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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/05/22更新

事業概要事業実績広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2023/07/01終了日 2026/02/28
対象地域東京都(主に、「先行地域」(豊島区)と「新規事業地」(北区・練馬区)とその周辺)
直接的対象グループ

対象地域において不安定な生活を送る外国ルーツ住民と関連団体(行政、社協、民間など)

事業対象者人数

13,000人

事業概要

日本に在留する外国人は約322万人(2023年6月時点)と、過去最高を記録した。外国人の増加に伴い、在留資格や日本語能力、雇用状況等の課題について、支援や相談の機会が一層必要とされている。一方、都市部においては、多様な支援リソースが存在しているものの、アウトリーチ機会の不足や言語の壁により単独ではその支援力を外国人に対して生かせず、適切な支援を届けることができない状況が生じている。
そこで本事業では、公的機関と民間の支援者との連携強化による包括的な支援体制作りを行いつつ、外国人が安心して相談できるアウトリーチ型の支援実施を目指す。とりわけ、地域の社会福祉支援・サービスの受け皿としての役割を担う全国に約2,000存在する社会福祉協議会という既存のスキームを活用することで、今まで社会福祉士の養成において重要視されていなかった多文化共生の視点を強化し、支援モデルとして波及を図っていく。また、アウトリーチ型支援では社協のデータを活用しつつ、外国人支援者の参画と支援者としてのスキル向上を図り、個別相談への対応が可能なソーシャルワーカーとして、外国人コミュニティと支援を繋ぐキーパーソンとして育成を図る。
先行地域である豊島区では定期的な相談会を実施しているが、地域支援を担う社協と民間支援団体、法的支援を行う法律事務所と当会が連携したことで相談に対してきめ細やかな対応ができており、支援ケースのノウハウをガイドブックとしてまとめることで、支援手法の活用、ノウハウの蓄積を図っていく。
コロナ以降、外国ルーツ住民の抱える課題・悩みも変化しつつあり、在留資格や仕事、住居に加え、離婚の問題など家庭に関する相談も増えていることから、先行地域では支援者側の連携事例、分野横断的な相談対応を増やすことで、ボトムアップによる行政の巻き込みを一層図り、強固な支援体制の構築を目指す。新規事業地では、行政による体制としてワンストップ相談機能が担える相談窓口が存在するため、行政の窓口に繋がっていなかった人へのアウトリーチ強化の観点から、行政との連携を深めた上で、民生委員や地域のNPO等との連携作りを進め、地域での包括的な支援体制作りを仕掛けていく。

事業実績

事業実績:直接的対象グループ対象地域において不安定な生活を送る外国ルーツ住民と関連団体(行政、社協、民間など)
事業実績:人数13,000人

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

『東京弁護士会 会報』 LIBRA 2024年11月号 「法律事務所とコミュニティオーガナイジング①―何もないところから地域に外国人包摂支援体制を作るまで」(連携団体の弁護士による寄稿)


『中外日報』2025年9月3日号 「『触媒』の役割を果たす SVA 外国人住民を支援」


【関連記事】
『東京新聞』2024年9月21日号「豊島区役所に22言語対応の相談窓口 区民が提案、投票で事業化 利用実績は2ヵ月で225件」(連携先として、本事業について掲載)

広報制作物等あり
内容

・Webサイト外国人支援ページ
・フードパントリーチラシ
・相談窓口チラシ
・としまる多文化フェスティバルチラシ

報告書等あり
内容

「外国人支援ガイドブック『としまる』『ねりんく』を通して得られたヒント」を発行し、活動実績を掲載した。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか公開
内容
https://sva.or.jp/activity/japan/

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

職員の中からハラスメント対策担当委員が選出されているほか、総務人事課を窓口として、通報制度が整備されている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
本事業の総事業費使用状況に関して監査を実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

2026年2月13日に、監事2名による内部監査を実施した。また、2026年2月20日に、田中義幸公認会計士事務所による外部監査を実施した。いずれの監査においても、本事業の実施期間を含む年度の事業報告、財務諸表等について、適正なものを認められた。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

・当会は、国内における支援事業の実績が十分では無い中、複数年の助成を受けることで、地域に根差した支援を、出口を見据えて実施することができた。新規事業地を含め、連携団体との関係を築くことができ、地域における支援基盤の構築につながった。複数の地域で継続して支援を行うことで、組織において外国人支援のノウハウを蓄積させることができた。
・一方、複数年での事業実施により、支援が地域に根付いたゆえに、支援終了が難しくなることもある。行政などとの連携による出口戦略も、外部要因に左右されることがあり、安定的な継続実施はハードルが高い。助成終了後も、中長期で継続いくためのサポートが充実するとよいと思う。
・また、休眠預金活用事業では、国内の様々な実践者が資金分配団体/実行団体として活動している。資金分配団体の枠を超えて、休眠預金を活用した様々な実践を学べる場や、実践者が交流できる場を作ることは、事業のさらなる発展に寄与するのではないか。

シンボルマークの活用状況

【広報制作物への表示】
フードパントリー・相談会のチラシ、また本事業関連イベントチラシに表示している。
【支援ガイドブックへの表示】
作成した支援ガイドブックに表示している。
【イベント実施時の表示】
相談会やイベントを実施する際に、看板・案内パネルなどに表示している。
【ウェブサイトでの表示】
当会の外国人支援事業ウェブサイトに、表示している。また、休眠預金活用事業である旨を掲載している。