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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/06/01終了日 2024/02/29
対象地域長野県
事業対象者

はなぶさ学園が直接介入し、この事業で連携する教育関係機関、福祉関係機関、企業が間接的介入し、最終的受益者である長野県南信州地域の①幅広い貧困世帯②不登校児童の母親③何かしらの理由で就職できない若者④家族の自宅介護で働けない世帯⑤ひとり親家庭で貧困を感じている方たちが、在宅ワークのスキルを身につけることによって、自分のペースで働け、持続的に所得を確保し、生きがいと働きがいを感じることができるようになる。

事業対象者人数

学用品の支援ニーズ把握、配送支援 2000世帯


在宅ワークキットの配布、技術指導 100世帯

事業概要

▼事業の背景
コロナ禍により困難を抱えるグレーゾーンの家庭が増えてきた。


▼どのような活動を行うか
①学用品配布
グレーゾーンを拾い出すために教育機関の協力を得て下伊那地区の保育園、小学校、中学校にチラシを配り希望者にHPから応募してもらい学用品の配布を行う。また、HPには子育てに役立つ情報や、社会福祉協議会などのお知らせを載せて定期的にHPもしくはSNSに訪れてもらい対象者との繋がりを保つ。


②在宅就労支援
社会福祉協議会などの支援団体の協力をいただき、在宅ワークスキルアップキットを配布し、オンライン動画を活用した間接敵指導と、直接的指導でスキルを確かなものにしていく。スキルとしてはレザークラウトで革小物を作るスキルとインターネットで販売するスキルを予定している。さらに専門家からの講習会を開催し、より在宅ワークを可能にする体制を整える。スキルの上達を把握しながらHPで革小物を販売し効果的に仕事に繋げていく。


③食料支援
直接的効果的な物価高騰対策として南信州地域振興局総務管理とほほゆめPJとの連携で食糧支援を実施する。


④生活用品支援
直接的効果的な物価高騰対策として松川町社協、高森町社協、喬木村社協、阿智村社協と連携して生活用品支援を実施する。


▼活動により社会課題にどのように貢献するか
・教育機関を通じて幅広く告知することにより把握できなかったグレーゾーンを拾い上げることができる。
・レザークラフトとネット販売の技術を提供することにより在宅ワークが可能となり、働く選択肢が増え持続的に所得を向上することができる。

事業の総括およびその価値

①学用品配布②在宅就労支援③食料支援④生活用品支援の4つ活動を行い、配布を松川町社会福祉協議会、高森町社会福祉協議会、喬木村社会福祉協議会、阿智村社会福祉協議会、下條村社会福祉協議会事務局、ほほゆめPJ、まいさぽ下伊那、飯田市福祉課と連携して行い、アウトリーチを松川町教育委員会、高森町教育委員会、下條村教育委員会、豊丘村教育委員会、その他の教育機関と連携して行った。
生活用品、食料支援は即効性はあるが持続性がないため、貧困グレー世帯に在宅就労支援で所得をあげてもらうために、レザークラフトキットを用意して、作る専門家とECで販売する専門家を指導をいただきながら、在宅就労支援の仕組み作りを行った。既存の仕組みでは市町村ごとの地域の縦割りで支援が行われるため、支援活動に支障をきたすケースがあったが、この事業が下伊那地域広域に渡って活動をしたため、横の繋がりで支援する仕組みの基礎ができた。

課題設定、事業設計に関する振返り

補助金は一過性であることから、補助金が終了しても事業が継続的に実施できる仕組み作り意識して活動をおこないました。そのため外部、内部の関係団体にこのアウトリーチ事業の意義を理解してもらいながら連携をしてもらうことも、ひとつの活動として意識して行いました。そのため事業設計の目標に達するために、連携団体が増えたことは大きな成果でした。また、現在の支援対象者はすでに社会福祉協議会、支援団体が把握しているが、把握できてない支援対象者をアウトリーチをするために教育機関の協力を得て、学用品を配布してチラシを通じて貧困グレー世帯を見つけ出し、緊急で物資を配布し、さらにグレーゾーンから脱出するために所得を向上させるため在宅就労支援が流れができたことは、今後の仕組み作りの設計として非常に良かったと思います。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1事業終了時の2026年2月には在宅ワークスキルを身につけた対象者が100人になっている。
アウトカム:結果50世帯
アウトカム:考察在宅ワークスキルを身につけたい母子家庭など40世帯が講習に参加。レザークラフトで経済的自立に近づいた世帯は8世帯。その他の世帯も、企業等の応援もあり、目標に向けて学ぶことが定着してきた。

アウトプット

1下伊那地域において、貧困+貧困グレーの家庭が、物価高に負けず在宅ワークで働ける地域・社会になる。 子供が不登校になり、子供の面倒を見るために正規雇用が働けないお母さんが、家で子供たちの面倒を見ながら在宅ワークで働けて貧困世帯にさせない地域・社会になる。 不登校の子がいずれ若者になった時、現在社会から孤立して外部で働けない若者、何かしらの発達障害などコミュニケーション能力の欠如から対面での仕事ができない若者が在宅ワークで働けて社会と孤立させない地域・社会になる。 子供や親の在宅介護で働けない方が、在宅ワークで自分の時間で働けてる地域・社会になる。 ひとり親家庭が、所得を上げて貧困にならないように在宅ワークで働けて生きがいも持てる地域・社会になる。 今回の事業で地域資源である鹿革をつかうことにより特に南信州地域の課題である有害獣問題同時に解決し地域産業ソーシャルビジネスを創出して持続可能は支援ができる地域・社会になる。
指標事業開始して3年で在宅ワークできている人数と在宅ワークまでに行かなくても在宅ワークのために継続的にスキルアップに取り組んでいる人数。
目標値・目標状態100世帯
アウトプット:結果40世帯
アウトプット:考察在宅ワークに取組み継続的に収集を得るためにスキルアップに取組んでいる世帯が40世帯 また、食料等の緊急支援を通して、本事業つながり、在宅ワークの体験を希望している世帯が20世帯。

活動

1貧困家庭・グレー家庭を把握するためのHPを製作し、下伊那地域の各学校にチラシを配布する
活動結果計画通り
概要チラシにホームページに誘導するQRコードを表記して、支援が必要な方はHPを通じて連絡が来る仕組みを作り、アウトリーチを行う。
2HPから募った応募家庭に学用品を配布する
活動結果ほぼ計画通り
概要当初、HPから申し込みをしてもらい発送する予定だったが、個人情報の問題、IT弱者、学校側の負担がかかるということから、HPからではなく直接学校に届けて配布することに変更した。
3連携団体から募った家庭に在宅ワークスキルキットを提供する
活動結果計画通り
概要連携団体のほか、不登校支援団体、学校、一般の口コミから依頼があれば在宅ワークスキルキット(レザークラフトキット)を提供する。
4専門家による勉強会・相談会の実施を行う
活動結果計画通り
概要期間内に対象者にむけてプロの革職人にレザークラフトの指導をしてもらう。1月28日にICT専門家にワークショップをしてもらい、自宅でスマホまたはパソコンで所得上げるための概要と具体的な方法を教えてもらう。
5連携団体と食料の支援を実施する
活動結果計画通り
概要ほほゆめPJ、松川町、高森町、喬木村、阿智村、豊丘村社会福祉協議会、下条村社会福祉協議会事務局とも連携して食糧支援を行う。
6HPでさらに商品を販売できるようにして在宅ワークスキルを身につけた対象者の仕事にする。
活動結果計画通り
概要在宅ワークキット(レザークラフトキット)を配布して、在宅ワークに興味のある対象者をICT専門家やレザークラフトの専門家に繋げ、革関係の企業に仕事を依頼する。
7イベントを行い告知をする。
活動結果計画通り
概要親子が集まる地元のイベントに参加して、今回の事業を周知する。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

今回の活動を通して、在宅就労支援の活動に共感してくれた松川町福祉課からアウトリーチ事業と貧困支援事業をR6年度より受託することになった。また松川町教育委員会の協力で教員住宅を保育園から大人まで問題を抱えた方が活用できる拠点として提供していただくことになった。ほほゆめプロジェクト、まいさぽ下伊那、松川町社会福祉協議会、高森町社会福祉協議会、豊丘村社会福祉協議会、喬木村社会福祉協議会、阿智村社会福祉協議会、下條村社会福祉協議会事務局と横の連携で活動したため、れぞれの支援物資の集め方、配り方を共有できたことで、各社会福祉協議会が他の社会福祉協議会を今後の支援の参考にすることができた。松川町(下伊那地区)で行われたイベントに参加し、物資の配布を行った際にまいさぽ上伊那が協働で支援物資を配布してくれ、それをきっかけに、行政や社会福祉協議会の枠を越えてALL長野で連携し支援活動を幅広く行うことになり、現在も飯島町、中川村、駒ヶ根市、伊那市の支援団体と協議をしている。今回外注として就労支援をしてくれたマウンテンポイント、(株)エレクトロドリームが今後も在宅就労支援を応援しそれぞれから仕事を出せるように協議をしている。1緊急支援をした 2在宅ワークをした。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

直接支援して欲しいと連絡がくる方はかなり勇気がいることから、今回の支援で直接支援を求める人は少数であることが分かりました。今回アウトリーチで支援対象者を見つけ出せたのは口コミや知り合いからの紹介でした。常日頃から福祉以外の様々な活動(交通安全活動、防災活動、不登校支援)を行うことにより、人と繋がり、そのような所から多数の支援要請がありました。普段から顔と活動内容を知ってもらうことで安心して声を掛けやすい環境を作っていたことを改めて感じました。また、支援をした方に何故支援が必要になったかを聞くと、コロナ禍で仕事が無くなったことや、子どもの病気で一時的に経済負担があったというケースもあれば、子どもがまだ小さく働けない、介護者がいて働けないなど長期的な経済負担を強いられるケースがあり、後者の場合、家での仕事が欲しいとのことでした。任意でアンケートを実施したところ、実に85%以上の人が貧困を感じていることが分かり、今後も継続して活動いく必要性を感じました。

外部との連携実績

1活動生活用品・食料支援
実施内容松川町社会福祉協議会、高森町社会福祉協議会、豊丘村社会福祉協議会、喬木村社会福祉協議会、下條村社会福祉協議会事務局と連携して食料と、生活用品の配布を行った。
結果・成果・影響等他地域の社会福祉協議会の支援物資の集め方、配り方を知ることで、それぞれの社会福祉協議会が今後の活動の参考になった。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

・FMいいだ  1/19 
・南信州新聞社 1/30 新基準のバット贈る 飯伊の高校野球部すべてに
・南信州新聞社 2/18 子どもに文房具を寄贈 休眠預金活用事業で作成し

広報制作物等あり
内容

・チラシ2000部 下伊那の保育園、小学校、中学校に配布

報告書等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口を設置

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)外部監査
内容

R6年度より税理士に依頼予定

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

経理は簿記という技術が必要で、税理士という資格があるくらい特殊な部門です。しかし実行団体・資金分配団体の担当者の多くは経理の知識がないまま経理業務を行っている気がします。また多くのNPOは運営費を生み出すせず、税理士、社会保険労務士を雇う資金もないため、専門的なことを自分たちでしなければいけないので期限までに提出物を提出することがとても難しいです。そのため、経理の業務に追われ、本来の支援業務が出来ない場合も多々ありましたので、経理は税理士の予算化をして税理士に任せる体制を整えてもらえると大変ありがたいです。また、実行団体を決める際、審査員の方々自身が幅広い現場経験値が有り、審査員が実行団体以上に持続可能な活動ができる仕組みを考えていないと、ただ実行団体に任せるだけになってしまうので、審査員側の経歴や実績なども公表していただき、審査員側にも意見や要望が言える機会があると、見えない部分がオープンになって補助金が建設的に有意義に使われていくのではないかと思います。また申請団体として審査に落ちた場合もしっかりとその理由と今後の具体的なアドバイスを審査委員から教えていただけるとけるとありがたいです。

シンボルマークの活用状況

チラシ、HP、動画