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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/05/16更新

事業概要事業実績広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2023/10/02終了日 2026/02/28
対象地域北海道函館市及び道南地域
直接的対象グループ

LGBTQ当事者、障がいのある可能性のある方。また、公募要綱では「間接対象者」に該当する、家族やアライ(LGBTQの支援者)、地域の住民についても、マイノリティの課題を社会全体の課題として広く共有すべく事業を進めていくことから、直接対象グループとして含める。

事業対象者人数

北海道函館市及び道南地域

事業概要

近年、LGBTQという言葉が日常的に広がっている。地方自治体でのパートナーシップ制度の導入が全国的に広がっていることは、LGBTQ当事者の安心と可視化に繋がっているが、あくまで法的な保証がない状況では、十分とは言えない。同時に無知としか言いようがない差別発言が、主に政治の現場から発せられている。LGBTQに対する差別を禁止すること、また同性カップルをはじめとして、現在婚姻ができないLGBTQ当事者への法的に保証することは、人権擁護の観点からも早急に行われるべきであると考える。
当団体は①交流イベント開催による当事者の孤立の解消②講演会などイベントによる啓発、この2つを活動の大きな柱としている。
本助成事業でまず核になるのは、居場所の整備である。どこにいつ相談していいのかわからないといった悩みを持つLGBTQ当事者にとって、恒常的なコミュニティスペースが設置されることは、これまで以上に充実したサポートが期待できる。運営にあたっては、敷居の低さと安心感、アクセスしやすい雰囲気を意識したハード面、スタッフのスキルアップも居場所事業の維持のために大切なことである。
また、LGBTQの課題に限らず、存在が潜在化し、社会的に排除されがちな、あらゆる人々への支援を行うことも重要な事業である。行政や企業、地域の人々や関係機関と連携することで、より社会課題にフォーカスしたテーマの講演会、当事者や家族、地域の人々に対する様々なイベントを開催し、他者とのつながりや社会参加の意義を体感してもらえる機会をつくっていきたい。
当団体の本事業、私たちができる支援とは、こちらが何かを“してあげる”ことではなく、対象の当事者が自分の意思でその一歩を踏み出すための足場を作ることだと認識している。事業に関わる人々、そして函館・北海道に暮らすすべての人が、個の尊重のもとで共生できる社会の実現に貢献していきたい。                                                                                                                                           1.「生活や仕事の悩みを相談できる体制をつくり、相談窓口を開設する」
2024年秋をめどに相談窓口を開設する。当事者の生活や仕事の悩みに対応するほか、当事者を雇用している企業や団体などからの相談も受け付ける。電話や対面、LINE相談など手段はいろいろあるが、どのような手段で相談を受け付けるかについては、2024年春をめど物理的な拠点である「函館にじいろセンター(仮称)」を設置し、認知度を高めてから状況を見て検討する。
2.「恒常的な通いやすい居場所を整備する」
 2024年春をめどに物理的な拠点である「函館にじいろセンター(仮称)」を設立し、居場所事業「はこにじ+(プラス)」を開設する。
3.「安心して働ける職場を見つけることの支援および職場の悩み相談を受ける活動」
 LGBTQ当事者が、企業で安心して働くことができるように支援していく活動を行う。
 多くの当事者は自分のセクシュアリティについて明かすことができずに、合理的配慮を受けられないまま働いている。また当事者であることを明かしたとしても、企業によってはそのことに対する配慮が受けられずに苦しみながら働く人もいる。
 4.「当事者の視点を活かした就労に関する企業へのコンサルティング活動」
 LGBTQ当事者が働く企業や、LGBTQ当事者を肯定的に受け入れたい企業に対して、相談窓口の設置やコンサルティング、企業向け講演会を行う。3年目以降に、行政や企業など広く市民にLGBTQについて啓発する「DONAN LGBTQ BOOK(仮称)」を発行するほか、企業向けのパンフレット等を作成する。
5.成果の波及・アドボカシー活動
LGBTQについての恒常的な居場所ができ当事者や支援者が集まることで、当事者が困っていることや願いを集約し、それを行政や企業に積極的にフィードバックできるようになることは、LGBTQや多様な性についての理解が大きく広がり、当事者をはじめすべての人々が安心して暮らせる社会に向けた大きな一歩になると考える。

事業実績

事業実績:直接的対象グループLGBTQ当事者、障がいのある可能性のある方。また、公募要綱では「間接対象者」に該当する、家族やアライ(LGBTQの支援者)、地域の住民についても、マイノリティの課題を社会全体の課題として広く共有すべく事業を進めていくことから、直接対象グループとして含める。
事業実績:人数北海道函館市及び道南地域

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

2024年4月11日北海道新聞道南版「性的少数者気軽に相談を・函館に来月常設拠点」/2024年5月6日付函館新聞「元町に15日センター開所・LGBTの居場所に」/ 2024年12月12日付北海道新聞道南版「性を科学的かつ人権に基づき理解直して(はこにじセミナー報告)」/2025年10月24日北海道新聞道南版「性差別発言『周りが注意』(はこにじセミナー報告)」ほか

広報制作物等あり
内容

「はこにじ」案内(パンフ:2024年6月28日1万部)/はこにじセミナーvol1(ビラ:2024年6月26日1000枚)/はこにじセミナーvol2(ビラ:2024年10月14日6000枚・ポスター同日200枚)/小林でび映画祭(ビラ2024年12月2日1000枚)/青森VIVID!!(ビラ2025年3月29日4500枚・ポスター同日100枚)ほか

報告書等あり
内容

「休眠預金等活用法助成事業『社会的居場所を核とした働き方と暮らし方の共生の実現〜地域コミュニティにおける障がいのあるLGBTQの受容を目指して』事後評価報告書」


https://nijiirohokkaido.jimdofree.com/%E5%9B%A3%E4%BD%93%E6%A6%82%E8%A6%81/

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか公開
内容
https://nijiirohokkaido.jimdofree.com/%E5%9B%A3%E4%BD%93%E6%A6%82%E8%A6%81/

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

当会で内部通報規程を定め、適切に運用を行なっている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

当会でコンプライアンス規程を定め、適切に運用を行なった。

本事業の総事業費使用状況に関して監査を実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

当会の会計を担当していただいている税理士の方に、休眠預金会計を確認していただいた。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

今回の助成事業をきっかけに法人格を取得し、団体の運営基盤が整った。また、ガバナンス・コンプライアンスや内部通報などの規程類を整備するなど、透明性を高めた運営の強化を図ることができた。そして、定期的に事業に関する評価を行うことで、運営を振り返り、必要に応じて計画の見直しを図ることができた。資金分配団体の北海道NPOファンドからは、事業計画や会計に関する助言をいただき、進めることができた。ありがとうございました。

シンボルマークの活用状況

当事業で発行した広報物にはすべてシンボルマークを付けた。また事業で購入した什器備品や電化製品などにもシンボルマークを貼付した。「はこにじ」の外壁に屋外用シンボルマークシール(木製)を掲示した。