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事業完了報告

2026/01/08更新

事業概要

事業期間開始日 2024/04/05終了日 2025/02/28
対象地域東海地域
事業対象者

東海3県(名古屋、愛知、岐阜県)で暮らす外国人住民のうち課題を抱える人
外国人住民から生活困窮の相談を受けている相談機関(自立相談支援機関、市区町村福祉事務所(生活保護担当課、児童相談、女性相談担当課、社会福祉協議会、NPO、外国人自助組織)

事業対象者人数

3県に登録している外国人約40万人(うち愛知県29万人、岐阜県6万人、三重県5万人)の「役所で質問できる」外国人を除く、約半数(*)の20万人程度
*日本語に対する在住外国人の意識に関する実態調査 | 文化庁より

事業概要

 当団体は、通訳派遣や同行支援を通じて、生活に困窮した外国人住民を社会資源につなげたり、行政機関にアウトリーチを行ったりする事業を行ってきた。本事業は、こうした地域の社会資源がつながるための活動を継続しながら、新たに以下の活動を行い、生活困窮に陥った外国人の支援を安定的に、かつ継続して行うための体制づくりを目指す。
1)通訳者を安定して派遣するための仕組みづくり 
 多言語による相談会を実施し、生活に困窮している相談者に限って、本人負担なしで通訳を派遣する。次年度以降、助成金や行政のみに頼らない体制を目指し、企画委員会を立ち上げ、通訳のビジネス化の試みや「通訳バンク」の設立について話し合う。
2)外国人自助組織のバックアップ
 行政や日本人NPOにもつながらない、困難な状況にある最貧困層を支援しているのは、外国人自助組織である。本事業では、こうした自助組織に対して、当団体がケースの支援方法について助言したり、通訳を派遣したりするとともに、必要な制度について学んだり、地域の支援機関や、制度について学ぶ研修を実施し、彼らの支援活動を側面から支援する。
3)外国人の個別支援に関わる人材の発掘と育成
 当団体では、様々な支援機関のコーディネートしながら個別支援を行う「相談員」、行政機関などに一緒に行き、相談者について説明したり手続きを補助したりする「同行支援員」が相談に対応しているが、本事業では、すでに当団体で活動を行っている人、また関心のある人を対象に研修を行う。
4)当団体の組織基盤の安定
 東海地方で唯一個別支援も行いながら様々な仕組みを提案している当団体の組織基盤の安定化は、当団体の関係者のみならず、本地域にとっても必須である。増加傾向の相談に対応するため相談員や同行支援員、事務局スタッフを増員するため本助成金を活用する。

事業の総括およびその価値

当団体は設立10年目、専従者の勤務は3年目、NPO法人格を取得して1年目で、今後の団体運営や活動内容を模索する年度で、同様の活動を継続できるのか、試金石となる年であった。その年に当助成金を受託でき、事務局の強化や作業の効率化が進み、通訳派遣、同行支援、相談会などの相談事業を継続しながら、今後、地域の課題となるであろう外国人自助組織のサポートに取り組むことによって、継続実施できる事業規模や今後の団体基盤の強化のあり方が明確になった。またこうした点について、団体内で協議する時間を確保でき、めざすべき方向性を共有できたのは収穫であった。また、相談件数が増加し、複数の課題を抱えていたり、行政サービスが使えない、ほとんどない「困難ケース」を多く支援することができ、行政や、日常から外国人住民の相談を受けているコミュニティリーダーでは対応できない「制度のはざま」に落ちる外国人の支援も継続できた。

課題設定、事業設計に関する振返り

通訳派遣については、依頼する外国人住民のほとんどが通訳料金を支払えない現状があったため、当事業で寄付集め、通訳バンクの立ち上げを活動計画に入れたが、後述のように、資金調達よりも団体の今後のあり方について協議し、共通認識を持つことを優先したため、着手できなかった。他方、組織基盤の強化については、クラウドサービス「Kintone 」を導入、ケース記録を保持できるようにし、支援の効率化や、相談員間の共有が飛躍的に進んだため、収穫があった。外国人支援において先進的なテーマである、外国人自助組織のバックアップについては、全国に先駆けて着手でき、次年度以降の課題を明らかにすることができた。他方、本事業のアウトカムやアウトプットの設定については、評価しやすく、なおかつ団体メンバーにわかりやすいように設定すべきであり、この点が課題として残った。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1東海地方で通訳派遣を必要とする外国人や支援者のニーズに確実に対応できている
指標必要とされる人に当団体の通訳に関する情報が届いているか 公的機関などによる通訳サービスがない市町村に派遣することが可能か 派遣依頼があった時のマッチング率
目標値・目標状態マッチング率は9割以上 3県の国際交流協会には事業について知られている 把握できる範囲で外国人コミュニティには当団体の通訳派遣事業について知られている
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察当団体への通訳派遣依頼は、ほぼすべて派遣することができたためマッチング率は100パーセントである。また当団体が把握している限り、通訳派遣がないと思われる市町村(岐阜県土岐市、三重県鈴鹿市など)に通訳を派遣することができた。また、当団体と関わりがあり、連携支援をおこなった外国人コミュニティには通訳派遣について案内できた。
2 通訳費用の負担が困難な外国人の費用を捻出する(仮称)通訳バンクのしくみ
指標運営にかかる経費、1年の予算 アウトリーチ 担当者 派遣のルール 稼働可能な通訳者リスト
目標値・目標状態担当者と派遣ルールが決まっており、リストが整理されており、年間の予算の目途が立っている
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察資金調達よりも団体の今後のあり方について協議し、共通認識を持つことを優先したため、着手できなかった。一方で、(仮称)通訳バンクのしくみはできていないが、受託費の増加等収入が増加したため、当面の通訳費用の捻出の見通しは立っている。(仮称)通訳バンクのしくみづくりについては、今後、体制強化と並行して取組む。
3寄付金集めの取組みが整理され、周知されている
指標寄付依頼先のリスト ホームページでの案内 寄付金集めのためのプログラム(イベント) 寄付金集めのためのグッズ 寄付管理のためのソフトの導入
目標値・目標状態寄付者リストが完成しており、寄付管理ソフトは導入が開始され、その他の寄付集め必要な活動については次年度以降に向けて議論されているなど、具体的な計画が立てられる状態になっている。
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察資金調達よりも団体の今後のあり方について協議し、共通認識を持つことを優先したため、着手できなかった。寄付者リストの作成、寄付集めの活動については、今後、体制強化と並行して取組む。
4ウェブサイトによる寄付ができるようになっている
指標ウェブサイト上の仕組み
目標値・目標状態ウェブサイト
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察当団体のホームページに、寄付の案内を追加。
5「外国人コミュニティ」に相談した人が、受けるべき行政サービスにつながり、その権利が補償されている
指標相談後につながった社会資源 相談後の生活の変化
目標値・目標状態外国人コミュニティが支援している人たちで行政の社会資源を受けるべきケースのほぼすべてが、行政につながっている
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察研修を通じて、相談者が行政につながることを目指したが、当団体が今年度支援の対象とした外国人コミュニティが活動する市町村は、外国人支援に関する施策もくなく、実際にあまり協力を得られていなかったため、後述するように、地域に現状を知らせるフォーラムを実施し、まずは、機運の向上にはつながった。
6外国人コミュニティから、課題発生時には当団体が信頼されている
指標困った時に思い浮かぶ相談相手 対応しきれない相談があった場合ののリファー先
目標値・目標状態団体運営や、相談対応で困った際には、真っ先に思い浮かぶ団体となり、困難ケースのリファー先となり、行政機関と外国人コミュニティと交渉したりすることができるようになる。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察事業実施期間中、当団体にケースの相談をした外国人グループは5団体にのぼり、一定の知名度と信頼を得ていると考えられる。
7当団体の相談体制が強化され、無理なく運営されている
指標相談員、同行支援員の数 相談員一人当たりが担当するケース数 相談対応のスピード 年間新規ケース数 支援内容、支援の質 ケース会議の開催数
目標値・目標状態相談員・同行支援員が増加し(それぞれ2名程度)、当団体で支援ケースを増やすことができており、迅速に対応できるようになっている。 ケース160件(今昨年度)→200件を目指す ケース会議や共有システムの整備などを通じて、相談に関わるメンバーがケースやつなぎ先の情報をすぐに入手できるようになり、支援内容が充実し支援の質があがる 単発の関わりではなく、長期的に関わってケースワークを行う相談員が増えている(2名増加を目標とする)
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察代表に権限や業務が集中している状態ではあるが、相談員については予定どおり2名増員でき、またケース会議を月2回定期的に開催することができるようになり、代表が担当しているケースを複数の相談員に割り振ることができるようになった。また受理ケースは、2月20日時点で204件となり、目標を達成した。
8必要な情報が整理、共有され、情報の整理、共有のために有する時間が減少し、効率的、効果的に運営されている
指標社会資源(支援団体、行政機関など)リストの作成とその内容 ケース会議の開催回数 ケース会議の内容
目標値・目標状態当団体のスタッフ・ボランティアが必要な時にすぐに情報(とくに相談ケースの内容と登録通訳者に関わる情報)が入手できるようになっている。 特定のスタッフ(代表、専従)の負担に確認しなくてもよいようになり、負担が軽減される
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察クラウドサービスKintone にケース記録や、行政機関や支援団体を入力することができるようになった。ただし、ケースの進行と紐づけたり、相談分野ごとに分類するなど、容易に、効率的に検索できるようにするためには、システムの改善が必要。相談員の声を聞きながら、すこしずつ改良を加えているが、来年度も継続して変更していく予定である。代表の相談業務の集中については、同行件数124件のうち53件を、他の相談員が実施することができたため、一定程度その業務を割り振ることができたといえる。

アウトプット

1東海地方の通訳需要に関しての詳細や、東海地方の潜在的ニーズの把握に務め、助成期間終了後の対策の検討材料を得る
指標必要とされる言語 派遣が必要な地域 どんな場面で必要とされるか 通訳を必要とする人の属性 当団体の通訳派遣事業を外国人住民に周知するため手段(広報、口コミなど)
目標値・目標状態左記の指標について、事業年度の当団体の派遣案件から整理されている。 さらに詳細なニーズ把握のために、何を調べれば良いかが明らかになっている
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察通訳派遣の実績をもとに、年度末までにまとめて、次年度の活動計画に反映する。具体的には、派遣先、言語、通訳者の感想から明らかにできる通訳派遣、行政サービスの課題を分析し、当団体の総会にて報告する予定。
2 (仮称)通訳バンクしくみが関係者の賛同のもと形成されている
指標運営にかかる経費、1年の予算 アウトリーチ 担当者 派遣のルール 稼働可能な通訳者リスト
目標値・目標状態担当者と派遣ルールを決定し、通訳者リストの整理は終了、年間の予算をたてることが出来る状態にする
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察通訳バンクの立ち上げについては先送りとなったが、数年後の立ち上げに備えて、団体内で現状について整理した。具体的には、現状の支出の見込み、通訳等を算出し、必要な資金調達を把握した。
3寄付金集めの取組みがスタートできて、集まりはじめている
指標寄付集めのための取り組み 寄付によって集める目標金額
目標値・目標状態団体ウェブサイトならびに、団体パンフには寄付案内の記載をスタートし、年度内10万円の獲得を目標とする
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察通訳バンクの立ち上げを見送ったため、寄付金は集まっていないが、パンフレットには寄付金依頼の文章が記載してある。また年度中は、口頭で通訳派遣の状況について説明し、寄付金を得た。
4団体のウェブサイトへの寄付機能の付加
指標ウェブサイトの寄付機能の内容
目標値・目標状態どのような機能を持たせるか、事業年度内に決定し、寄付集めを開始する
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察寄付については、振込先と寄付の案内を追加。団体の状況を共有するなかで、無理に寄付を集めるより、関係者から寄付の依頼をしたり、会員への呼びかけを優先して行うことにした。
5東海地方で活動する外国人コミュニティに対し、当団体からどのような支援が可能か、支援を受けるとどのような効果があるかを提示できるようにする
指標支援メニューの提示 相談ケースのサポートの内容
目標値・目標状態サポート内容を明確にし、支援を行った外国人コミュニティから他の組織に当団体を紹介したいと思われるようにする
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察団体内で支援メニューを整理した。具体的には1)個別ケースの連携支援、2)支援のスーパーバイス、アドバイス、3)市町村の相談機関の案内、4)当該団体でカバーできない場合の通訳派遣、5)その他 外国自コミュニティの運営に関する助言、とくに助成金の獲得など。広報ツールの作成やホームページの記載などは、来年度以降実施する予定。
6当団体に支援を依頼する外国人コミュニティが、当団体を通じてそれぞれの地域の社会資源(日本人NPOや、行政組織、制度など)につながれるようにする
指標外国人コミュニティが相談を受けた時に同行した場所 相談ケースの支援にあたって連携する機関
目標値・目標状態少なくとも研修で取り上げる問題分野については、行政機関とつながれるようにする オーバーステイなど行政の社会資源が利用できない相談者については、民間の支援機関とつながれるようにする
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察これまで当団体が支援してきた、三重県のブラジル人団体「鈴鹿アミーゴス」の活動、ならびに三重県に住むブラジル人の状況を知らせるフォーラムを実施した。フォーラムでは彼らの活動が明らかになったとともに、ゲストスピーカー(当該団体と連携して活動している三重県の動物支援団体、シャーガス病の啓発活動を行なっている団体)の報告からも、彼らの抱える課題が明らかになった。広く三重県内の市町村、国際交流協会参加を呼びかけ、少なくともその存在を知らせることができ、地域のNPOや国際交流協会、労働組合の参加してもらうことができ、連携先を増やすことができた。
7相談員や同行支援員としての登録者の増加と新たなスタッフの雇用
指標登録相談員の数 実際に活動に参加するようになった相談員の数 登録同行支援員の数 実際に活動に参加するようになった支援員の数
目標値・目標状態相談員の新規登録者数10名を目指し、うち実際に相談に定期的に参加する相談員2名増加を目指す。同行支援員については新規登録者数10名、実際に参加する同行支援員2名増加を目指す。 年度内に有給スタッフを雇用し、次年度はさらに専従1名雇用できる見通しがたっている
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察当団体の登録相談員はすでに10名を超えていたため、今年度途中の増員は行わなかった。代表以外の相談員の相談会への参加は、平均3名を超え、またこれまで、相談員が大部分をになっていた同行については、全体の1割程度を相談員が担うことが実現した。有休の非常勤スタッフは今年度1名雇用することができた。次年度の雇用については、具体的な時期は決まっていないが、新規の委託や、応募している助成金の状況もみながら、来年度採用の具体的な時期について決定する。
8情報管理の体系化とケース共有会議の定期開催
指標ケース記録がどのように管理されているか 相談員、同行支援員、通訳者、関係機関の名簿 ケース会議の開催回数 ケース会議の内容
目標値・目標状態現在のケース管理(google Drive)→オンラインシステムに移行 現在の名簿(エクセル)→オンラインシステムに移行、上記いずれも容易に検索できるようにする ケース会議は毎月2回必ず開催する ケース会議は事前資料を配布するなどし、共有可能な状態にする
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察Kintone のシステムを完成させ、ケース記録は12月末までにすべて行こう完了。相談員の名簿はすべて移行させたが、通訳者名簿は支払いシステムなどと連動する必要があるため、一部現状のままエクセルで管理している。来年度完全移行の予定。
9安定的な事業の継続に向けた基盤体制の強化
指標次年度の体制計画
目標値・目標状態次年度の新体制の計画が進んでいる。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察外部団体のコンサルテーションを受け、これまで2回組織基盤に関わる会議を行い、今月本事業の終了時にはまだ次年度計画が実施していないが、年度末には計画が完成する予定。
10安定的な事業の継続に向けた基盤体制の強化
指標次年度の体制計画
目標値・目標状態次年度の新体制の計画が進んでいる。
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察外部団体のコンサルテーションを受け、これまで2回組織基盤に関わる会議を行い、今月本事業の終了時にはまだ次年度計画が実施していないが、年度末には計画が完成する予定。

活動

11. 通訳派遣を中心とする組織基盤の整備に関わる活動 1-1 通訳派遣   助成金のみに頼らず、寄付を中心とした自主財源確保のための活動を行う。  行政などからの委託金がなかったり、依頼者が生活困窮などの理由から通訳料を負担できない場合は、当団体が通訳者に支払う謝金を負担している。その大部分を助成金で担ってきたが、一定の財源が確保できるまでは、派遣通訳や、当団体が実施している相談会の通訳者について本助成金から拠出する。対応言語は、英語、フィリピン語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、中国語、ミャンマー語、ネパール語、タイ語、ウルドゥ語など。
活動結果計画通り
概要通訳の稼働はのべ239件、うち通訳派遣数は127件である。うち上位をしめたのは、スペイン語51件、ポルトガル語36件、英語13件。派遣先で上位を占めたのは、市役所、弁護士事務所、労働基準監督署、病院などである。
21-2 通訳派遣の仕組みづくりに関する企画会議の実施  プロジェクト会議を立ち上げ、とくに企業向けの営業について戦略について話し合う。当団体が別事業でつながった、中小企業診断士の資格をもつプロボノにも参加を依頼する。
活動結果遅延あり
概要実施せず
31-3 活動資金の獲得のためのアウトリーチ活動  市町村や企業を回り、相談や通訳派遣、同行支援事業について案内し、資金づくりにつなげる。
活動結果遅延あり
概要実施せず
41-4 活動資金の獲得、広報のためのツール作成   当団体の通訳の派遣状況、派遣先、通訳が必要になる場面などをデータ化したり、当団体のホームページから寄付できるようにするなど、WEB上のツールを作成する。
活動結果遅延あり
概要実施せず
52 外国人コミュニティへのバックアップに関わる活動 2-1 研修の実施  外国人コミュニティのメンバーが、相談に必要な知識、主に制度について学ぶ場を設ける。それぞれの地域で「困った時にどこに行ったら良いか」という視点で、つなぎ先について知ってもらう。対象となる外国人グループは、三重県で活動する南米グループ、美濃加茂市で新たに立ち上がるフィリピン人グループを予定している。
活動結果ほぼ計画通り
概要当初は外国人グループのメンバーへの研修を予定していたが、相談の対応スキルをアップしてもらうよりも、もっと地域、とくに行政機関にも相談に関わってもらう必要性を感じたことから、かれらの実態を知らせるフォーラムを実施することに計画を変更した。概要は添付のチラシのとおり。 三重県に住むブラジル人の未来を考えるためのフォーラム 2月12日 みえ市民ボランティア活動支援センターにて開催。参加者は24名。
62−2 ケースのスーパーバイズ  外国人コミュニティに寄せられた相談について、アドバイスを行ったり、一緒に支援したりする。
活動結果ほぼ計画通り
概要外国人自助組織、外国人リーダーからのリファーケースは年間10件。DV被害を受けても加害者から離れることができないケース、行政が対応していない年末に相談が入り、対応に苦慮して当団体がアドバイスをしたケース、薬物依存の相談者でそもそもどこの機関につないだらいいか、対応に困ったケースなどについて、当団体から助言し、連携して支援した。
73 .外国人相談に対応する人材の育成  外国人相談対応研修会を実施する。当団体の相談員、同行支援員を対象とした研修、関心がある人を対象に研修を行う。なお、研修の教材は、2021年度休眠預金事業で作成し、2023年度休眠預金事業で改訂版を印刷した「外国人相談ガイド」を使用する。
活動結果ほぼ計画通り
概要「外国人を連携して支援するためにつなぎ方について考えるワークショップ」として、全3回実施した。のべ74名が参加。当団体ですでに活動している相談員のスキルアップと、当団体のつなぎ先を増やすことができた。実施概要と参加実績は以下のとおり。 第一回:東海地方で暮らすフィリピン人の現状とフィリピン人支援について 10月26日  第二回:外国人に寄り添う伴走支援とは:NPOと行政機関、国際交流協会の連携について考える 11月10日  第三回:生活困窮者に寄り添うために:インフォーマル支援との連携 1月25日
84.  情報整理・情報共有  上記の活動をスムーズに行うために、つなぎ先の名簿の整理、通訳人名簿のアップデートなどのシステムを整えたり、ケース共有会議を開催する。
活動結果計画通り
概要Kintone を導入し、ケース記録の管理システムを作った。これにより、ケースの共有が出来るようになり、より質の高い支援を実施することができるようになった。
94.  情報整理・情報共有  上記の活動をスムーズに行うために、つなぎ先の名簿の整理、通訳人名簿のアップデートなどのシステムを整えたり、ケース共有会議を開催する。
活動結果計画通り
概要Kintone を導入し、ケース記録の管理システムを作った。これにより、ケースの共有が出来るようになり、より質の高い支援を実施することができるようになった。
105. 組織基盤強化に向けた取り組み  安定的な活動を継続できるように内外の関係者との協議のもと、組織基盤の強化を進める。
活動結果計画通り
概要組織基盤強化について話し合う会議「ヘルプラインリボーン会議」を立ち上げ、全3回実施して、課題を明らかにした。平行して、名古屋NGOセンター主催の講座「あなたの挑戦をサポートするNGO研修:持続可能な運営への第一歩」に参加し、講義を受けるとともに、3回にわたるコンサルテーションを受けるとともに、この講座の一環として、「ヘルプラインの未来を考える会」という会議を開催し、当団体の現状について共有した。
115. 組織基盤強化に向けた取り組み  安定的な活動を継続できるように内外の関係者との協議のもと、組織基盤の強化を進める。
活動結果計画通り
概要組織基盤強化について話し合う会議「ヘルプラインリボーン会議」を立ち上げ、全3回実施して、課題を明らかにした。平行して、名古屋NGOセンター主催の講座「あなたの挑戦をサポートするNGO研修:持続可能な運営への第一歩」に参加し、講義を受けるとともに、3回にわたるコンサルテーションを受けるとともに、この講座の一環として、「ヘルプラインの未来を考える会」という会議を開催し、当団体の現状について共有した。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

資金集めについて団体内で議論する過程で、そもそも団体の運営、組織基盤の強化が必要であるという認識が、団体の主要メンバーで共有できたことが、想定外のアウトカムである。当助成金の資金分配団体から頂いた組織運営に関するアドバイスや、本助成金の報告会で他の実行団体の状況について学んだりしたことや、情報交換が出来たことも、当団体の運営や活動について見直す良い機会となった。結果として、当団体の運営面に関わる課題を明らかにすることが出来、またコロナ以後実施できていなかった、会員、理事、ボランティアを含む主要メンバーが一斉に集まり、団体の課題を共有する場をもうけることができた。来年度以降は、代表を中心とした一部メンバーによる運営体制から、NPO法人として団体運営が可能になるよう、具体的に変更計画をたてて実施していく。具体的には。職員の増員、理事会など意志決定機関の再編成、資金管理体制の見直しなどを実施していく予定である。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

・近年、多文化共生関連の事業を行う市町村も増加し、通訳を配置する市町村も増えてきたため、あまり複雑でない手続きや相談は、NPOが支援しなくても対応できるようになってきている。このため、かなり複雑なケースが、NPOに持ち込まれていると考えられ、外国人の個別支援における役割も変化しているといえよう。今後は、市町村など様々な機関と連携し、包括的に支援する体制が必要となってくると考えられ、実際に、厚生労働省の重層的支援整備事業などを活用して、外国人住民を支援する体制を構築した地域もあり、こうした他地域の先進事例を参考にしながら、今後東海地方にもこうしたワンストップの相談支援センターを立ち上げる必要がある。
・本事業の実施の過程で、地域における、最困難ケースが、外国人コミュニティに集中している実態を改めて実感した。彼らの活動をバックアップする必要性を地域の支援者に知らせるとともに、相談ケースを連携して支援していき、彼らの負担を減らすとともに、市民団体として力をつけてもらうような活動が必要と考えられ、当団体も来年度以降、継続して取り組んでいきたい。

外部との連携実績

1活動個別ケースにおける連携。
実施内容ほぼすべてのケースについて連携して支援しているが、以下は一例。特定技能の在留資格で働いていたが語学学校を解雇、住居をなくしたため、市役所に相談しシェルター入所、シェルターに通訳を派遣して連携して支援。
結果・成果・影響等相談者の状況をより良くすることができ、また支援の過程でコミュニティにも学んでもらうことができた。
2活動相談員研修
実施内容講師として外部の人を講師として招いた。
結果・成果・影響等他団体の実績について学ぶことができると同時に、さらに深く当該団体のことを知ることができ、連携強化につながった。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

相談員研修、フォーラムのチラシ

報告書等なし
イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口を設置し、役職者は事務局長、幹事、JANPIAにも相談可能。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

2024年度決算確定後、法人の総会において選任された監事による監査を受ける予定である。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示

イベント実施時に表示