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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/05/01終了日 2024/02/29
対象地域主に那覇市古蔵中学校区域
事業対象者

・家庭環境にとらわれず、地域の子を幅広く受け入れる。子ども達が安心して利用できる場所として認知してもらい、子ども同士の関わりで支援が必要な子に繋がることを期待する。

事業対象者人数

対象地域の子どもとその保護者
・1日の参加者:20〜80名程度(活動内容により異なる)
・会員登録児童数:70名超目標

事業概要

・開所日数を週2回から週5回に拡張し、安定した食支援を行う。
・マルチ型の居場所として、さまざまな活動(子ども食堂、学習、保健教室、エイサー、クッキング、制作等)を提供し、子ども達が足を運ぶきっかけを増やす。
・会員制度と管理システムを導入することで、家庭状況を把握し、食事支援や食材配付などの個別支援に対応できる体制を整える。
・ひとり親世帯:那覇母子会と連携し、対象世帯と積極的に交流する。必要に応じて子どもは居場所で会食し、保護者の分の弁当を持ち帰らせるなどして、養育負担の軽減を図る。
・団地世帯:当地域は複数の団地が立地しており、低所得や障がい者など支援が必要な家庭が多いとのことから積極的に支援を行う。
・SSW繋がり:近隣校のSSWと連携し、支援対象児童の見守り、関わり方の模索を図る(食事、宅食、遊び、体験活動など)。

事業の総括およびその価値

6月度9日開所535名(@59名)/7月度19日開所417名(@21名)/8月度19日開所435名(@23名)/9月度21日開所666名(@31名)
10月度22日開所688名(@31名)/11月度23日開所711名(@30名)/12月度20日開所732名(@36名)/1月度17日開所423名(@24名)
7月より週5日開所を実施し、各日にちに必要な講師・人員を配置し、安定した開所を行うことができている。
スタッフの増員により、子ども自身が話しやすいスタッフとの交流を楽しんだり、コミュニケーションが苦手で表情が固かった子もスタッフの丁寧な寄り添いがあることで信頼関係を築くことができた。また、様々な活動があるため子どもたちそれぞれの興味や得意分野の発展・成長として、集中力・新しいことへの挑戦・創造力などを身につけることができていた。

課題設定、事業設計に関する振返り

人件費がありスタッフを増やすことができ、より細かい子どもとの関わりや運営体制の構築をすることができた。一方、人員増加によりスタッフへの居場所活動としての動きの意識付けやルール化、こどもたちへの対応についての周知に時間がかかった。2月現在では、それぞれの意識付け・役割分担もスムーズに行うことができ、代表不在でも居場所活動ができるようになったり、各々が指示なしで必要な動きができるようになってきた。
スタッフの意識向上・開所回数の増加・内容の多様化により、本地域での居場所としての認知度は高まった。例として小学校や地域との連絡会への参加をし、各所から当居場所への要望・希望も頂くようになった。運営スタッフ・管理スタッフの充足により代表としての活動が多くできるようになったことが理由のひとつであると感じる。今後もこの質を保ちながら発展に努めていきたい。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1・古波蔵地域において、子ども達の多様性に対応できるマルチ型の居場所運営を行う。子ども達が自らの意思で居場所に足を運び、様々な活動を経験することで社会活動に関心を持つきっかけを増やす
指標・現在(2022年度)は、週に2回の活動で、月平均参加者のべ人数は340名となっている
目標値・目標状態・開所日数:週2回から週5回に増やす ・月平均参加者のべ人数 800名を目指す
アウトカム:結果・開所日数は週5回に増やすことができた ・参加人数のべ4607名/月平均658名
アウトカム:考察月~金の多様な活動を通して、日替わりで活動内容が変わることから、毎月の予定表を見て好きな活動日に参加する子、毎日でも参加する子と様々で、子ども達の興味関心の幅を広げることができた。ひとりっ子、きょうだいと歳が離れている子など様々な家庭環境があり、それに対応し、「居場所」の役割を担うことができた。 参加人数は、内容により(エイサー・クッキング部)人数制限の必要があったため、この人数となった。

アウトプット

11.開所日数を週2回から週5回に増やし、マルチ型の体験学習の場として(新規:エイサー・クッキング・制作等)参加者を増やす
指標参加者人数
目標値・目標状態1日の参加者:40名
アウトプット:結果1月末現在 のべ開日151日 参加人数4607名 1日あたり30.5名 (支援内容により人数制限を行ったため)
アウトプット:考察【1日あたり平均参加者数(児童)】 7月21名、8月23名、9月31名、10月31名、 11月30名、12月36名、1月24名 7月より週5日開所(全日15時半~8時) 月=クッキング部/登録15人(定員15人) 火=エイサー部/9人 ※気になる子に声掛け) 水=クリエイティ部/自由参加(定員なし) 木=オープン型こども食堂/自由参加(定員なし) 金=第1:こどもからだ教室(定員なし、居場所開放・軽食あり)   第2・4:オープン型こども食堂   第3:学習の日/(定員なし)   第5金曜日or祝日金曜日:こどいば祭り ※活動日は全てに軽食(おにぎりや菓子パン、おやつ)用意
22.会員システムを構築し、保護者に会員登録をいただくことで家庭環境を把握する。関係機関と連携しながら個別支援を行う
指標①会員登録数 ②個別支援数
目標値・目標状態①会員登録児童数:70名 ②月10件
アウトプット:結果①73世帯登録 ②月1回程度
アウトプット:考察会員登録制度は確立。各家庭と情報共有を行い、必要な世帯への優先的な個別物資支援、母子寡婦会への連携を行った。 ①(会員カード)登録人数:73世帯登録(2月23日現在) 各家庭により、未就学児・中学生は入れないなどの判断があったため、児童登録数は判断困難となっている。 ②物資内容と家庭状況に鑑みてできる物資を行ったため、必要な家庭全てに行うことができなかった。
33. HP・広報誌を制作し広報力を強化する
指標①HPの公開 ②広報誌の発行
目標値・目標状態①毎月更新 ②隔月(全5回)
アウトプット:結果①2月末に完成のため、更新できず ②期間内の刊行は2回
アウトプット:考察①HP2月末未完成の状況で公開。 ②広報誌:1号(8月)・2号(9月)刊行済。3号製作中(3月中に発行予定) →隔月発行予定だったのを、毎月発行でしたところ業務とのバランスに困難が生じた。10月号に3周年号として年表の作成に着手しようとしたところ、手間取り、後続に遅延が生じた。

活動

11-1.開所日数を週2回から週5回に増やし、開所時間中は常時 軽食コーナーを設置する
活動結果計画通り
概要7月より月~金曜日の週5日開所を実施。常時軽食(おにぎり)を置いている。 また、第2・第4金曜は子ども食堂を開催。ビュッフェ形式で食事を大皿で用意し、自分で配膳する体制をとることで、自立を促すことを目的に見守っている。炊飯器から自分が食べられる料を調整して盛ったり、あまり家庭では食べないメニューでも小さく切って味見をさせたり、スープに入れたりと、チャレンジできるように声掛けを行っている。
21-2.エイサー教室の新規開設する。基本動作の練習から曲に合わせた振り付けの習得し、発表の場を設ける
活動結果計画通り
概要(火)当所に通っている関わりを深めたい児童に対して個別に声掛けをし、メンバー9名でエイサーチームを発足。地域のイベント(11月25日よぎとっくりキワタ祭り、2月17日那覇美らさくら祭り)に出演するまでに成長。練習中はエイサーのの動きを異年齢で教えあい、一丸となって練習に取り組む姿が見られ、本番の際は堂々とした演武を披露したくさんの拍手と笑顔に包まれ、一人ひとりが自信に満ち溢れた笑顔となっていた。
31-3.クッキング教室の新規開設。季節のフルーツも用いた包丁の使い方の練習、ホットプレートを活用し簡単調理の学びの場を提供
活動結果計画通り
概要(月)電子レンジやホットプレートなどを活用し、簡単調理を通して「自分でつくる・食べる」を楽しみ、また[手作り]を家庭へ持ち帰りも実施。家族のことを想いながらラッピングし、崩れないように大事に、嬉々として当所をあとにする。贈る喜びを増やすことができた。 2/12には課外活動として、野菜の収穫体験をした。カレーを調理し、会食を行った。日頃食べている野菜がどのように生産されているか伝えることができた。
41-4.その他、マルチ型の居場所運営として「会食」「学習」「保健教室」「制作活動」など多様な経験を通して、経験値の向上を図る
活動結果計画通り
概要(水)クリエイティ部 常設でアイロンビーズ、カラフルゴムバンドを用意し、子ども達が自由に製作し持ち帰れるようにした。ハロウィンやクリスマスなど、季節のデザインをサンプルとして用意した。子どもそれぞれが豊かな発想を表現する場を提供できた。 第1金曜 子どもからだ教室 命の誕生について学んだり、絵本やカルタなどの教材を使って身体のしくみを知る機会や、話せる場づくりをしている。
52-1.会員システムの構築、会員証の制作
活動結果計画通り
概要システム完成。会員証制作済。 システムのイメージは「出席簿(利用実績)」と「会員データベース(基本情報+活動・支援履歴)」の紐づけ。キントーン利用。
62-2.会員システムの運用開始、会員登録の案内
活動結果計画通り
概要会員登録はグーグルフォームで保護者が登録。2月23日付で73世帯の登録あり。 登録情報を、(キントーン)システム稼働後に紐づけている。 登録内容は基本情報(世帯構成)のほか、任意回答で世帯状況や経済状況などの課題を記述できるようにしている。
72-3.会員登録より把握した家庭事情に応じて、関係機関と連携しながら個別支援の開始する
活動結果計画通り
概要登録家庭の状況を把握した段階で、これから各機関への連携を行う。 主な連携機関 公的機関:古蔵小学校、SSW(那覇市教育委員会)、那覇市母子寡婦福祉会 その他の団体:民生委員、那覇市地域包括支援センター古波蔵
83-1.HP制作の構成、画像・資料等の準備し提出する
活動結果遅延あり
概要初めに選定したHP作成業者とはコミュニケーション障害により、契約解除。 別業者の決定が12月となり、そこから素材の収集・作成となったため、2月末に未完成の状態で公開とした。
93-2.広報誌のレイアウト打合せ、記事の提出
活動結果遅延あり
概要広報誌1号刊行済(8月分)、2号(9月分) 隔月発行予定だったのを、毎月発行でしたところ業務とのバランスに困難が生じた。10月号に3周年号として年表の作成に着手しようとしたところ、手間取り、後続に遅延が生じた。
103-3.HPの公開。広報誌の発行(隔月・全4回)、関係機関への発送
活動結果遅延あり
概要HPは2月末に未完成の状態で公開。 広報誌は、2回の刊行。関係機関・団体へ配布している。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

今までボランティアベースで全てひとりで行っていたが、今回の助成金で人件費を使うことができたため、仕事の分業や各専門家に携わって頂いたりすることで、こどもたちの対応に専念することができた。代表不在でもスタッフで運営することも可能になった。
週2回→週5回になったことで、子ども達の特性がより見えるようになった。子ども同士のトラブル・口調など、ありのままの姿が見えるようになり、それに対しての対応ができる機会が増えた。子どもの異変にも気づきやすくなった。(家庭でのトラブルがあった子はスタッフにべったりになる、子ども同士のトラブルの仲裁など)
開所日を増やすことで中学生の参加も増えたことは嬉しい想定外となった。しかし、中学生が集団(4~8名グループ)でくることが多く、小学生が委縮して室内に入りづらかったり、ゴミのポイ捨てなどのマナー違反、時間(閉所後18時以降の部活帰り)など課題が多い。地域に中学生が集える場所がほとんどなく、路上に座って話し込んでいたり、アパート階段に座ってカップ麺を食べているなど、都度注意しながら対応をした。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

SSWと連携して、不登校児童の見守りを行っており、積極的に当所へくるよう声掛けをしていたところ、来所が増えた。
しかし、学校を休んでいるが来所していることで同級生からの「なぜきているか」という声があり、別枠での来所を確保していた。
その後、当児童の家庭環境の変化により連絡が取りにくくなることもあったが、引き続き働きかけを行ったことで再度来所や登校にもつながった。
今後は、この場合のよりよい連携・対応を行えるように取り組みたい。
Ⅳで記入した中高生の居場所のなさに課題を感じている。その都度注意しているが、それでも足を運んでくれる中学生も多い。当団体として、順次活動の幅を広げ、ゆくゆくは18~20時の中高生の開所も検討している。
寄付金の募集サイト改稿中(公益財団法人みらいファンド沖縄 https://miraifund.org/group/okinawaafa/)

外部との連携実績

1活動古蔵小学校
実施内容小学校で実施されている情報交換会への参加(不定期)
結果・成果・影響等生徒指導・養護教諭・SSW・教育相談支援員と同席。お互いの情報交換を行っている。学校側で気になっている子の対応を依頼されたり、既に来所している子の情報を学校側へ提供されたりしている。
2活動SSW(那覇市教育委員会)
実施内容随時LINEにてやりとりをしている。
結果・成果・影響等見守り対象児童の情報共有をしている。子どもの状況・家庭の状況 などを共有し、共同での支援へつなげている。
3活動那覇市社会福祉協議会
実施内容物資提供・情報共有
結果・成果・影響等居場所活動や各家庭への物資提供に使用。 社協福祉祭りへの参加を行った。
4活動那覇市母子寡婦福祉会
実施内容イベントや支援内容の情報提供
結果・成果・影響等シングル世帯への情報提供と併せて、母子会加入への確認・案内・代行受付をしている。
5活動自治会
実施内容古波蔵語ろう会(地域関係者連絡会)への参加
結果・成果・影響等民生委員・包括・社協・保育所・自治会長の参加 第19回那覇美らさくらまつりに、実行委員会理事として参加

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容
広報制作物等あり
内容

計2回刊行。NO.3を3月公開予定。
https://1drv.ms/f/s!AgQQY2nLJ0o9imdpe6PzqZpCb58z?e=TEr9aL

報告書等あり
内容

PowerPoint資料作成(添付欄)

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口を設置、規定にて周知。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)外部監査
内容

渡嘉敷税理士事務所に依頼。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

①一番大きな成長を感じるのは、人件費を充てることで得たスタッフの増員。これまでは代表ひとりで全てを担っていたことが、総務や経理、現場担当などそれぞれの役割を分担することで、より細かい子どもとの関わりや運営体制の構築をすることができた。多様なスタッフがいるおかげで子ども自身が話しやすいスタッフとの交流を楽しんだり、それぞれの得意分野・能力を発揮し、お互いをフォローしあって運営ができた。しかし、人員の増加によるルールづくり・子どもとの関わり方や守秘義務の周知には時間を要した。今事業でまとめた各ルールをブラッシュアップし、よりよい対応・スタッフ育成ができるようにしたい。
②週5の開所で子ども達と過ごせる時間が増え、多様な活動を通して関わり方が増えたことで、一人ひとりの特性や、子ども同士の関わり方・家庭の様子などを把握できるようになった。
中学生の参加も増えてきた。しかし、マナーの伝え方・関わり方・小学生との兼ね合いなど課題は多いと感じた。本事業で「中高生の居場所の無さ」を痛感したので、そちらにも対応できるように検討していく。

シンボルマークの活用状況

HP(kodoiba.com)掲載/広報誌/店舗入り口/購入物(PC・本棚・パーテーション)