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事業完了報告

2025/11/10更新

事業概要

事業期間開始日 2023/12/08終了日 2024/12/07
対象地域神奈川県西部、静岡県東部
事業対象者

1,きわめて所得の少ない高齢者(ex.基礎年金だけで暮らす層)  2,所得の少ないひとり親家庭と外国人困窮者及びその他生活困窮者。             3, その他支援を求める生活困窮者                         〔対象者を把握する方法〕                        ① ひとり親家庭については、これ迄の活動を通じて人数を把握している。                   ② 外国人については、提供している支援団体が配布している人数を把握。     ③ 高齢者は間違いなく対象者は多いが、配布可能な人数を摑む事がむずかしい。市役所の統計数字は使えない。すでに活動をしている町内や公営住宅の自治会での対象者数を積算して、目標人数を立てる方法をとる。

事業対象者人数

1,ひとり親家庭    400世帯x2.5人=1000人                               2,役所・社協から支援 500世帯x2.0人≒1000人                 3,外国人       1200世帯x3人≒3600人       以上は把握している実数を元に算出。計 5600人               高齢者は、把握している実数に2倍を掛けた目標値。             4,高齢者        600世帯x1.5人≒900人                  合計 6500人

事業概要

1,事業背景 コロナ禍後の物価上昇で困窮状態に陥っている人が急増している。                                                                                                           2,概要                                                                         物価高騰の影響を受けている人達への食品支援を積極的に行う。配布の内容も食事の主菜となる冷凍食品を加えて品質を向上させる。                                                     冷凍食品のさらなる普及を図るために、冷凍ストッカー20台を福祉活動の現場や子ども食堂に貸与し、何時でも配布できる仕組みを整える。                                                            3,主な対象者                                                                      ・低所得高齢者層への活動に重点を置く。本来この役割を担う自治会は高齢化の進展で機能が低下、新たに配布の仕組みを構築する。目標:900人               ・ひとり親家庭は、現在の支援活動を継続し、新たな支援希望者を募っていく。 目標:1000人                                       ・外国人への支援ついては、現在支援している3団体をベースに活動する。新たに支援が必要とされる団体があれば、その活動内容や組織をチェックして継続的支援ができると判断すれば実行する。  目標:3600人                                                         ・行政との連携を深め、福祉担当者の求めに応じた支援を行う。 目標:1000人                                                   4,冷凍食品の流通システム整備と扱い量の拡充                                                              (状況)冷凍食品の受入体制は、冷凍倉庫会社と契約する等整っている。100ケース単位で入庫が可能。課題は消費現場への流通体制(コールドチェーン)の整備。                     (対策)既に社協や子ども食堂等19カ所に冷凍ストッカー(260ℓ)を貸与し効果を上げている。今回小型の冷凍ストッカー(100ℓ)20台を貸与して流通のネットワークを拡げる。これ迄貸与した冷凍ストッカー容量260ℓは、大きすぎて置けない所があり、容量100ℓの小型を提供する。冷凍食品の補充は、受領団体が引き取りに来る、冷凍車での配送やクール宅急便などの方法で行う。                                                      5,受入数量の増加                                                                                2022年度実績83.2トンに対して85トンを目標とする。2023年度は、米、飲料はじめとして提供数量が大幅に減少し65トン程度になるが、2022年度を超える目標を設定した。冷凍食品は、堅調に推移していて2023年度は前年を超える。従い事業期間の目標を16トンに設定した。                                                                                               

事業の総括およびその価値

冷凍食品受入数量は目標を達成した。しかし提供メーカー側のロス商品基準見直しが予想以上に厳しく行われ提供量が低迷、他を探す等の努力を重ねた。冷凍ストッカー提供は12台。容量の大きいストッカーも提供したので助成金を最大限活用できた。これ迄に提供していた分も合わせて31台が設置され、コールドチェーンが整った。その結果、受け入れた全体の数量は目標に及ばない56トンと2023年度並の数量だったが、冷凍食品は19トンで前年を上回り取り扱い構成比も34%となった。2022年度は、受入れ数量83トン内冷凍食品12トン、構成比14%。2023年度受入れ数量58トン内冷凍食品17トン、構成比29%。行政と連携した困窮者支援に重点を置き、支援件数は2022年度1753件に対して2168件と伸びた。しかし、直接対象者に手渡す件数は目標に及ばず。個別支援は、対象者の状況を把握している行政との連携がより効果を上げる。

課題設定、事業設計に関する振返り

コロナ禍の最中では、量的な支援が優先された。しかし、今はより困っている人達を重点的に支援するのが課題。支援の質的向上を図るために冷凍食品を拡充する課題は的を得ていた。また、海外生産品など冷凍食品の提供量は豊富にあるというのも重要な要素であったが、ロス削減は海外生産品にも波及し、量を確保する努力を迫られた。しかし、入荷した冷凍食品を受入れ団体で確実に消化する事が、ストッカー配置が充足されたため着実に進み、結果的に扱い量をさらに増やすことができた。不良在庫を抱えると新たな入荷に支障をきたす可能性があった。より困っている人に支援を重点的に行うためには、行政側の現場担当者との連携が必須で良い相乗効果を生んだ。より質の高い支援を実現するために、冷凍食品を調理して市営住宅に住む低収入の高齢者にお惣菜を配布する事業は順次拡大し現在5団地で実施しているが、行政や社会福祉協議会との協業で成り立っている。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1困窮する高齢者支援                         小田原市と箱根町を対象に困窮している高齢者への食品支援活動が継続的に行われている。対象者数:600世帯(900人)
指標配布会の開催回数と食品を受領した人数、及び配布した食品の量
目標値・目標状態目標値:期間中の配布対象者が600世帯(900人)複数回の受領者も1と数える。           目標状態:受領者の食生活に役立ち、定期的な支援ができている。
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察小田原市 市営住宅5か所で210世帯。自治会は1か所30人。計240世帯。箱根町 5か所で定期的に250世帯。合計490世帯で実施。    
2ひとり親家庭支援                                      小田原市他4市町のひとり親家庭への食品支援が毎月乃至は隔月に行われている。対象者数:400世帯(900人)
指標配布会の開催回数と食品を受領した人数、及び配布した食品の量
目標値・目標状態目標値:期間中の配布対象者が400世帯(1000人) 複数回の受領者も1と数える          目標状態:家族全員の健康状態の維持に欠かせない提供食品詰合せになっている。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察コロナ禍が去り、就業状況が好転している影響で配布世帯数が減少した。小田原市(80)、箱根町(50)、大井町(40)、開成町(40)計210世帯。沼津市では、毎週180世帯に配布。合計390世帯。
3困窮する外国人支援                   実施している場所は、神奈川県湘南地区、静岡県三島市、群馬県大泉町。定期的に配布活動を実施。対象者数:1200世帯(3600人)。提供食品は、大半が報徳食品支援センターが提供団体に手配したもの。
指標配布会の開催回数と食品を受領した人数、及び配布した食品の量
目標値・目標状態目標値:期間中の配布対象者が1200世帯(3600人) 複数回の受領者も1と数える          目標状態:毎月1回受領する食品(特に冷凍食品)が、生活にうるおいを与えていて、幸せな時を過ごせている。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察神奈川県湘南地区(200)、静岡県三島市(500)、群馬県大泉町(500)計1200世帯。
4役所、社会福祉協議会と連携した支援                   15カ所の役所の福祉担当窓口と社会福祉協議会を経由する支援活動が行われている。      
指標役所、社協に食品を渡した回数と、食品の内容と重量。個別支援がはっきりしている場合の支援者の状況。
目標値・目標状態目標値:期間中の配布対象者が500世帯(1000人) 複数回の受領者も1と数える          目標状態:食品を渡す事で、受領者の危機的な状況が改善されている。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察小田原市での市営住宅5か所での高齢者支援活動210世帯、自治会での支援30世帯と箱根町での高齢者支援の内2か所100世帯は役所、社会福祉協議会との連携で実施。その他、役所や社協との協業で行われている支援は500世帯を超えている。連携している公的機関は23。目標は15だった。
5冷凍食品配布システム               冷凍ストッカーが必要とされる公的機関や子ども食堂に、容量100ℓの小型冷凍ストッカーが20カ所に貸与されて、配布が順調に行われている。
指標新たに貸与された冷凍庫の場所と数。
目標値・目標状態目標値:冷凍ストッカー20台が設置されて利用されている。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察本事業で12台設置、それまでの設置台数20台を加えて31台が稼働している。より容量の大きいタイプも提供したために台数は12台で、予算60万円は消化した。

アウトプット

1困窮する高齢者支援。                      既存の自治会に頼らない配布組織も生まれつつあり、小田原市、箱根町以外に拡がり始めている。高齢者への配布会が、住民同士の交流の場となる効果も生んでいる。
指標①各地域での配布会の開催の回数            ②配布会への参加者             ③配布会で配布した食品のリストと量。                 
目標値・目標状態①10カ所で2ヵ月に1回開催      ②1回に20~40世帯が参加。      ③1世帯に4~5kgの食品を配布。冷凍食品を使ったお惣菜も配られている。年間目標:6㌧。
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察①小田原市内市営住宅での配布活動は、2024年2、4、6月 3か所で実施。8,10月4か所で実施、12月はじめ5か所で実施。             ②1か所で20~40世帯が参加。                           ③累計配布重量は、2.9トン。予定の半分で終った。                             ④冷凍食品を使ったお惣菜の配布は実施団地すべてで行われている。                             ⑤箱根町での高齢者対象の配布会は、計画通りに実施した。
2ひとり親家庭支援                 定期的に食品配布会が続けられていて、受領者の満足度は高い。一方で母親が子育てを放棄して子どもが栄養不良となるような問題も浮上し課題はつきない。      
指標①配布会の開催の回数            ②配布会への参加者             ③配布会で配布した食品のリストと量。                 
目標値・目標状態①4か所で毎月開催。沼津市は毎週末配布。            ②1回に50~100世帯が参加。毎月400世帯(900人)      ③小田原、箱根、大井、開成では、1世帯に金額換算1万円ほど食品を配布。冷凍食品は必ず配られる。             ④沼津市は間週末夜に配布。その週に入荷した物を配布。         ⑤目標:合計1年間で17トン配布 ⑥受領者は、配布会を頼りにするようになっている。新たな課題の解決の努力も続けられている。
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察①配布活動は、計画通り小田原市、箱根町、大井町、開成町では原則毎月配布会を実施した。沼津市は毎週末に配布。                      ②参加世帯数は、400世帯毎月参加。                                       ③入荷数量が減少していることが影響して、年間の配布数量合計は、7.9トン。目標17トンの46%で終わる。しかし、全5団体が、子ども家庭庁の助成金を得てお米の支給(2,3月)や食品の購入(4月から1年間)ができたので、さほど困っていない。
3外国人支援                           群馬県大泉町、三島市では、定期的に配布会。湘南地区では毎月配って回る。配布活動は、外国人ボランティアが活躍する。日本人と比較して外国人の困窮度はかなり高く、渇望されていて満足度は高い。                     
指標①配布会、配布活動実施の回数            ②配布した世帯の数             ③配布した食品のリストと量。                 
目標値・目標状態①群馬県大泉町、三島市では月4回配布会。湘南地区では月3日、8市町で配布活動。                              ②大泉町800世帯、三島市200世帯、湘南地区200世帯。計1200世帯(3600人)              ③年間目標:20トン。      ④受領者は、配布会で提供される食品を毎月必須のものとして頼っている。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察1、群馬県のスマイルネットありがとうでは、毎月配布した世帯数は前年度とほぼ同じ400世帯で、計画より下回った。配布実績は2023年12月から1年間で、食品91.8トン、内冷凍食品は9.0トン。                                                2,三島市のカーサ・デ・アミーゴスは、毎月200世帯に配布。配布数量数量は記録していない。報徳食品支援センターからの提供品に加えて、セカンドハーベストジャパンからの提供が定期的につづいている。             3,湘南地区での配布は、アニーファンドが担当。200世帯に配布。配布数量はは、年間で3.6トン。
4公的機関、社協と連携した支援               要支援者への食品の個別対応が主な業務。食品を用意し担当へ渡すのがフードバンクの役割。この仕組みが上手く機能していて役所の福祉担当者の意欲が高まり実績が上がっている。                     
指標①配布会の回数、個別支援した人数。              ②支援した世帯数(人数)             ③配布した食品のリストと量。                 
目標値・目標状態①②年間500世帯(1000人)    ③年間5トン。
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察公的機関(社協を含む)と連携した活動は、小田原市社協と連携したひとり親家庭への支援配布会、市営住宅に住む高齢者支援配布会は順調に推移した。しかし、1件毎の個別支援は月間10件~15件程度に終わった。1回の提供食品の量は5~10㎏程度。累計で10回x7㎏x12月=840㎏。しかし、食品を取りに来る公的機関は着実に広がった。
5冷凍食品配布システム(1)              新規の20台と併せて39台の冷凍ストッカーが貸与されて、冷凍食品の扱いが進む。冷凍食品をを材料にする惣菜の提供も高齢者を対象に拡がっていく。           
指標貸与した団体と貸与した時期の記録。
目標値・目標状態1年間で新たに20台を貸与して、年間で冷凍食品を16トン配布する。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察新規の12台と既存の19台を合わせて31台のストッカーが稼働して、受領団体での冷凍食品の扱いが進んだ。その結果として、入荷ベースで19トンと計画を上回った。
6冷凍食品配布システム(2)             送料を節約するため基本は取りに来てもらうが、必要に応じてクール宅急便を使い冷凍ストッカー設置の団体に送付し、冷凍食品の使用頻度が高まっていく。
指標クール宅急便を利用した記録
目標値・目標状態①月間30件年間360件発送する。                 ②冷凍食品が、子ども食堂など食事を提供、あるいはパントリーの場に置いて使用頻度が高まる。                               
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察クール宅急便を使って子ども食堂などに届ける件数は、月間3~5件程度にとどまった。子ども食堂で冷凍総菜を使うところがなかなか広がらなかった。

活動

1困窮する高齢者支援。                                                            食品配布会を開催して行く。既に開催している6カ所は毎月ないしは隔月に開催する。新規に開催できる場所を開拓する。少なくとも年間に5カ所を増やす。配布する食品は、高齢者向けに配慮した栄養食品や冷凍食品を材料にした惣菜も加える。当法人の会員でもある小田原市長を介して小田原市の民生委員の会長と会合を持ち、配布体制について相談する。民生委員の協力も得る。
活動結果遅延あり
概要2023年12月時点で開催していた市営住宅3か所(桑原住宅、仲沢住宅、篭場住宅)に加えて、年間で2か所増えて5か所になった。その他自治会、民生委員などが配布しているところが3か所ある。しかし、新規に配布する団地や町内会を開拓する目標5か所は達成できなかった。高齢者への支援の必要性の認識が自治会内で広がらなかった事と、自治会役員の高齢化が進み体力的に担うことができる人がいなくなっている事が大きい。
2ひとり親家庭支援                                                             小田原市、箱根町、大井町、開成町のひとり親会は、毎月ないしは隔月開催する。活動を本格的に開始して4年目になるがまだ活動を知らないひとり親も多く、PR活動を続ける。沼津市ひとり親会は、毎週末開催して知名度は高い。ひとり親家庭での育児放棄などの問題が表面化しており学校のカウンセラー教員との協力で対策を進めていく。            
活動結果ほぼ計画通り
概要1,ひとり親会での配布会は予定通り行われたが、全体の入荷量が大きく減少していたために、配布数量は予定の半分に終わった。しかし、子ども家庭庁の2回の助成金を、5団体すべてが受け取ったので、お米の現物支給や助成金を使って食品の購入ができたので、問題とはならなかった。                                                 2,事務所近くの県立高校で、食事が満足に食べられない環境にある生徒への食品支援を、カウンセラーの先生と協力しながら継続し、成果をあげている。
3外国人支援                                                                    配布体制が整っている神奈川県湘南地区、群馬県大泉町、静岡県三島市の配布団体を対象にする。いずれも毎月配布活動を行う。国籍もバラバラ、言葉も違うため配布体制が整っている団体は少ない。しかし、新たな対象を探す。群馬県の団体には、毎月小田原へ引き取りに来る運送費を支援する。冷凍食品も、既にストッカーを貸与して重要な配布の品目になっている(群馬)。三島市、湘南地区の団体も冷凍食品を配布している。
活動結果計画通り
概要1.神奈川県湘南地区は、アニーファンドが担当。家から出られない高齢者や病気の外国人家庭を訪問する。平塚、藤沢エリア、大和、厚木、海老名エリア、伊勢原、愛川エリアに分けて月1回訪問して食品配布。約200世帯。 2.群馬県大泉町は、NPO法人スマイルネットありがとうが担当。毎週末(土)に配布会実施。月間400世帯に提供。主な食品提供者は、報徳食品支援センターとフードバンクかながわ。2023年度配布実績は約150トン。2024年度は、休眠預金の助成金を得て40ftの冷凍コンテナを設置して、冷凍食品を扱う体制を整えた。 3.静岡県三島市では、カーサー・デ・アミーゴスが活動する。30年以上の活動歴を有するが、法人格は持っていない任意団体。三島市、沼津市を中心にした静岡県東部地区に住む外国人労働者を支援している。
4公的機関、社協と連携した支援                                                              物価上昇で生活が行き詰った市民が相談に行く役所、社協の窓口との連携支援。相談を受けた担当者が報徳食品支援センターに食品の提供を依頼する。この仕組みが機能していて、支援件数は増加している。冷凍食品は、支援対象者の家庭の冷蔵庫の冷凍スペースに入る分を提供する。すぐに役立つ餃子、焼売などは寄附金で購入してあるストックから渡す。
活動結果ほぼ計画通り
概要公的機関(社協を含む)支援で、組織的に行っている小田原市での一人親会で毎月の配布会及び、市営住宅での配布会で件数を加えると、年間目標2500件に対して2168件を達成した。その他に、役場や市役所福祉課の職員、包括支援センターの職員が食品を求めに来る件数は着実に増えた。月間10件から15件。
5冷凍食品を引き取る活動                                                             毎月使用する冷凍食品を準備する事は重要な基本的活動。冷凍食品はほぼ全部が企業からの無償提供品。しかし、提供企業の配送センターから引取り、報徳食品支援センターが契約する倉庫へ運ぶ費用、契約倉庫での保管費用、事務所内の冷凍庫を動かすための電気は低圧動力の為費用が大きく発生する。
活動結果計画通り
概要ほぼ毎月川崎市東扇島にあるシジシージャパンの冷凍倉庫に当方の委託を受けたスマイルネットありがとうの冷凍トラックが引き取りに行った。その他に、フードバンクかながわが自らの冷凍トラックで、数か月に1度主にマルハニチロの製品を運んできた。冷凍食品ではないが、数か月に一度埼玉県川越市にあるシジシージャパンの常温食品のセンターに発生した販売不納品の引き取りに、スマイルネットありがとうが引き取りに通った。
6冷凍食品を配布する活動①                                                                        冷凍食品が調理されて支援対象者が食べるまでの品質を維持するのは、重要な活動。支援団体が報徳食品支援センターに引き取りに来るのが原則ですが、臨機応変に冷凍トラックでの配送やクール宅急便を使う。そのためのガソリン代金、通行料金、宅急便の費用が発生する。
活動結果遅延あり
概要クール宅急便を使って発送する件数は、毎月3~5件程度で終わった。着払いで発送するケースもあり、このために使う費用は少なかった。
7冷凍食品を配布する活動②                                                                        既に19カ所の公的機関(役所、社協)と子ども食堂等に冷凍ストッカーを貸与している。これによって、緊急時の対応がすぐに取れる。また、子ども食堂がメニューに使う場合に、あらかじめ準備できる。冷凍食品の普及に大きな役割を担っているが、容量260ℓのストッカーを置ける団体は少なく、小型のストッカーを希望されるところが多くあり。さらに20カ所に配置する活動を行う。
活動結果遅延あり
概要大型冷凍ストッカーを希望される受領団体もあり、予算60万円の範囲で12台を設置することができた。
8冷凍食品を配布する活動③                                                       本事業が認められた場合、新たに冷凍庫が2台提供される。その場合は、既に事務所・倉庫に設置している冷凍ストッカー2台(260ℓ)は、希望する配布先の団体へ貸与して、配布網をさらに充実させる
活動結果遅延あり
概要結果として、1台の冷凍庫が提供された。余ったストッカーを他の受領団体へ貸与はしていない。
9PR活動                                                                                 会員および関係者に発信するPR紙「報徳@なう」を今後も継続的に発行する。すでに3年以上ほぼ毎月発行してきたので、愛読者が定着している。その他、随時地元メディアも活用していく。必要に応じて有料記事掲載も行う。有料記事は、我々の意図を具体的に書けるので読者に理解してもらえる効果がある。また無料で電子版にも掲載されるので若い層にも伝わる。
活動結果ほぼ計画通り
概要「報徳@なう」は、毎月発行から、随時発行に変更した。多忙のため、毎月発行ができなくなった。有料記事掲載は実施せず。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

1.2022年度83トンあった入荷量が、2023年度は58トンに急落した。結果として休眠預金の助成事業も入荷量の目標85トンに対して56トンに終わった。食品メーカーおよび流通企業からの提供がこれほど落ち込むとは想定していなかった。2.冷凍食品についても、潤沢に提供されると見込んでいた海外工場生産品に外装不良品、検疫での抜き取り品も、外装不良基準の見直しで大幅に提供量が減った。しかし、入手先の多様化で目標16トンを超える19トンを達成した。常温品の保管、流通と異なって最終受領団体までのコールドチェーンが整っていないと冷凍食品の実績をあげる事は難しいが、受領団体での冷凍ストッカーを整備したことが役に立った。3.コロナ禍が去って、急激な物価上昇が生活に影響しているが限られた「資源」を有効に使うためにより困っている人達に焦点を当てて支援する方針に徹した。「量」よりも「品質」を重視し、特に冷凍食品そしてそれを使ったお惣菜の提供などに努力したが、良い反応が得られている。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

1.コロナ禍の3年間、大量の食品がフードバンクに提供されて困窮者の手に渡された。助成金で新品の食品を購入して配布することも珍しいことでは無くなった。また、SNSを駆使して、食品を希望する困窮者を募る手法も常態化してしまった。そして企業から提供される販売不能品の量が大きく減少したために、フードバンクの大切な機能である販売できなくなったが食べられる食品の削減(フードロス削減)という精神が薄らいでしまっている。2.食品価格の上昇が生活に与える影響が大きい人達は、エンゲル係数が高い収入の少ない人達である。特に高齢者は、スマホの扱いも不得手で、SNS等による助成案内を知る事が出来ない。このような取り残された人たちに対して支援の重点を置かねばならない時がきている。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

冷凍食品を受領団体が使いこなすには、冷凍食品を扱う知識と経験が必要。さらに子ども食堂で提供するには調理に関心を持っている運営者でないと継続的に扱うのが難しい。子ども食堂「宮ノマエストロ」(横浜市泉区)は、60人分の食材として定期的に報徳食品支援センターからクール便(着払い)で様々な食材を取り寄せている。アジフライやヒレカツなど。クール便の費用は、1箱5㎏で1700円ほどかかるが、その価値が認められている。ここは、冷凍庫も完備している。このような事例はまだ少ない。

外部との連携実績

1活動市役所の生活保護担当、ひとり親家庭担当窓口、各地区の包括支援センター担当者などと連携する活動。
実施内容彼らの業務遂行のために、対象者へ食品を渡す必要が発生した時に、フードバンクが食品を準備する。食品を求めてフードバンクに来た人にどのような対応をすべきかわからない時には、役所の担当窓口に相談して、情報を得る。そのようにお互いにメリットのある連携活動ができます。
結果・成果・影響等報徳食品支援センターが所在する小田原市と周辺市町の役場は、困窮者情報をよく把握していて、背景がよくわからない食品支援希望者の情報を教えてもらい、適切な食品を準備できる事がある。逆に、食品を役場の担当者に提供することで彼らの仕事が進む場合も多い。従って、連携する件数は増えている。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

神奈川県西湘地区のタウン紙に記事として掲載された事が、この1年間に何度かあります。小まめに行事などの情報提供している。

広報制作物等あり
内容

1,PR紙「報徳@なう」の発行。随時発行。印刷して郵送が50部、E-mailで送信が200件。全会員と提供メーカーの担当者などの事業の関係者に送付しています。2,報徳食品支援センターのパンフレットを新たに制作した。500部。3,報徳食品支援センターのポスターを制作した。

報告書等なし
内容

本事業だけで作成した報告書はありません。

イベント開催等なし
内容
この1年間は、開催しませんでした。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容

NPO法人報徳食品支援センターのHPで公開

変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

公益通報者保護規定を設けて、ヘルプライン窓口担当者を決めている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

公的な助成金を申請し、認められた場合は規定類を最新の状態に整備する事が求められるため、その都度直したり、項目の追加をしている。

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

毎年、年次総会で前年度の決算および事業内容の承認を得るために、監事による監査を実施している。監事は、事業経験が豊富な企業経営者の方を選んでいる。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

毎月実績報告会が開催されるので、それに合わせて前月の活動報告を準備しなければならなかった。この仕事が前月の活動を取りまとめて、振り返る良い機会になりました。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

その他:この事業の予算で購入した備品(ホシザキ冷蔵庫など)に貼付した。