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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/02/12更新

事業概要

事業期間開始日 2024/04/22終了日 2025/02/28
対象地域埼玉県
事業対象者

・埼玉県下のフードパントリー団体
・子ども食堂
・子育て世帯、多子世帯・ひとり親家庭
・高齢者、障がい者、孤独孤立状態にある方

事業対象者人数

・埼玉県内フードパントリー23か所
・子育て家庭…10世帯40名(継続支援先:社協連携)
・子育て世帯以外…20名(継続支援先:障がい者支援センタ連携)

事業概要

1998年から無償食料支援(フードパントリー活動ですがフードバンク活動団体として農林水産省に登録されました)と食料支援時に行ってきた傾聴・ゲートキーパー活動(自殺防止活動)の経験を活かし、冷凍食品を埼玉県内のフードパントリー団体・子ども食堂・ひとり親家庭や多子家庭と子供・独居高齢者・障がい者・外出困難者に届けるコールドチェーンを確立させます。この度の資金分配団体としての企画(立付け)は私どもが机上で思案し長年実行できずにいた部分を解決するものであり、食材が良好な状態で安定して提供できる冷凍食品での食支援は大変有効な取組みと考えており、継続・発展につなげます。
①既存のフードパントリー団体のネットワークを活用して最終受益者に冷凍食品が行き渡る仕組みとして、親交のある埼玉県フードパントリーネットワーク様との連携やサポートとなるシステムの構築、および埼玉県内の子ども食堂30か所・各社協と連携する既存の支援先に冷凍食品配送を構築します。
②県行政・各市町の行政と連携を活かし、新たなコールドチェーンの構築に理解と支援をいただきます。
③神奈川~埼玉間の移送は軽冷凍車を購入し経験者が行います。さいたま市内拠点を新規開設(見沼区に選定済み)し県内各地に合計2台で配送します。
④子ども食堂や高齢者向けの冷凍食品を使用した新たなメニュー開発を管理栄養士が中心となり行い、夏休み期間には子供向け「食育」を行います。
このほか、最終受益者含めすべての関係先との対話や傾聴を行い、配送事業者とは一線を画す寛容で温かみのある支援とします。

事業の総括およびその価値

冷凍食品を生かした支援食品のレベル向上の事業名のとおり、支援先。最終受益者からは質の高い食品に対する御礼の言葉を様々場面でいただきました。言い換えますと、通常の支援食品には少なからず我慢を強いられる部分があったと見受けられます。このたびのフードバンクかながわ様から寄贈される冷凍食品は、賞味期限が優に1年以上あり種類も豊富で大変喜ばれる支援となりました。事業をすすめるにつれ、(公社)フードバンクかながわ様だから実施できた支援規模・内容だと感じ入っています。弊会は主に埼玉県内の3団体と連携して、貸与の冷凍ストッカー23台を使用した食料配送支援と、期間中さいたま市内にコミュニティフリッジを開設して冷食の配布実行しました。行政・経済団体・経営者団体や福祉関係団体と連携して事業を行うことができ、単年度だけでなく次年度も同様の活動を求められるまでになりました。今後も地域で連携しながら活動して参ります。

課題設定、事業設計に関する振返り

コールドチェーンの構築と冷凍食品のポテンシャルを引き出すためのメニュー開発を行いました。コールドチェーンの構築は冷凍食品を最終受益者が口にするまで-18℃を維持することが望ましく、温度管理・衛生管理の徹底に腐心しました。食料はフードバンクかながわ様から約5.5トンの冷凍食品をいただき埼玉県内の最終受益者に行き渡るよう配送・配布しました。精米等一部の食料は能登半島地震の被災地支援として提供しました。また、コールドチェーンの構築のひとつとして、誰でも利用できる冷凍庫としてさいたま市内にコミュニティフリッジを開設しました。県南部の配送の拠点でもあり、食料倉庫の役割をはたしました。冷凍食品を利用したメニュー開発は管理栄養士がリメイクレシピを含めて考案しました。冷凍食品だけでなく家庭にある食材を使用した実際的な誰でも簡単に作れる料理を心掛けました。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1・埼玉県内フードパントリーに肉・魚・野菜の冷凍食品をお届けして最終受益者の食生活の質が向上した状態 ・子ども食堂、子育て世帯、多子世帯、ひとり親家庭 、高齢者、障がい者、孤独孤立状態にある方が冷凍食品を使用して食生活の質が向上した状態
指標・配送の件数と満足度評価
目標値・目標状態・フードパントリー団体等23か所に冷凍ストッカーが行き渡る状態
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察夏場の事業実施に若干の不足(精米)があったものの、FBかながわより寄贈の冷凍食品は良質で量も潤沢(FBかながわより5.5t、自前0.5t)であり、埼玉県フードパントリー団体・さいたま市子ども食堂団体・県南西部フードバンクに万遍なく支援が実施でき、最終受益者の食生活の向上に寄与できた。次年度以降の継続については地域課題として、行政・企業団体・地域住民の連携と協力が不可欠のため、現状共有・他業種・多職種の連携を地域ですすめることが望まれる。
2埼玉県共助社会づくり課、さいたま市都市経営戦略部、さいたま市社会福祉協議会、さいたま観光国際協会と会員企業・埼玉ニュービジネス協議会と会員企業 新たに埼玉フードパントリーネットワーク(草場様)・NPO新座子育てネットワーク等の行政や企業・NPOと連携して支援が継続している状態
指標・行政との意見交換 ・気軽に相談ができる体制づくり
目標値・目標状態・行政や企業、フードパントリー団体等から冷凍食品や個別配送では第一選択と認められる状態
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察県・さいたま市・社協との連携はスムースに行うことができ、今後も同様の関係性が継続すると考えられる。観光協会・商工会議所等の経済団体や経営者団体には、食料支援を県内外で行っている団体と認知され、協力企業・協力者のご紹介があった。次年度は、県内のお祭りや商工祭等での移動子ども食堂(※子どもの名称が入っているが生活困窮者・障がい者・高齢者・被災者等のあらゆる層の食支援)の参加依頼がすでに5件あるなど、公共の催しで広く市民に活動をデモンストレーションできる状況にある。
3・受益団体等が冷凍ストッカーを使用して最終受益者の食生活が向上した状態
指標・貸与先23件が効率的な使用をする
目標値・目標状態・冷凍食品を利用したフードパントリー活動を月2回以上行う
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察目標をほぼ計画通りに実行できたと考える。貸与先すべてが冷凍ストッカーがあることにより、冷凍食品の受入れ量が増え、最終受益者の食生活向上につながったと回答を得た。課題として、23か所のうち、1か所のみ、公民館に冷凍ストッカーを設置しており、食料提供の性質(対象者・広報性)がこれまでと大きく異なると感じる。今後は公共施設への冷凍ストッカーの割合を増やすことでコミュニティフリッジの存在意義も向上して市民に広く認知され、普及し、各地への波及効果もあると考える。具体的には、公民館のほか、地域包括支援センターや、障がい者生活支援センターへの設置が望まれる。
4管理栄養士等を中心としたチームで、子ども食堂や高齢者向けのメニューを開発し有効利用がなされている状態
指標・開発メニューの周知
目標値・目標状態・冷凍食品を活用して常に栄養バランスや食材が効果的に利用されている状態
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察お腹を満たすだけでなく、食育につながる食料支援を実施できたと考えている。管理栄養士・調理師だけでなく、実際の支援に携わる介護士や介護支援専門員の助言や介護支援専門員協会役員の監修によるメニュー開発等、多職種による協力体制も効果があったと考える。

アウトプット

1・埼玉県内のフードパントリーや生活困窮家庭に肉・魚・野菜の冷凍食品をはじめとする新鮮な食材が届くシステムが確立された状態 ・子ども食堂を利用する方、子育て世帯、多子世帯、ひとり親家庭、高齢者、障がい者、孤独孤立状態にある方すべての方に肉・魚・野菜の冷凍食品をはじめとする新鮮な食材が届くシステムが確立された状態
指標実際の支援数
目標値・目標状態・冷凍食品が23のフードパントリー活動を行う団体に行き渡りコールドチェーンが確立された状態
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察FBかながわのご支援により計画通りに実行できた。
2行政・企業・NPOと連携が継続し良好な相互関係にある状態
指標・活動周知と理解、次年度等の今後の連携の見通し ・職能団体との連携
目標値・目標状態支援企業団体の維持、新たな支援企業の参加
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察単年度事業の活動周知や必要性がようやくなされた段階であり、次年度以降の継続性は食料提供数・量ともに現在では綱渡りの状況である。県内外での認知が少しずつ増え、遠くは愛知県の企業からの食品寄贈がある等、着実に応援団体が増えている面もあるため、引き続きの活動理解・新たな支援企業の開拓が必要である。
3・各受益団体等が冷凍ストッカーを使用している状態
指標・冷凍ストッカーの数
目標値・目標状態フードパントリー団体23か所で利用している状態
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察すべての団体が冷凍ストッカーを活用して日々の食料支援に従事していることから、目標を計画通り達成していると考える。
4冷凍食品を使用したメニューが子ども食堂や高齢者世帯で有効利用がなされている状態
指標利活用した数
目標値・目標状態フードパントリー団体23か所を経由して地域の子ども食堂や高齢者世帯で有効活用されている状態
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察子ども食堂では、提供した食材を使い、日常的にメニューのブラッシュアップをしており、年齢・属性に合わせた献立が提供されている。家庭においては冷食活用メニューのほか保健師の指導による食事方法等と組み合わせて積極的なメニュー提案がなされた。

活動

1⑴ 関係者会議、イベント内容・開催場所決定
活動結果計画通り
概要関係者会議・・・事務局・県庁・市役所・社協・地域包括支援センター・商工会議所・観光協会企業・経理者団体・職能団体等それぞれと70回程実施しました。 フードパントリー・フードバンク・子ども食堂・・・10回程実施しました。
2【冷凍食品の物流・保管強化】パントリーのネットワーク団体等と連携、冷凍ストッカーの貸与、配送開始、行政・メディアへの周知 テーマ「活動周知」
活動結果ほぼ計画通り
概要パントリーネットワーク団体との連携は、JANPIA事業での定期的な連携のほかに、県庁の会議・ワークショップ・農政局の会合等で顔を合わせることも多く、しっかりとした協力体制が取れたと考える。冷凍ストッカーの貸与は予定団体すべての配置が完了し100%の実施率である。配送はFBかながわ様より寄贈食料が月予定回数を計画より上回り多くの食材を県内団体に配布することが実行できた。メディアはJANPIA事業としては取り上げられなかったが、コールドチェーンの価値と冷凍食品のポテンシャルをテレビ記者(厚生労働分野担当)に説明する等、一定の周知活動は達成したと考える。
3【冷凍食品の物流・保管強化】フードパントリー・子ども食堂・高齢者等に食材配送 【冷凍食品の普及促進】独居高齢者・子ども食堂向け機能別メニューの開発 テーマ「活動認知」
活動結果計画通り
概要県庁の紹介によるフードバンク団体や子育て団体・居場所支援団体との協力もあり、食料支援を通じて、本事業の目的であるコールドチェーン構築と冷食のポテンシャル周知が計画通りに実行できた。
4【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、配送システムの強化・充実の構築・共助体制づくり テーマ「共助体制の確立」
活動結果計画通り
概要冷凍食品の利活用のため、基本的に厳守しなければいけないこと(1,冷食の配送時における温度管理の徹底 2,冷凍倉庫等保管場所の計画的な利用による冷食受入れの取りこぼしがない管理監督 3,最終受益者が冷食を口にするまでの温度・衛生管理の重要性の教育・研修・指導)に沿って、各地域の運送会社や食品会社の協力も得ながら、最終受益者に冷食が届き、食品事故が皆無で実行できた。
5【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、生徒・学生による物流の見学・体験・改善提案 【冷凍食品の普及促進】キッチンカーでの冷食イベント(食育の観点で実施) テーマ「夏休みの食育」
活動結果計画通り
概要キッチンカーを使用した移動食料支援(名称は分かり易いように「移動子ども食堂」としました)を実施した。商工会議所・観光協会・飲料メーカー・薬剤師会・大学・地域包括支援センター等と連携して実施した。当初予定の学生のみが対象の活動は、対象を制限しないのもとして実行した。
6【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、行政と社協との連携再構築 【冷凍食品の普及促進】高齢者向けの冷凍食品を使用したメニュー開発 【打合せ】4か月の振り返り・今後のブラッシュアップ・内容見直し等 テーマ「協力と改善」
活動結果計画通り
概要社会福祉協議会にコールドチェーンとコミュニティフリッジの説明・紹介を行い、地区社協から、食料品の受取りに来るなど、一定の成果が達成できた。
7【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、次年度につなげる配送体制構築 【冷凍食品の普及促進】災害時の冷食活用 テーマ「つなぐ」
活動結果計画通り
概要災害支援時の冷食のポテンシャルをメディアに発信したほか、次年度以降の食料確保を目的に栃木県・福島県の食料メーカー等を訪問して余剰品や規格外品の提供によるCSRを説明した。また、石川県被災地への冷食支援を実施し、地元社会福祉協議会から支援に対する礼状を拝受した。
8【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、次年度の食品確保につながる活動 【冷凍食品の普及促進】冷凍食品を活用した年末年始のメニュー開発 テーマ「広げる」
活動結果計画通り
概要冷凍食品の種類は都度変わるため、年末年始用メニューとしての提案は行わなかったが、通常メニュー「リメイクレシピ」を案内した。
9【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、冷凍菓子類の配送実施 【冷凍食品の普及促進】小児がん患者食支援(ドナルドマクドナルドハウスさいたま) テーマ「冷凍食品のポテンシャル」
活動結果計画通り
概要12月に毎年実行している小児がん患者へのクリスマスケーキ配布の単独支援を本年は改め、コミュニティフリッジに来た子ども家庭への先着配布とした。普段はお菓子の提供が少ないため、御礼の手紙をもらったりしたことから、心も体も満たす支援となったと考える。このほか、大宮区神社の例大祭に合わせた、移動食料支援を実施した。
10【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送、次年度の活動を見据えた企業団体の見学会 テーマ「続ける」
活動結果計画通り
概要次年度の継続活動として、県内企業団体・県外企業・紹介先等に経営者団体の支援や協力を得ながら、食料確保のための活動を行った。愛知県の企業から冷凍食品(ふるさと納税対象品)の提供を受けることができた。実績が知られると、検討中だった企業も参加しやすくなるため、今後に向けての第一歩となると感じている。
11【冷凍食品の物流・保管強化】通常配送 【冷凍食品の普及促進】冷凍食品レシピ集の作成 【打合せ】すべての関係先へのフォローアップ・報告・次年度活動の広報 テーマ「包括的支援から包摂的支援へ」
活動結果ほぼ計画通り
概要内部の共有事項として、これまでお付き合いのなかった先からの支援(できれば県外や関東以外)を増やし、広域でのやりとりが始まると行政にも県域での更なる強化を訴えることができるため実現を急いでいたが、愛知県でのネットワークができつつあるのでこの状態を継続発展させたいと考える。フォローアップは2月からすすめており、次年度からはJANPIA事業の有効性を課多所で発信しながら新たな活動に繋げて行きたいと考える。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

支援全般では年間約6トンの食料を配送・配布し最終受益者の食生活向上に寄与できたと考えます。夏のコメ不足ではフードバンクかながわ様のご尽力で3キロ個包装の精米をたくさんいただくことができ、とても意義の有る活動になったと感じています。ご対応に深く感謝いたします。気候も物量の大変厳しい夏でしたが米の代わりにめん類をいただきましたこともとても喜ばれました。特に子ども食堂では個包装で人気のあんかけ焼きそば等は普段の支援品にはない品とのことで、配送時に歓声が上がったと報告を受けました。
活動周知の観点では、とくに地域の企業・団体に対し、どのようなことを目的に考え・実行し・今後どのように継続していきたいのかを、正確に発信することに努めました。時間がかかることもありましたが、別の会合でお会いしたり回数を重ねるにつれて、「社会貢献を会社としてやりたいが何から手をつけていいか分からずにいた、すでに行っている活動であれば分かり易いから参加させて」「CSRになるからお手伝いします」「納税が最大の社会貢献と思っていたが、貴会の献身的な活動を見て気が変わった」等の話があり、周囲の変化を感じました。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

年間6トン程の規模の眇たる活動のため、割と利用者(最終受益者)の声が届きやすい立場であったと感じます。このような中での10ヶ月でしたが、当初は提供先の冷凍食品の取扱い(衛生管理)の教育(場合によって指導)に時間をとられ、支援に影響が出ることもありました。温度管理はもちろんのこと、床への直置きのリスクを説明し、パレットが無い場合は手配したり等、たいへん時間がかかりましたが、安全なコールドチェーンの確立に向けた第一歩を踏み出すことができたと感じます。食品事故をおこさない徹底したリスク管理のもとに、最終受益者には大変ポテンシャルのある冷凍食品に気づいてもらえたと思います。栄養価の変化が少なく、加工品と比べ食感や色の変化も少ないのが冷凍食品です。生もの・乾物等と組み合わせた効果的な冷食の利用が増え、コミュニティフリッジにおいては、これまでのレトルト品を上回る人気となりました。コールドチェーンの構築にむけてはじまつたこの活動が確立されるまでは、まだ時間が必要と思われますが、次年度以降はこういった最終受益者や関係者の意識の変化をしっかり捉え、継続するための活動がとても重要になると感じています。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

事業活動の発信・・・ペーパー説明で終わらせず、目的・実際の活動・最近の課題・伝えられる範囲での最終受益者の声・休眠預金事業で解決できる課題をセットにして折々に発信することが重要とわかりました。経済活動と違い活動を公表していても、何をやっているか分からいと感じる方はいるようです。一見食料支援とは無縁と思える会社等にも活動をご案内することで量の多少はあっても協力してもらえます。コミュニティフリッジ隣接のビルオーナーは当初、活動理解はありませんでしたが質問には説明を尽くすことで、堪能な外国語を活かして外国人家庭への配布に協力頂いています。
関係者との状況共有・・・1人の食材希望者が県内の複数のフードバンク・パントリーに連絡をして食料の提供を受けていることに行政担当者が気づき、急遽複数団体で会議を行いました。提供拒否の厳しい意見も出ましたが、結果として、複数疾患のある○○症の方とわかり今後は福祉課も交えた対応となりました。この件は個別支援で対面したことから状況を感じ取った支援員の判断が間違いのない対応に繋がりました。私たちは単に食料を配送するだけでなく多職種連携で生活を見守る役目も感じました。

外部との連携実績

1活動行政・経済団体・経営者団体・地域の福祉関連団体との連携活動
実施内容県庁・経済団体・経営者団体・観光協会・職能団体等にJANPIA事業の活動内容説明および支援依頼・次年度の継続重要性を訴求
結果・成果・影響等すべての団体にJANPIA事業について理解をいただき、それぞれ効果的な支援をいただいた。なかでも、経営者を集め事業の説明をする場を設けていただいただき、振り返ると以後の重要な協力の広報となった。県庁では日常的な意見交換のほか、食料支援依頼について具体的な提案があった。
2活動障がい者施設・介護施設での食料配布
実施内容外出困難な方や障がいにより日常生活が難しい方に食料を配布
結果・成果・影響等当事者の外に、施設職員・利用者・入居者の家族にも活動が知れ渡りボランティアでお手伝いいただいたり良好な関係を築くことができた
3活動農林水産省事業委託企業
実施内容ボランティアおよび事業実施保険の現状調査協力依頼
結果・成果・影響等寄贈食料の保険について保険料は売価を設定するため無償提供食料であってもメーカー価格等を参考に値付けが必要で保険料が高額になることを課題として申し述べたところ、分科会にて情報共有いただき、課題解決に向けて立て付けの調整方向にあるとのこと
4活動教育機関との活動
実施内容次年度の連携について懇談
結果・成果・影響等2025.1月打合せ実施 3月打合せ予定
5活動保育施設との活動
実施内容次年度の連携について懇談
結果・成果・影響等2025.1月打合せ実施 3月打合せ予定

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

2024.4 JANPIA事業開始のお知らせ プレスリリース 埼玉県記者クラブ・さいたま市記者クラブ・川越市記者クラ
2024.7 コミュニティフリッジ開設のお知らせ プレスリリース 埼玉県記者クラブ・さいたま市記者クラブ
2025.9 移動食料支援(キッチンカー)のお知らせ プレスリリース 埼玉県記者クラブ・さいたま市記者クラブ
2025.12 移動子ども食堂のお知らせ プレスリリース さいたま市記者クラブ
2026.2 移動食支援(キッチンカーイラスト表彰式)お知らせ 埼玉県記者クラブ・さいたま市記者クラブ

報告書等なし
イベント開催等あり
内容
武蔵一の宮大宮氷川神社大湯祭 移動食支援(キッチンカー)デモンストレーション 食料140kg配布 参加者200名 関係者15名
移動食支援(キッチンカーイラスト選考会) 参加者14名
移動食支援(キッチンカーイラスト表彰式) 参加者45名

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口およびメールアドレスを設置

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

会議・打合せにおいてコンプライアンス研修・倫理研修を実行

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監事による監査の実行

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本事業を通じて地域課題として認識して活動することは、困難さは多少あっても目的・望む未来等のビジョンを伝え理解してもらうことができれば、積極的な支援でないとしても潜在的な支援をいただけることを実感しました。一方で、広報やPRについては経験者や専門家に入ってもらうことが必須と感じました。主要関係者がそれぞれ、地域のオピニオンリーダー等に案内したり、各分野で活躍している方にお話する機会を得ましたが、この対応を経験者や専門家が行っていればまた違った未来があったと考えると悔やまれます。
また、活動を少しでも知ってもらい効果的な支援や来る次年度への支援につながると、日々走り回りましたが事務局としての機能が後回しになってしまったことは否めず、もう少し事務処理に人員を割くべきだったと考えています。伴走支援や月に数回web・電話等で相談できるようなシステムがありましたら利用してみたいと思いました。また地域課題解決に有効だからJANPIA事業の現事業を説明してほしいと言われ出向いたこともありますので、県や地域単位でお話を伺う機会があるとよいと思いました。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

イベント実施時に表示