事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/06/01 | 終了日 2024/02/29 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 長野市内及び周辺地域 | |
| 事業対象者 | 毎月1回の宅食の取り組みはえんまるに登録のあった長野市内のひとり親家庭の児童扶養手当受給世帯の親とこども(臨機応変に対応)に支援。合わせて本事業で連携を取る関係機関からの紹介等の家庭を積極的、優先的に支援対象としていく。各家庭と継続した関係性を築く中で、必要としている物資の緊急給付をおこなうとともに、問題、課題を抱えている家庭を各専門機関、課題解決型の居場所設営にて対応をおこなう。声をあげることのできない若者(学生・生徒)に向 けて、公立高校・大学の女子トイレに生理用品無償配置を市内配置高校を随時増やしていく。養護施設、援助ホームの若者が必要としている物資支援を適宜ピンポイントにおこなう。 | |
| 事業対象者人数 | ○宅食支援:毎月80世帯、200名 ○居場所での課題解決設営:毎月4世帯前後、10名 ○生理用品配置 長野市内の公立高校・大学の女子生徒・学生 約3000名 。既に配置済みの高校・大学(寮)等の利用枚数は1校あたり1ヵ月平均約300枚。○松代福祉寮退寮者3名、自立援助ホーム夢住の家の若者10名~ | |
| 事業概要 | 1:アウトリーチ宅食支援 一見支援には見えない食品のお届けという「食」をフックにすることで、支援の入り口のハードルをさげ、困窮孤立家庭とつながる。単に食材を渡すのではなく、24時間日々のLINEでの相談対応や月1回の受け渡しを通じて、利用家庭の食を守りながら継続的な関係性を作る。孤立家庭に「だいじょうぶですよ。ひとりじゃないですよ」そんな見守られている安心感を持ってもらい、各家庭への必要な支援とともに、今現在の厳しい生活を支えるための適切な緊急物資の提供をおこなう。関係性を築く中で、各家庭が本当に必要としている物資を見極め適宜給付をおこない、課題や問題を把握した家庭については、適切な専門機関につないだり、課題解決型の居場所(※)に誘導し対応を行う。上記の過程で各専門機関と連絡をとりあい連携支援をおこないながら、本事業をきっかけによりよい仕組みに作り上げていく。(※ 課題解決型の居場所:物理的な制約、周囲のまなざし、心理的な負担など、社会に存在する支援が届きにくい障壁を取り除いた場を学生も立ち入らない休日の長野県立大学構内にて設営。各相談ブースを設けて各専門相談員に親が相談~課題解決をシームレス、かつワンストップでおこなえる場)2:生理用品無償配置 長野市内の公立高校・大学の女子トイレに生理用品を無償配置。学校事務、担当養護教諭との連携の仕組み。貧困の深刻化、家庭環境によりSOSの声をあげる事がむずかしい、困難を抱えた生徒・学生が物理的・心理的に負担のない形で生理用品にアクセスしやすいよう女子トイレに配置。安心して学校生活を過ごせる環境を作り出す事で、生徒間の経済・希望的格差をなくし、様々な格差解消を目指す。3:長野市内の松代児童養護施退寮時・自立援助ホーム夢住の若者に各自本当に必要としている物資・体験を提供。本事業の連携をきっかけに継続支援ができる仕組み作りも行う | |
事業の総括およびその価値
困窮孤立家庭などSOSの声をあげる力が弱くなっている方々は、貧困の深刻化により生活課題の厳しさが増大している。そのような生活に困難を抱えた方々に、行政や地域で居場所を作って手を差し伸べている方がいるが、支援を受ける側に情報が届いていない、またはたどり着くことが困難な方達がいる。
物価高騰の影響はまだ先が見通せず、困窮孤立するSOSの声をあげる力が弱い方々は疲弊し将来に向けての希望的格差も生じ、孤立リスクは高まり一層深刻な状況に置かれてる。
そのような既存の支援制度にたどり着くことができない方。既存の支援制度のはざまにいて、支援の目からこぼれやすい方。受け取れる公的なサポートが少なく孤立しやすい状況に置かれ、困りごとを抱えている方に向けて積極的に出向くアウトリーチの取り組みをおこなった。各自が今必要なものを直接聞きとり、ピンポイントに本当に必要な支援がおこなえることができたと考えている。
課題設定、事業設計に関する振返り
課題設定、想定対象者へのリーチ共に、計画通りにお こなえた。
支援対象者は専門機関からの紹介、児童扶養手当受給世帯等など一定の条件(臨機応変に対応)の世帯に向けておこなっているが、申し込み時点はもちろん、支援開始時点でも困窮度の状況を把握する事は不可能のため、日々のLINEや月一回のお届けの際に、各家庭との関係性を築くとともに家庭の状況を把握するよう取り組みをおこなってきた。
(支援や人間関係に不信感を持っている方が多く最初は会話すら難しい事がほとんどであるが、すぐに関係性が良くなる事はありえないと考え、時間を掛けて丁寧におこなっている)
今回の緊急支援は、各家庭が今本当に必要なものを提供。生活を支えると共に、会話のきっかけと関係性の向上につながった。結果、まだ見えていなかった家庭の状況・課題の発見につながり、相談支援等一歩先の支援の取り組みがおこなえた事が大きな成果の一つだと考えている。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | ○孤立困窮家庭への宅食、プロスポーツゲーム観戦等経験・体験の提供【保護者・こども・家庭全体】食生活が豊かになる・心理的ストレスの減少・可処分所得の増加・余剰時間の増加・生活の不安の減少 | |
|---|---|---|
| 指標 | お届け時やLINEを通じた相談、聞き取りで各家庭の現状を把握 | |
| 目標値・目標状態 | 宅食を利用する前と比較して生活楽になった等気持ちの変化が「とてもあてはまる」と「あてはまる」の合計が50%以上(事前アンケートの比較) | |
| アウトカム:結果 | 1:生活が楽になった 89% 2:家族関係が良くなった 73% 3:生活が前向きに考えられるようになった 85% 4:孤独感が解消できた 78% 5:地域や社会とのつながりが感じられるようになった 78% | |
| アウトカム:考察 | 毎月の食料等の宅食支援に加えて困窮孤立しているひとり親家庭が必要な生活物資を購入支援、生活ニーズに対応した支援としての取り組み。 生活用品等の緊急支援物資、進学進級のための学童用品等の提供は、各家庭が今必要としている物資をピンポイントに直接支給することができ、各家庭の大きな助けになり大変喜ばれた。(別添2023年度の取り組みアンケート結果、自由記述)プロスポーツチーム(+連携企業) との取り組みも経験・体験の格差不足の解消につながる取り組みとなった。 | |
| 2 | ○課題解決型の居場所【保護者・こども・家庭全体】心理的ストレスの減少・可処分所得の増加・余剰時間の増加・生活全般の不安の解消 | |
| 指標 | 当日の相談対応で各家庭の課題解決へ 相談後の聞き取り、オンラインでのアンケート調査 | |
| 目標値・目標状態 | 居場所を利用する前と比較して生活が楽になった等気持ちの変化が「とてもあてはまる」と「あてはまる」の合計が50%以上(事前アンケートの比較) | |
| アウトカム:結果 | 同上(参加者が同じため) | |
| アウトカム:考察 | 児童家庭支援センターなどの専門相談員にとともに、身体、特に口の中の事で、悩みを抱えている家庭が多かったため、歯科医師による個別相談を母子ともに時間を掛けておこない、非常に良い場になった。 一方で新型コロナ5類に移行、学生が外部での実習と、大学内のイベント等が急激に増えたこともあり、日程の調整等で県立大学での毎月の開催が難しくなってきたため、対応を県立大学と協議し、11月19日(日)に長野市と長野県立大学のイベント「子どもフェステバル」にて、えんまると県立大学が独自に共同で取り組みをおこなうなど随時対応をしてきた。引き続き、専門相談員、医師、県立大と連携をおこない必要な活動に取り組む。 | |
| 3 | ○生理用品無償配置【学生・生徒】安心して学生生活を送ることができる・心理的ストレス、不安の減少・学びの意欲が増大する | |
| 指標 | 担当養護教諭からの聞き取り、生徒にアンケート調査 | |
| 目標値・目標状態 | 生理用品配置を利用する前と比較して生活が楽になった等気持ちの変化が「とてもあてはまる」と「あてはまる」の合計が50%以上(事前アンケートの比較) | |
| アウトカム:結果 | 担当養護教諭からの直接の聞き取り | |
| アウトカム:考察 | 貧困の深刻化、家庭環境によりSOSの声をあげる事がむずしい生徒・学生が物理的・心理的に負担のない形で生理用品にアクセスしやすいよう女子トイレに配置。担当養護教諭から、ありがたい、助かってるというとても生徒が多いと報告。配置以降、体調の事など保健室に相談に来る生徒が増えたとの事。一方、県の基本対応は必要な場合は、生徒が保健室に取りくるようという従来の取り組み(取りに行く事ができない生徒は配慮されていない)のため、県議と連携を図り県議会にて課題提起。2023年2月に続き、9月に信濃毎日新聞掲載。長商デパート、信州BW配置など、地域社会からは非常に良い取り組みとの声が数多く届いている。 | |
| 4 | ○養護施設、援助ホーム等で自立を目指す若者に必要物資の提供、及びプロスポーツゲーム観戦等経験・体験の提供可処分所得の増加・生活全般の不安の軽減 | |
| 指標 | 配布時の聞き取り・寮、ホームの担当者からの聞き取り | |
| 目標値・目標状態 | 配布前の状況と比較して不安感の減少につながった等、気持ちの変化が「とてもあてはまる」と「あてはまる」の合計が50%以上(事前アンケートの比較) | |
| アウトカム:結果 | 担当支援員からの聞き取り、えんまるが直接本人から聞き取り | |
| アウトカム:考察 | 18歳までは児童養護施設で生活ができるが、退所後は支援がなくなりひとりで生活をしなければらないという現状に対応するため、各児童養護施設の退所後に、必要な生活用品等の提供。また退所後の生活がうまくいっていない若者のために、本人のニーズを把握し、必要な生活物資等の提供で生活の改善をおこない、児童養護施設、自立援助ホームの各施設と連携し、本助成事業の趣旨、社会からの支援を担当支援員とえんまるから直接伝えることで、(一緒に購入することで)若者が頼れるつながり先を増やし、孤立を防ぎ、不安感の減らすことにつながった。 | |
アウトプット
| 1 | 支援家庭80世帯に毎月食品等のお届け | |
|---|---|---|
| 指標 | ひとり親家庭の支援世帯数、人数 | |
| 目標値・目標状態 | ひとり親家庭80世帯200人 | |
| アウトプット:結果 | ひとり親家庭約60世帯 約170名(毎月) | |
| アウトプット:考察 | 毎月1回、カゴに1世帯当たり3キロ~5キロの米、食品を15点~20点支援家庭の自宅までお届け~相談対応。宅食支援に加えて各利用者が今緊急に必要としている生活物資を購入。合わせて、支援をおこなっている家庭の子ども、ひとりひとりに進学進級に必要な学童用品等の購入支援。毎月の食材、緊急生活用品支援、進学進級学童用品支援、各家庭が必要としている、生活ニーズに対応した支援として活動。被支援家庭数、延べ約720世帯、約2000人 | |
| 2 | 課題解決型の居場所にて各家庭の課題に対する相談支援を | |
| 指標 | ひとり親家庭の支援世帯数、人数 | |
| 目標値・目標状態 | 参加ひとり親家延べ40世帯、100人 | |
| アウトプット:結果 | 22世帯 55名 | |
| アウトプット:考察 | 既存の支援が届きにくい課題を抱えた家庭を対象に、休日の学生も立ち入らない長野県立大学構内を使用し、専門相談員と長野県立大こども学科と連携して個別の相談支援を実施。 相談ブースを設けて相談、親が相談をしている間はこども学科の学生による保育をおこうなう。6月、7月、10月、11月、2月に実施。松代児童家庭支援センターの専門相談員、歯科医師等による個別相談。(必要に応じてその後、松代児童家庭支援センターが対応をおこない継続支援)11月は長野市と長野県立大学との子どもフェステバルのイベントを開催、長野県立大こども学科と独自の相談ブースを設営し実施。 | |
| 3 | 市内の県立大学、高校計8校に生理用品を計24,000枚配置 | |
| 指標 | 各学校の利用枚数確認 | |
| 目標値・目標状態 | 長野市内の県立大学、県立高校計8校のトイレに生理用品を1校3,000枚、計24,000枚配置。 | |
| アウトプット:結果 | 長野市内の県立大学、県立高校、公立長野大学の計6校のトイレに生理用品計7,000枚配置。 | |
| アウトプット:考察 | ・長野商業高校、長野西高校へ計5000枚配置。 ・長野商業高校の1万人以上の来店が見込まれる長商デパートに向けて来場者に広く取り組みを知ってもらうため、全ての女子トイレに生理用品を配置。 ・行政への働きかけとして県議と連携。7月の県議会にてえんまるの取り組みと公立高校への配置に向けて教育委員長に質問。 ・7月から長野県立大学構内、寮への配置(1000枚)12月から公立長野大学への配置が開始(1000枚)。長野大学は社会福祉学部とのしての取 り組み。 ・上記生理用品配置は、社会貢献活動に力を入れている信州BWとの連携。女性支援としてホームゲームの際にも女子トイレに配置。 | |
| 4 | 松代福祉寮退寮者3名のうち(確定分1名)、自立援助ホーム夢住の家の若者10名に | |
| 指標 | 必要物資の渡した合計数 | |
| 目標値・目標状態 | 13名全員配布 | |
| アウトプット:結果 | 22名配布 | |
| アウトプット:考察 | 自立援助ホームの夢住の家、児童養護施設の松代福祉寮、三帰寮、恵愛を既に退所し、生活に困難を抱えている若者。3月に退所後、新しい生活にめどを立てるのが困難な若者に向けて必要な物資の購入・配布。 松代福祉寮(1名)三帰寮(7名)、夢住の家(8名)を退所し今現在生活に困難を抱えている若者に、各施設の支援担当者から必要な緊急物資を聞き取り支給。当初の事業・資金計画にはなかった取り組み・支出。 松代福祉寮(1)三帰寮(4名)恵愛(1名)の3月に退所後の生活に必要な家電製品等の物資の支給。三帰寮と恵愛は、当初の事業・資金計画になかった今回事業をきっかけにはじまった連携支援(物資支援) | |
活動
| 1 | ○宅食支援 1:食品企 業、長野県社会福祉協議会、長野県地域振興局、農林水産省、認定NPO法人フードバンク信州、認定NPO法人フローレンス、地域の団体、お寺、個人等、各方面から寄付や食品、日用品等の支援物資が集まる。 | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 活動の基礎となる食材等は、企業、団体、個人、民間団体食材購入助成等から支援が集まり、利用申し込み、県立大学での梱包~お届けで各家庭を把握、関係性を築く支援の取り組みを計画通りにおこなえた。日々のLINEや訪問チェックリストをもとに毎月1回の各家庭への訪問時の状況を把握し、各家庭に必要な支援を責任者と常に確認してきた。専門的な支援が必要な場合は課題解決の居場所や各専門機関へつなぎ対応をおこなった。 | |
| 2 | 2:長野市内の困窮家庭から申し込み(児童扶養手当受給世帯を基本とするが、臨機応変に対応)申し込みはいつでもHPからスマホ上で簡単におこなえ、窓口にきたり紙などの提出は必要なし。または、各種専門機関から支援が必要な家庭の連絡・紹介により被支援家庭を把握し、困難を抱えた家庭とつながる。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 従来のHP上からの申し込みから、各専門機関等から紹介を通じての申し込みの割合がふえてきている。より困りごとを抱えている家庭とつながるために、家庭の状況を見て支援家庭の入れ替え を随時おこなっている。(支援期間は半年~1年程度。※支援が必要な家庭は1年以上の継続支援をおこなう。困窮度、困りごとを抱えている家庭が増えているため、日々対応している現場スタッフの負担が大きくなっている課題有り。 | |
| 3 | 3:県立大構内にて梱包、各家庭にお届け・関係性を築く 最初に一見支援には見えない食品のお届けという「食」をフックにすることで、支援の入り口のハードルをさげて困っているご家庭と繋がる。日々のLINEや毎月お届けの受け渡しを通じて、利用家庭の食を守りながら、継続的な関係性を作る。単に食材をお渡しするのではなく、孤立しているご家庭に「だいじょうぶですよ。ひとりじゃないですよ」そんな見守られている安心感を持ってもらう事も大きな目的。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 地域の団体、個人等からの支援や、農林水産省の政府備蓄米、こども家庭庁のひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業などの食材提供により、活動の入り口・きっかけである食材を安定してお届けすることができた。月一回のお届けでの各家庭の状況を確認するとともに、常時つながっているLINEでの日々のやり取りで、少しずつ関係性を築き、各家庭の孤立を防ぐことにつながっている成果がでている。 | |
| 4 | 4:各家庭と関係性を築きながら、各家庭の状況を把握し、必要な支援、物資提供をピンポイントにおこなう。家庭の変化や虐待などの問題の予兆に気づいたときは、深刻な状況におちいる前に専門機関につなぐ。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 各家庭の状況を細かく把握することで、必要な食材や物資、本事業の緊急支援物資など必要な家庭に必要な物資をピンポイントにお届けすることができている。状況に応じて、課題解決型の居場所に誘導したり、児童家庭支援センターをはじめとする、各専門機関につなぎ、生活が前向きに進んだ家庭も多くあり、引き続き、ていねいに取り組みをおこなっていく。 | |
| 5 | ○課題解決型の居場所設営 社会に存在する支援が届きにくい障壁を取り除き、一般の方が立ち入らない休日の県立大学構内を使用。その場で食材等を受け取るとともに、各相談ブース(医師、専門相談員、心理相談員等)を設けて親が相談~課題解決をはかる。各個室を用意しプライバシーに配慮。親が相談している間、こどもには単なる託児ではなく、こども学科学生による無料の保育を行う。本事業で連携をとる専門機関とも協同で行う。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 既存の支援が届きにくい課題を抱えた家庭を対象に、休日の学生も立ち入らない長野県立大学構内を使用し、専門相談員と長野県立大こども学科と連携して個別の相談支援を実施。相談ブースを設けて相談、 親が相談をしている間はこども学科の学生による保育をおこうなう。松代児童家庭支援センターの専門相談員、歯科医師等による個別相談。(必要に応じてその後、松代児童家庭支援センターが対応をおこない継続支援) | |
| 6 | ○生理用品配置 困窮家庭のこども・若者が、物理的、心理的に負担がなく、生理用品にアクセスしやすい環境を作り出すために、長野市内(県内)の公立高校に配置を拡大していく。各校養護教諭等と連携をおこない、配置実績とノウハウを積みかさね(アンケート調査含む)公費での全県配置を目指し、行政への政策提言をおこなう。引き続きメディア(信濃毎日新聞)とも情報共有を行いながら配置に向けて積極的に各所に働きかける。 | |
| 活動結果 | 遅延あり | |
| 概要 | ・長野商業高校、長野西高校へ配置。 ・長野商業高校の1万人以上の来店が見込まれる長商デパートに向けて来場者に広く取り組みを知ってもらうため、全ての女子トイレに生理用品を配置。 ・公費への配置に向けて県議と連携。7月の県議会に質問、課題提起。 ・7月から長野県立大学構内、寮への配置。 12月から公立長野大学への配置が開始。長野大学は社会福祉学部との取り組み。(3月中に長野大学HPにも掲載予定) | |
| 7 | ○長野市内の松代児童養護施設・自立援助ホーム夢住の家 養護施設は、退寮後進学予定だがコロナ等の影響 で親の支援は受けられないため最低限必要な耐久消費財、援助ホームは現在支援している、繋がっている困難を抱えている若者に今必要な物資を提供。本事業を契機に各機関と連携をとり継続して支援ができる仕組み作りも行う。また、援助ホームと繋がっている若者の中には食支援が必要なケースもあるため同様に随時対応していく。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 自立援助ホームの夢住の家、児童養護施設の松代福祉寮、三帰寮、恵愛を既に退所し、生活に困難を抱えている若者に対して、各施設の支援担当者から必要な緊急物資を聞き取り支給。当初の事業・資金計画にはなかった取り組み・支出。 3月に退所後、新しい生活にめどを立てるのが困難な若者に向けて必要な家電製品、寝具など生活に必要な物資の購入・支援。三帰寮と恵愛は、計画になかった今回事業をきっかけにはじまった連携支援。 | |
| 8 | 〇信州ブレイブウウオリアーズと連携し、宅食支援家庭や施設利用の若者等にプロスポーツ観戦するイベントを企画し、非日常体験による気分転換の場を提供する。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 経験・体験が不足しているご家庭の観戦招待人数が49名。参加しやすいように観戦試合の日程を11/4、12/29、2/11の3日間に分散。単なる試合観戦に終わらないように、選手との写真撮影、直筆メッセー ジカードプレゼント企画をはじめ、体験・経験不足を補える特別な一日になった。信州BWだけでなく、地域企業(本久、西澤工業)からも大きな連携支援を受け、地域社会貢献の取り組みとしても有意義な取り組みなった。 | |
| 9 | 上記全ての活動について、連携機関とともに、各家庭・若者の課題をひとつひとつ解決していき、困難を抱えている家庭・若者が社会とつながり、安心して生活ができる各種サポート体制を作る。他の一般家庭・若者との様々な格差解消を目指しながら、次に向けての支援の仕組みづくりも平行して取り組む。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 必要な支援にたどり着くことができずに、孤立リスクが高まり深刻な状況に置かれやすい、ひとり親家庭など生活に困難を抱えた家庭、生徒学生、各施設退所後の若者などの、既存の支援制度のはざまにおかれている方々に向けて、アウトリーチを中心とした支援でひとつひとつ取り組みをおこなうことができた。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
課題設定、想定していた対象者へのリーチ共に、想定していた通り活動をおこなえた。各家庭と物資購入~提供のやりとりをおこなう中で、普段とは異なった形でコミュニケーションをとる手段の一つとなり、より関係性を築くことにつながった。結果的に、各家庭の状況や困りごとなど今までに見えなかった部分の困りごとなどの把握ができ、次の必要な支援の取り組みに直接つながる波及効果があった。各家庭の状況は外からは非常に見えにくいため、こちらから積極的に出向くアウトリーチの手法はますます必要であると感じている。困窮生徒・学生に向けた生理用品配置は、公立長野大学社会福祉学部との取り組み、信州BWの体験・経験の取り組みは、民間企業(本久、西澤工業)に支援が広がっている。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | 困窮孤立家庭、親や身内に頼ることができないこども・若者、ヤングケアラー家庭等は、既存の支援制度のはざまにいて、支援の目からこぼれやすい。受け取れる公的なサポートも少なく孤立しやすい状況に置かれている。困りごとを抱えている方に向けてのアウトリーチの取り組みも進んでいない。地域の社会課題(課題解決の取り組み)に対する関係機関の広報・啓発も足りていない。 |
|---|
外部との連携実績
| 1 | 活動 | ・自立援助ホーム 夢住の家 ・児童養護施設 三帰寮、恵愛(新規) |
|---|---|---|
| 実施内容 | 養護施設退所後に必要な耐久消費財、援助ホーム等は現在支援している、繋がっている困難を抱えている若者に今必要な物資を提供。 | |
| 結果・成果・影響等 | 被支援者本人が今必要としているものをピンポイントに支給できた。必要な物資支援とともに地域とのつながりをつくり、孤立を防ぐ成果。 | |
| 2 | 活動 | 公立長野大学(新規) |
| 実施内容 | 生理用品女子トイレ配置開始。社会福祉学部としての取り組みとしておこなう。 | |
| 結果・成果・影響等 | 必要な支援と共に、学生とともに取り組み、地域社会に向けて長野大学と連携して取り組みをおこなう。 | |
| 3 | 活動 | ㈱本久、㈱西澤工業(新規) 困窮孤立家庭体験・経験体験 |
| 実施内容 | 体験・経験格差解消のためのプロスポーツ観戦、連携支援 | |
| 結果・成果・影響等 | 被支援者に対しての直接支援とともに、地域社会に向けて、NPO×プロスポーツ×民間企業の取り組みとして発信。大きな取り組みとなった。 | |
| 4 | 活動 | 長野県立大学(既存) |
| 実施内容 | 食材梱包、課題解決型居場所にて保育、学習支援。大学構内と大学寮に生理用品配置。各種支援の仕組みづくり。生理用品配置。 | |
| 結果・成果・影響等 | こども学科の学生さんによる支援は、孤立するひとり親家庭の親御さん、こどもたちを支える非常に大きなちからになっている。 | |
| 5 | 活動 | 松代児童家庭支援センター、各個人医師(既存) |
| 実施内容 | 都度必要な支援の相談対応。課題解決型の居場所設営連携 県立大学構内で個室の相談ブースを設けて親が相談~課題解決をはかる。 | |
| 結果・成果・影響等 | 支 援家庭の相談対応。各家庭が抱えている相談~課題解決。必要な家庭は松代児童家庭支援センターで継続して相談対応をおこなっている。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | ・NHKイブニング信州、NHK信州845(7月21日)「物価高の夏休み どうする?子どもの食事支援」 HP全体動画:https://www.nhk.or.jp/nagano/eve/doga/report.html HP該当動画:https://movie-a.nhk.or.jp/sns/Ast/f9tft3r6.html ・信州 NEWS WEB(7月21日) 「経済苦の子育て世帯支援の輪の拡大目指す催し」 https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230721/1010027491.html ・中日新聞(7月21日)「宅食への理解深めて」 紙面添付 ・NHKイブニング信州、NHK信州845(8月21日)【7月の長野市消費者物価指数 去年同月比3.3%】https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230821/1010027882.html ・信濃毎日新聞朝刊(9月26日)第2社会面 「生理の貧困」に悩む子供たちの力になりたい未使用の生理用品を高校生に届けるには? 紙面添付 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | 連携支援活動パンフレット 650部 | |
| 報告書等 | なし | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更はなかった | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | は い | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | JANPIAの窓口を利用 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | いいえ | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 外部監査 | |
| 内容 | ココロ税理士法人事務所 定期的(1か月~2か月に1回)に会計進捗、報告、監査。都度相談。 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | 児童家庭支援センター等、各専門機関との連携が広がり支援体制の強化がおこなえた。大学企業等との連携も広がり信頼関係も深く築けている。 |
|---|
シンボルマークの活用状況
連携支援活動パンフレット 650部 |

