担を明確にし、進捗状況・情報共有を行った。その他、 Slack、Zoomなどを利用して日常的にコミュニケーションをとった。外国にルーツをもつ高校生の進路サポートの経験が豊富なNPO法人glolabはキャリアプログラムの形成を行い、グローバルコミュニティまつどは地域でのつながりを活かして地域社会人とのワークショップ、探求教室を調整した。NPO法人AMIGO PROJECTは外国ルーツコミュニティとのつながりから、協力者となる外国ルーツの社会人との調整を行った。「キャリアx地域x外国ルーツ」というテーマで活動を今度も継続していく協力体制をつくることができた。 | |
| 4 | 4)地域の他団体・企業・行政との連携に向けて協力関係ができている状態 | |
| 指標 | 地域で多団体・企業・行政との協力関係ができている | |
| 目標値・目標状態 | 東葛地域内の6市での多団体・企業・行政と協力関係にあること | |
| アウトカム:結果 | 東葛地域内の6市中4市での多団体・企業・行政と協力関係にあること | |
| アウトカム:考察 | 東葛地域内の6市の中では我孫子市、流山市では行政、市民活動団体と協力関係ができ、松戸市と柏市 では市民活動団体との協力関係ができた。鎌ケ谷市、野田市に対して協力関係に関する打診したが現時点で実現できておりません。 | |
アウトプット
| 1 | 新規日本語教室を開設され、外国にルーツを持つ子ども、若者、保護者へキャリアプログラムを実施する。 | |
|---|---|---|
| 指標 | ①外国にルーツを持つ子ども・若者の参加者数 ②外国にルーツを持つ保護者数 ③日本語教室実施回数 ③キャリアプログラム実施回数 | |
| 目標値・目標状態 | ①20人 ②10人 ③30回 ④8回 | |
| アウトプット:結果 | ①29人 ②7人 ③34回 ④8回 | |
| アウトプット:考察 | ①参加者のうち東葛地区は25人。うち1回のみ参加は9人、2回以上参加は16人。 ②保護者のみを対象としてキャリアプログラムを企画しても参加者率は低いと想定して、親子向けキャリアプログラムとして3回実施、保護者7人が参加されたが、小中学生の保護者のみが参加し、高校生の保護者は参加しなかったことが目標の10人を達成できなかった要因と考えられる。 ③ 柏市・松戸市・我孫子市にて日曜日34回の実施。(うち地域発見プログラム5回含む) ④地域や外国にルーツをもつ社会人を招き、進路と就職のワークショップと見学のキャリアプログラムを実施。中高生が地域課題やキャリアについて、自分事として考える機会になった。 | |
| 2 | 東葛地域の既存の日本語教室と連携し、キャリアプログラムを実施する。 | |
| 指標 | ①外国にルーツを持つ子ども・若者の参加者数 ②外国にルーツを持つ保護者数 ③連携日本語教室数 ④キャリアプログラム実施回数 | |
| 目標値・目標状態 | ①80人 ②40人 ③3教室 ④8回 | |
| アウトプット:結果 | ①53人 ②34人 ③3教室 ④3回 | |
| アウトプット:考察 | うち東葛地区は①は39人/②は27人。 開催にあたり、配布資料の翻訳と、当日発表時の多言語通訳を実施した(英語、スペイン語、中国語、ウルドゥー語、中国語、ネパール語、タガログ語)。各参加者は母国語で情報が入手できるキャリアプログラムとして3回実施した。 小中学生にとっては自分と同じ外国にルーツをもつ高校生とのワークショップや、進路と学校生活の経験を聞く機会にもなった。 ③目標の3教室と連携ができたが、それぞれの教室とのスケジュール調整ができず、各1回のみの実施となった。そのため、④の目標実施回数8回に対して3回の実施に留まり、①・②の参加者数の目標達成ができなかった要因になったと考えられる。 | |
| 3 | 保護者が、進 路に関して気軽に相談できる場を作る。 | |
| 指標 | ①子どもの将来に関して相談する保護者の数 | |
| 目標値・目標状態 | ①20人 | |
| アウトプット:結果 | ①27人 | |
| アウトプット:考察 | うち東葛地区は12人。相談方法:対面9人、電話3人。 対面の9人は実施した親子向けキャリアプログラム参加後、継続しての相談であった。基本、相談は予約制だが、9人の内2人は予約なしで相談に応じた。電話での相談は柏市社会福祉協議会、ハローワーク松戸、鎌ケ谷市役所に置かれた当団体チラシを見ての電話相談3人。 東葛地区外は15人。相談方法:オンライン。いずれもSNSにて活動内容を知ってから相談につながった。 英語・スペイン語・タガログ語・ウルドゥー・ネパール語など多言語での相談通訳できるスタッフや現役外国ルーツ高校生を常駐することで保護者だけでなく、参加した子ども・若者も相談しやすい場になった。 | |
| 4 | 地域の企業人、社会活動に取り組む地域住民が本プログラムに参加し、生き方、考え方を参加者に伝える | |
| 指標 | ①プログラムに参加した地域の企業人、社会活動に取り組む社会人の数 | |
| 目標値・目標状態 | ①4人 | |
| アウトプット:結果 | ①5人 | |
| アウトプット:考察 | 8月 我孫子市の社会福祉法人つくばね会・はるかが運営する喫茶 ぷらっとを訪問。 9月 唐澤農園矢切アーバンファームを訪問し、オーナーの生き方・考え方を話して頂いた。 12月 野うさぎの森 (松戸里やま応援団 樹人の会)では、森を守る活動を見学し、環境保全について学んだ。 1月 一般社団法人路上博物館 とのワークショップでは「博物館はもっと面白い」というビジョンを掲げる社会人の皆さんの熱意から学んだ。 2月 ボホルケス・サルダニャ・ダンス教室では柏市で暮らし・働く外国ルーツ女性から母国の伝統舞踊を教えながらアイデンティティに自信を持つ姿を見て、生き方や考え方について学んだ。 | |
| 5 | 外国にルーツを持つ社会人が本プログラムに参加し、生き方、考え方を参加者に伝える | |
| 指標 | ①プログラムに参加した外国にルーツを持つ社会人 | |
| 目標値・目標状態 | ①4人 | |
| アウトプット:結果 | ①5人 | |
| アウトプット:考察 | 1:大学卒業後に来日し、日本語を学びながら、アニメ企業のマーケティング会社などに勤めたあと念願のゲーム会社に勤めている方。 2:中2で来日、大学進学できず、高校卒業後は工場で就職、ホテルウェイターを得て、旅行会社で働く方。 3:中1で来日、高校卒業後は、大学の文学部を卒業し、衛星放送局の営業経験後に、外資系企業で水産事業マネージャーの経験を機に独立した方。 4:中2で来日し、松戸市の中学と高校卒業後は東京外国語大学にて学び、記者として新聞系のテレビ局にて勤務中の方。 5:中1で来日し、都内の高校に入学し、大変な努力の末に大学に入学したが、家族を支えるために外資系企業で勤務している方。 | |
| 6 | プログラム参加者が自身が住む地域の課題に対して解決策を地域に提案する | |
| 指標 | ①参加者が知った地域の課題数 ②参加者が提案した解決策数 | |
| 目標値・目標状態 | ①15 ②4 | |
| アウトプット:結果 | ①15 ②4 | |
| アウトプット:考察 | ① 1手賀沼水害危険地域、2手賀沼の環境汚染、3手賀沼の鳥の減少、4障がい者の活動先の少なさ、5観光地として知名度の低さ、6松戸市の農業地帯の減少、7自然風景の変化、8経済優先による都市農業の衰退、9担い手不足、10土地相続困難による森林減少、11荒れた里やまによる事故・ケガの危険性、12里やま保全活動家の高齢化、13竹による生態系破壊、14里やまの認知度の低さ、15博物館や美術館を訪れる若者の減少、 ②1~5について、SNSを使って地域PR活動を行う 6〜9はビデオメッセージ作成 10〜15はWEB PAGE に多言語レポート掲載、 流山市進路フェアにて発表。 | |
| 7 | 地域での連携できる他団体・企業・行政と協力関係をつくる | |
| 指標 | ①他団体・企業・行政に提案した数 | |
| 目標値・目標状態 | ①10団体 | |
| アウトプット:結果 | ①14団体 | |
| アウトプット:考察 | イベント共催:我孫子国際交流協会、流山市国際交流協会 イベント後援:我孫子市・我孫子市教育委員会・流山市・流山市教育委員会 柏市外国人コミュニティー伝統舞踊団体ソル・イ・ルナ 【提案先」 ・流山市政策課 ・流山市民活動推進センター ・認定NPO法人外国人の子どものための勉強会 ・千葉大学 グローバル関係融合研究センター 千葉大学移民難民スタディーズ研究会&ちば地域多文化共生円卓会議 ・千葉県総合企画部国際課→「国際交流・協力等ネットワーク会議」で紹介頂く。 ・千葉県国際交流センター→「千葉県外国人相談」窓口内で,進路に関する相談が届いた場合は紹介してもらいサポートする。 | |
活動
| 1 | ①既存の日本語教室の生徒向けに地域発見ワークショップを実施する。(ガイドともに地域を歩き、地域課題を知る) | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 8月:我孫子地域発見にて手賀沼公園の自然、我孫子 白樺派の文人の散歩道、あびこ農産物直売所 あびこん、など 9月:唐澤農園(松戸市矢切)の農業体験 12月 野うさぎの森(松戸里やま応援団 樹人の会) 、松戸の里やま保全活動 1月 一般社団法人路上博物館 2月 ボホルケス・サルダニャ・ダンス教室 | |
| 2 | ②①の教室の生徒が地域の課題に対して解決策を考え、地域の団体や行政等に提案する。3教室 | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | ワークショップ・ディスカッションを行いながら課題に対して解決策を考えた。その解決策を提案する地域の団体・行政等に打診する計画があったが、参加者の日本語力や発表力が壁となり、参加した高校生を中心に協議した結果、【SNS、動画、WEBレポート】に提案を掲載し、千葉県議員、流山市国際交流協会、房総多文化ネットワーク、ネパール人ネットワークなどあらゆる関係者が参加する進路フェア IN 流山市にて発表した。 | |
| 3 | ③新規の日本語教室を開設し教室をスタートする。(基本週1回) | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 6月は松戸市内で開始し、7月から柏市パレット柏に変更し、毎月第1~第4週の日曜日の月4回実施。日本語教室と在留資格、奨学金制度に関する情報入手ができて、地域や外国にルーツをもつ社会人とキャリアを学ぶ探求教室とワークショップを実施。また、参加者の高校生生徒が中心となって、外国ルーツ社会人とのワークショップを企画実施したり、体験学習の報告書をまとめたりするなど、自分たちの居場所づくりの第一歩を始めた。 | |
| 4 | ④新規の日本語教室で地域発見ワークショップを実施する | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 事前ワークショップによって施設名や地域名を知ることで、周辺の環境の位置関係を把握でき、訪問する場所を参加者で探して、選んだ。初めての門松づくりと里やまボランティアとのワークショップを実施。路上博物館見学後にレポート作成のためのワークショップを行った。ワークショップでは、里やまを守る方法や都市近郊で農業を行う意味など生徒から積極的な質問があがった。学びの内容は生徒が執筆した報告書に掲載をした。 | |
| 5 | ⑤外国にルーツを持つ社会人との対話ワークショップを実施する。(連携教室3回、自前教室1回) | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 連携教室と共 催した進路フェアで3回、自前教室で5回を実施した。異なる進路を持つ外国ルーツ社会人5名とのワークショップを行い、生徒からは、進路選択で大変なこと、大切なこと、選択経緯など本質的な質問が多くでた。また、高校生が当日の進行や、質問内容パワーポイント作成などの準備を行なった。実際のワークショップでは高校生が司会進行をし、参加者へ質問を促すなど、学校生活では見えてこない力を発揮する場となった。 | |
| 6 | ④地域の企業や地域で活動している社会人との対話ワークショップを実施する。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 体験学習では、学校では経験したことがない体験、会ったことがない大人に出会う貴重な体験となった。日本に住んでいても知らなかった門松づくり、初めてみる3Dプリンター体験などでは「おもしろい」「楽しい」などの声があがった。生徒からの声は単純な内容だったが、高校生の報告書からは「同じ世界に生きる違う種をもっと知るために誰もがおとずれることができる博物館が必要だ」「自分のクラス地域の自然を守るために何が必要だろうか」など問題提起などもあがっており体験を学びにしている様子が見てとれた。 | |
| 7 | ⑤自己のこれまでとこれからを振り返るワークショップを実施する | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | これまで【自分のことノート】を使って、日本語での作文を学びながら自分のことについて考えて、書き出しを行う【振り返り】学習を行った。1月・2月の個別ワークショップでは参加者が振り返りをしながら、高校受験や専門学校、就職のための面接インタビュー練習を合わせて行った。その結果参加者4名全員が高校に合格、専門学校に1名合格した。 | |
| 8 | ⑥自分の将来のプランを考え、関係者の前で発表する | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 進路フェア IN 我孫子と進路フェア IN 流山市で実施したキャリアプログラム【自分のみらいをデザインする】にて、参加者・高校生スタッフにインタビュー形式で自分の将来について発表した。小中学生は好きなこと、高校生はキャリアについて具体的に発言をした。 背景・来日理由・在留資格・経済状況など、プライバシーに配慮しながら共有できる範囲で発表できるように子ども・若者と相談しながらアレンジした。 | |
| 9 | ⑦外国ルーツの保護者と子どもが参加できるスポーツ/文化イベントの実施 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 8月:松戸市千葉県西部防災センターにて防災について学ぶ・体験した。 9月:一般社団法人日本ストリートサッカー協会とスポーツで楽しんだ。 12月:野うさぎの森(松戸里やま応援団 樹人の会)でバドミントン体験した。 2月:柏市外国人コミュニティー伝統舞踊団体ソル・イ・ルナと進路相談・文化交流イベントを実施した。 2月:進路フェア IN 流山市ではヘルスバレーボール、ラダーゲッタの軽スポーツを体験した。 | |
| 10 | ⑧外国ルーツの保護者向け多言語相談会(情報提供も含む) | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 進路フェア IN 我孫子、進路フェア IN 流山市と柏市外国人コミュニティー伝統舞踊団体ソル・イ・ルナの3つのイベントにて多言語での情報提供を行った。お金や高校受験への抱負、さらに大学や専門学校の奨学金など積極的な質問があがり、保護者が進路情報取得に困難を抱え、情報を探していることがわかった。また、一歩先に行く高校生がスタッフから進路をどうやって決めたかなどヒントになる情報を参加者が得られた。 | |
| 11 | ⑨地域の他団体・企業・行政との連携に向けての協力関係をつくる | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 我孫子市や流山市と,進路フェア実施相談を通して繋がることができた。将来的な連携の可能性に向け、東葛地区の国際交流協会、教育委員会、市民活動支援 センター、社会福祉協議会、観光協会等20か所に関連資料を送付。柏市民活動サポートコーナー、まつど市民活動サポートセンターなどで活動の告知・拡散にご協力頂いた。 千葉県総合企画部国際課、千葉県国際交流センター、柏市外国人コミュニティー伝統舞踊団体ソル・イ・ルナ | |
| 12 | ⑩本プロジェクトの継続のためにコンソーシアム内3団体の体制整備化をする | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | コンソーシアム内で密に連携しており、役割分担を明確にして事業推進に取り組む体制の整備に着手できた。 一方で、外国人支援業界は常に人材不足に悩まされており、3団体においても人財が潤沢とはいえず苦戦する場面がこの一年で生じていた。今後、3団体それぞれにおいても特にこの事業にコミットできる若い世代または外国にルーツを持つ支援者人材を育成する必要があり、それぞれの代表に負担がかからないようにしていきたい。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
・想定外のアウトカム
居場所の役割を果たすなかで、ワークショップやアクティビティの実施にあたり、高校生は企画・運営のスタッフとして参加した。その結果、高校生たちはパワーポイント作成、動画作成、レポート作成、司会者などのあらゆるスキルを発揮でき、継続的に参加するようになった。そして、高校生が参加することで中学生の相談相手の役割を果たし、良い影響を与えた。また、外国にルーツを持つ大学生・社会人も居場所も求めて参加するケースもあり、小中高大の4世代が参加する賑やかな実施日もあった。
・波及効果
実施したプログラムの参加人数のうち、東葛地域に限ると目標値に届かなかった項目もあったが、同時に他地域から足を延ばして参加する外国ルーツを持つ若者・保護者も確認できたことから、同様の課題は東葛地域のみならず他地域でも起こっている課題であり、事業プログラム自体のニーズを確認できた。今後は東葛地域での更なる周知活動を深めるほか、他地域にもアウトリーチしていく必要性を感じている。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | ・環境の変化と対象者の変化 |
|---|
外部との連携実績
| 1 | 活動 | 我孫子市・我孫子市教育委員会、NPO法人我孫子国際交流協会 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 進路フェア IN 我孫子 | |
| 結果・成果・影響等 | 共催:NPO法人我孫子国際交流協会、後援:我孫子市・我孫子市教育委員会の連携でイベント実施、市内小中学校でチラシ1400枚の配布を行った。 | |
| 2 | 活動 | 流山市・流山市教育委員会、NPO法人流山市国際交流協会 |
| 実施内容 | 進路フェア IN 流山市 | |
| 結果・成果・影響等 | 共催:NPO法人流山市国際交流協会、後援:流山市・流山市教育委員会 の連携でイベント実施、市内小中学校でチラシ15,000枚の配布を行った。 | |
| 3 | 活動 | 柏市外国人コミュニティー伝統舞踊団体ソル・イ・ルナ |
| 実施内容 | 進路フェア IN 柏市 | |
| 結果・成果・影響等 | 柏市のコミュニティー内のキーパーソンの役割のある団体との共催でイベント実施により、市内の多数の外国ルーツ親子の参加につながった | |
| 4 | 活動 | 松戸市 認定NPO法人外国人の子どものための勉強会 |
| 実施内容 | 外国にルーツを持つ中高生のための進路探求教室 ミラグロ MIRAI GLOBAL | |
| 結果・成果・影響等 | 松戸市の小中学生の日本語と学習サポートを行う団体との連携によって、進路サポートが必要な中高生の参加者とつながることができた。 | |
| 5 | 活動 | 株式会社アスク と 有限会社中山商店 |
| 実施内容 | グローバルキャリアを持つ専門家の派遣し、団体スタッフ向けワークショップを実施 | |
| 結果・成果・影響等 | キャリアプログラムに役立つ内容でグローバルな企業での働き方や事業継続、ファンドレイジングに役立つ海外商品・アパレル・雑貨などの販売・ECコマースの研修と継続的な支援につながった |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | NHKラジオ番組地球ラジオインタビューでは日本とペルーの交流関係と当活動や外国にルーツをもつ高校生の現状についても紹介できた。 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | 教室チラシ600枚 https://rb.gy/o0t2ut | |
| 報告書等 | なし | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | いいえ | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 外部監査および内部監査 | |
| 内容 | 実施した | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あれば よいと思う支援や改善を求めたい事項など | 本助成を通じて、当コンソーシアムを結成した。これまでに単独で活動していたが、連携による関係者が増えたことで、それぞれの団体の枠割分担が明確となり継続的に活動ができるように組織強化に取り組めた。ただし、それでもそれぞれの団体内の人財不足の課題が残っており、人財育成の必要性が浮彫になっている。 |
|---|
シンボルマークの活用状況
購入した備品にシール貼り付け:タブレット、パソコン、プ リンター、文房具 |

