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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/02/12更新

事業概要

事業期間開始日 2024/04/24終了日 2025/02/28
対象地域東京都日野市、八王子市、多摩市、立川市、昭島市、町田市、小平市、三鷹市、武蔵野市、府中市、稲城市、瑞穂町、国分寺市、福生市、羽村町
事業対象者

①ひとり親家庭:ひとり親家庭支援団体の利用者
②子育て家庭:各市の社会福祉協議会、児童福祉施設、子ども食堂利用者
③若者:各市の社会福祉協議会利用者
④高齢者:各市の社会福祉協議会利用者

事業対象者人数

①ひとり親家庭:800人
②子育て家庭:3000人
③若者:700人
④高齢者:2000人

事業概要

コロナ禍や物価高により困窮・孤立化が拡大している。特に子どものいる困窮家庭においては、生活基盤である食料の質・量の低下と、就労・教育の状況がひっ迫している。これにより、地域社会の安定化が阻まれている。要因として、就労機会の少なさ、教育コストの高さ、及び、子どもを育てながら働くための社会インフラの少なさが挙げられる。同様に高齢者・若者・外国人生活困窮家庭も物価高の影響にさらされている。
こうした状況下、コロナ禍以降物価高騰・経済の回復等により食品企業からの寄贈量が減っている。本助成金を活用し、東京多摩地域で、ひとり親生活困窮家庭などの生活状況に応じた提供食品の質の向上を図るため、冷凍食品のコールドチェーン(物流・保管機能)の強化・充実を図り、品質が保持された状態で届く仕組みをつくります。そのために、以下の対策を講じる。
(1)動地域での冷凍食品を含む食品支援を順次開拓していくために、現場を知る行政や社会福祉関係者と連携した計画を立て実行。
(2)食品寄付量が減ってきている状況にあって、必要な場合は食品を購入し補充。
(3)冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫の確保、及び大型冷凍庫の設置。
(4)実行団体が冷凍食品を使用する受益団体への冷凍ストッカーを無償貸与。
(5)冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入。
(6)子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの共有および開発。

事業の総括およびその価値

(1)活動地域での冷凍食品を含む食品支援を順次開拓していくために、現場を知る行政(日野市・八王子市など)や社会福祉関係者(フクロウハウスや立川みらいなど)と連携した計画を立て実行した。
(2)食品寄付量が減ってきている状況にあって、必要な場合は食品を購入し補充した。
(3)冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫の確保。
(4)冷凍食品を使用する支援先団体へ、冷凍ストッカーを無償貸与(18団体)
(5)冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入をした。
(6)子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの共有および開発した。(メニュー:アップロード済)
上記取組により、冷凍食品支援を積極的に推進することができた。これにより受益者側も冷凍食料を以前よりも大幅に活用することができたと考える。

課題設定、事業設計に関する振返り

①課題:当初の課題は、「構築したコールドチェーンをフル稼働させるための更なる冷凍食品の確保、支援食品の充実と拡大を目指す」としたが、設定通りの結果を得ることができた。
②事業設計:1つ目として、生活困窮子育て家庭の食生活の改善とくらしの安定化をはかるとし、多摩地域において子育て生活困窮家庭に対する緊急的な食支援を実施した。結果、各家庭での食生活が改善され、くらしが安定した。2つ目として、生活困窮高齢者及び就職氷河期世代の若者世帯への食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善された。
③振り返り:事業設計の上記2点について、その役目を果たすことができた。ただ今後は、このコールドチェーンの継続性(資金・人・食品の確保)が最重要課題である。長く続く物価高により、困窮家庭が減るとは考えにくく、私たちの活動の重要性は今後も増していくと思われる。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

11.生活困窮子育て家庭の食生活の改善と地域の安定化 東京都多摩地域において、子育て生活困窮家庭に対する緊急的な食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、当該家庭の子どもの学習意欲が向上する。
指標①支援世帯数 ②提供食品重量 ③子どもへのアンケートによる学習意欲の変化 及び、支援者へのヒアリングによる子どもの学習意欲の変化
目標値・目標状態①世帯数=3000世帯 ②提供食品重量=108,000キロ
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察①支援世帯数:3,500世帯(支援世帯数は計画を超えた) ②子育て世帯への提供食品重量:21,000キロ(提供重量は物価高による影響で未達成だった) ③家でまともにご飯を食べれてないお子さんが見受けられるので、教室内に自由に食べていい食べ物やお菓子をおいてます。食事を提供することで、学習意慾がましている、との回答があった。引き続き、継続支援をしていきたい。
22.生活困窮高齢者及び若者世帯への食支援を実施することで地域社会の安定化 対象地域で、生活困窮高齢者及び若者世帯に食料支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、地域の安定化が促進される。
指標①対象世帯種ごとの支援世帯数 ②提供食品重量 ③満足度
目標値・目標状態①世帯=1500世帯 ②提供食品重量=54,000キロ
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察①支援世帯数:1,900世帯(支援世帯数は計画を超えた) ②高齢者・若者世帯への提供食品重量:11,400キロ(提供重量は物価高による影響で未達成だった) ③物価高の中においてまともな食生活をしていない中、フードバンクTAMAからの食支援によって、食生活は非常に改善され、満足しているとの声が多く聞かれた。こちらも引き続き、継続支援をしていきたい。

アウトプット

11.生活困窮子育て家庭等への食品(冷凍食品を含む)提供で、当該家庭の食生活の質の向上が期待できると共に、地域の安定化が醸成される。
指標①食品(冷凍食品を含む)の受贈量・配布量 ②食生活の質の向上
目標値・目標状態①受贈量・配布量=120トン
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察①事業期間中のフードバンクTAMA全体の受贈量:147トン・配布量:135トン ②冷凍食品の提供等により、食生活の質の向上が図れた。
22.生活困窮高齢者及び若者世帯への食支援を実施することで、当該家庭の食生活が改善されると共に、健康効果が図れる。また、地域の安定化が醸成される。
指標生活の質の向上 子どもの学習面のプラス効果
目標値・目標状態1500世帯
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察支援先世帯数:1900世帯 学生の立場にある方々から、食の不安が改善されたため、安心して学習に打ち込めるようになったとの声がでた。

活動

1ひとり親生活家庭を含む子育て生活困窮家庭等に対し、冷凍食品を中心とした食支援を実施する。日野市においては市内5箇所の社会福祉施設に冷凍食品を配布する。そのために冷凍庫を設置する。また、多摩地域に冷凍食品のコールドチェーンを拡大すると共に冷凍庫を設置する。
活動結果計画通り
概要冷凍食品のコールドチェーン(物流・保管機能)の強化・充実を図り、品質が保持された状態で届く仕組みを作るために、以下の対策をした。 (1)冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫の確保。 (2)冷凍食品を使用する支援先団体へ、冷凍ストッカーを無償貸与(18団体) (3)冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入。
2生活困窮高齢者及び若者世帯に対し、社会福祉協議会及び子ども食堂を介し、食支援活動を実施する。
活動結果ほぼ計画通り
概要生活困窮高齢者及び就職氷河期世代の若者世帯への食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、それぞれのくらしが安定化した。実績としては、支援世帯数:1,900世帯、提供食品重量:11,400キロを達成した。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

物価高により、冷凍食品が思うように集まらなく苦労した。しかし、いままでになかった冷凍食品の支援によって、食生活が改善された人が増えた。また波及効果として、冷凍食品の使いかっての良さ(生鮮食品では品質を保てない物が冷凍では可能であったり、正しく管理すればそのものの新鮮さが長持ちする点など)が改めて認識された。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

●生活困窮状態にある子育て家庭、高齢者・若者への食支援活動は今後も引き続き実施していくが、今般の物価高の影響は厳しさを増しており、食支援要求も度合いが増している状況である。
●連携する各自治体の福祉行政窓口、ひとり親支援団体、社会福祉協議会等との、効果的なプラットフォーム構築やモデル事業化(当フードバンク・社会福祉協議会・社会福祉施設・民生委員と協働したトータルな生活支援体制)の必要性が増している。そのために現在、日野市で実施しているフードパントリー事業(日野モデル)を、周辺各地にも広げていく取り組みが必要と考える。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

本事業を行ってみて、賞味期限の長い冷凍食品のロスがこんなにもあることを知り、大変驚いた。また実際に支援を始めたところ、賞味期限が長く使い勝手の良い冷凍食品は、受益者の方々に非常に喜ばれた。今後はさらに支援を広げていくため、ストックヤードの拡充も目指していきたい。

外部との連携実績

1活動各市の自治体、社会福祉協議会及び児童福祉施設と連携して食支援を実施する。
実施内容対象団体と連絡を密に連携し、顔の見える支援(必要としているものを届ける)に留意し活動した。こちらからこれをどうぞ、ではなく、それぞれの団体の活動とニーズを把握し支援することに努めた。
結果・成果・影響等168団体へ食品提供を実施。多摩地域における当フードバンクの認知度が高まったため、今後もさらに連携希望先が増加すると思われる。また、当フードバンクの冷凍食品取扱量がこの事業で増大したことも、大きな成果といえる。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

2024年度版年次報告書(3月末発行予定:まだ作成途中のためパワポデータ添付)

報告書等あり
内容

2024年度版年次報告書(3月末発行予定:まだ作成途中のためパワポデータ添付)

イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部通報規定を整備し、内部に窓口を設置している。本法人の役員及び職員は、不正行為が生じる恐れのある時、また生じた際には通報し、規定に沿って対応がさなれるようにしている。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

毎月の顧問税理士によるチェック(毎月作成の活動計算書チェック、帳簿・通帳等残高確認、出金内容確認)
3か月毎に一回の、当法人監事との会計監査(帳簿・通帳等の残高確認、出金内容確認、事業内容確認)
年一回の外部監査

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかはい

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

「多摩地域における困窮家庭などへの冷凍食品による食支援活動」におけるコールドチェーンの強化は、冷凍食品を寄贈した児童福祉施設やこども食堂からその評価は高く、本補助事業が時宜に適していると実感している。特に各施設へ冷凍庫が貸与されたことにより、冷凍食品の食支援が強化されたのは大きな成果と言える。
ただ改めて、冷凍食品を希望する声がとても大きいことがわかった。そのニーズに応えるため、これからどのように冷凍食品支援を増やしていくかが、今後の課題といえる。
その実現のため、更なる支援強化を求めたい。

シンボルマークの活用状況

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