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事業完了報告

2026/05/20更新

事業概要事業実績広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2023/06/16終了日 2026/02/28
対象地域東海地域
直接的対象グループ

1.「東海地域に暮らす【難民】背景の外国ルーツ住民」
→【難民】背景の外国ルーツ住民とは、
【①難民申請の結果、難民認定を受けた「条約難民」、②難民申請前の「庇護希望者」、③難民申請中で結果が出るまでの身分である「難民申請者」、④難民として認定されなかったものの人道的配慮から在留が認められた「人道配慮」】という形で日本に滞在する者を指す。
2.東海地域に暮らす外国人・難民にかかわる活動をしている団体等のステークホルダ

事業対象者人数

  1. 2600人(2,200世帯)

  2. 100人

事業概要

日本では、難民が難民として適切に認定されず、「難民申請者」として不安定な法的地位を強いられてる。新型コロナウイルス感染拡大は不安定な立場に置かれた国内の難民の孤立・困窮を浮き彫りにし、政府の水際対策緩和による2022年末から入国者数の急増は、東海地域でも、来日後に困窮する「庇護希望者」の増加として現れている。「難民申請者」に対する外務省による唯一の公的支援である保護費は受給まで民間団体や市民が支えざるを得ないだけでなく、「難民申請者」用の公的な緊急宿泊施設や、「条約難民」に対する政府の定住支援は関東に限られており、地域間での格差が構造的に存在する。そのため、公的支援が極めて限定的であるがゆえに地域社会で難民を支える体制が必要だが、外国ルーツ住民が集住し支援体制が作られてきた東海地域さえ、難民についての理解や知識、支援の横の繋がりが足りていない。
以上の課題を踏まえて、公的制度の狭間に位置する難民に係る複合的な課題に対して、弊団体が持っている専門性やネットワークを活用し、1つ1つ対応して解決に努めるとともに、地域での人権意識、社会的課題への感受性を高め、難民の背景をもつ外国ルーツ住民も暮らしやすい地域作りを地域の住民・関係団体と協力して取り組む。具体的には、難民の背景のある外国ルーツ住民が抱える問題・課題の改善・解決により安定、安心して暮らせることができるように、難民の背景のある外国ルーツ住民へのアウトリーチを行いつつ、相談及び事案検討会議、食料支援、居場所づくりに取り組む。また、2つ目の柱として外国ルーツ住民への支援リソースが一定程度整理されてきた東海地域において、難民支援への理解を深め、ケース対応を含め支援の裾を広げるために、地域に暮らす市民への理解促進のための講座、地域の支援者との連絡会・勉強会、全国や東海地域の支援団体とのネットワーク構築及び政策提言を行っていく。

事業実績

事業実績:直接的対象グループ1.「東海地域に暮らす【難民】背景の外国ルーツ住民」→【難民】背景の外国ルーツ住民とは【①難民申請の結果難民認定を受けた「条約難民」、②難民申請前の「庇護希望者」、③難民申請中で結果が出るまでの身分である「難民申請者」、④難民として認定されなかったものの人道的配慮から在留が認められた「人道配慮」】という形で日本に滞在する者 2.東海地域に暮らす外国人・難民にかかわる活動をしている団体等のステークホルダ
事業実績:人数1. 2600人(2,200世帯) ・新規受益者の広がり: 事業期間中に新たに支援に繋がった難民背景の住民は267人(43地域)にのぼり、当初の目標(年間100人、35地域)を達成した。 ・地域の多様化: 名古屋市内(13区)や愛知県内(112人)に留まらず、三重、岐阜、静岡といった東海地域、さらには全国各地(アフガニスタン出身者等)へと相談者の圏域が広がった。 2. 100人 ・特記事項: 個別相談だけでなく、食料支援(累計236人の参加者)や居場所づくり(延べ136人の参加者)といった多角的なアプローチにより、既存のコミュニティではつながりきれなかった層への介入を実現した。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

・2025/1/10毎日新聞「東海ワイド 名古屋・難民支援ボランティア 24色のペン 同じ社会「一人じゃないよ」」
・2025/4/11中日新聞「この人」
・2025/6/24NHK「ハローネイバーズ」
・2025/7/27毎日新聞「ひと@東海」
・2026/1/8毎日新聞「難民裁判の困難、元裁判官が講演 名古屋/愛知」
など

広報制作物等あり
内容

・難民食料支援学び語り合う会/仕分け発送チラシ、レジュメ
・「For Refugees, With Refugees―地域と難民、そして私たち」「長谷川恭弘元裁判官 講演会」等イベントのチラシ、レジュメ
・弊団体ウェブサイト・Facebook・X・メーリングリストにおいて、イベントの案内の他、声明の発表や「名古屋入管での難民認定数公表、うちDAN支援73%」など政策提言につながる発信も行った。

報告書等あり
内容

・本事業の報告書を作成し、125部印刷し関係者に送付するとともに、弊団体ウェブサイトやSNS等でも広く発信した。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか未公開
内容
人件費は含まれていない。(「公開」もしくは「未公開」を選択しないとシステムエラーになってしまうため、「未公開」を選択している。)

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

・「民間公益活動における利益相反行為の防止及び公益通報制度等に関する規程」において、第5条(公益通報制度)、同規程第6条(相談窓口及び通報窓口)を定めている。
・「倫理等に関する規程」において、第10条(不正発生時の原因究明、処分、再発防止策と公表)を定めている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

・ガバナンス・コンプライアンスの整備に関して、本事業期間に新たに「事務局規程」、「文書管理規程」、「情報公開規程」、「リスク管理規程」を整備した。

本事業の総事業費使用状況に関して監査を実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

内部監査実施者は弊団体の監事2名、外部監査は、弊団体外部の税理士1名により、本事業の実施状況や会計について、監査を実施。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

・きめ細かな資金配分団体からのフォローのおかげもあり、ガバナンス資料を整備することができた。整備の過程で、理事会における組織基盤強化についての議論も活発化した。
・2025年7月に資金配分団体との共催で本事業の成果報告会を会場とオンラインのハイブリッドで開催した。本助成は、事業を中心に据えつつ、その成果発信という形で組織の存在意義の周知、ひいては組織の強化に取り組むことができた。そして、それをYou Tubeに公開して残すことで、助成終了後も活用できる資料ができ、組織の基盤を広報面からも強化することができた。
・成果発信のイベントを通じて、地域の高校生などの参加もあり、若い世代で難民等について熱心に考えている人たちとつながることができた。また、日ごろから社会課題の解決に取り組んでいる生協の方々との協同を通して、難民自身も一緒に、地域を良くする仲間を増やしていくことができた。このような本助成を通じてできたつながり自体が、組織の強化につながっていると考えている。本助成を通して築くことができた難民を含めた地域における協同体制を今後も大切に育て、発展させていきたい。

シンボルマークの活用状況

・難民食料支援学び語り合う会/仕分け発送チラシ、レジュメ
・「For Refugees, With Refugees―地域と難民、そして私たち」(イベントの様子を公開したYou Tubeでも活用)「長谷川恭弘元裁判官 講演会」等イベントのチラシ、レジュメ
・本事業の報告書
等においてシンボルマークを活用した