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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/02/12更新

事業概要

事業期間開始日 2024/04/24終了日 2025/02/28
対象地域神奈川県藤沢市
事業対象者

1.食支援を求めるひとり親家庭(フードバンクふじさわのパントリー利用者)
2.食支援が必要な生活困窮者(藤沢市社協の生活困窮者自立支援事業の相談者)
3.市内こども食堂等の実施団体
※1,2は、利用者、相談者への直接支援の拡充、3は、団体活動支援による利用者への食支援の充実

事業対象者人数

現状数値(2024/3)
1.ひとり親家族 200世帯×2.5人=500人
2.生活困窮自立支援相談者(食支援利用者) 月平均69件
3.市内こども食堂 29団体 33箇所

事業概要

1.事業背景  
 新型コロナ感染症の5類移行後も続く不安定な雇用状況に加え物価の高騰等、低所得層の暮らしは益々厳しくなり、フードバンクふじさわに支援を求める家庭や生活困窮からの脱却に向けた相談をもとめる人が増加傾向にある。
2.概要 
 上記のような状況を踏まえ、藤沢市と藤沢市社協が協働して、フードバンクやこども食堂の活動を支援することを目的とした、フードドライブ等による寄付食品等の受取、保管、分配を行う拠点整備が実施されることとなったが、この拠点整備は場所の確保と電源・電灯、給排水、空調の整備と、これまでのフードバンクの活動内容を基本とした設備設置となる状況である。食支援対象者の更なる増加、子ども食堂等の活動団体も増加する一方で、フードドライブ等寄付食品(常温保存品)は減少傾向にあり、食支援への要望に可能限り対応するために、当団体が冷凍食品の取り扱いを拡大させる設備の増設や運搬の仕組みづくりを支援し、藤沢市、藤沢市社協との連携、役割分担によるフードバンクふじさわ、市内子ども食堂の活動支援を主とする拠点の充実を図る。
 また、冷凍食品の取扱量拡大を含め、この拠点に関係する全ての食支援活動に対し、ロス食品の削減が常に意識されるよう働きかけると共に、、自然冷媒(ノンフロン)仕様の冷凍庫の導入など、環境への影響を考慮した施設整備に努める。
3.冷凍食品取り扱い数量の拡大 
 (1)大型冷凍庫の設置 大型冷凍庫2台及び冷凍ストッカーのフードバンクふじさわへの無償貸与、及び不足食品の寄付
 (2)冷凍車の整備及び運搬支援 冷凍食品の運搬車両を購入しフードバンクふじさわに無償貸与すると共に配送支援(運転・搬入出)を行う。
 (3)こども食堂への冷凍ストッカー貸与 フードバンクふじさわを通じた冷凍食品の提供拡大を図るため、こども食堂への冷凍ストッカーの無償貸与を行う

事業の総括およびその価値

フードバンクふじさわの新拠点やパントリー、こども食堂、藤沢市社協への冷凍庫、冷凍ストッカーの提供(無償貸与)、また、フードバンクふじさわへの冷凍車の提供(無償貸与)をはじめ、冷食の取り扱いに必要な消耗品、運営上の必要備品等を提供することにより、冷凍食品取り扱い機能等の整備を行い冷凍食品の取扱量を2月現在前年度比で2.65倍(1.9t→5t)に増加することができた。これによりフードパントリーでは、減少傾向であった提供食品の増と栄養価の向上が図れ、利用者からの高評価も得て、パントリー利用者は毎回増加している状況にある。また、こども食堂へは、市内のネットワークを通じて8月から冷食の提供を開始し、調理のし易さ、味の良さ栄養価など、こちらも高評価を得ており、提供希望団体も増加すると共に、ネットワークへの加入団体も増となっている。藤沢市社協へは、2月から冷食の提供を開始し、生活困窮者へ提供されている。

課題設定、事業設計に関する振返り

 フードバンクふじさわでは、これまで関係施設の小型冷凍庫を借用している状況であったが、自由に使用できる大型冷凍庫が自拠点に整備できたこと、また、冷凍車の配備で臨機な受入れ対応が可能になり、受け入れ量を大幅に倍増することができたことは、機能の整備の大きな成果であった。一方で冷食提供希望団体が増加しているこども食堂では、場所を借りて実施している団体も多く、は団体専用の冷凍庫を設置できない事情があり、これらの団体には、開催日当日までフードバンク拠点の冷凍庫で保管する必要があり、保管量の調整が困難な場面もあった。フードバンク拠点に冷凍ストッカーを増設しする等対応を行ったが、今後、こども食堂の増加に伴いその支援のために更に保管量の増を図る必要が生じている。
 また、冷凍車の配備は大きな効果であったが、運搬(運転)要員の確保がボランティアでは困難な状況があり、今後の課題となっている。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1フードバンクふじさわ パントリー利用者に不足しがちな栄養素を補い、調理が簡略化できる冷凍食品の拡大を図り、利用者への冷凍食品を含めた食支援提が継続して行われ、(新規)利用者の増加にも対応ができている。
指標フードバンクふじさわ 各パントリー月当たり利用者数合計 2024.3 200世帯
目標値・目標状態フードバンクふじさわ 各パントリー利用者に冷凍食品が行き届く状態にする。
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察フードバンクふじさわのパントリーの2月利用者数は、242世帯、本年3月実績200世帯から42世帯の増となっている。 目標の250世帯には届かなかったが、今後も利用者が増加する傾向にある。 フードバンクふじさわでは、食支援をとおした伴走型の相談支援を活動の中心に置いており、利用者の増と共に課題を抱えた世帯の支援の増にもつながっている
2藤沢市社協とフードバンクふじさわの連携が図られ、孤食や偏食など食に関する課題を抱える生活困窮者自立支援相談対象者への冷凍食品の提供が円滑に行われている。
指標市社協の食支援利用者数 2023年度実績 延べ944件
目標値・目標状態市社協の食支援利用者数 2023年度べ―ス950件
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察市社協からの報告によると、食支援利用者の4月から2月までの実績は982件で、目標の年950件を上回っている。冷凍食品の取り扱いを開始したことから今後も更に増加する見込とのこと。食支援が自立相談支援のきっかけとなることもあり、相談支援活動への効果もある。
3市内子ども食堂に冷凍ストッカーや保冷バッグの無償提供により冷凍食品提供を行い、昨年6月に発足した市内子ども食堂ネットワーク活動への支援が図られている。
指標冷凍食品等寄付品の提供団体数 2024.3 10団体
目標値・目標状態冷凍食品等寄付品の提供団体数 15団体
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察ふじさわこども食堂・地域食堂ネットワークの参加団体は、2月時点で17団体と7団体の増、フードバンクふじさわとこども食堂・地域食堂ネットワークの連携による冷凍食品を含む定期的な食品寄付の仕組みづくりが進められていることで、こども食堂への支援が充実し、ネットワークへの参加団体の増加が想定されている。ネットワークの拡大は、食品提供の他、研修や情報交換の場でもあり、市内こども食堂の資質向上が図られるなど、重要な機関となっている。

アウトプット

1フードバンクふじさわのパントリーでの冷凍食品取扱量の増加 パントリー新規利用者数拡大
指標フードバンクふじさわ 各パントリー月当たり利用者数合計
目標値・目標状態フードバンクふじさわ 各パントリー月当たり利用者数合計 250世帯
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察フードバンクふじさわのパントリーの2月利用者数は、242世帯、本年3月実績200世帯から42世帯の増となっている。 目標の250世帯には届かなかったが、今後も利用者が増加する傾向にある。 フードバンクふじさわでは、食支援をとおした伴走型の相談支援を活動の中心に置いており、利用者の増と共に課題を抱えた世帯の支援の増にもつながっている
2生活困窮者自立支援相談者への提供数拡大
指標市社協の食支援利用者数
目標値・目標状態市社協の食支援利用者数 2023年度べ―ス950件
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察市社協からの報告によると、食支援利用者の4月から2月までの実績は982件で、目標の年950件を上回っている。冷凍食品の取り扱いを開始したことから今後も更に増加する見込とのこと。食支援が自立相談支援のきっかけとなることもあり、相談支援活動への効果もある。
3冷凍食品等の提供子ども食堂団体の増及び市内子ども食堂ネットワークへの加入団体の増
指標冷凍食品等寄付品の提供団体数 食堂ネットワークへの加入団体数 (現在13団体)
目標値・目標状態冷凍食品等寄付品の提供団体数 15団体 食堂ネットワーク加入団体数18団体(全団体中60%の加入)
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察ふじさわこども食堂・地域食堂ネットワークの参加団体は、2月時点で17団体と7団体の増、フードバンクふじさわとこども食堂・地域食堂ネットワークの連携による冷凍食品を含む定期的な食品寄付の仕組みづくりが進められていることで、こども食堂への支援が充実し、ネットワークへの参加団体の増加が想定されている。ネットワークの拡大は、食品提供の他、研修や情報交換の場でもあり、市内こども食堂の資質向上が図られるなど、重要な機関となっている。

活動

1 藤沢市と藤沢市社協が確保した拠点(湘南藤沢地方卸売市場内関連棟 約60㎡×2階)に、フードバンクふじさわ用として業務用大型冷蔵庫2台及び関係備品を無償貸与し、冷凍食品受け入れ量の拡大を開始。同時にフードバンクふじさわの5つのパントリーの内、設置可能なパントリーに冷凍ストッカーを無償貸与し、フードパンクふじさわの組織全体の冷凍食品流通、保管機能の強化を実施。冷凍車の導入までは、運送業者への配送依頼により引取り量の増に対応する。
活動結果計画通り
概要フードバンクふじさわの新拠点に自然冷媒の業務用冷凍庫を設置(5月31日・3台設置で計画容量を満たす)。フードバンクのパントリー拠点へ冷凍ストッカー4台の貸与を実施。冷凍車の納車までは、運送業者への依頼を計画していたが、運搬、保管、配分の体制づくりに向け、当団体と藤沢市社協との連携により、レンタカーで冷凍食品の搬入を行い、ボランティア協力を含む体制の検証を行った。冷凍食品の取扱量を2月現在前年度比で2.65倍(1.9t→5t)に増加。
2 藤沢市社協への冷凍ストッカーの無償提供を行い、生活困窮者自立支援相談者への食支援に冷凍食品の配布を開始。また、市内子ども食堂ネットワークと連携し、市内こども食堂に冷凍ストッカーの無償提供の案内を行い希望団体への貸与を開始。同時に配分希望団体への冷凍食品配布を開始。
活動結果計画通り
概要ふじさわこども食堂・地域食堂ネットワークを通じて、こども食堂運営団体へ冷凍ストッカー3台を貸与(7月24日)。市社協への貸与及び冷凍食品の提供は、調整により冷凍食品の取り扱い量の検証後とし、2月に冷凍ストッカーを貸与、冷食の取り扱いを開始。こども食堂への冷凍食品提供は、ネットワークを通じて8月から実施し、2月現在デ15団体に提供を行っている。(ネットワーク未加入の1団体にも提供。)
3 冷凍車を購入、フードバンクふじさわに無償貸与し、冷凍食品の運搬体制の強化に向けて、当面の間は人的な応援を行い運搬の仕組みづくりの支援を開始。
活動結果計画通り
概要冷凍車が予定より1か月早く9月6日納車となり、9月の冷凍食品提供から活用できることとなる。冷凍食品の運搬等の検証を踏まえ、当団体と藤沢市社協が連携、役割分担により支援を行い、フードバンクふじさわの運搬、保管、配分の体制づくりを行った。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

 物価高がフードバンクふじさわ利用者の生活に大きな影響を与えていることから、レンタカーの利用想定からの減少などにより、資金計画を変更してパントリー利用者へお米を中心に購入による提供支援を実施した。この休眠預金の活用による支援が2月で終了することから、藤沢市にこの状況を藤沢市に報告したところ、藤沢市と藤沢市社協が協議し、協働でお米の購入を行いパントリー利用者に提供を継続することとなった。
 購入量は子ども食堂への提供も含め6.3tで、月5キロずつ3か月に渡り提供する予定となっている。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

 冷凍食品の受入れ機能が整備され、取り扱い量が増加するのと同様に、拠点ができたことにより、常温保続の通常のフードドライブ品、農家からの野菜、企業からの防災備蓄品等の提供も増加し、既に拠点がスペース不足になって来ており、今後の保管場所の確保が課題となっている。
 また、一方で、食品寄付は潤沢な状況になったが、フードバンクふじさわの運営資金の不足が課題となっていて、今後法人化(一般社団・現在任意団体)により、資金調達の幅を広げていくとのことだが、藤沢市、藤沢市社協と連携して財源の確保についての支援が必要と考えている。

外部との連携実績

1活動藤沢市社協との連携
実施内容定期的な会議の開催
結果・成果・影響等拠点は市社協が確保、設備等を当団体が整備、運搬などの運営体制支援は協働で行うなどの役割分担で、成果をあげられた。
2活動こども食堂ネットワークとの連携
実施内容こども食堂ネットワークの世話人会への参加、冷食を中心とした書品提供の仕組みづくりを提案
結果・成果・影響等こども食堂のネットワークのSNSを活用した情報提供により、迅速に寄付食品の提供が実現した。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

冷凍車の納車式の写真を、JANPIAのロゴとともに、ホームページに掲載しました。

広報制作物等あり
内容

当法人の広報誌「花どけい №104」にフードドライブを一番館で受け付けている内容を掲載しました。
また、「フードバンクふじさわ第5号」においても、フードバンクふじさわの倉庫が藤沢市湘南藤沢地方卸売市場へ移転した内容を掲載しました。

報告書等あり
内容

フードバンクふじさわの活動報告会(総会)の資料には、2024年度活動計画の中に休眠預金を活用した支援を受けることが記載されています。

イベント開催等あり
内容
10/12.13に開催される藤沢市湘南台公民館まつりにおいて、湘南台地区社協と連携してフードバンクふじさわのブースを設け、休眠預金助成の支援についてもPRを行いました。また、11/16に地域交流の場として開催された、当法人主催の秋フェスというイベントで、フードドライブを用意し、休眠預金活動のPRを行いました。

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容

ホームページURL:http://www.npo-fuji.com

変更があった規程類に関して報告しましたか変更があったが未報告
内容

報告漏れました。ホームページには最新版をアップロードしています。

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

社内連絡ツールや電話及び面談を行う等の方法があります。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

外部理事の方数名に監査を依頼しています。事業報告、現預金の確認、帳簿類の確認など。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

 本助成を活用させていただき、フードバンクふじさわ等市内で食支援活動を行う団体に本当に有効な支援の仕組みが作れたと実感しております。昨年の同時期には拠点での活動がこのようになるとは想像しておりませんでしたが、今はあの単なる倉庫のようスペースが見違えるよに冷凍庫などの設備が配置され、立派な食支援の物流と活動者達の交流の拠点となっています。ありがとうございました。
 これまで、伴走型でご支援いただきましたフードバンクかながわのスタッフにも感謝申し上げます。
 前述のとおり、フードバンクふじさわの活動が益々重要になる中、その活動資金に課題がある状況です。今後も有益な情報の提供をよろしくお願いいたします。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示