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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/05/01終了日 2024/02/28
対象地域沖縄県那覇市松島中学校区を中心。校区外や市外からの受け入れもします。
事業対象者

ひとり親の子ども、生活困窮世帯の子ども、支援の必要な子ども、子育て家庭を対象とする。

事業対象者人数

食堂35人
フードパッントリー・イベント50人
学習支援20人

事業概要

コロナ渦や物価・燃料費高騰の影響を受けて困難を抱えた子育て世帯、経済状況や家庭環境の影響を受けやすい子どもを対象に子ども食堂を毎週5日開催し、子どもの食の支援を通しあらゆる形態の栄養不良を解消し栄養状態の改善を実現する。貧困層や状況の変化を受けやすい子どもたちがフードパントリーを通して、安全で栄養のある食料を一年を通して安定確保が得られるようにする。居場所を通して、経済的リスクに対する健康的な生活、福祉を推進する。環境や経済状況を受けやすい子どもたち誰もが受けられる公平で質の高い教育を提供し、すべての子どもたちが読み書き能力と基本的な計算能力を身につけ学習習慣、人と関わる力、学習の機会を促進する。学習支援を通して貧困から抜け出す支援をする。

事業の総括およびその価値

子どもの居場所を通して、子どもたちが地域の大人との交流で顔が見える環境をつくり、地域への愛着、社会性が育ち、地域の活性化につながっている。
参加する親子、子どもたちが、多様な人と関わる地域交流の場、孤立防止につながり、地域共生社会つながっている。
子ども食堂をとおして、成長期の子どもの栄養を助け、孤食を減らした。フードパントリーを通して、貧困層や支援を必要とする子どもたちへ安心で栄養のある食事や食料を定期的に提供し健康的な食生活がおくれるよう支援を行った。学習支援を通し学習習慣を身につけ多様な知識や学習に対する興味や関心が高まり、人と関わる力を育んだ。

課題設定、事業設計に関する振返り

【居場所】異年齢やスタッフとの関わりの中で、人との関わる力や自己肯定感の向上を育むことができた。事業計画にはなかった金曜日に支援の必要な子を小人数で受入開催しました。
【フードパントリー】食糧品・消耗品を提供し参加者からは物価高騰の中で大変助かるとの声をいただき、イベント開催時に親子や地域交流の場になりました。
【子ども食堂】毎週4日の開催で成長期の子どもの栄養を支え、安定した食事の提供に努めました。
【学習支援】毎週3日の学習支援を週4日に増やし勉強が苦手な子へ教材を使い学びを助け学力向上へ繋げました。学習習慣が身についてきたと感じています。
【今後の課題】小学生や中学生と利用時間など調整して受入れ利用できるように取り組みたい。集団の中で過ごすことが苦手な子に対して、小人数参加型の曜日をもうけ対応したい考えています。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1活動する地域での組織力、持続可能性の高い、食支援機能と学習支援機能を持った、子どもの居場所を運営し、困窮環境にある受け皿となっている
指標連携団体との関係エコマップの比較 関係機関との連携実例 支援する子どもや家族の支援件数 支援する子どもや家族の変化
目標値・目標状態初期値よりもよくなっている。地域を網羅的にカバーできている状態。 
アウトカム:結果活動する地域で食支援機能と学習支援機能を持った子どもの居場所を運営し、困窮環境にある子の受け皿となった。
アウトカム:考察子ども食堂を毎週4日開催し夕食や夕食前の食事の提供を行い、食事の取れない子の数を減らし成長期の子どもの栄養を助け、孤食や偏食を減らすことができました。 学習支援を毎週4日開催し子どもたちが宿題や自主学習をする様子、勉強を教えてもらうなど学習習慣が身につき学力向上につながりました。子ども同士で教え合う姿や面倒を見る姿、将来の夢を語る姿が見られ協調性を育み、自己肯定感の向上につながりました。また、生活困窮世帯、多子世帯の受験生の受入を行い勉強のサポートを行いました。 地域の小中学校や自治会、地域企業、公的機関との連携を図り、協力し合う環境をつくり、地域に根ざした活動、支援の必要な家庭を地域で支えました。

アウトプット

1食支援・居場所活動 週4回の子ども食堂・居場所を運営する
指標①利用人数②食支援の実績
目標値・目標状態①1回あたり35人以上②初期値よりも多くなっている。
アウトプット:結果①1回あたり35人の定着支援ができた ②食支援利用者登録者が増えた
アウトプット:考察①1回の開催が35人以上になりました。  子どもの居場所 活動日数 170日(7月~2月 月曜日~木曜日/週4日)   利用者延べ4,830人【138日(週4日)×35人】 子どもの居場所/個別支援  活動日数 34日(7月~2月 金曜日/週1回) 利用者延べ272人【34日x8人】 ※希望があり金曜日も開催しました。 子ども食堂 食事提供 約4,830食【138日(週4日)×35食】 ②登録人数が87名から154名に増えました。 (未就学児36人、小学生104人、中学生13人、高校生1人)
2食支援活動 毎月1回~2回のフードパントリー、イベントを運営する
指標①利用人数②食支援の実績
目標値・目標状態①1回あたり35人以上②初期値よりも多くなっている。
アウトプット:結果①1回あたり35人の定着支援ができた ②利用者登録者が50人増えた
アウトプット:考察①1回あたり35人以上の参加も増え物価高騰の中で支援を必要とする世帯へ物資提供をすることができました。 ②毎月食事やお弁当の配布の数を増やして対応しました。 活動回数 10回(5月~2月、月1回) 支援した子どもの人数 延べ500人(10回×50人) 提供した食数 約400食
3学習支援活動 毎週3回の学習支援を運営する
指標①利用人数 ②学習支援に関する変化
目標値・目標状態①学習支援の登録者20人以上②支援開始よりも状況がよくなっている。
アウトプット:結果①学習支援登録者50名以上②1回あたり20人以上になった
アウトプット:考察①学習支援の登録者67名 ②1回開催の利用者が20人を超えました。 ②学習支援開催時より、自主的に宿題や読書をする子が増え、自らプリントがしたい、宿題教えてとスタッフや学生ボランティアへ声かけをする子が増えました。小学5年生で時計が読めない子やかけ算、割り算が苦手な子が時計を読める様になったり、かけ算や割り算への理解ができるようになりました。
4居場所が子どもたちの受け皿となるための地域との関係つくり
指標連携団体との関係エコマップ比較
目標値・目標状態エコマップによる支援の見える化と、初期値よりも関係団体の増加や連携が増加している
アウトプット:結果教育委員会や保護課、自治会などと連携し地域の受け皿になった。
アウトプット:考察地域の小中学校や教育委員会、保護管理課などと情報共有を図り、那覇市社会福祉協議会を通して物資の提供をした家庭もありました。また、教育委員会寄り添い支援委員を通して、家庭環境の複雑な子や不登校児の受入を行いました。 エコマップを作成しました。
5自団体の組織力強化
指標人委員体制や組織体制の変化、広報機能の変化
目標値・目標状態初期値よりも組織力が上がっている
アウトプット:結果任意団体を法人化することができた。会計職員、事務職員など雇用することができた。
アウトプット:考察任意団体を法人化することができました。 会計事務や事務職員、支援・調理スタッフなど、雇用することができました。 広報活動では、チラシの配布やポスター掲示の他にポームページを作成することができました。

活動

1子どもの食堂・居場所/毎週月曜日~木曜日/時間15:00~19:00 35名
活動結果計画通り
概要毎週月曜日~木曜日/時間15:00~19:00 35名の受入食事提供を行った。 イベントを開催しました。(クリスマス会・ハローウィン・音楽会3回・読み聞かせ(冬休み期間)・調理体験・夏休み自由研究工作つくり等) 夏休みには開催時間を変更し(9:00~13:00)、居場所・食事・学習支援を行いました。
2学習支援/毎週火曜日~木曜日/時間15:00~19:00 20名
活動結果計画通り
概要学習支援の開催日を週3日間から毎週4日に増やし、受入も20名から35名に変更しました。下校時刻が早い時には、開催時間を早めるなどの対応をしました。学習支援時に読み聞かせや教材を使い興味を持ってもらえるように工夫しました。自主的に宿題をする様子が増え学習習慣につながりました。子どもたち同士で、教え合う様子も見られ協調性も育みました。
3フードパントリー・イベント/毎月第三日曜日10:00~13:00、長期休校時に開催。 月1回~2回開催 50名
活動結果計画通り
概要フードパントリーは毎月定期的に行い安定した食事の提供、健康や成長期の子どもの栄養を支えました。アートバルーンや音楽イベント、歯磨き講習会等を開催して地域交流の場として活動しました。 冬休みや夏休みなど長期休みには、居場所を通して物資や食事の提供を行いました。
4公的機関、地域機関、自治会などと情報共有、連携支援に取り組む活動 毎週金曜日 
活動結果計画通り
概要地域小学校中学校の寄り添え支援員、那覇市保護課と連携を図り、不登校児、家庭環境の複雑な支援を必要とする子の個別支援を行いました。寄り添い支援委員と連携を図り不登校児の同年齢との交流の場所になりました。那覇市保護課自立支援委員と連携を図りヤングケアラーの息抜きの居場所となりました 民生委員や包括支援センターと連携を図り、読み聞かせや音楽イベントを開催しました。
5HPなど広報体制を整える
活動結果計画通り
概要ホームページの作成しました。定期開催・イベント開催と活動内容がわかるチラシを作成した。 夏休みイベント(自由研究・調理体験、読み聞かせ)、ハローウィン(ビンゴ大会)、クリスマス会・音楽イベント、歯磨き講習会などチラシを作成して、地域企業、自治会、小中学校などに配布、掲示していただきました。 また、Instagramや公式LINEなどを利用して、開催の告知、開催の様子を発信しています。
6持続に向けた研修やスタッフ・組織体制を整える
活動結果計画通り
概要任意団体から一般社団法人化しました。スッタッフの食品衛生責任者資格研修、音楽を取り入れた居場所運営について実際に開催している居場所を訪問し運営課題など話しを伺い、発表の場を見学してきました。 学生ボランティアさんと、なは市民活動ボランティアセンター・子どもの居場所サポートセンター糸のボランティア研修へ参加しました。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

・居場所の活動で、地域交流の場になり地域活性化につながったと思います。
・居場所を通して、異年齢、多様な人と関わりコミュニケーション力を育んでいると感じています。
・体験学習を通して、成功体験を積み重ね自己肯定感を育んでいると感じています。
・異年齢関係なく交流し、遊ぶ、学ぶ中で思いやり、感受性を育てていると感じています。
・小中学校、那覇市保護課より、支援の必要とする子の居場所を提供して欲しいと要望があり地域と連携した居場所になったと思います。
・開催場所(末吉自治会・末吉市営住宅自治会集会所)以外から、イベント開催の要望があり、真嘉比自治会で歯磨き講習会・フードパントリーを開催し、初めて参加した親子の継続参加に繋がりました。
 

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

【対象者の変化】
・子ども食堂で、孤食、偏食、食わず嫌いなどを改善でき、食事を楽しみにする子が増えました。
 夕食までの食事や夕食を兼ねて子どもたちが訪れ、成長期の子どもの栄養、食事をとることで健康的な生活がおくれるようになりました。
・子どもの居場所で異年齢との交流が増え、面倒を見る様子、挨拶や感謝の言葉を伝える様になり協調性を育みました。
・学習支援を通し、自ら宿題をするようになり、宿題を教え合うなど学習習慣が身につきました。
【取り巻く環境や課題】
登録者の3割がひとり親世帯で支援を必要としてしていました。多子世帯(5人~7人兄弟)も多く部活をしたいが経済的理由で入部できない、親の帰宅が遅いため朝起きれず不登校になっている、親が疾患を持っておりヤングケアラーで不登校、地域に子ども会や児童館がなく交流場が少ないため友達の小さなコミュニティで孤立しやすいなど取り巻く環境に課題がありました。
今後の課題として、支援を必要とする子どもたちの意思を伝える力や表現力が弱いため一緒に学んで行き、SOSの出せる居場所として公的機関や企業と連携を図り支援の輪をひろげていきたい。

外部との連携実績

1活動①教育委員会寄り添い支援委員より不登校児の居場所受入支援 ②那覇市保護課自立支援委員よりヤングケアラー・不登校児の居場所受入支援 ③小学校より不登校児ヤ支援の必要な子どもの学習支援 ④民生委員とのイベント開催 ⑤地域企業(ケンタッキー・エステサロン・ダイソー那覇古島店ほか)とのイベント開催・開催ポスター掲示 ⑥地域企業(医療法人輔仁会)より物資の提供・交流 ⑦地域自治会とのイベント開催・情報共有 ⑧小中学校との情報共有 ⑨地域包括支援センターとのイベント開催 ⑩地域就労支援センター(花は咲く)との交流 ⑪地域児童デイサービス(れきぶ)との交流 ⑫学生ボランティアセンター
実施内容①不登校児、支援の必要な子どもの居場所 ②支援の必要な子どもの居場所 ③学習支援開催時に学生ボランティアによる学習支援 ④民生委員による読み聞かせ ⑤夏休みイベントスタンプラリーのお手伝い・チラシの配布、掲示 ⑥医療法人輔仁会より毎週火曜日・木曜日にパンの寄贈、就労支援センター利用者との交流(クリスマス・お正月) ⑦末吉市営住宅自治会との交流(敬老会)  真嘉比自治会での歯磨き講習会・自治会より物資の支援・婦人会の調理支援や見守り支援ボランティア ⑧地域小中学校との情報共有  利用者情報共有、学校より支援受入願い、学校職員の居場所訪問見学、イベント開催時の見学 ⑨イベント開催時に包括支援センターの協力 ⑩就労支援センター花は咲くとの利用者交流、物資支援 ⑪児童デイサービスれきぶと夏休み交流会 ⑫学生ボランティアセンターより学生スタッフの派遣
結果・成果・影響等①②不登校児や支援の必要な子どもの安心安全な居場所になった。 ③学習支援の必要な子の学力向上、学習習慣につながった。 ④読み聞かせにより読書に興味を持った。 ⑤地域企業との連携により顔の見える支え合う地域につながった。 ⑥地域の企業よりパンの寄贈をいただき交流することで地域の子を地域で育てる活動につながった。 ⑦地域自治会との交流を通して、地域の子を地域で育てる、顔の見える支え合う地域につながった。 ⑧地域小中学校との情報共有を行うことにより安心安全な居場所の提供ができた。 ⑨イベント開催時に包括支援センターの協力により支え合う地域につながった。 ⑩就労支援センター(花は咲く)との利用者交流、物資支援を受けることにより、支え合う地域につながった。 ⑪同年齢の交流の場になり、インクルーシブな教育につながった。 ⑫学生ボランティア受入により、学習支援の向上、安心安全な見守り強化、子どもたちの心のケアにつながった。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

定期開催チラシ・小中学校・自治会・地域企業配布(2000枚)、ポスター小中学校・自治会・地域企業配布(20枚)、夏休みイベント開催チラシ/小中学校・自治会・地域企業配布(2000枚)、ハローウィンビンゴ大会/小中学校・自治会・地域企業配布(2000枚)/音楽イベントクリスマス会/小中学校・自治会・地域企業配布(1000枚)

報告書等あり
内容

報告書

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部通報制度整備しました。
・通報又は相談を受け付ける内部窓口を担当者及び総務管理者とする。
・通報を受け付ける外部窓口を一般社団法人日本民間公益活動連携機構のヘルプライン窓口とする。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監事による内部監査を予定している。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

【組織として強化された事項】
任意団体として運営していたが法人化することができた。
職員を雇用して、事務や会計処理、支援体制などを整えることができた。
開催日を増やすことができ、支援の強化、利用者の定着、安心した継続開催につながった。
開催日を増やすことにより、地域からの信頼や連携強化につながった。
施設を整え、教材等を準備することができた。
【新たに認識した課題】
法人として継続支援するための独自の資金確保が課題。
専門的な人材の確保の課題。
【あれば良いと思う支援】
子どもたちの伝える力、表現力の向上などの支援。
集団で過ごす居場所の他に小人数で過ごせる居場所支援(複雑な家庭や不登校児など集団生活が苦手な子の居場所)。

シンボルマークの活用状況

ホムページ、施設内へ掲示、看板へ掲示、施設出入り口へ掲示、備品への掲示