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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/04/03終了日 2024/02/29
対象地域東葛飾地域(柏市、松戸市、我孫子市等)
事業対象者

主に発達障がいあるいは知的障がいの児童・生徒および社会人となった障がい者(就労継続支援、同移行支援等の施設に通う障がい者)

事業対象者人数

障がい児については、文科省では発達障がいの割合が8.8%と述べており、東葛飾管内の小中学校児童数約11万人に8.8%を乗じると約1万にが対象となる。社会人となった障がい者の場合は、東葛飾地域(柏市、松戸市、我孫子市、流山市、野田市、鎌ヶ谷市)の就労継続・移行支援等の施設数は161か所であり、仮に20人の在籍とすると対象者人数は3,220人となる。※一部船橋市を含む。

事業概要

1 社会人となった障がい者を対象とした健康支援教室の開催(定期的教室)※最重点施策
  チャレンジスポーツ教室の開催(柏市2教室、松戸市3教室、船橋教室 計6教室)※下記市民ボランティア活用予定
  6教室×月4回×6か月間=延べ144回の開催(参加者各教室10人×144回=延べ1,440人)、終了後、自立継続支援可能な環境整備のために、
  受益者負担として現月会費4,950円の半額で対応(2023年9~2024年2月までの6か月間)
2 同上障がい者を対象とした、スポーツ等による健康支援および就労支援イベントの開催(月1回程度 計6回 基本的に同時開催を予定、特別支援学校イベント2回)
  1)スポーツ等による健康支援イベントについて(6回)・・スポーツや運動を取り入れ身体活動を促進し、コロナによる運動不足を解消する
  2)就労支援セミナー等の開催(6回)・・PCスキル(エクセル、ワード等)、コミュニケーションスキル(挨拶、名刺交換等)、就労支援相談等の開催
  3)特別支援学校を中心としたスポーツイベント開催による本事業の紹介(1回)※日本代表レベルの選手を講師とした講習会、大会等を予定。健常者も参加可。
3 就労支援施設等への巡回による出張型健康支援の開催(3回)
  就労継続支援A型、B型等への出張型指導(施設近隣施設借用あるいは、直接施設を訪問のいずれか)PC等も活用しながら以前に作成した動画紹介もおこなう。
4 新たな障がい児・者のためのデジタルスポーツ活用による、健康支援モデルの試行(放課後等デイで10回、出張型3回)
  将来的には引きこもり等への一つの対策とも活用したい。
5 上記健康支援教室等のための市民ボランティアの養成研修会の開催(3回)
  柏市1回、松戸市1回、我孫子市1回 計3回を予定
6 本プロジェクト推進のための事務局設置と委員会の開催

事業の総括およびその価値

今回の事業では、社会人となった障がい者を対象を中心にスポーツや健康支援等をおこなってきたが、その目標である 1)社会人となった障がい者を対象とした健康支援教室の開催 2)スポーツ等による健康支援および就労支援イベントの開催 3)就労支援施設等への巡回による出張型健康支援の開催 4)新たな障がい児・者のためのデジタルスポーツ活用による、健康支援モデルの試行 5)上記健康支援教室等のための市民ボランティアの養成研修会の開催等の目標について、多くの関係者の皆様のご協力とネットワーク構築のもとクリアすることができた。特に特別支援学校でのイベント、就労支援施設でのイベントなど多くの参加につながることができた。また新しくデジタルスポーツの障がい者への試行についても、その可能性の広がりについて理解することができ、今後実践的な活用方法について検討したいと考える。

課題設定、事業設計に関する振返り

今回の事業においては、多くの成果を得ることができた。一番大きな収穫としては、社会人の障がい者の方々のスポーツや運動を含めた健康支援の大きなニーズとその必要性を認識することができた。また連携した各自治体とは、今後も継続し障がい者への健康支援体制の整備を図っていきたい。一方でチャレンジスマイルプログラムのイベントの実施を通して、障がい者の移動の難しさを含めた課題等も把握できた。今後は物理的にアクセスしやすい環境整備を図ることで、さらに参加しやすい状況をつくっていきたい。
今回の事業は申請書類提出時には想定できない状況が実行段階で生じることが多く、要望へ応えたくともそれが難しくなってしまう状況がおこった。特に就労支援等の作業所からの出張型健康支援の要望については、ニーズが少ないと予想していたが、事業が進むにつれ本事業の意味や意義・実績等への理解も進み、多くの作業所からの要望があがるようになった。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1障がい者へ定期的な健康支援および居場所の提供(チャレンジスポーツ教室)
指標開催回数
目標値・目標状態延べ144回 (6教室×月4回×6か月)
アウトカム:結果延161回の開催となった。(達成率111%)
アウトカム:考察この教室は、働く障がい者のための教室として、単にスポーツを楽しむだけでなく、居場所づくりとしも機能することができることを認識でき、この教室の新たな可能性の広がりと必要性を感じた。また、今回の事業で養成した多くのボランティア協力のもと開催することができ、今後の継続的教室開催のめどがたった。特に障がい者(知的障がい者や発達障がい者等)にとって、毎週何曜日の何時に開催するという定期的教室開催の重要性は高く(不定期な開催だと精神的に不安定となる場合があるため)、この事業後においても、教室を継続して開催していく見通しがついた(参加人数やボランティア協力体制が確立できたこと)ことは大きな成果と考える。
2スポーツ等による健康支援イベントへの開催
指標開催回数および満足度
目標値・目標状態6回 満足度70%以上
アウトカム:結果7回(116%) ※満足度は本来参加者へのアンケートを通じて評価したかったが、障がい者へのアンケートは難しく、担当者の声として追記した。
アウトカム:考察このイベントについては、就労支援を専門とするNPOや企業との連携のもと、「スポーツ&就労支援セミナー」(チャレンジスマイルプログラム)として新たな連携イベントタイプの内容である。チラシ等も作成し、各作業所への配布もおこない案内をしたが、当初参加者数の伸びがみられなかったが、千葉県が運営する障害者就業・生活支援センタービック・ハート松戸と連携し、対象とする障がい者へ的確に案内でき、参加者の大幅増の成果につながった。担当者の声として「スタッフの皆様が明るく楽しい雰囲気作りをしてくれ、参加者皆さんの心を掴み、ボッチャに風船バレー等、どれも大盛り上がりでした」とのコメントをいただくことができました。
3就労支援セミナーの開催(PCスキル、ビジネスマナー等)
指標開催回数および満足度
目標値・目標状態6回 満足度70%以上
アウトカム:結果7回(116%) ※満足度は本来参加者へのアンケートを通じて評価したかったが、障がい者へのアンケートは難しく、担当者の声として追記した。
アウトカム:考察上記イベントについては、「スポーツ&就労支援セミナー」(チャレンジスマイルプログラム)として実施し、その中で特にスポーツを前半に持ってくることで、参加者全員で体を動かすことで、心までがほぐれることと後半の就労支援セミナーに入りやすい環境を作れることがわかってきた。この特徴を今後はうまく活用し、まずはスポーツで心と体をリラックスさせ、後半の講義に入るような構成でいき、スムーズな運営に向かいたい。今回のイベントの担当者からは参加者からの声として「楽しかった!」「また皆で身体を動かしたい!」「もっと色んな運動がしたかった!」と笑顔で話す方が沢山いたことを伺った。
4特別支援学校でのイベント開催
指標開催回数
目標値・目標状態1回
アウトカム:結果1回(100%)
アウトカム:考察特別支援学校は卒業後の就労のための準備期間でもあり、本事業のように社会人となった障がい者を対象とする場合には、事業の今後を見据えて特別支援学校との連携も欠かせないものと考える。特別支援学校では様々なスポーツ活動をおこなっていることが多く、今回はスマイルクラブでの強みを活かせるバレーボールを取り上げた。またスマイルクラブのバレーボール教室に障がい者(流山高等学園)が通っていることやIDバレーボール大会開催等、流山高等学園との連携が可能となった。また知的障がい者のスポーツ団体「スペシャルオリンピックス」の担当者からもこのようなイベントがなく、参加できてうれしいとの意見もいただくことができた。
5就労支援施設等への巡回による出張型健康支援の開催
指標開催回数
目標値・目標状態2回
アウトカム:結果9回(450%)
アウトカム:考察就労支援施設からのスポーツ・健康支援の要望の高さについては、当初あまり期待していなかったが、この事業が進み、同時に案内をしていく中で徐々にこの出張型健康支援についての情報がひろがり、目標の2回を大きく上回る9回の結果となったことは、非常に嬉しい誤算であった。この理由として、障がい者の移動の難しさが背景にあるものと考える。障がい者が中~長距離移動する際にはスタッフ手配、車等いろいろな制限要因があり、結果として遠方のスポーツイベント・健康支援教室等には参加しにくいというニーズをつかむことができた。。今回は、その制限要因を取り除くとで、参加しやすい環境が整備でき多くの要望とその実施につながった。
6デジタルスポーツ活用による、健康支援モデルの試行 (放課後等デイサービスにて10回、出張型3回)
指標実施回数
目標値・目標状態放課後デイ10回 作業所出張3回
アウトカム:結果放課後デイ11回(110%) 作業所6回(200%)
アウトカム:考察デジタルスポーツの障がい者への支援は非常に高い可能性を感じた。ゲーム機器の普及により、障がい者であってもある程度の割合数で、ゲームを経験していることが背景にあるものと考える。今回のねらいはデジタルゲームが実際の運動を誘発するためのきっかけとなることを想定しており、本来の運動には興味ない場合でも、ゲームをきっかけに少し体を動かしてみたいと思ってもらえるような環境整備が可能ではないかと考えた。今後、eSports等の深化により、このようなデジタルスポーツの環境が広がることが予測され、引き続きこのテーマについては障がい者の利活用の視点からも取り組んでいきたいと考える。
7市民ボランティアの養成研修会の開催
指標実施回数
目標値・目標状態3回
アウトカム:結果3回(達成率100%)
アウトカム:考察市民ボランティア養成研修会については、回数としては達成できているものの参加人数については課題が残った。その解決には、各自治体への案内、特に社会福祉協議会、障害福祉課、体育課、スポーツ推進課等の窓口との連携が必須であり、依然としてその窓口との連携強度の濃淡がはっきり分かれている。したがって、今後各自治体の上記窓口へのアプローチ(今回の報告書等を持って訪問)は継続的に推進していくことで、次回のボランティア養成へのスムーズな推進へつながっていくものと考える。一方、今回育成につながったボランティアの方々の活躍は素晴らしいものがあり、活動について朝日新聞に掲載されたボランティアも居り、団体としてもボランティアスタッフの今後の活躍に期待している。
8本プロジェクト推進のための事務局の設置と委員会の開催
指標設置と委員会の回数
目標値・目標状態3回
アウトカム:結果3回(達成率100%)
アウトカム:考察今回の事業を推進してくためには、各専門家から事業へのアドバイスをいただきながらの委員会と全体進捗管理、会計等の予算管理をおこなう全体事務局の2点は重要な機能と痛感した。専門家としては、今回主に発達障がい、知的障がい等の治療をおこなう医師、健康や運動に関しての医学的専門性を有するスポーツドクター、スマイルクラブの障がい児教室に長年携わってくれている保健師、さらにはスポーツ指導(スポーツコーチング)を専門とした大学関係者など様々な専門家に協力いただけたことはありがたい。さらに会計等を専門とする事務局スタッフなどとのネットワークが構築できたことも、次へのステップへの大きな収穫である。

アウトプット

1障がい者へ定期的な健康支援および居場所の提供(チャレンジスポーツ教室)
指標参加人数
目標値・目標状態延べ1,440人 (6教室×10人×月4回×6か月)
アウトプット:結果1,443人(100.2%)
アウトプット:考察「働く障がい者が仕事が終わってから、自分たちが安心してスポーツを楽しめる環境を作って欲しい」との声をもとにスタートしたこの事業が、1年間で結果的に広く障がい者の居場所づくりや健康づくりのために機能するようになってきた。取り組む中でこの事業の社会的意義や意味を痛感した。また、今回の事業で養成した多くのボランティアの活躍と協力もあり、市民参画の観点においてもこの教室が貢献できるものと考えている。今後も継続的にこの教室を開催し、働く障がい者のための生涯を通じての環境整備とボランティア等を含めた市民創造性開拓にもつとめていき、スポーツから共生社会実現に向けてのモデル構築につなげたい。
2障がい者へのイベント的な健康支援等(スポーツ等による健康支援イベントへの開催)
指標参加人数
目標値・目標状態60人(1回10人×6回)
アウトプット:結果69人(115%)、6回
アウトプット:考察今回の初期目標設定段階では、スポーツ等により健康支援イベントの開催と就労支援セミナーの開催を別々にしていたが、日程、会場、講師等の調整上、【スポーツ+就労支援セミナー『チャレンジスマイルプログラム』】として、スポーツ等による健康支援イベントとPCスキル等の就労支援イベントをセットで開催することとなり、今回の事業で初めてその取り組みをおこなった。イベント内の実施順としてまずはスポーツ体験からはじめることで、参加者の緊張感と体をほぐしてから、スムーズに就労支援の内容へ移行することを実感した。今後もこのような(スポーツの強みを活かした)方法で会を重ねていくことが効果的であると考える。
3就労支援に関わる情報提供(就労支援セミナーの開催、PCスキル、ビジネスマナー等)
指標参加人数
目標値・目標状態60人(1回10人×6回)
アウトプット:結果69人(115%)、6回
アウトプット:考察この就労支援セミナーについては、テーマとしてはPCスキルやビジネスマナーなどコロナ後のスキルとして必要なテーマとして想定できるものとしたが、実際に実施してみると障がいの程度や今までの仕事等の経験により、個人差が見られた。このような場合さらに障がい別あるいは障がい度や経験等より内容を検討していくことが必要だと感じた。本来直接参加者へのアンケート等を通じて状況の把握が必要であることは十分承知しているものの、アンケートの文字が読めなかったり、内容が理解できない場合も多く、当事者からの直接の意見授受に工夫を要する点が障がい者支援分野の課題であると感じている。
4本事業の周知および就労支援予備軍へのアプローチ(特別支援学校でのイベント開催)
指標参加人数
目標値・目標状態100人(50人×2回)
アウトプット:結果159人(159%) 回数は1回
アウトプット:考察今回の事業では、特に東葛飾地域という地域性と卒業後、一般企業等へ就職し働くための実習コースを有し、本事業との関連性(就労支援予備軍として)も高い千葉県立特別支援学校流山高等学園を中心にアプローチした。該当する学校の会場の提供等様々な点から協力もいただくことができ目標を大きくクリアすることができた。また、講師の元オリンピック選手大山加奈さんも、このイベントに積極的に協力してくれたことから、障がい者へ伝わりやすい雰囲気や指導内容となり、本事業最初のイベントとして効果的に進めることができた。またスペシャルオリンピックスという組織ともこの事業がきっかけで連携でき、このイベントの重要性も認識できた。
5作業所等への支援モデルの構築(就労支援施設等への巡回による出張型健康支援の開催)
指標参加人数
目標値・目標状態20人(1回10人×2回)
アウトプット:結果129人(645%) 目標値2回に対し、7回の開催
アウトプット:考察作業所への出張指導は多くの要望があることがわかった。事業を進めていく中で徐々に、いろいろな作業所から「ここでもやって欲しい」「仕事があまり動かない作業なので、どうしても運動不足になりがちで、運動の必要性は感じていたが、なかなかそれをおこなうための指導者や器具備品等の準備ができなかった」との声をいただくことができ、この結果に結びついたものと考える。今後も出前授業は積極的に推進していく必要性を感じた。
6新たな支援モデルの構築(デジタルスポーツ活用による、健康支援モデルの試行)
指標参加人数
目標値・目標状態放課後デイ30人(1回3人×10回)、出張型30人(1回10人×3回)計60人
アウトプット:結果計126人(210%) 内訳 放課後デイ21人、11回、出張型105人、6回
アウトプット:考察障がい者へのデジタルスポーツの可能性については、大きな可能性を感じた。特に今回は、単に椅子に座って操作するのではなく、できる限り運動誘発型(身体活動をともなう)のデジタルスポーツ(任天堂スイッチのボウリングやバドミントンなど)を取り入れることで、スポーツや運動をするきっかけづくりとして有効であることが担当者の声からも伺えた。特に集団でおこなうボウリングなどでは、チームに分かれての競技的な雰囲気の醸成等でコミュニケーションづくりとしても可能性を感じるものであり、今後やり方をさらに検討することでチームスポーツとしての有効性等様々な可能性が期待できるものと考える。
7市民ボランティアの養成研修会の開催(市民性の創造と共生社会実現)
指標参加人数
目標値・目標状態30人(1回10人×3回)
アウトプット:結果計21人(70%)、3回
アウトプット:考察目標自体はクリアできなかったが、研修修了後も継続して各種事業に積極的に協力してくれたボランティアを養成できた。今後、チャレンジスポーツ教室を継続開催するにあたり、その基盤が構築できたことは非常に大きな成果であったと考える。また、今回のボランティアの方が朝日新聞内に活動の楽しさや生きがいについて掲載され、ボランティア自身からの事業評価も得られたことは、団体としても良いフィードバックを頂けた表れとなったと感じている。おそらくこの喜びと生きがいの延長線上に「市民創造性」が構築され、よりよい社会づくりへの基盤構築にも少しは貢献できたものと自負している。
8本事業のスムーズな推進とネットワークの構築(本プロジェクト推進のための事務局の設置と委員会の開催)
指標参加人数
目標値・目標状態15人(1回5人×3回)
アウトプット:結果計15人(100%)、3回
アウトプット:考察今回は本事業推進のための委員会を設立し、医療やスポーツの専門家の協力を得ながら進めていくことができ、目標をほぼ達成することができた。また、本事業推進のための事務局も設置し、会計、全体進捗管理、定期的伴走支援への参加などにより、スムーズに事業を進めることができた。特に伴走支援では、プログラムオフィサー(PO)はじめ、いろいろなアドバイザーの協力により、自治体担当者あるいは作業所、組織等を紹介いただき、様々なネットワークの構築や目標達成向けての環境整備が可能となり、ほぼ目標をクリアすることができた。

活動

1障がい者へ定期的な健康支援および居場所の提供(チャレンジスポーツ教室)の準備とその開催(開催は2023年9月~翌年2月までの6か月間)
活動結果計画通り
概要目標延べ1,440人に対し、1,443人(達成率100.2%)となり、目標をクリアすることができた。このチャレンジスポーツ教室については計画通りに進むことができた。このことで働く障がい者のための居場所づくりにも貢献可能な環境整備に結びついた。今後も継続して教室開催をおこなうことで、一生涯を通じての居場所づくりにも貢献できるモデル構築に取り組んでいきたい。
2障がい者へのイベント的な健康支援等(スポーツ等による健康支援イベントへの開催)
活動結果計画通り
概要目標60人に対し、69人(達成率115%)となり、目標をクリアすることができた。今回の事業では、スポーツや運動の健康支援イベントへのニーズは高いことがわかってきたものの、集客や会場設定等のやり方については課題が見られ、障がい者就労支援センター等との連携によるやり方が、集客等で効果的なことがわかってきたことで、今後様々な組織と連携しながら実施していく方向性ですすめていきたいと考える。
3就労支援に関わる情報提供(就労支援セミナーの開催、PCスキル、ビジネスマナー等)
活動結果計画通り
概要今回上記健康支援イベントと同時のイベントとなり、上記同様の目標60人に対し、69人(達成率115%)で目標はクリアできた。コロナを経てリモート会議等があたり前になってきた現在、IT関連技術としてのPCスキル等の重要性は認識できた。しかしながら、それを実施するための会場や案内等の課題があり、よりアクセスしやすい環境や障がいの状況に合わせた内容など、いろいろなことを検討していく必要があるものと考える。
4本事業の周知および就労支援予備軍へのアプローチ(特別支援学校でのイベント開催)
活動結果計画通り
概要目標100人に対し、159人(達成率159%)と目標を大きくクリアすることができた。今回特に千葉県内の特別支援学校との連携ができたことが大きな成功要因と考える。特に、千葉県立香取特別支援学校や同流山高等学園等と連携し、今回のイベント開催が可能となった。さらには千葉県内の知的障がい者のスポーツ団体、スペシャルオリンピックス等とも連携できたことは今後に向けて大きな収穫となった。
5作業所等への支援もでるの構築(就労支援施設等への巡回による出張型健康支援の開催)
活動結果計画通り
概要目標20人に対し、129人(達成率645%)と大きく目標を上回ることができた。いい意味で私たちの予想を大きく超えた要望となった。この活動については、今後大きな期待がかかってくるものとも考えられ、スマイルクラブとしても作業所への出張指導の体制づくりについての環境整備をはかっていき、このような大きな要望に応えていきたいと考える。
6新たな支援モデルの構築(デジタルスポーツ活用による、健康支援モデルの試行)
活動結果計画通り
概要目標60人に対し、126人(達成率210%)と、このデジタルスポーツへの将来の可能性を十分に認識することができた。すでに様々なゲームが普及していることと、E-Sportsなどの登場も背景にあり、これらのゲームで楽しんでいる障がい者も多いものと推察される。今後上手にこのようなゲームをスポーツへ活用できれば、今後新たなスポーツが生まれる可能性が高く、当団体としても注目している。
7市民性の創造(市民ボランティアの養成研修会の開催)
活動結果ほぼ計画通り
概要目標30人に対し、21人(達成率70%)と目標は達成できなかった。しかし、今回参加いただいたボランティアの方々は研修後のチャレンジスポーツ教室等への積極的協力と、この事業が終了しても継続して協力いただけることとなり、大きな成果へとつながった。またボランティアの中で、朝日新聞の声にも掲載された方がおり、定年退職後の生きがいづくりにも貢献できることがわかってきた。
8本事業のスムーズな推進とネットワークの構築(本プロジェクト推進のための事務局の設置と委員会の開催)
活動結果計画通り
概要目標15人に対し、15人(達成率100%)となった。今回委員会構成としては、特に医学的専門性を持つ医師と保健師等の協力を得ることができた。また本事業においてメディカル的アドバイスもいただくことができ、関わるスタッフへの啓発にもつながった。今後もこのような専門家と連携しながら、活動を推進していきたい。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

今回の事業で一番の想定外(うれしい誤算)は、なんといっても作業所等の就労支援施設からのスポーツや運動への多くの要望であった(目標20人に対し129人(645%)の実績以上の要望があったもののスケジュールと予算的に難しい状況であったため、次回への繰り越しとなった)。もともとの想定では、作業所等の就労支援施設からの要望は、仕事やスタッフのサポート状況(送迎等)等の関係から、なかなか難しいものと考えていた。ところがこの事業が進み、いろいろな作業所へ案内をしていくなかで、「ここでもやってほしい」との連絡が増えるようになり、今回の実績につながった。その背景には、作業所等の仕事は身体活動量が少なく、運動不足によるメタボへの可能性が高く、そこを今回のような運動により解消したいとの背景から、今回の実績につながっているものと推察する。今後、スマイルクラブとしても、このような作業所へ積極的にアプローチしながら作業所の健康支援に向けて準備を進めていきたいと考える。さらに作業所でも活用いただける健康支援動画等も作成し、作業所での運動支援環境を整備し、メタボ予防に貢献していきたい。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

今回参加いただいた方々(知的障がい者や発達障がい者等)に直接アンケートや意見等をいただくことは難しかったが、作業所等でいつも障がい者のサポートをしていただいているスタッフの皆様に多くの意見や感想をいただくことができた。生活介護事業所および就労支援B型事業所の理事長(鎌ケ谷市)から「誰にでも手軽に出来てシンプルなのに不思議と引き込まれる競技で、ボッチャはとても楽しめました。利用者の皆さんものってくれてるみたいで応援するのも楽しかったです」、自閉症センターの担当者(松戸市)からデジタルスポーツについて「映像でのストレッチや軽い運動にしてもSwitchゲームにしても初めてのことだったので、多少難しいところはあったと思いますが、映像にすることで見本としてわかりやすいし、ボウリングは経験がある為、操作の仕方がわかると自信がでてきたように感じました」など肯定的な意見を多くいただくことができ、今後就労支援施設でのスポーツや運動の出張指導とデジタルスポーツの可能性を感じた。

外部との連携実績

1活動柏市障がい者スポーツ推進連絡会(柏市スポーツ課、柏市障害福祉課、柏市社会福祉協議会等)との連携
実施内容ボランティアへの研修会参加とチャレンジスポーツ教室への協力
結果・成果・影響等ボランティア研修会に参加21人中8人(38%)が参加いただき、すべての方がチャレンジスポーツ教室へボランティアとして参加いただけた。助成事業終了後も引き続きボランティアとして継続中。
2活動我孫子市との連携
実施内容障害福祉課後援により、ボランティア研修会への参加案内 スポーツ課協力により、チャレンジスマイルプログラムの会場確保
結果・成果・影響等我孫子市からのボランティア研修会への参加は21人中3人(14%)が参 加いただいた。上記同様の教室にボランティアとして参加いただき、これ からも継続予定である。
3活動鎌ケ谷市との連携
実施内容障害福祉課後援により、チャレンジスマイルプログラムの会場確保と鎌ケ谷市内の作業所への案内
結果・成果・影響等鎌ケ谷市の福太郎アリーナを確保いただけたことと、参加者4人の紹介 をいただけた成果は、今後の広がりを考えると大きなものと考える。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

今回ボランティアとして参加された60代の男性が、定年を機に地域へのお返しとして今回のボランティア養成研修会へ参加され、その後チャレンジスポーツ教室でもボランティアとして活躍いただき、その様子をご自分で朝日新聞に投稿され掲載された。

広報制作物等あり
内容

今回の事業を普及するにあたり、1 スマイルクラブのホームページへの掲載、2 各案内チラシ作成、 3 報告書の作成と配布をおこなった。

報告書等あり
内容

報告書作成については、本来2024年2月までに作成し、配布できるように準備していたものの、年度表示を間違えたたなどのミスなどが重なり、終了後に修正等をはじめミスへの対応に追われ、対応が後手となってしまった。修正作業を行ったうえで、2024年度以降の事業実施時に報告書として事業周知の際に活用していきたい。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
内容

・定款、役員報酬並びに費用に関する規定、給与規程、理事の職務権限規程、倫理規程、利益相反防止規程、コンプライアンス規程、公益通報者保護規程、経理規程、個人情報保護規程をスマイルクラブのホームページに掲載済

整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容

スマイルクラブのホームページにすべて掲載済である。

変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内容

社員総会は年1回、理事会は3か月に1回の頻度で開催している。

内部通報制度は整備されていますかはい
内容

人事規定集の中の「公益通報者保護に関する規程 」に掲載済

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
内容

利益相反防止規程をホームページに掲載し、「新たにこの法人以外の団体等の役職を兼ね、又はその業務に従事すること(以下「兼職等」という。)となる場合には、事前に事務局長に書面で申告するもの」とし、自己申告を必要に応じておこなっている。

コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
内容

スマイルクラブの倫理規定の理念に則り、特定非営利活動法人スマイルクラブに適用又は適用の可能性のある法令、定款の遵守(以下コンプライアンスという)上の問題を的確に管理及び処理しており、責任者として理事長大浜あつ子を配置している。

ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

毎年4月のキックオフミーティングで、ガバナンス・コンプライアンス等について説明し、必要に応じて整備を行うようにしている。

報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監査役として、安藤裕一(医師、スポーツドクター)氏に毎年協力いただき、監査をすすめている。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

今回の事業で養成したボランティアの方々については、引き続き活躍いただけるように特にチャレンジスポーツ教室に継続してボランティアとして活躍いただけるようなフォローをしていきたいと考えている。またデジタルスポーツの可能性については、これからさらに日本ではDX化か促進され、eSportsをはじめ様々なデジタルスポ―ツがでてくるものと考え、その準備も進めていきたい。
また、今回の事業の中で障がい者就労支援施設への健康支援のための出張指導等はニーズが高かった。そのようなニーズに対応できるように準備をすすめていきたいとも考えているが、今回はできる限りそれに応えたいと調整はしたものの、当初の予算の範囲内では限界があり、各就労支援施設にはお断りせざるを得ない状況が発生した。このような状況にもスムーズに対応できる柔軟性の高い予算措置がなされることを期待したいと考えます。特に障がい者を対象としたスポーツ健康支援の新たな動き(未開拓の分野)をともなう事業の特性上、状況の把握と変化に対応できる措置が今後さらに必要となってくるものと考えます。

シンボルマークの活用状況

シンボルマークの掲載については、本事業に関わるすべてにおいて配慮しながら進めてきた。具体的には1 スマイルクラブのホームページへの掲載、2 各案内チラシへの掲載、3 報告書への掲載をおこなっており、休眠預金を活用した事業であることを広報できたものと考えている。