事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/06/12 | 終了日 2024/02/29 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 京都府京都市全域 | |
| 事業対象者 | 京都市内、および近郊に在住、または在学、在勤する、子どもから大人への移行期にあるすべての若者(中学生年代から概ね30歳まで) | |
| 事業対象者人数 | 京都市内に在住・在学・在勤の若者(中学生~30歳) | |
| 事業概要 | コロナ禍は、学校・家庭以外の場所の重要性を再評価したと同時に、地域の若者不在、公共の限界を浮き彫りにしている。高齢者が地域活動の担い手であり、対象であった地域では、感染拡大前から若者の姿が見えておらず受け皿とは程遠く、緊急時に拠点となれたであろう青少年活動センターなど公共施設は、行政命令により休館などに陥った。そのため特に問題を抱えた若者は潜在化(孤立化)、もしくは深刻化を深め、さらには誰もが経験する青年期特有の心理的発達や社会的変化(進学・就労)は、他者や余暇の不在により、問題化を内面的にも社会的にも加速させている。非行・不登校など、問題化されている状態を支援することも重要であるが、そもそも制度の狭間にある・本人が自覚していない、拒否している・(問題を内包しているかに限らず今は)問題でない所謂普通?の若者の受援力は低く、支援にすら至らない。このような若者の潜在的孤立に取り組む必要がある。 | |
事業の総括およびその価値
“待っている”ユースセンターから、“あいにいく”ユースセンターへ。YOUTH STAND、向島ユースセンターでは従来出会うことができなかったであろう若者に多く出会うことができている。また、wakashoku.com含め、若者のみならず、共感者とのつながりも多く生まれている。支援の型を定めていない、ユースワーカーのいるユースセンターだからこそ、食事や遊び、雑談から彼らの問題や課題に関わることができ、潜在的な支援対象者、支援アレルギー(行政的・福祉的支援(一時保護など)を拒絶)の若者にも受け入れやすく、個々の状況に応じた、息の長い支援につながることができた、と改めて実感している。今後はさらにこの動きをすすめ、若者との出逢いを作り出していくと共に、担い手発掘、中長期的に育成、発展をすすめ、事業の目的である、いつでも・だれでも・どこにでも、ユースセンターがある京都の実現を目指したい。
課題設定、事業設計に関する振返り
コロナ禍に顕在化した複合的な困難を有する若者たちの孤独・孤立や、子どもや若者への直接的 な社会資源が足りていないことによる深刻化については、年間通して変わらぬ取り組み課題であった。家出中の若者からの相談、進学が出来ず奨学金が止まることを機にお金や社会的なつながりの相談が入ったり、住み込みの夜職から生活を変えたい、コロナ禍の貸付で親が勝手に名義をつかい金銭搾取が起きている状況など、家族を頼れずにギリギリでサバイブしている若者たちの状況は大きく変わっていない。そのような「深刻化した問題への応答」が、専門的支援が必要と思われる領域のため、ニュータウンに注目した取り組みや移動型で予防的にアプローチする発想、「食」というわかりやすい支援のあり方は、一般市民や行政、若者など、広く共感を生む設計であったと考える。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 向島ニュータウンにおいて、向島ユースセンターが(弊団体の管理下を離れ)藤の木セカンドハウスによって、助成金や補助金、自己資金を原資に、自主的・持続可能的に運営されている | |
|---|---|---|
| 指標 | ・開催頻度 ・運営主体の基盤が整備されたか ・原資 ・若者の参画 ・オープンアクセスの場である ・若者にとっての活動、相談、居場所機能があるか | |
| 目標値・目標状態 | ・週1回開館 ・NPO法人格取得 ・弊団体ユースワーカー講習受講者3名以上 ・若者の声が反映 ・助成金などが原資 ・若者に開かれている ・毎回相談、月1回活動 ・3回以上関わる利用者が100人以上 | |
| アウトカム:結果 | ・週1回開館 ・NPO法人格取得済み「特定非営利活動法人きょうと藤の木セカンドハウス」 ・弊団体ユースワーカー講習受講者0名 ・若者とともにリフォーム、次年度運営委員会を組織予定 ・すでに助成金などを原資に運営している。 ・開館時間内であれば、若者が来れる場所である。 ・すでに、毎回相談、月1回以上活動(自主活動支援)がある。 ・3回以上関わる利用者は25人 | |
| アウトカム:考察 | 中間報告に記載した通り、連携団体代表者と一部コミュニケーションに齟齬があったものの、NPO法人の設立、また向島ユースセンター実行委員会を設立し、地元とともに運営している。4月以降も毎週月曜日に運営予定である。すでに実数として25 名の若者が複数回来館し、相談や食事会などの活動が生まれている。来年度、約200万円(内ユースセンターは20万円程度)の予算を元手に活動予定であるが、あくまで人件費0円のボランタリーベースでの活動である。それを想定した持続可能性との設定ではあったが、中長期的には稼げるNPOとして深化させるため、引き続き伴走したい。 | |
| 2 | 若者にとって、社会資源(オープンアクセスのユースセンター/困ったときに必要な情報や制度/援助を求められる相手など)へのアクセシビリティーが向上し、孤独・孤立が緩和される、そのための基盤が整備される。 | |
| 指標 | ・(本事業以外の)新たな若者の場づくりの発生 ・上記を資金的、人的に下支えする機能の存在 ・(若者の)受援力から活縁力への力量が変化している ・社会側の(若者への)応答力が向上している | |
| 目標値・目標状態 | ・基金を原資に緊急支援や、広く公募され、民設民営のユースセンターが新たに実現している ・連携団体、共感する個人・団体によって、基金が創設され、訓練された人材によって、若者の場づくりが加速している。 | |
| アウトカム:結果 | 「wakashoku.com」をベースに、資金だけでなく、物件など民間事業者や個人の資源と若者の場づくりに興味関心ある個人・団体がつながることのできるネットワーク組織を来年度準備していく予定である。 | |
| アウトカム :考察 | 今年度は現場運営をしながら「見せる」ことで、毎回必ず共感者を得てきた。そのうえで、緊急支援含めて、食や住まい、場づくりに共鳴する事業者や支援者が多様につながることができた。 いまはユースサービス協会と「〇〇団体」という二者関係の状況のため、各事業者が互いのリソースを知る、各事業者のミッションを超えた志を共有する動きが必要である。そのうえで、若者にとってのアクセシビリティを向上させるために、フードチケットやキッチンカーを多様なプレイヤーが活用していくことが有効だろう。 次年度は基盤整備とコーディネートに注力することで、ツールを自団体で抱えない運営へとシフトしていく。 | |
| 3 | 移動型ユースセンターが、協会自主事業ではなく青少年活動センターのアウトリーチ事業(京都市事業)に位置づき継続されている。 | |
| 指標 | ・青少年活動センター事業内での位置付け ・青少年活動センターのないエリアでの展開 ・利用者数 ・実施頻度 ・青少年活動センター機能の内包 | |
| 目標値・目標状態 | ・青少年活動センター事業内で位置付けられている ・2行政区以上で展開されている ・行政から評価されている。 ・利用者数各回50人以上 ・毎月2回実施 ・若者が求めたときに、活動・相談が展開されている | |
| アウトカム:結果 | ・青少年活動センター事業内で位置付けられている ・3行政区 (西京区、下京区、上京区)で展開できるようになった。 ・行政から評価されている。 ・実施規模感に依るが、概ね利用者数各回50人以上達成見込みである。 ・今年度実績に基づき、次年度も継続して西京での出展、新たに下京、上京での定期的な出店も決定し、毎月2回以上実施できるようになった。 ・若者が求めたときに、活動・相談が展開される予定である。 | |
| アウトカム:考察 | 青少年活動センターのアウトリーチ事業として位置づけられ、すでに来年度、下段通り継続的に実施予定である。青少年活動センターのないエリアである西京区、上京区での実施も予定し、今年度広告塔としてのYOUTH STANDの成果といえる。実施予定とまでは行かず、打ち合わせレベルであるが、右京区でのユースセンターの展開、左京区副区長からの問い合わせ、重点地域の一つである、青少年活動センターのない支所である醍醐地域からの要望など、想定外の声を頂戴している。打ち上げ花火として終わらせることなく、京都市での予算化につなげていきたい。 | |
| 4 | 移動型ユースセンターが若者支援者や若者によって活用(レンタル・連携)され、個々の目的達成が支援され、ひいては移動型ユースセンターを利用する若者が増加し、支援や若者同士のつながりがうまれている。 | |
| 指標 | ・キッチンカーレンタル件数(若者や支援者に活用されたかどうか) ・(若者や若者支援団体同士の)連携数 | |
| 目標値・ 目標状態 | ・レンタル実施1回/月以上 ・連携事例6件/年以上 | |
| アウトカム:結果 | ・レンタル実施36回/月 ・連携事例36件/年 | |
| アウトカム:考察 | センターを利用する青少年、他、高校やその他組織と共に事業展開。若者が意図せず必要な他者、機会、支援に出会うことができている。2024年4月より、京都市立芸術大学にて、月2回、ユース保健室と協働して実施予定である。また、青少年活動センタープログラムと連携し、若者とともに出店する毎月第4土曜日に洛西マルシェへの出店他、京都奏和高校と協定を結び、授業と連携し高校生が考える若者の居場所づくりなどを実施予定である。要望の多さを痛感しており、貸し出しスキーム・(貸し出し金額など)パッケージの精査と、下段の基金などを組み合わせ、運営体制を強化予定である。 | |
| 5 | 若者を支えたい個人・団体・事業者による共感が、若者を応援するコミュニティへと形成され、若者の生活基盤・若者のチャレンジ・余暇の場の保障につながっている。 | |
| 指標 | ・若者基金の準備会が創設されている。 ・循環可能な目標値(連携数・調達資金・発行枚数)の設定が出来ている。 | |
| 目標値・目標状態 | ・若者を食で応援するコミュニティ「wakashoku.com」が、原資を得ながら事業(フードチケット・キッチンカー)継続されている ・若者によるチャレンジや、緊急支援等において活用できる民間基金準備会の設置 ・基金の目標値設定 | |
| アウトカム:結果 | ・若者を食で応援するコミュニティ「wakashoku.com」は、原資を得ながら事業(フードチケット・キッチンカー)継続されている ・若者によるチャレンジや、緊急支援等において活用できる民間基金準備会の設置を予定している。 ・基金の目標値の設定には至っていない。 | |
| アウトカム:考察 | フードチケットを活用してキッチンカーによる場づくりをした際、若者たちからの前向きなリアクションのみならず、周囲の事業者やマルシェ主催団体から「若者に来てもらえるのは嬉しい」「地域通貨のようなことを考えている、一緒に取り組めないか」という声をもらった。 ユース保健室を展開している事業者からは、「フードチケットがあると若者を呼びやすくありがたい」「まずは来てもらえるところから相談のハードルが下がると考えている」という反応をもらった。 「食」というわかりやすさと「場」という見える機会により、若者を支えたい個人・団体・事業者等がマインドを共有しやすくなる手ごたえがある。 | |
アウトプット
| 1 | 本事業を通して、問題あるなしに関わらず、これまでの支援(既存若者支援、公設民営の青少年活動センター)ではつながることのできなかった 若者との信頼関係が生まれ、若者の多様なニーズに出逢えている。 | |
|---|---|---|
| 指標 | ・利用者数 ・若者による自主企画など、若者の表現活動の場となっているか ・人となりが分かる関わりが生まれた回数(相談、雑談、愚痴など) ・若者にとっての居場所感 ・若者の潜在的ニーズ、声の可視化 | |
| 目標値・目標状態 | ・利用者数1,000名 ・活動数5回 ・3回以上継続する新規利用が50人以上 ・他支援に50人つながっている ・利用者数中の関わりが半数以上 ・活動毎に若者の声がHP・SNSで発信されている | |
| アウトプット:結果 | ・利用者数2,521名 ・活動数11回 ・3回以上継続する新規利用が351人 ・他支援に58人つながっている ・利用者数中の関わりが371名 ・活動毎に若者の声がHP・SNSで発信されていない | |
| アウトプット:考察 | 目標値を大きく上回り、利用者数を達成している。その他目標値も、中間報告で目標値を修正した『利用者数中の関わりが半数以上(375人)』を除き、到達している。ただその目標値も、4名の不足であり、概ね達成したといえる。しかしながら、盛況のため、メニュー提供に忙殺され、情報発信ができなかったことは課題である。下半期はバランスがとれつつあり、徐々に活動の肝が分かってきている。つながった若者は青少年活動センターの日常的な利用はもちろん、内外の相談や支援につながっている。 | |
| 2 | 本事業すべてにおいて、若者の参加・参画が重要視され、若者とともに進めることで、新たなフィールドや手法における若者発のチャレンジが実現されている。 | |
| 指標 | 若者とともに運営されているか | |
| 目標値・目標状態 | ボランティア登録者数30人 | |
| アウトプット:結果 | ボランティア登録者数39人 | |
| アウトプット:考察 | 京都奏和高校20名と連携し、シンボルマークの作成した他、1月に、彼らの考える居場所を内包したYOUTH STANDの運営を実施した。その他、YOUTHSTAND運営にあたっては、青少年活動センターと連携し、ボランティアを募集、彼らと、連携団体である宮本氏と協働し、ともにメニューを開発し、当日運営するなど、若者とともにつくりあげることができた。 | |
| 3 | 向島ニュータウンで117号室が整備され、向島ユースセンターの運営に事業者と地域団体が参画している。※弊団体のみで、現場が運営されていない。 | |
| 指標 | ・117号室が開設されている ・運営主体 | |
| 目標値・目標状態 | 117号室が開設され、運営の役割分担がなされ、1人(団体)以上の地域個人・団体が参画している。 | |
| アウトプ ット:結果 | 117号室が開設され、運営の役割分担がなされ、10人・団体の地域個人・団体が参画している。 | |
| アウトプット:考察 | 12/17開設、地元団体「きょうと藤の木セカンドハウス」と協働運営している。実際の運営にあたっては、「藤の木セカンドハウス117運営実行委員会」を設立し、京都藤の木セカンドハウスの他に、藤の木学区社会福祉協議会、二の丸学区民生児童委員、保護市、8・9街区(地元)自治会長とともに月一回の会議を経ながら、若者の場所を地域とともに運営することができている。 | |
| 4 | キッチンカー運営のノウハウを得て、青少年活動センター機能(ユースセンター)のないエリアにおいて、移動型ユースセンターが展開され、キッチンカーの集客力を活かしながら、その魅力で若者が集う場が効果的に実現されている。 | |
| 指標 | ・右京区、上京区、左京区、西京区いずれかの区で実施されている ・キッチンカーの魅力で若者が集っているか ・キッチンカー運営のノウハウ獲得 | |
| 目標値・目標状態 | ・センターのないエリア、もしくは支所管内で1回以上、合計8回以上実施されている ・過半数が新規利用である | |
| アウトプット:結果 | ・センターのないエリア、もしくは支所管内で3回、合計11回実施 ・利用者2,521名の内、半数以上の1,466名が 新規利用である。 | |
| アウトプット:考察 | イベント単発での出店他、西京で継続的に実施し、結果につながっている。キッチンカーの持つ集客効果、飲食のプロが仕掛けるメニュー、若者が不在の地域のお祭り・イベントにおいて、想定を上回る需要があったためと考えられる。 <イベント一覧> 9/3 伏見ふれあいプラザ@伏見区 9/15 愛隣館@伏見区 10/17・21 京都すばる高校オープンスクール@伏見区 10/22 中京ふれあいまつり@中京区 10/29 向島まつり@伏見区 11/3 ユスカル!@東山区 11/5 やませいフェスタ@山科区 1/13 高校生企画 冬なのに夏祭り?!@西京区 1/27・2/24 らくさいマルシェ@西京区 | |
| 5 | INDEPENDANTS for youthが開設され、街中で新規の(青少年活動センターを利用したことがない)若者や(若者を応援したい)市民にとどくプロモーションがされている | |
| 指標 | 広報物品配布枚数 来場者数 SNS広告 共感する個人・団体・事業者数 | |
| 目標値・目標状態 | 物品配布枚数10,000個 来場者数350人 SNS広告リーチ数10,000 共感者数30以上 | |
| アウトプット:結果 | 事業者数 物品配布枚数0個 来場者数600人 SNS広告リーチ数0件 共感者数23人 | |
| アウトプット:考察 | 助成額減額伴い、物品配布、SNSなどでの広報を取り やめ、場づくりに注力して実施。配布したチケットは早々に利用され、ニーズを感じている。一日一食で済ます若者が多く、その理由も様々であり、場の意味を感じている。 | |
| 6 | 若者を食で応援するコミュニティができている | |
| 指標 | チケット配布枚数 チケット使用回数 食事を提供する事業者数 共感する個人・団体・事業者数 | |
| 目標値・目標状態 | チケット配布1,500枚 チケット使用1,000食 飲食事業者11店舗 共感者数20以上 | |
| アウトプット:結果 | チケット配布1,500枚 チケット使用840食 飲食事業者3店舗 共感者数23人 | |
| アウトプット:考察 | 秋からのイベントシーズンに注力したため、開始が遅れた。 事業提携3店舗実装、共感者23人(団体含む)。飲食店事業者は2024年3月時点で追加3店舗、その他、共感・協働事業者として、「経営実践研究会」「フードバンク京都」「生活クラブ」等これまでつながりのなかった事業体とのスキームづくりができた。事務局事業として居住支援にも取り組んでいるが、そのようなネットワークにおいて寄付者としての企業(阪急阪神グループ)や、市民個人等からの理解も得て新たな寄付獲得のサイトが立ち上がった(2024年3月時点) 共感者は多方面から得られたが、コミュニティとしての機運醸成には至っていない 。 | |
活動
| 1 | ①地域拠点型ユースセンター「向島ユースセンター117」 公営住宅向島ニュータウン空き住戸117号室を活用し、地域団体と共にユースセンターを整備。午前中はひきこもり状態の若者のための場所として、放課後には、中学生以上がふらっと訪れ、ゲームや雑談、自習、食事(若者食堂)、その他若者のやりたいができる場とする。また、まちライブラリー、地域通貨、お祭りへの参画など、若者と地域のつながりを重要視して運営。 | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 11月より着工し、12/17にオープン。リフォームプラン、壁のペンキ塗りなどを、利用する若者と共に行った。オープン以後は、地域団体「きょうと藤の木セカンドハウス」と協力し、実行委員会を組織し運営。地域通貨は、10/29「向島まつり」で試行。毎週月曜日、不登校の若者も数名であるが地元の紹介からつながっており、地域からの依頼で夜回りも行い、薬物など新たな問題ある若者ともであいはじめている。 | |
| 2 | ②移動型ユースセンター「ユーススタンド」 キッチンカーを整備し、青少年活動センターのない行政区(右・左・上・西)にて展開。飲食提供はプロのプロデュースの下、ユースワーカーや希望する若者・専門支援者(個人・ 団体に貸出)が行い、利用者と関係を紡いでいく。若者の表現活動(映画、ものづくりなど)の場としても利用し、持続可能性を見据え、本物にこだわり、ふれあいまつりや大学、イベントへの出店も行っていく。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | キッチンカーを整備し、プロのプロデュースのもと、多くのイベントで予想外の利用があった。また、京都奏和高校とともにシンボルマークの作成、京都すばる高校ではオープンスクールへのキッチンカーの貸し出しなど、若者の参画を実現している他、チャレンジの舞台として機能している。青少年活動センターのない左京・西京区出店済み、次年度は右京・上京でも出店予定。広告塔としても機能し、多くの問い合わせを頂戴している。 | |
| 3 | ③夜のユースセンター「INDEPANDANTS for youth」 京都市内三条御幸町にあるレストラン「INDEPANDANTS(アンデパンダン)」を間借りし、18:00〜23:00の時間帯、若者であれば無料の「若者食堂」を内包した夜のユースセンターを実施。立地を活かし、事業全体のプロモーションとしても位置付け、街中での声掛けや広報とあわせて、若者が本事業とつながる最初の一歩とする。 | |
| 活動結果 | 遅延あり | |
| 概要 | 月1回、INDEPANDANTSの協力の下、セミクローズド(フードチケット配布者、及び青少年活動センター・本事業(YOUTH STAND、向島 ユースセンター)を利用する若者)で若者食堂を実施。ごはんを食べながら、ともに時間を過ごすだけでなく、場所を借りて、若者の自主活動(ビブリオバトル、ゲーム大会)も生まれている。プロモーションについては、前段通り。 | |
| 4 | ④若者をささえるネットワークづくり 若者が求めたときに必要な(緊急)支援を展開するための専門支援者の、個々人の関係性に紐づかない、面の(団体同士、平準化された)連携体制を構築。また、上記事業内のフードパントリーの併設や、本事業に共感する飲食店で無料で一食分利用できるフードチケット事業「wakashoku.com(munity)」など食で若者を支える仕組みもあわせて実施する。 | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 「wakashoku.com(munity)」はスキーム構築ができ、1月より実装中。 2024年度も新たな寄付を得て、継続実施をしていけることになった。 INDEPENDANTS 、YOUTH STAND、ユース保健室、ハピネスカフェ、すずなりランタン、KYOTO LAUNDRY CAFE 緊急支援等ネットワークは、事務局と連動し居住支援、学習支援、ケア事業関連で調査研究や関係者周りが進んだ。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
京都市住宅室肝入りの事業として、向島ユースセンターは位置付けられ、洛西地域での地域活性化計画への委員参画、向島ニュータウンに新たに開設予定の地域拠点準備会への打診など具体的な動きにつながっている。また、地域活性、移住・定住政策においても評価され、京都市受託事業者の資金を原資に、魅力発信事業を協働実施予定である。また、特に向島では、地域からに要請で夜回りをおこなったところ(現在も活動日毎に継続)、違法薬物汚染が顕著であり、関係者と連携し対応にあたっている。そんな中、自治会長の紹介のもと、向島出身の世界的HIPHOPアーティストanarchyと関係を持つことができ、次月来訪いただき、(非行・薬物)当事者だった氏から若者へのメッセージなどをいただく予定である。違法行為に私たちができることは少ないが、彼らのリスペクトする他者が発するポジティブなメッセージは若者になにか影響を与えるはずである。wakashoku.comでは飲食事業者にほんのちょっとのおせっかいを依頼しており、そこで生まれる交流から、短期アルバイトにつながるなど、ユースワーカーでは思いもよらない結果を生んでいる。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | キッチンカーを広告塔に場に若者がつどい、その場で若者たちとの雑談のなかで関係構築ができること、<場>になることが確かめられた。「次いつ来ますか?」「わたしも(キッチンカーの)中に入れるの?」など、予防型・会いに行くスタイルの場づくりが、信頼や期待を内包した出逢いになっている。通信制高校に通い同世代とのコミュニケーションに難しさを感じている若者が店員となった実践では、参加や表現の機会にもなった。団体自主事業で展開しているお金や住まいの支援で出逢う複雑な困難を抱えた若者たちに、食の支援としての「直接給付」や、「支援臭のしない場づくり」も提供できることで、継続的なかかわりを実現している。 |
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外部との連携実績
| 1 | 活動 | ①地域拠点型ユースセンター「向島ユースセンター117」 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 連携事業者は以下のとおり ・NPO法人きょうと藤の木セカンドハウス ・向島ニュータウン8・9街区自治会 ・向島ニュータウン藤ノ木学区民生児童委員 ・向島ニュータウン二ノ丸学区民生児童委員 ・向島ニュータウン藤ノ木学区社会福祉協議会 ・伏見区社会福祉協議会 ・社会福祉法人イエス団 愛隣館 ・株式会社健康プラス ・伏見区厚生保護女性会 ・京都文教大学 ・株式会社アイビ建築 | |
| 結果・成果・影響等 | 計画段階より地元団体と協議し、すすめたことで、議論の積み重ねで幾分かの齟齬はあったものの、地元と共につくるユースセンターの実現につながっている。また、地元中小企業と取引することによって、地域通貨や物品の寄付、下段にあげている研究会へのお誘いなど、若者の居場所をとりまくネットワークにもつながっている。 | |
| 2 | 活動 | 移動型ユースセンター「ユーススタンド」 |
| 実施内容 | 連携事業者は以下のとおり ・京都府立すばる高校/京都市立京都奏和高校 ・宮本氏(当時アンデパンダンマネージャー) ・INDEPANDANTS 店長 ・NPOフラット(ユース保健室事業) ・一般社団法人 まちつくり隊/NPO法人らくさいライフスタイル ・社会福祉法人イエス団 愛隣館 | |
| 結果・成果・影響等 | 今後連携希望の団体や事業者が出てきている。 ・学生団体(きょうげいBーLABO、レモネードカフェほか) ・京都ユースクリニック・京都市立中央図書館 ・左京区役所・醍醐支所・京都市都市計画局・京都新聞社 ・妙蓮寺・京都市立芸術大学・立命館大学等市内各大学 ・ユー スカウンシル京都 ・高校授業との連携協定 若者との協働、表現、居場所、相談が起こりうる事業者とつながっている。 | |
| 3 | 活動 | 若者をささえるネットワークづくり |
| 実施内容 | 連携事業者は以下のとおり ・KYOTO LAUNDRY CAFÉ/すずなりランタン ・NPO法人 happiness/ 山科醍醐こどものひろば ・INDEPANDANTS/京都ユースクリニック/YCARP ・経営実践研究会/全国ショートステイ・居住支援ネットワーク ・生活クラブ/フードバンク京都/空き家バンク京都 ・セブンスターズ/府社会福祉協議会/京都市立京都奏和高校 ・市内児童養護施設等/宇多野ユースホステル/市民個人(寄付者) | |
| 結果・成果・影響等 | 食に限らず、中間的就労や住環境支援に携わる事業者ともつながりが開拓できた。 今後、つながった団体とのコミュニティづくりを進めていく。 事務局自主事業として進めているレスパイト拠点との親和性も高く、若者の利用につながっている。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | ・2023年12月27日 京都新聞 朝刊「京都市伏見区のニュータウンに若者の居場所オープン 市営住宅の空き住戸を改修」 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | ・YOUTH STAND車体デザイン | |
| 報告書等 | なし | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部に通報窓口を設置している。 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 内容 | 23年12月6日に全職員を対象とした全体研修を実施。その場で、ガバナンス・コンプライアンスについて話をする機会を持った。 | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 外部監査 | |
| 内容 | 税理士法人 京都合同会計に作成した証憑及び収支管理簿を確認いただく予定。 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | すでに安定した事業基盤があり、創業期の推進力が良い意味でも悪い意味でも失われている自団体にって、本事業が推進力として作用したことは間違いない。地域からの期待もあり次年度の具体的な事業展開へと波及している。向島ユースセンターでは地元個人・団体が(彼らにとっては)大金を前に、必要以上の期待を抱き、中間報告のトラブルにつながっている。共通して思うのは、私たちにとっても、一事業としては大きな金額であった事業費の内部的、且つ連携団体への影響を軽視していた点である。勘所が大部分を占め る要素かもしれないが、重要な要素だと感じている。 |
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シンボルマークの活用状況
・YOUTH STAND車体 |

