事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/05/01 | 終了日 2024/02/29 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 那覇市内小中学生、塾に来れる方 | |
| 事業対象者 | 学習支援は子どもがメインだが、子どもを通して関わる大人、家族までサポートする。ユイマール塾を卒業した(高校受験した)高校生も受け入れている。 若年母子支援団体と連携しながら、学びなおしの支援もしている。 | |
| 事業対象者人数 | 子ども25名(利用する多子世帯兄弟も含む) | |
| 事業概要 | 日時:週4回で月・水・金18:00~20:00、土16:00~18:00。 | |
事業の総括およびその価値
学習支援を通し一番大きな課題として高校受験対策及びテスト対策の中で地道に生徒の意識を高め緊張感をもってテストに向かうようになった。
中学生に関しては学校の成績が向上した報告が保護者から寄せられた。
兄弟組が多いためそれぞれのモチベーションを保ちながら前向きに学習に取り組むようになった。
この事業のおかげで様々な学習備品が充実し、拠点も二箇所に増え安定して落ち着いた環境で学習に取り組むことができた。
食に対しての意識も高まり、毎回完食するなど満足な笑顔が見られた。
課題設定、事業設計に関する振返り
学習支援を行っている地域では経済格差が著しく家庭に学習環境がない生徒も多く通っている。通い始めのころは塾への出席率が低く、学習意欲も低かった。しかし、今回予算(休眠預金)をいただき、スタッフの増員や学習備品の調達ができたことにより安定した学習の提供が行えるようになった。環境が整うことにより生徒も安心して学習に取り組む姿勢が見られ、塾への出席率も向上し、塾生全員が成 績の維持・向上があった。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 松川地域で食支援を行いながら、学力向上を目指し学習意欲を高める。学習環境の充実を図り、家庭学習の習慣化を目指す | |
|---|---|---|
| 指標 | 学習の理解度 子どもたちの学習意欲や学習態度の変化 | |
| 目標値・目標状態 | 確認テスト点数の向上 学習意欲や家庭学習の増加 | |
| アウトカム:結果 | すべての生徒に成績の維持・向上が見られた。 | |
| アウトカム:考察 | 塾に通い始めた当初は学習に対して後 ろ向きであり、塾への出席率も低かったが徐々に出席率が向上し、学習に対して前向きな姿勢が見られるようになった。 定期テスト等に対する関心も増え、テストの結果を自ら学習支援員に教える様子も見られた。 すべての生徒に成績の向上・維持がみられ、学習に取り組む姿勢も前向きになった。 | |
アウトプット
| 1 | 01 学びや体験の機会の提供 | |
|---|---|---|
| 指標 | 利用人数 学習支援に関する変化 | |
| 目標値・目標状態 | 学習支援登録者数20人以上 支援開始前よりも状況がよくなっている | |
| アウトプット:結果 | 学習支援登録者数25人 どの生徒も成績の維持・向上が見られる | |
| アウトプット:考察 | 毎回約20名以上の利用者が学習をしている。学習環境も整っており生徒が安心して学習できる環境が整っていたため目標の達成ができたのではないかと考える。 | |
| 2 | 02 食支援活動の運営 | |
| 指標 | 利用人数 個別支援の食糧支援の実績 | |
| 目標値・目標状態 | 1回あたり20~30人 | |
| アウトプット:結果 | 平均20人の利用がある | |
| アウトプット:考察 | 延べ140回食事提供を行う。毎回20名以上の利用者がおり、合計1,335人の利用があった。家庭的な食事が提供された。 栄養バランスが考えられた手作りの食事を提供することにより生徒から好評を受けている。 | |
| 3 | 03 居場所が子どもたちの受け皿となるための地域との関係づくり | |
| 指標 | 連携件数 | |
| 目標値・目標状態 | 必要な世帯へ学習環境の提供 | |
| アウトプット:結果 | 必要に応じて学習環境の提供を行い、他機関との連携も行った | |
| アウトプット:考察 | 支援対象となった世帯数 3世帯 那覇市保護課・浦添市保護課とのケース会議に参加。 若者支援ソラエへ連携を行い、ケース会議を行う。 | |
| 4 | 04 組織力強化 | |
| 指標 | 組織力(人員体制や組織体制の変化、広報などの機能)の変化 | |
| 目標値・目標状態 | 組織力の向上 | |
| アウトプット:結果 | スタッフの増員を行い、安定した学習提供を行えるようになった | |
| アウトプット:考察 | 一般社団法人を設立し、予算の安定とともにスタッフの増員を行い組織力の向上がみられた。 | |
活動
| 1 | 0101 週4回の学習支援(個別支援) | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 週4回学習支援を行うことにより中学生が休まず継続して通うようになった。小学生に関しても休むことなく参加するようになった。また、高校受験生に対しては夏期講習及び冬季講習を行い、受験対策を行った。 | |
| 2 | 0102 4回の体験学習 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 首里城のフィールドワーク及びマナー講習やスマホ講座、お茶会などを通して地域に対する関心や自身の生活や将来について考える機会を設ける。体験学習を通して自分の住んでいる地域や将来に対して考えるきっかけ創りとなり、自ら自身の将来像について話していくれる生徒も現れた。 | |
| 3 | 0201 週4回の食事提供と随時食糧支援を行う | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 週4回手作りの食事を平均20人に提供することにより食べることの大切さを生徒自身が感じ、残さず食べるようになった。また、適宜フードバンクの提供を行い、家庭への支援を行った。 | |
| 4 | 0301 活動エリアの学校や支援員、民生委員、自治会とつながる | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 支援世帯数3件。ケース会議4回。支援期間2023年5月~現在。 | |
| 5 | 0302 近隣の子どもの居場所と連携する | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 近隣の居場所と同時に利用している塾生についての情報を交換し、普段の生活の様子について連携を図った。 保育園・学童と延長保育の様子について連携を図った。 | |
| 6 | 0401 HPなど広報体制を整える | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | HPを作成。また、市や他の居場所から学習支援が必要な子どもに対して塾の紹介を行った。 | |
| 7 | 0402 持続に向けた組織体制を整える | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 一般社団法人を設立し、前年度から14名のスタッフの増員がみられた。また、拠点を設立することにより安定した学習環境を提供できるようになった。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
体験学習を行い、視野を広げたことにより自身の将来像について自ら話、目標に向かって努力をする塾生が現れた。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | 本事業を進めていくにつれ、学校生活での相談や家庭環境に対する相談が増えてきた。親子関係が不安定な為に居場所がない子どもも増え、親子関係の調整・クールダウンのために緊急避難場所であるシェルターの必要性を感じた。 |
|---|---|
| 本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点 | 三者面談を密に行うことにより、保護者の意識や理解が高まり、連携を密にとれるようになった。また、進んで塾のお手伝いを行ってくれるようになった。 |
外部との連携実績
| 1 | 活動 | 首里城フィールドワーク・マナー講習 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 首里城の歴史や文化を学び、地域についての興味関心を高める。 また、マナー講習では公の場での食事のマナーについて知り、今後の生活に活かせるようにする。 どちらも外部講師を依頼し塾生への意識を高めた。 | |
| 結果・成果・影響等 | 地域の歴史・文化を知ることで知識を高めることができた。 マナー講習では様々な食材を通し地産地消の大切さやマナーの大切さを学ぶことができた。 | |
| 2 | 活動 | スマホ講座 |
| 実施内容 | 普段使用しているSNSやスマートフォンの適切な使用方法を学び、情報リテラシー について改めて考える機会を設ける。 専門の講師を依頼し、塾生にわかりやすく講義を行ってもらった。 | |
| 結果・成果・影響等 | 保護者からの意見としてすべて禁止するのではなく、今の時代のニーズに合わせた親子間のコミュニケーションをとることが大切だという感想があった。SNSのチェックを適宜保護者が行っているとの報告もあった。 | |
| 3 | 活動 | お茶会(盆手前) |
| 実施内容 | 日本の文化に触れ、千利休の学習を通し、お茶の作法の体験を行った。着物や沖縄独特の染色についても学んだ。 専門の外部講師を依頼し、体験学習を行った。 | |
| 結果・成果・影響等 | 千利休は知っていたがすべてが初めての体験であったため、作法を学ぶことで静寂なお茶の時間を過ごすことができた。 | |
| 4 | 活動 | みえばしクリニック |
| 実施内容 | 支援世帯の母親に対して病状把握のために連携を行う。 | |
| 結果・成果・影響等 | 医師と相談しながら必要な支援について考えることができた。 | |
| 5 | 活動 | 生活保護管理課 子ども担当 |
| 実施内容 | 連携を3件実施。高校生が世帯分離を行うため、生活保護課との連携を図った | |
| 結果・成果・影響等 | 生活保護課と連携を行うことにより高校生の生活の立て直しを行うことができた。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | なし | |
|---|---|---|
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | ||
| 報告書等 | あり | |
| 内容 | 事業レポートを作成 | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部に窓口を設置し、法人内向けに周知を行っている。 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 内部監査 | |
| 内容 | 4月上旬~中旬に実施予定 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | 学習支援員の増員をすることができた。今後も学習支援員として琉球大学コンソーシアムや教員経験者及び退職者などと連携を引き続き行う。また、シェルターの場所の確保を行う。 |
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シンボルマークの活用状況
すべての備品にステッカーを貼り、行事フライヤーにも掲載を行っている。 |

