事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域 活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | ペット飼育をしている避難者は、避難所がペット不可である等の問題により、災害時の避難に課題を抱えている。ペット飼育をしている避難者が安心して避難できる体制を作ることは、SDGsのゴール、ターゲットに資する活動であると考えられる。 |
団体の社会的役割
団体の目的
●組織の設立目的
人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を通じて、誰もが他者を思いやることのできる社会づくりに貢献すること
●ビジョン
飼っていない人が動物飼育に迷惑を感じず、飼っている人が動物との暮らしに幸せを感じ、動物の福祉が守られる、三者の福祉が確保された共生社会の実現
動物を飼っていても、飼っていなくても、安心して安全に避難できる社会の実現
団体の概要・活動・業務
・災害時にペットもしくは、ペットと飼い主を受け入れることのできる動物避難所の全国への普及(全国動物避難所マップの運営)(2021-)
・ペット防災啓発活動としての、ペット防災カレンダーの制作及び配布(2021-)
・生活困窮世帯等の飼育困難相談、多機関と連携した訪問型支援活動(2020-)
・動物行動学の専門資格を活かした、犬のしつけ教室/行動クリニックの運営(2012-) 他
| 団体の目的 | ●組織の設立目的 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | ・災害時にペットもしくは、ペットと飼い主を受け入れることのできる動物避難所の全国への普及(全国動物避難所マップの運営)(2021-) |
概要
事業概要
本事業は、被災者の中でも、ペットを飼育している避難者が安心して避難できるようにすることを目的に、地域防災の中でペット同行避難を支える人財として、ペット関連事業者を対象に、動物避難所とペット防災啓発窓口を募集・育成し、ペット防災以外の分野の多様な防災団体との接続を行うものである。ペット事業者は、ペットを守ることにつながる活動に関して社会貢献意識が強く、具体的な活動の方法を提示することで、地域防災の新規参画者になってくれる期待値が高い。地域防災では、同行避難が課題となっていることが多いが、現状では、ペットの専門家の介入は少なく、どうしていいかわからず、具体的なルール作りや、避難場所づくりまで進んでいない。ペットの専門家が地域防災に接続されることで、それぞれの地域の実情に合わせた同行避難の最適解を構築することが期待できる。
【具体的事業内容】
①地域防災の中のペット防災の担い手人財の発掘・研修
1.中国5県における、動物避難所設置事業者の募集、および、相談会の開催
2.中国5県における、ペット防災啓発窓口の募集、および、相談会の開催
3.登録者に対する、一般防災・減災およびペット防災に関する知識習得のための研修の実施
②ペット防災担い手人財と、地域防災組織・行政をつなぐ活動
1.本休眠預金事業Aコース採択事業者と、登録事業者の接続・紹介
2.中国5県各県における、ペット防災先駆者を話題提供者としたワークショップの開催
③発災に備えた避難所開設/避難所支援訓練の実施および飼い主への啓発
1.発災を想定した動物避難所開設訓練、および、関係機関による県域を超えた支援訓練の実施
2.地域の防災団体と連携した、飼い主向けペット防災・減災啓発活動(ペット防災カレンダー等)の実施
④評価関連項目
1.地域防災関係者向けアンケート調査の実施
2.飼い主向け意識調査の実施
3.評価会議の実施
資金提供契約締結日
2023年09月30日
事業期間
開始日
2023年09月30日
終了日
2026年02月27日
対象地域
中国5県の全市町村
| 事業概要 | 本事業は、被災者の中でも、ペットを飼育している避難者が安心して避難できるようにすることを目的に、地域防災の中でペット同行避難を支える人財として、ペット関連事業者を対象に、動物避難所とペット防災啓発窓口を募集・育成し、ペット防災以外の分野の多様な防災団体との接続を行うものである。ペット事業者は、ペットを守ることにつながる活動に関して社会貢献意識が強く、具体的な活動の方法を提示することで、地域防災の新規参画者になってくれる期待値が高い。地域防災では、同行避難が課題となっていることが多いが、現状では、ペットの専門家の介入は少なく、どうしていいかわからず、具体的なルール作りや、避難場所づくりまで進んでいない。ペットの専門家が地域防災に接続されることで、それぞれの地域の実情に合わせた同行避難の最適解を構築することが期待できる。 【具体的事業内容】 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2023年09月30日 | |
| 事業期間 | 開始日 2023年09月30日 | 終了日 2026年02月27日 |
| 対象地域 | 中国5県の全市町村 | |
直接的対象グループ
・ペット関連事業者
(動物病院/ペットホテル/トリミングサロン/保護施設/その他動物取扱業における保管許可事業者/ペット同伴宿泊施設等)
・地域防災に取り組む団体
人数
・各県の動物取扱業登録事業所数は以下のとおりである。
鳥取154、島根202、岡山502、広島642、山口496
最終受益者
・ペットを飼育している被災者(間接的にペットを飼育していない被災者)
人数
・ペット飼育者:約212万人
(中 国5県の人口7,088,653人 【2023年5月1日】の全国平均3割のペット飼育者で想定)
| 直接的対象グループ | ・ペット関連事業者 | |
|---|---|---|
| 人数 | ・各県の動物取扱業登録事業所数は以下のとおりである。 | |
| 最終受益者 | ・ペットを飼育している被災者(間接的にペットを飼育していない被災者) | |
| 人数 | ・ペット飼育者:約212万人 | |
事業の背景・課題
社会課題
【課題の概要】
ペットを連れた避難者が、避難所への入室を断られる事態が発生しており、災害のたびに問題視されている。また、「ペットがいるから」と避難をためらい、人もペットも命の危険に曝される事案も報告されている。ペット同伴避難の受け入れを行った避難所では、臭いや換気の問題、吠え等のしつけの問題により、周囲とのトラブルが発生している。災害の度に問題となっており、ペット同伴可避難所の取り組みは各地で徐々に進見しつつあるが、反対に、病気や障害等を理由にペットと共に居られない人が避難所に行きづらくなる恐れが指摘されている。
ペット飼育世帯は約3割を占める。ペットが避難できない状況は、3割の人が安全な避難ができない状況と言える。
【課題の問題構造】
本来、ペットの避難は、人(飼い主)の避難のためであり、「ペットのため」が第一ではない。しかし、「ペットの避難=ペットを守るため/動物愛護のため」と捉えられがちで、「ペットの前に人だろ!」との意見がしばしば聞かれ、合意形成が進みにくい側面がある。
また、国は指定避難所ではペット同伴避難を前提とした運営を呼びかけているが、実際に避難所運営は、地域の防災組織が担っており、同組織にペットの専門家がいなければ具体的なルール作りは進みにくい。一方でペット防災の活動者はもともとペット関連事業者が多く、防災コミュニティに疎いことも少なくない。両者の連携関係が築かれていないことが、地域防災の中でのペットの存在への対応が進みにくい理由となっている。
さらに、ペット同行避難に関する情報は、基本的に行政からの発信に偏っており、ペット同行避難=指定避難所への避難というイメージが先行している。避難行動全般に言えることだが、指定避難所への避難よりも、親類や知人の家、ホテルなどへの分散避難を優先すべきである。飼い主の場合、非飼い主よりも分散避難を選択すべきだが、現状その意識を育めていない。
中国5県は高齢化が進む中で、ペットを飼育している高齢者の同行避難の支援の必要性がある。消防団が高齢者を避難させようとしたときに、ペットがいるからと断られないためには、動物避難所の存在が必要である。中国山地に隣接する自治体では、指定避難所が土砂災害警戒区域内にあるなど、避難所へ避難すること自体が危険な場合もあり、避難先の選択肢を増やすことは急務である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
九州各地では度重なる災害を経て、ペット同伴専用避難所を設けるなどの対策が進んでいる。中国地方では広島や岡山での豪雨・土砂災害が起こっており、広島市は全933カ所の避難所で同伴避難が可能だが、ペットの居場所は原則屋外であり、豪雨災害時の機能には疑問が残る。岡山県総社市は人とペットの共生条例を制定し、市内に同伴避難所を3箇所設置している。鳥取市はペット同伴避難所に関する情報はHP上に記載されていない。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
2021年11月にうちトコ動物避難所マップWEBサイトをオープンし、全国を対象に民間動物避難所およびペット防災啓発窓口の設置事業者の募集と人財育成を実施している(2023/6/19時点 民間動物避難所:15件、啓発窓口146件)。飼い主向けペット防災啓発ツールとしてペット防災カレンダーを開発、無料配布および頒布活動を実施、2023年版は全国で4万部(無料2万部/有料2万部)を発行している。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
今回の事業では、中国5県内の他地域でのカウンターパート育成が掲げられているが、特にペット防災の支援者は、孤立していてはその効果を発揮することができない。各採択団体と当団体登録者であるペッ ト防災支援者がつながることで、地域での実質的なペット対応を進めることができると考えている。当団体自身、本活動は2021年からと若い活動で、基盤強化の必要性を強く感じており、本事業の趣旨に強く合致すると考えている。
| 社会課題 | 【課題の概要】 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 九州各地では度重なる災害を経て、ペット同伴専用避難所を設けるなどの対策が進んでいる。中国地方では広島や岡山での豪雨・土砂災害が起こっており、広島市は全933カ所の避難所で同伴避難が可能だが、ペットの居場所は原則屋外であり、豪雨災害時の機能には疑問が残る。岡山県総社市は人とペットの共生条例を制定し、市内に同伴避難所を3箇所設置している。鳥取市はペット同伴避難所に関する情報はHP上に記載されていない。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 2021年11月にうちトコ動物避難所マップWEBサイトをオープンし、全国を対象に民間動物避難所およびペット防災啓発窓口の設置事業者の募集と人財育成を実施している(2023/6/19時点 民間動物避難所:15件、啓発窓口146件)。飼い主向けペット防災啓発ツールとしてペット防災カレンダーを開発、無料配布および頒布活動を実施、2023年版は全国で4万部(無料2万部/有料2万部)を発行している。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 今回の事業では、中国5県内の他地域でのカウンターパート育成が掲げられて いるが、特にペット防災の支援者は、孤立していてはその効果を発揮することができない。各採択団体と当団体登録者であるペット防災支援者がつながることで、地域での実質的なペット対応を進めることができると考えている。当団体自身、本活動は2021年からと若い活動で、基盤強化の必要性を強く感じており、本事業の趣旨に強く合致すると考えている。 |
中長期アウトカム
①ペットと避難する避難者が発災時に、避難先の選択肢を複数持っており、命を守る適切な避難行動ができている。
②各地域の地域防災の中でペット防災の担い手がおり、ペットの避難に関する事項が検討され、受け入れ態勢が整っている。
③中国5県のペット防災関係者間で、平時から県域をまたいだ交流が生まれ、発災時に支援しあえる体制が整っている。
短期アウトカム
| 1 | 中国5県の各県に動物避難所が設置され、避難者にとって現実的に利用できる、ペット同行避難が可能な避難先の選択肢になっている。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 動物避難所設置事業者・団体数 | |
| 初期値/初期状態 | 0件(鳥取県内) | |
| 中間評価時の値/状態 | 3件(鳥取県内) | |
| 事後評価時の値/状態 | 6件(鳥取県内) | |
| 2 | 地域防災のコミュニティに参画できる、ペット防災の支援者が増える。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ペット防災啓発窓口登録事業者・団体数 | |
| 初期値/初期状態 | 1件(鳥取県内) | |
| 中間評価時の値/状態 | 7件(鳥取県内) | |
| 事後評価時の値/状態 | 15件(鳥取県内) | |
| 3 | 自治体として以下の取り組みが既にされている、もしくは検討を協議している。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 自治体アンケート調査 | |
| 初期値/初期状態 | 不明(鳥取県内) | |
| 中間評価時の値/状態 | 不明(鳥取県内) | |
| 事後評価時の値/ 状態 | 3件(鳥取県内) | |
| 4 | 各県ごとにペット防災に関わる支援者間のコミュニティが生まれている。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ペット防災関係者をつなぐLINEなどのSNSコミュニティへの参加人数 | |
| 初期値/初期状態 | 0人(鳥取県内) | |
| 中間評価時の値/状態 | 0人(鳥取県内) | |
| 事後評価時の値/状態 | 5人(鳥取県内) | |
| 5 | 自治体との災害協定を締結し、発災時に迅速に支援に入るための連携が取れている。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 自治体との災害協定数(県及び市町村) | |
| 初期値/初期状態 | 0件(鳥取県内) | |
| 中間評価時の値/状態 | 0件(鳥取県内) | |
| 事後評価時の値/状態 | 3件(鳥取県内) | |
アウトプット
| 1 | 【OP1-1】動物避難所設置事業者及びペット防災啓発窓口登録事業者募集チラシ配布数 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 配布数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 131件(鳥取県内) | |
| 事後評価時の 値/状態 | 131件(鳥取県内) | |
| 2 | 【OP1-2】啓発カレンダー配布冊数 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 配布冊数 | |

