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事業完了報告

2024/08/27更新

事業概要

事業期間開始日 2023/07/01終了日 2024/02/29
対象地域名古屋市内・愛知県
事業対象者

生活困窮者、母子父子家庭などのひとり親家庭、外国人居住者困窮世帯、生活保護など受給世帯、社会的孤立を余儀なくされた若者、自立支援ホーム退去後の若者、引きこもりなど地域社会から孤立している家庭(高齢者も含む)

事業対象者人数

延べ2500家庭

事業概要

昨年度 「公共冷蔵庫:みんなのれいぞうこ」と称して行った、非対面で24時間受け取り可能な方法での食糧支援は延べ1200件以上になり、多くの困窮家庭に生活支援を実施することができた。この活動を通じて得られた経験や知識を生かして、本年も引き続き、作業の効率化を図りながら、支援の量的拡大を図りたい。そのため、これまで対象にできななかった要支援者がいると思われる地域に3台程度の冷蔵庫を新たに設置することで支援エリアの拡大を図る。昨年度の市外利用者は全体の16.4%を占めている。しかしながら、当団体の限られた力量では、名古屋市全域、周辺への展開は限りがあることも事実である。そこで、「みんなのれいぞうこ」の活動に取り組む団体や地域を増やすことが求められる。すでに、この活動を自分たちの地域でも行いたいという声も寄せられている。そこで、本年度はこれまでの食料支援の実施と併せて、横展開として、昨年の活動で得られた知識と経験を整理し、まとめ、個々の体験から集団知にするために、専門家に依頼して「みんなのれいぞうこ活動ハンドブック」(仮称)の作成に着手する。活動ハンドブックを作成し、我々の活動経験のパッケージ化と「のれん分け」によって、他地域でも「みんなのれいぞうこ」活動ができるようにしたい。併せて、他地域でのこうした潜在的なニーズの発掘調査を行い、連携先、協力内容、パッケージの内容、立ち上げのための活動教育プログラムといった諸課題を念頭に中小企業診断士など他セクターの協力により、「のれん分けの」事業化検討調査を行う。得られた成果物により、次年度以降「のれん分け」の実施につなげ、活動団体が増えることによって生活困窮者への支援拡大のフェーズが変わってくることが期待される。

事業の総括およびその価値

昨年度に引き続き、新型コロナ・原油高による物価高騰で困窮されているご家庭に対する生活支援のための食糧支援として、本事業は2年目を終了することができた。「公共冷蔵庫:みんなのれいぞうこ」と称した、24時間非対面で食糧支援が受けられる生活インフラは、名古屋市で8台までエリア拡張された。本助成による量的拡大の為に設置台数を3台増やし1台を変更設置できたことで、利用者ニーズに合わせた地域拡大を図られ、登録者は328人から693人まで増加し総勢2323人へ支援が実施できた。また行政機関や児童相談所、外国人支援団体などとつながるケースも増加したため、母子だけではなく社会的に孤立し、課題が重層化している利用者にもつながるケースが増えた。予定通り来年度の横展開を図る為、活動ハンドブック作成のためのデーター蓄積と、他の活動団体がみんなのれいぞうこ事業を実施していくためのニーズ調査を委託をして実施できた。

課題設定、事業設計に関する振返り

今期は利用者に対し食糧支援をきっかけに、行政や他団体と連携を図りつつ、一歩踏み込んで、生活上の課題解決に寄り添う機会が増えたことで、この事業は食糧配布だけの限定的なものではなく、社会保障の網から外れて困難に陥っている人を支える事業であり、生活支援として活動の質が深いことを再認識した。又、外部者による事業調査で「みんなのれいぞうこ」事業のハンドブックの内容の充実や横展開について見通しを得ることができた。さらに、TVでの特集番組の放映や、ネットニュースなど社会的露出の機会も増加したことで、知名度や信頼度もあがり、企業の支援を得る機会が増えた。子どもの社会経験の機会としてサーカス観戦や町中華による外食、おせち料理やケーキをプレゼントする「冬休みおすそわけ企画」を他団体の利用者を含め多くの人へ提供することができた。本年の活動を通じて一層、社会課題にかかわる責務と事業を継続する必要性を改めて感じた。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1「公共冷蔵庫みんなのれいぞうこ」が量的拡大されることで、支援を活用する利用者や支援側の連携団体にとっても、双方が活用できる生活困窮をサポートするインフラの一つとなる。
指標利用満足度、利用者数、リピート率、 連携団体数、地域団体や行政機関等、連携数、
目標値・目標状態生活支援事業利用者2500人、新規登録者200人、冷蔵庫の新規設置3か所
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察終了後アンケートでは、大変満足~満足:79.9%,どちらでもない:14.7%、利用者数2,323人、食料支援数69回、新規登録365人、全体登録者693人、新規設置3台、変更冷蔵庫1台、連携企業39社、連携行政・機関25社となった。連携先とは双方が紹介できる機関として紹介をしたり、自団体・組織でカバーできないサポートについて補填し合うことで、利用者にとって安心した支援機関・支援団体として認識されるようになり、食料支援を窓口として複合的なサポートが実施できた。
2連携団体との協働による事業横展開を進めるために、「のれん分け」事業化検討調査を戦略的に今年度は行い、翌年の「のれん分け」事業化スタートをむかえることができる。
指標・専門家を含めた当方の知識・ノウハウについての活動調査を行う。 ・その結果がパッケージ化される
目標値・目標状態・実態調査により翌年度以降ののれん分け事業が可能な状態になる。 ・ハンドブックの目次・内容が固まる。研修プログラムの項目が明らかになる。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察事業の横展開のために、業務委託によりハンドブック作成のための事業活動調査と、連携団体等へのニーズ調査を実施できた。これまでの事業活動の内容・実態をカテゴリーごとに分け、事業行動の全般について文章化することで、口頭伝承による事業のあいまいさをなくすことができ、事業内容について再認識が進んだ。又、ニーズ調査を通し、事業課題の発見や、福祉的リソースとしての当事業の役割が再確認できた。展開に対する課題も明確になったことで、次年度の「のれん分け」に向けて戦略的な計画の作成につながったと考える。

アウトプット

1量的拡大①既存の冷蔵庫稼働(5台)と新規冷蔵庫設置(3台、うち2台は保有品使用)をもって、全体で市内8か所の「みんなのれいぞうこ」を安全に運用する。
指標・既存の設置先も新規設置先も利用者にとって安全な場所に冷蔵庫が設置されている ・本助成購入品(電子ロック型)と既存品も含めたダイヤルロック型の利便性の確認と省力化 ・運用・利用者マニュアルが徹底され、事故のない冷蔵庫の管理がおこなわれる ・既存設置場所も含めた環境整備と継続的な事故防止対策が行われる。 ・継続配置に対し、利用者設置協力者へヒアリング。 ・設置協定書の継続締結個所数 ・食品管理手順の遵守。 ・企業との食品譲渡の管理契約内容の遵守
目標値・目標状態・市内新規設3か所の設置が早期に行われる。 ・電子錠冷蔵庫投入による業務省力化が図れる ・インシデント件数が上げられ、事故予防につながる ・設置先による管理協力が得られる設置協定が結ばれる。 ・利用者ニーズを反映した設置継続となる。 ・安全な食品管理が継続している。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察本助成による購入品(電子ロック型)によって、利用者の利便性の向上と事業の省力化を図ることができた。初期投資費はかかるが、利用者にとっても簡易で安全な運用ができることは、事故のリスクが減り、長期的にみて導入効果を得られると考える。冷蔵庫にイラスト的なラッピングをしたことで、食品受領の抵抗感を下げる温かみのあるものになった。また他の助成や寄付により冷蔵庫を増設できたことは利用者の拡大に役立った。マニュアル整備、利用契約・設置協定など事務負担や防犯カメラ導入などコストがかかる部分もあるが、継続的に行っている食品管理や作業手順の順守により、引き続き安全な運用を行っていきたい。
2量的拡大②みんなのれいぞうこのシェアリングによって、連携団体が支える生活困窮者への支援インフラとして活用してもらい、本事業の利用者増加増加や、多目的利用の協働が実施できる。
指標・シェアリングによる冷蔵庫の稼働率 ・連携団体のニーズ調査 ・多目的利用件数の増加数
目標値・目標状態・通常週2回/週(計4日)つなぐハウスからの定期便、他1日(計2日)シェアリング利用に使う・通常稼働51%⇒60%となる。 ・シェアリングによる実績と課題が把握できる。
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察シェアリングの説明は行ったが、導入まで踏み込めなかった。理由としては、未だハンドブックがない中で事業の全体像の説明が不足したことや利用メリットの訴えの弱さ、冷蔵庫設置地域のニーズとのミスマッチなどが考えられる。また、時間的に間に合わなかった。今後、冷蔵庫設置を希望している団体に対し、一つの横展開の手法として取り組んでいきたいと考える。
3量的拡大③新規登録者される生活困窮や孤立する家庭が、「使いやすい生活インフラ」として認知され支援を受けることで、地域連携団体とつながり、社会的包括支援をうけることが可能となる。
指標・要支援者のニーズにあった新規設置場所 ・新規登録者の増加数 ・全利用者数の中で何等かの公的扶助を受けている利用者割合
目標値・目標状態・期間中の利用者目標:2500人 ・新規利用登録目標:200人 ・何等かの公的扶助を受けている人にとって利用しやすい食料支援となっている。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察中川区に2台目の設置を行ったのは連携先である中川区社協や暮らし自立サポートセンターなどからの依頼があったこと、また利用者の多さから区内を東西に分ける必要があったことである。利用者数が目標値の2500にわずかに届かなったのは、年末年始や長期休暇に関連のイベント事業を入れたことにより、スタッフの通常業務が阻害された、マンパワー不足の影響である。新規利用者数が増加したのは、メディアなどの影響もあったと考えられるが、社会的に孤立をしている家庭に情報が届き「使いやすい生活インフラ」として認知されたためと考える。実際ひとり親家庭が75%、非正規雇用や休職無職家庭が57.6%を占めたことからもいえる。
4量的拡大④ マニュアル作業で行っている事務作業の一部のIT化を進めることで業務効率化が図られ、HP上のポータルサイトが稼働することになり、利用者にとって更に有益なサイトになる。
指標・事務の処理の効率化が図られ、管理の複雑さが軽減している。 ・HPのポータルサイトが動く
目標値・目標状態・ポータルサイトが稼働することで、利用者を選定・決定し通知に要する作業時間が20%程短縮される。 ・ポータルサイト経由の支援の申し込み者が50%以上になる。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察利用者に対し、判定Word(生活保護受給、児童扶養手当受給、市営住宅、苦しい、病気、休職等)を使いエクセルの関数を用いてランク付けを行った。その指標に基づいて、食品配布の優先度の決定や相談事業での優先的な声掛け等を行った。これにより、事務作業でIT化が進み、業務が効率的になった。一度の申し込み数が250件程ある中で、時間短縮効果は明瞭ではないが、60件を選別するための選別指標として確立された。HPのポータルサイトとしての利用は進まなかったが、キントーン導入による顧客管理は進んでおり、利用者の個人情報管理おけるIT化が進んだといえる。
5量的拡大⑤連携企業の拡大によって食料品の定期的な補給経路の確保と、安定的なロジスティックスの構築を図り利用者増加に対応がとれる。
指標・支援企業数の増加 ・食品提供数、寄付金額が増加する ・安定的な人的配置により配送網が安定する
目標値・目標状態・連携企業・個人支援者数が、50以上になる。 ・支援食品量が倍の16t以上になる。 ・業務委託により配送業務が安定的に行われる。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察全国区の中間支援団体からの継続的な食品提供のおかげで、安定的な食品の確保ができた。食品の提供企業39社、寄付金の提供企業38社を得られた。取扱食品量16.02tの内、れいぞうこ食品が57.4%となったのは、稼働冷蔵庫が増えたことによる。さらに展開する余裕はあると考える。また、食品配送の業務委託が継続できたため、安定的な配送が確保できたが、今後、保管場所の確保などロジスティックの構築が継続する課題ともいえる。
6横展開①中小企業診断士などの専門家が介入して生活支援事業の戦略が明確化される。
指標事業実態調査の手法・内容 事務事業改善の提案内容 ハンドブックの作成準備の着手。 のれん分け事業の教育研修プログラム作成のための指標
目標値・目標状態・専門家による実態調査により、翌年度以降「のれん分け」事業が可能な状態になる。 ・ハンドブックの目次及び内容が固まる ・研修プログラムの項目が明らかになる。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察ハンドブック作成に向けた事業実態調査は今後の活動に向けての有効的手段だった。三部構成:準備編6章/実務編8章/マネジメント編4章▽各17項目,総115ページの調査結果になった。目次や内容が固まり、研修プログラムの構成も18.5時間と明確になった。来期、ハンドブックとして調整、製本する際にコラムを導入するなどして、読み物としての厚みをつけ、活動の面白さも伝えていけるような材料を集めることもできた。文章化する為に作業過程・課題の洗い出しやあやふやだった業務箇所を明らかにすることができたのは、副次的な効果と考える。来期の計画を図るうえで思いの外の収穫を得ることができた。
7横展開② 連携を希望する団体の持つ「支援事業」などへの潜在的ニーズについて調査を進め、れいぞうこ事業のパッケージ化のための情報が得られる。
指標連携希望団体のもつ設置拡大に対する潜在的ニーズ。 パッケージ化に対するヒアリング。
目標値・目標状態・ヒアリング作業を通し要望や利用者側のニーズの把握ができる
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察業務委託により、横展開の対象者と想定される、子ども食堂運営者、中間支援組織、名古屋市内の社会福祉協議会、行政(名古屋市)、大学の研究者など多様なセクターに対し、協力を得て15件の聞き取り調査を行った。横展開に対する多様な課題把握と、現時点での本事業に対す第三者の認識をつうじて、客観的な視点を得ることで、本事業の社会的な役割を再把握する新たな機会を得ることができた。今後、本事業をパッケージ化していくための有効な聞き取り調査になった。

活動

1【量的拡大①ー1】既存の設置先も新規設置先も、安全に冷蔵庫の運用ができるような設置場所を探す
活動結果計画通り
概要新規設置場所⇒中区:真宗大谷派東別院会館、守山区:ゴールド玉越駐車場棟、中川区東:福山冷蔵、 変更設置⇒昭和区:昭和区社会福祉協議会。設置は12月~2月に実施。それまでに中村区、北区、名東区なども探し、現時点での設置場所が最良であると判断をして設置をした。
2【量的拡大①ー2】本助成購入品(電子ロック型)と既存品も含めたダイヤルロック型の利便性の調査を行う
活動結果計画通り
概要購入した電子ロック型は、施錠操作と開閉の簡易さ、誤ロックが生じない事、ロッカーの誤使用がないこと、外部からオートチェックで開錠ができる事など、多様な機能があり、想定以上のメリットがあることが分かった。また、鍵BOXの設置工事も必要なく、設置業務の負担が解消された。また配送スタッフの業務内容の軽減や利用者からの施錠に関する問い合わせも減り、費用対効果がある導入になったと考える。
3【量的拡大①ー3】運用・利用者マニュアルを見直す
活動結果計画通り
概要利用者のマニュアルは、新規の冷蔵庫設置と共に毎回つくられ、利用者が当選した際、LINEで利用マニュアルを送るなどしている。また、変更点が生じている従来のれいぞうこに対しても改訂版を作成し、対応をしている。
4【量的拡大①ー4】事故防止のカメラ設置と定期巡回を行う
活動結果ほぼ計画通り
概要全冷蔵庫にカメラが設置されるようWI‐FI契約を結び、事故防止に努めている。カメラ稼働により、利用者が現場対応で混乱が生じている際、カメラを通したリアルな誘導がおこねるなど、大きな事故にならないようカメラが役立った事例もある。
5【量的拡大①ー5】既存設置協力者や利用者へのヒアリング調査を通し、安全運営の確認を行う。
活動結果計画通り
概要設置協力施設とのコミュニケーションを図り、利用者の同行や事故や迷惑がないか、また電気トラブルに対する通報を受けるなどして、利用者に対し未然にトラブルを防止するなど協力体制をひいた。
6【量的拡大①ー6】食品管理手順の遵守とルールの定期的見直しを行い、インシデントを共有する。
活動結果計画通り
概要食品管理に対する取扱い方法は変わっておらず、一つ一つの食品の賞味期限の確認や、安全な保管場所の確保など注意を払い実施をした。食品管理に対する作業手順の見直しや、慎重に扱うよう内部で確認するなどルールを明確にしたことで、食品の取り扱いに対するクレームは発生しなかった。
7【量的拡大①ー7】企業との食品譲渡内容や食品管理手順について確認を行い、契約内容が遵守できるようにする。
活動結果遅延あり
概要企業との食品譲渡契約は一社しか行えていない。フードロスであることや定量的なものではないこと、支援であることなどから、企業側としては契約を結ぶまでのものではないとされている。
8【量的拡大②ー1】連携団体のニーズ調査、多目的利用のニーズ調査と仕組みを作り運用する
活動結果計画通り
概要横展開調査の際、連携団体のニーズやみんなのれいぞうこに対する課題感を把握することができた。それにより、多様な展開方法が必要であることが理解でき、今後の仕組みづくりに生かせると思われる。
9【量的拡大②ー2】シェアリングによる冷蔵庫の稼働率の調査とフォローを行う
活動結果遅延あり
概要シェアリングの相談提案、ミーティングまでは実施したが、運用までの実績は作ることはできなかった。それに伴う稼働日数を挙げることはできなかった。
10【量的拡大③ー1】要支援者のニーズにあった新規設置場所を探すために、支援機関や行政窓口と調整を行う
活動結果計画通り
概要名古屋市暮らし自立サポートセンター、子ども若者総合相談センター、中央児童相談所、各区の民生子ども課・保護課窓口、各区社協10区、子ども応援委員会、法律事務所、各区基幹支援センター3か所、保健センター3か所、市健康福祉局、NPO法人多文化共生リソースセンター,セカンドハーベスト名古屋、NPO法人おてらおやつクラブ、アスクネット、母子寡婦福祉協議会、自立支援援助ホーム、愛知県社会福祉協議会等調整をした
11【量的拡大③ー2】新規登録者拡大に向けた広報活動や事業説明を連携機関や行政支援窓口へ計画的に行う
活動結果計画通り
概要上記の窓口を全て廻り、広報活動に務めた。
12【量的拡大④ー1】事務の処理の効率化が図られるよう、安価な外部システムを導入し、HPのポータルサイトが動くようにする
活動結果ほぼ計画通り
概要専門的なITスペックの高いスタッフを配置したことで、エクセルを使った簡易システムの作成や、キントーン導入など、効率的にすすめることが可能になった。しかしHPのポータルサイトまでは、今期、動かすことができなかったので、次年度の課題とする。
13【量的拡大⑤ー1】協力企業の拡大のための営業活動を行う。
活動結果計画通り
概要事業報告書やイベント毎でのお礼状や報告書の作成などを企業へ届けることによって、継続的な支援を得ることが可能となった。
14【量的拡大⑤ー2】安定的なロジスティックを保つ
活動結果計画通り
概要安定的なロジスティック構築に向けて、食糧支援の配送の手配は組めたが、支援物資が一時に多量に入るなど、受け入れに対するコントロールが難しいことで、保管場所に困ることもあった。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

のれんわけ・横展展開先の調査として、15団体を選定し、ヒアリングを行ったが、「みんなのれいぞうこ」について、「あるに越したことはない」と「だけど必須ではない」という認識であった。これは、自分たちの達成感など主体的な認識が他団体からどう見られているのかが分かり、今後の活動を展開する上での貴重な意見となった。また、活動団体の認識と行政の認識との違いについても明らかになり、自分たちの活動について、第三者がどのように考えているのかを知ることができた。今回、実施したヒアリングの報告書は今後の「みんなのれいぞうこ」活動について、示唆に富んだものとなった。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

経済的な環境は、円安、物価上昇の一方で、勤労者所得の低迷による生活困窮の度合いが深まる方向にある。その表れが、一回の食支援対象者の募集に、250人もの応募があるということである。よって、「みんなのれいぞうこ」事業はますます地域に必要なものとしてその存在価値が高まる一方である。しかしながら、それに応えるのには、当団体の力量では自ずと限界がある。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

一刻も早く、のれん分け・横展開を図ることが求められていると考える。次の活動としてハンドブックの作成をすすめ、みんななのれいぞうこ事業の中身をよく理解してもらうことに努めるとともに、食糧支援だけでなく社会的困窮者の生活課題解決への一助を担いうる活動だとの認識を広げる必要がある。また、15団体事業者へのヒアリングで明らかになった、この事業の展開についての課題をしっかり握って離さず、社会的連帯を拡げて行くことが求められている。

外部との連携実績

1活動NPO法人おてらおやつクラブとの協働企画
実施内容冬休みおすそ分け企画の実施
結果・成果・影響等https://drive.google.com/file/d/1aoHeWiXf8PX_xEjwHmQIpmiasC2PXzgL/view?usp=sharing
2活動外国人支援団体との連携
実施内容外国人のニーズに対応できるよう、どういった利用方法や言語に対応すべきかなど、告知方法などをアドバイスいただく。また実際つながった外国人利用者に対し、食料支援以外に必要な情報やコミュニティの紹介だけでなく、通訳など直接介入を行っている。また外国人対応のLINEf窓口を作成し、英語で対応をしている。
結果・成果・影響等ハラル食品の必要な困窮世帯だったので購入して支援をした。また家族に対して日本語教室の紹介、弁護士が必要な状況もあり紹介や通訳なども介入している。それにより本質的な困窮に結び付く金銭的トラブルの解決まで、本人がたどり着く事ができた。
3活動児童相談所からの紹介ケースに対する食料支援の実施。
実施内容ネグレクトによる一時保護されているひとり親家庭に対し、食料支援を通して相談や直接同行支援を実施
結果・成果・影響等児童が戻ってくるために、母親の社会的自立のためのサポートを実施。アルバイト先として提供をしている。
4活動自立支援援助ホームとの連携
実施内容児相関連ケースの若者が就労前につく前の社会とつながる環境提示
結果・成果・影響等食料支援を希望する若者が、冷蔵庫での食品引き取りと共に、社会でつながる環境へ若者がボランティアとして参加をしてもらうこと継続的に実施する計画が進んでいる。
5活動暮らしサポート自立支援センター、社協、民生子ども課との連携
実施内容食料支援が継続している複数癌を併発しているひとり親家庭で、子どもの育成と貸付状況対する情報交換を実施。長期療養中の子どもの生活環境や学習に対するフォローを当方が実施
結果・成果・影響等多機関へ相談しているが、直接的援助ができないケースだったので、長期療養中の食料支援を頻回に当選させ、コンタクトをとることを実施。また居場所を子どもに提供し、多機関で見守ることを実施した

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

12月21日:中日新聞
2月CBCテレビ特集 https://www.youtube.com/watch?v=RleaTDo-CKM
3月3日ヤフーニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/bad1521c8142c9b75c1de8cad188ad923f11be98

広報制作物等あり
内容

A4みんなのれいぞうこリーフレット (420 x 297 mm) (1).pdf

報告書等あり
内容

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
内容

賃金規定の一部が整備されていなかったので、細則を定めて補完した。

整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容

就業規程、賃金規定が公開されていなかったので、ホームページにアップロードして公開した。併せて賃金規定細則も公開した。

変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み
内容

JANPIAと中部圏創造ファンドに報告した。

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内容

定款に従い、社員総会を9月1日開催し、活動報告、決算を承認し、任期満了に伴う役員の選任も行った。また、理事会も随時開催して、活動方針の確認と意思統一を図っている。

内部通報制度は整備されていますかはい
内容

規定が整備されている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
内容

理事の兼務、兼職について確認するなど、業務契約を行う場合に利益相反に該当しないか確認を行っている。

コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
内容

内部監査の担当理事を決めて、コンプライアンス責任者としている。

ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

内部監査担当理事を選任した。

報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

税理士による会計事務監査と決算報告について監事による監査を実施した。

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

資金分配団体による監査の予定日が決まっている。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

今期の事業は、外部への業務委託により専門家の力を借りたことにより、自団体のもつ力量以上の成果を生むことができたと感じています。また、今期内にハンドブックをあえて完成させず、調査に限定したことで、来期に向けての戦略的な計画を立てることができました。急がず事業に取り組む姿勢を貫き、次年度に向けて計画的な事業展開をしていく必要性を学びました。社会的に必要なインフラとして、本事業が構築ができていることを認識しており、是非、今後も事業のサポートをしていただけることを願っています。

シンボルマークの活用状況

各冷蔵庫にシンボルマークをステッカーで貼用した。また報告などのSNSにハッシュタグをつけるなどして、本助成事業の活用を広く告知した。