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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/03/06更新

事業概要事業実績広報実績ガバナンス・コンプライアンス実績その他

事業概要

事業期間開始日 2024/02/19終了日 2026/02/28
対象地域兵庫県神戸市
直接的対象グループ

対象者としては、六甲ウィメンズハウス入居者として、DV被害経験や虐待被害経験のある困難を抱える女性(単身者・シングルマザー)のうち、住居取得が困難であったり、被害経験が元で精神的に不安を抱えている・対人的に不安を抱えているなどする人とその子どもたちを想定している。さらに、経済的に余裕がない女子留学生も対象とする。

事業対象者人数

想定される人数としては、20代〜50代のシングルマザー約18人/年、その子ども(乳幼児から小学生高学年程度)約30人/年、困難を抱える単身女性(10代〜50代)・女子留学生(10代〜30代)約22人/年である(六甲ウィメンズハウスの居室タイプより算出)。

事業概要

事業の背景・社会課題としては、困難を抱える女性の住居取得の難しさがある。困難を抱える女性にとって、安心・安全な住居が確保できてはじめて、福祉、就労、教育につながり、心理的回復と安定した生活が望めるからであるが、現実には、当団体のある神戸市とその近郊では、生活保護の扶助の家賃水準の物件はあるものの、働いているが低所得の女性たちが無理なく払える低家賃で、安心して暮らせる環境の物件はまずない。また、公営住宅は場所が偏在し、通勤・通学に便利な地域では入居が非常に難しい。
この問題の解決の為、今回行う活動は、次のとおりである。民間遊休施設を借りうけて女性たちが安心安全に住める場へと改修・整備を行い、困難を抱える女性やその子どもたちを対象とした「六甲ウィメンズハウス」を開設する。そして、住居取得が難しい女性たちに対して住宅として、提供する。同時に、共有スペースを設置することによって就労支援や子どもの保育、相談支援等包括的な支援を提供する。
支援の対象の中心はDV被害女性、特にDV被害を受けたシングルマザー世帯を想定している。母子ともに深く傷ついた中での生活再建は非常に厳しく、「暴力か貧困か」の選択に迫られる母子は決して少なくない。そのような母子に対して、住まいを確保し、スタッフが心のケアや仲間づくり、学びの場を提供し、当事者が自尊感情や他者への信頼を回復し、就労等、次のステージに向かう意欲や勇気が持てるようになることだと考える。
本活動によって、困難を抱える女性やその子どもたちに対して、包括的な支援付き住宅の提供が可能になる。さらに本事業をモデル事業としてノウハウ等を提示することによって、全国に同様の支援付き住宅の提供を可能にする。このことによって、最終的には、本事業の直接的受益者だけでなく、全国の困難を抱える女性に対して貢献することが可能である。

事業実績

事業実績:直接的対象グループ受益者としては、六甲ウィメンズハウス入居者として、DV被害経験や虐待被害経験のある困難を抱える女性(単身者・シングルマザー)のうち、住居取得が困難であったり、被害経験が元で精神的に不安を抱えている・対人的に不安を抱えているなどする人とその子どもたちおよび、経済的に余裕がない女子学生・留学生である。
事業実績:人数40 世帯 60 人

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

2024/6/5 神戸新聞 困難抱える女性へ住宅支援、六甲ウィメンズハウスがオープン 神戸、40室用意 家賃約3万~5万円
2024/6/6 毎日新聞 女性のためのシェアハウス、悲願の開設 孤立、困窮…自立の一歩に
2024/6/18 朝日新聞 「自分らしく生きて」 困窮女性の自立を支援する共同住宅がオープン
2024/6/21 読売新聞 生活に悩む女性自立へ、支え合う大規模シェアハウスオープン…学習室・キッズスペースも
2024/6/24 サンテレビ 困難抱える女性たちを支援 「六甲ウィメンズハウス」始動
2024/8/21 日本経済新聞 "困窮女性支える共同住宅 NPO法人など、神戸に40室自立後押し、生活相談も"
2024/10/1 NHK 震災から始まった女性支援 “安心して暮らせる住まいを”
2024/10/19 朝日新聞 「ここしかない」ではなく「ここに住みたい」を 女子寮を共同住宅に
2024/11/12 神戸新聞 「女性の住まい支援」を議論 全国シェルターシンポ 23、24日神戸国際会議場
2024/11/24 NHK 住まいから女性支援を 全国の支援団体がシンポジウム 神戸
2024/11/30 神戸新聞 DV被害女性、家さえあれば 住宅支援の課題共有 シェルター運営団体などが神戸でシンポ
2024/11/30 神戸新聞 「暴力か貧困しか選べないのか」 DV被害女性に住宅支援を 一時避難所の運営団体などシンポ 事例基に課題共有や意見交換
2025/1/10 NHK神戸WEB "神戸市にできた共同住宅 正井禮子さんが震災をきっかけに行う支援 阪神・淡路大震災から30年 NHK神戸放送局 阪神・淡路大震災特集サイトより"
2025/3/18 共同通信社 女性支援住宅、利用者続々 神戸市、「重荷下りた」

広報制作物等あり
内容

2024年6月 ミモザハウス案内

報告書等あり
内容

2024年8月 ANNUAL REPORT 2023年度発行
2024年12月 ニュースレター発行
2025年10月 ANNUAL REPORT 2024年度発行

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますか公開
内容
https://wn-kobe.or.jp/wp-womens-2025e/wp-content/uploads/2026/02/regulations03.pdf

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

「NPO法⼈⼥性と⼦ども⽀援センターウィメンズネット・こうべ  内部通報規程」を整備、HP上に公開している。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
本事業の総事業費使用状況に関して監査を実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

当団体監事による監査を実施予定。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本助成事業を通じて、本事業の実践のみならず、組織全体にとっても大きな学びと変化がありました。。
まず、規定類の整備について伴走的にご支援いただけたことは、本当に大きな成果でした。日々の支援業務の中では後回しになりがちなガバナンスや内部統制を見直す機会となり、組織基盤の強化につながりました。また、休眠預金事業を進める中で、事業を可視化し説明責任を果たしていくことの重要性を改めて認識しました。成果やプロセスを丁寧に言語化する経験は、今後、組織全体の運営やファンドレイジングにも生かしていきたいと考えています。
さらに、実行団体間の横のつながりが生まれたことも大きな意義がありました。社会課題への挑戦は一団体で完結するものではなく、互いの実践や課題を共有できる関係性は大きな支えとなりました。
一方で、事業拡大と支援の質の両立、評価と日常業務のバランス、そして助成終了後を見据えた持続可能な財源構造の構築といった課題も明確になりました。人材育成や財務戦略を含めた中長期的な組織基盤強化への伴走支援や、団体間ネットワークの継続的な場づくりがあると心強いと感じています。
本事業で得た経験と仕組みを、六甲のみならず組織全体の成長へと確実につなげていきたいと考えております。

シンボルマークの活用状況

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