事業完了報告
2024/08/27更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2023/06/01 | 終了日 2024/02/29 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 飯田市 | |
| 事業対象者 | ・生活困窮家庭 | |
| 事業対象者人数 | 700人 | |
| 事業概要 | 〇 現在飯田市社協で把握しているもぐもぐサポーター事業登録世帯(困窮者世帯への食糧支援)を通じ、継続的な相談や支援を地域内で行える仕組みとしていく。 | |
事業の総括およびその価値
飯田市社協で把握しているもぐもぐサポーター登録世帯について、定期的な食糧を通じて生活状況の把握および新たな支援の必要性を把握し、必要に応じて相談機関等へつなげ支える支援体制を整えた。
行政や相談機関との連携により新たに支援を必要とする世帯について「もぐもぐサポーター」登録を照会し、事業開始時39世帯から51世帯まで登録を拡大し支援が届く連携体制を整えることができた。
安定した食糧調達の仕組みとしてフードドライブ活動の促進を図り、地域課題への地域のボランティア活動や地元企業等への理解や意識醸成につなげた。フードドライブ活動を通じて地域の中の支え合い活動への理解や食品ロスおよびSDGsへの理解が深まった。
課題設定、事業設計に関する振返り
安定した食糧調達の仕組みとしてフードドライブ活動への理解と取組が広がったが、物価高による寄付食糧品は想定より増えなかったため、配布食糧の調整や購入し た食品の配布を行った。
これまでの食糧配布方法の見直しを図り、寄付食糧を活用した弁当を地域で活動するこども食堂団体との新たな連携により制作し、定期的に配布した。
新たに支援を必要とする世帯についてもぐもぐサポーター登録を照会してきたが、継続的な支援体制として人的・物的ともに拡大を図ることが難しかった。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 関係機関連携により、新規の支援の必要な世帯へ食糧を通じたつながりの支援につながる | |
|---|---|---|
| 指標 | 相談機関との連携会議等の開催数 月1回継続実施 身近な地域へ相談機関としての周知 | |
| 目標値・目標状態 | ・定期的な連携会議開催の継続により新規世帯状況の把握につながる。 ・新規の世帯の登録が増加する。 ・チラシの配布により必要な世帯へ支援が届き、事業の認知度が高まる。 | |
| アウトカム:結果 | 相談機関および行政機関等との連携により定期的な会議を開催し、情報共有と新規の支援が必要な世帯情報を交換、食糧の支援およびつながりつくりの支援につなげることができた【39世帯から51世帯へ増加】 | |
| アウトカム:考察 | 定期的な連携会議の開催により新たな支援を必要とする世帯の把握ができたが、事業案内チラシ配布によりもぐもぐサポーター登録が激増する懸念が生じたため、チラシ配布を見合わせた。相談機関等への事業周知により、新たな支援を必要とする世帯状況の把握につながったため、事業の認知度が高まった。 | |
| 2 | 安定した食糧支援を通じた顔の見える相談窓口との関係性があることで、変化に合わせた支援や心理的・経済的負担の軽減につながる | |
| 指標 | 相談機関との連携会議等の開催数 月1回継続実施 もぐもぐサポーター登録数 【現在:39世帯 目標:55世帯】 | |
| 目標値・目標状態 | ・定期的な連携会議開催の継続により登録世帯状況の把握につながる。 ・必要な支援のニーズ把握につながる。 ・支援が必要な登録世帯が増加する(月1~2世帯) | |
| アウトカム:結果 | 相談機関との定期的な情報共有を図り、登録世帯の情報把握につながった。また、月1回食糧支援を行い、直接世帯状況を把握することができ、必要な支援ニーズの把握につなげることができた。 | |
| アウトカム:考察 | 定期的な連携会議の開催および随意時の打合せにより新たな支援を必要とする世帯の把握ができ、既存の登録世帯状況について情報共有を図ることができ、継続的な支援体制が構築できた。月1回食糧支援による心理的・経済的負担軽減の評価として、食糧配布日に実施するアンケートへの回答内容から確認ができた。 | |
| 3 | 継続した食糧支援を通じたつながりの支援となるよう、食材や協力者など運営体制の構築となる | |
| 指標 | 継続できる食糧調達方法の検討 食糧調達内容や量の検討 | |
| 目標値・目標状態 | ・ネットワークが構築し、継続性のある活動となる | |
| アウトカム:結果 | 継続した食糧支援につながることを目的としたフードドライブ活動により、支援食糧の調達につなげることができた。 | |
| アウトカム:考察 | 継続的な食糧調達としてフードドライブ活動への理解と周知を進めた結果、個人による活動への取組や文化祭やイベントなど地域全体での取組機会が増加してきた。ま た、協力団体として地元企業による理解と取組が増加し、ネットワーク構築へ向けた動きが取れた。生鮮食品の受付は対象外としているが、その都度配布及び活用の可能性を検討し、食品ロスへの取組にも発展している。生鮮食品の受付と更なる活用について検討する必要がある。 | |
| 4 | 地域の方々が、フードドライブの活動を通し、地域課題に目を向けたり、地域内の支えあいの力を醸成する。食品ロスの軽減などSDGsへの取り組みの関心を持つ。 | |
| 指標 | 社会的課題へ関心を寄せる地域住民の意識の醸成となる 継続的な支援や企画の情報発信 | |
| 目標値・目標状態 | リサイクル活動企画への参加者数が増加する(のべ45人以上) 協力団体や企業数(○○以上) | |
| アウトカム:結果 | 地区単位のフードドライブ活動や企業によるフードドライブ活動の取組が浸透している。また、活動によって食品ロスの軽減につながることの理解が深まり、地域課題の気づきにつなげることができた。 | |
| アウトカム:考察 | 社会的課題やフードドライブ活動について情報を発信し続けることで、個人、地域、企業等の社会的課題への関心が高まった結果、フードドライブ活動への協力への理解が進み、もぐもぐサポーター事業の継続につながっている。 | |
アウトプット
| 1 | 相談機関との継続的な連携により、食糧支援や継続的な相談支援につながっていく新たな支援を必要する世帯につながる | |
|---|---|---|
| 指標 | 広域相談機関との連携が図れる会議等の開催数 身近な地域の相談機関の周知 | |
| 目標値・目標状態 | 定期的連携会議開催 9回 新規相談者月1~2世帯 | |
| アウトプット:結果 | 定期的連携会議開催 9回実施 新規相談者月1~2世帯登録済 | |
| アウトプット:考察 | 定期的および随時連携会議の開催により、相談機関への事業の認知度が高まったことにより、新たな支援を必要とする世帯を把握した相談機関からもぐもぐサポーター登録案内について情報提供があり、新たな登録につながった。新たな支援を必要とする世帯の把握ができ、登録世帯数が増加した。 | |
| 2 | 既存登録の世帯に対しても、顔の見える継続的な支援として、もぐもぐサポーター事業が活用される。 | |
| 指標 | 食糧の安定的な供給支援 現状ニーズの把握 | |
| 目標値・目標状態 | 定期的連携会議開催 9回 新規ニーズの把握方法を確立 | |
| アウト プット:結果 | 定期的連携会議開催 9回実施 新規ニーズアンケート実施(ウェブ回答)9回実施 | |
| アウトプット:考察 | 食糧の安定的な供給支援を継続することで登録世帯の現状が確認できた。また、確認した状況については相談機関との定期的および随時連携会議の開催によって情報共有し、新規ニーズの発生を確認し対応できる体制の構築につながった。 | |
| 3 | フードドライブ活動を通じて、多様な世代機関との協同活動の機会と、地域課題へ関心を寄せる機会となる。 | |
| 指標 | 地域内のボランティア活動者の募集 地域の商店や企業への協力依頼数 | |
| 目標値・目標状態 | 地域住民参加がある 継続した協力者、団体がある | |
| アウトプット:結果 | もぐもぐサポーター事業参加ボランティア数延べ96名 事業協力子ども食堂1団体 フードドライブ協力s団体延べ159団体 | |
| アウトプット:考察 | もぐもぐサポーター事業への参加についてSNSを活用し情報発信したことで、新規ボランティアの参加につなげることができた。 子ども食堂との連携を模索し、子ども食堂のノウハウを活用した配食弁当制作と子ども食堂が抱える参加者の固定化の課題の解決につながるよう連携を図ることができた。この取組により、多様な世代がフードドラ イブ活動や地域課題へ関心を寄せるきっかけとなった。今後も地域で活動するその他の子ども食堂との連携の可能性を模索する。 | |
| 4 | 地域住民に対し、フードドライブや支えあい活動など継続的な支援情報や支えあう地域醸成作のため、紙媒体やWEB等を活用した情報発信が行われる。 | |
| 指標 | 地域内のボランティア活動者の募集 地域の商店、企業への働きかけ | |
| 目標値・目標状態 | 継続的な情報発信の仕組みができる | |
| アウトプット:結果 | フードドライブ活動取組地区13地区 その他イベント共催によるフードドライブ活動3か所 紙媒体およびWEBによる情報発信随時 | |
| アウトプット:考察 | フードドライブ活動への地区の理解促進を図り、地区単位での取り組みに発展、拡大することができた。また、イベント等との共催にも取り組みを拡大した。フードドライブ活動を通じて地域の支え合い活動への意識醸成につなげることができた。 | |
活動
| 1 | ひとり親世帯をもぐもぐサポーター事業へ登録し、フードドライブや購入品による食量支援を通じて継続的な相談や支援を地域内で行える仕組みを構築する。また 、相談及び関係機関と連携し、継続的な支援の連携体制を構築する。安定した食糧調達の仕組みとして、フードドライブ活動など地域内のボランティア活動の促進や協力団体企業等へ働きかけていく。地域における支えあいの活動の醸成とともに、食品ロスの軽減など環境や暮らしへの配慮した取り組みを推進していく。 | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | ・もぐもぐサポーター事業への登録世帯 39世帯 → 51世帯増加 ・安定的な食糧確保として通年にわたりフードドライブ活動の実施 ・通年にわたり相談機関、関係機関と連携した会議の開催 令和5年6月~令和6年2月 9回 | |
| 2 | 相談及び関係機関との連携によるもぐもぐサポーター事業(個別食糧支援)の実施 | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | ・安定的な食糧確保として通年にわたりフードドライブ活動の実施 ・もぐもぐサポーター登録世帯への食糧の配布(個別食糧支援) 令和5年6月~令和6年2月 毎月第3金曜日 9回 | |
| 3 | 相談機関や関係機関への活動の周知:もぐもぐサポーター事業とフードドライブ活動 | |
| 概要 | ・随時実施 | |
| 4 | 食糧ストックの内容量の検討と安定供給方法の検討会 | |
| 概要 | ・フードドライブ寄付食糧品を活用した調理品の配布 令和5年6月~令和6年2月 毎月第3金曜日 9回 ・フードドライブ寄付食糧品を活用した地域の子ども食堂による調理品の配布 令和5年8月~令和6年2月 毎月第3金曜日 7回 ・フードドライブ寄付食糧に加え購入食糧補充品の配布 2回 | |
| 5 | 物資や寄付等、地域内の協力団寄体や企業へ協力依頼 | |
| 概要 | ・随時実施 ・地区文化祭 | |
| 6 | リサイクル活動や相談窓口のWEB上または紙媒体での情報発信 | |
| 概要 | ・随時実施 ・まちづくり委員会および民生児童委員協議会への情報発信 20/20地区 ・関連するシンポジウム及び研修会等での情報発信 | |
| 7 | 連携会議を開催し、定期的な情報提供や連携体制の構築を図る | |
| 概要 | ・随時および定期的な連携会議による情報共有 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
安定した食品支援を継続しながら新たに生じるニーズや生活課題の把握につながるように取り組んだことで、相談機関を含めた支援体制の構築につながった。また、フードドライブ活動により寄付された食糧品の活用や消費の様子が明確になることで、フードドライブ活動への理解や社会的な課題への理解促進と意識醸成につながった。地域で活動する子ども食堂との新たな連携体制の構築にもつながった。新たに支援が必要な世帯の把握につながる体制構築が図れたが、これに対応する人的、物的支援体制が整わず、支援が必要な世帯をすべてもぐもぐサポーターとして登録し対応することができなかった。フードドライブ活動は、地域の中でその活動の認知と取り組みが進んできているが、物価高による各家庭への影響がある中でボランティア活動をベースとしたフードドライブ活動による寄付食糧の量は増えない状況がある。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | ひとり親家庭を対象とした事業は初めての取組であり、対象世帯の把握や相談機関および内部の他部署との連携体制の構築につなげることができた。また、フードドライブ活動への認知が進み、地域の文化祭やイベント等において、各団体等におけるフードドライブ活動への取り組み機会が増加している。活動の周知がすすみ、フードドライブ活動への新規の協力者を一定数確認することができている。また、地域で活動している子ども食堂1団体との連携体制の構築につなげることができたが、その他活動している子ども食堂団体との連携体制の構築には至っていないため、今後検討が必要。 |
|---|
外部との連携実績
| 1 | 活動 | フードドライブ寄付食材を活用した弁当の作成と配布 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 地域の子ども食堂活動団体と連携し、寄付食品と購入食品を活用して調理を行い、もぐもぐサポーター登録世帯へ配布。栄養バランスよく季節を感じられる内容に工夫。 | |
| 結果・成果・影響等 | 月1回手作り弁当を配布し、夕食つくりの負担軽減と親子がゆっくりと食事が楽しめる時間を持つことにつながり、満足との声が多く聞かれた。普段作ることがない副菜を食べられる貴重な機会との声も聞かれた。また、子ども世帯への支援を通じて子ども食堂団体とともに社会的な課題を共有し、連携体制の構築につながった。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | なし | |
|---|---|---|
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | ・フードドライブ活動広報チラシ(地区文化祭用、民生児童委員協議会用、学校PTA活動用) | |
| 報告書等 | あり | |
| 内容 | ・組織内部用実績報告書(会議①② 6月~2月毎月各1回 全18回) | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更はなかった | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | いいえ | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | いいえ | |
| 内容 | 利益相反が生じる事項がないため | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | いいえ | |
| 内容 | 社会規範に反することなく、公正・公平に業務を行っているため | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | いいえ | |
| 報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む) | 内部監査 | |
| 内容 | 令和6年度監査会にて実施(監査員2名体制) | |
| 事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか | 実施済み | |
| 内容 | ・社協全体会計と併せ事業の取組を進めた形へ整備した。 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
シンボルマークの活用状況
購入物品(パソコン、保冷庫等) |

